「はだかの女王様」という童話はどうだろうか。
ある問題がある論法で上手く解決したとしてもそれで満足してはならぬ。 その論法をほかの問題に適用して誤った結論が導かれたならばもとの問題も解決していなかったと考えるべきだ。
書いても書いてもつぎつぎとレポートが出るのでいつまでたっても無くならない。
4時になって31日提出の実験のレポートのめどがついたから5月祭のピアノ演奏会を聞きに行ってきた。やはりまずはミスタッチをなくさねばならぬ。
もうひとつ思い出ばなし。高3の時と思うが模試の国語で、誰かは忘れたが高名な著者による特殊相対論に関する明らかに間違った言明を含む文章を読まされ「筆者は相対論がなにを言っていると主張するか」とかいう設問に答えさせられたので、先生に文句を言って会社に文句を言ってもらった。どうなったか記憶が無い。問題作成者は内容が間違っているとは思いもしなかったのだろう。
ま、国語の試験として、アホな著者がいかにアホな主張をしとるかを読み取る能力を測るのは至極もっともであるが、受験者への悪影響を考えるべきであった。
学校で哲学好きな足立君が『「知」の欺瞞』をみてどんな本?と聞くので概要をいうと「この前ドゥールーズを読んでいて数学について書いてあるところが意味不明だったから読むのをやめてしまった」と言っていた。
実験でデータをやたら沢山取ることに喜びを見出してしまう。だってグラフに綺麗に乗るのだ。
昼に食堂でカツ丼を食べようと席につくとカツが乗っていなかったので、うう、僕は裸なのだろうか、いや、そんなはずは、とか思い悩んだ。
そのせいか、午後の実験は調子が出なかった。
Runge-Kutta法とSymplectic積分法の比較
JavaScriptを使ってページ上で楕円軌道がrealtimeに! IEでもNNでも動くはず。
Feynman曰くチェレンコフ放射の放射角は電子が運動量が非常に小さい速さ c' の実光子を放出できるというエネルギー運動量保存則でも判る。夕食を食べながら細部をつめたら確かにそのとおりだった。
いまごろになって黒木さんの掲示板システムのソースを見てみた。おそるべき労作である。 ここのずぼらなシステムとは大違いだ。うまく設定ファイルを書けば日記帳にもつかえるだろうし、 書評掲示板もつくれるだろう。が、レポートをかくのが先だ。
先々週に引き続き豚じゃがを作った(先週はカレー)。前回味付けが薄すぎたので今回はちょっとおおめかな、というぐらいいれたらちょうど良かった。とてもおいしい。
祖母から電話があって曰く「今年はひきぬかれると思ってか、庭の花が綺麗に咲いてねえ。」
実家は死んだ祖父が二十数年前に新興住宅地に建てたものだが、父が建て替えるというのである。ちなみに父はますおさんである。
今日の光学の講義で長澤先生が「柏に作ろういうてるこの装置、100億円くらいするんですけど、高いのか安いのか、これより一桁高い計画もあったりして、最近落ちた牧島さんのところのアストロEも150億ですか。まあ、300億くらいあればみんな幸せに慣れるんですがね、ふふふふ」と楽しそうにおっしゃっていたので唖然。
書くべきレポートが山のようにある(物理学演習とか)。
ちょと下にも書いたが、明日演習で前で話さねばならぬので(V(x)=V0(exp(-2ax)-2exp(-ax))の束縛状態を求めるというもの)合流型超幾何でめんどーだなーと岩波公式集とMathematicaを比べつつ式変形をしていると1時間以上かかってしまった。しかし出来てから考えると超幾何微分方程式の基礎から考えれば別に公式集を見るほどの事も無いし、差が整数の場合の特殊事情なども公式で具体的な形を見てから積分可能性を議論するから問題なのであって、一般論だけで一瞬で排除できるのであった。
以上より自戒を込めて:公式集のどこに答えが載っているかを知っている場合は自分で考えたほうが様々な意味で良いに決まっている。
雨の中自転車にのってきたらずぶぬれになった。
それは兎も角、SW理論というか場の理論的にR4のexiotic微分構造というのは捕らえられているのだろうか。聞いたことのある単語をならべただけなので自分で考えられないので、他力本願。
実験は7時まで。なかなか上手くかつ面白くいった。ICでストップウォッチを作った。
調子に乗って Comm. Math. Phys. 117 を借りて帰ってきたらそうそうたる執筆者の面々。
理学部のパーティが植物園であった。ビールを2杯飲んで雨の中家にかえって1時間昼寝。昔と違って飲んでも激怒しなかったが父の遺伝で眠くなるのである。
兄が置いていった国粋雑誌SAPIOのゴー宣を読む。Aが「B。C。」と発言してBが批判されたがその批判は的外れだ。よってCも正しいのだ。というナメた論理を何度も振りかざすので呆れた。読者を愚弄するにも程がある。まああの連中は例えば日本に誇りを持つことと日本が過去に恥ずべきことをしたことなど本来ふたつのことをねじまがった特定の関連をつけてしか考えられないアホなので仕方がない。大体ほんもんの大和魂をもっとんやったら昔のことの責任をとって腹を切るのが筋とちゃーんか。
来週の演習で4を前で話すのだが合流型超幾何がいるじゃないか. すかん.
しょすたこヴぃちの「前奏曲15番」を弾こうとしてみた。ワルツなのにグロい。
LANLの敷地まで山火事が飛び火しているそうな。
[peu]で発言するのは緊張を伴う。
すこし苦労して理論と実験がぴったりあうのは楽しいことだ。がピアノを弾く時間が短くなるのは困りものだ。
実験が6時までかかるのは構わないが読書の時間が減るのは難点。夕食の後ピアノをひこうと行くとどこかのサークルが占有していて弾けないのも困り者だ。
悟さんはロリコンだからK会で働いているのだろうか.
社会人の兄が「ちょっと遅くなったから泊めてー。で、手持ちの金がないから、タクシー代、家の前で払ってくれ」だって。一体どーゆーせーかつをしとるんだろーか。
駒場の学生課に用事があって行く。ついでに数学科にいって三枝君に500円でいなば和幸のスタンプカードを売る(あとスタンプ2つで無料でとんかつが食えるのだ)。
数学科の図書館でなぜか本郷の物理の図書館にない Dirac の "Lectures on QFT" をパラパラとめくる。くりこみをWilson的に捉えていたのだが、どちらが先か?あと Bogolubov の「場の量子論の数学的方法」の第2版「General Principles of QFT」が最近出版されていることを発見。これは物理図書館にもあるらし。
2食で夕食を取っていると岡村君に遭遇。Lorentz群と一次分数変換群の(ほぼ)同型を宣伝。
渋谷まで歩いて山の手で帰る。大塚駅降りたところで村田さんに遭遇。世間話をする>手塚くんによればぼくの自己主張に反する行為である。
ひも関係を読んでいて「いずれ電子の質量も計算できるだろう」との希望的観測が書いてあった。そこで去年永長先生に「統計力学ではボルツマン定数の計算をしたりするんですか?」と聞いたとき「そういう具体的な値を計算するのはとても難しいが、種々の具体的な量の間に計算し得る関係式が物質にあまり依らずになりたつのでそちらに今は興味があるのだ」といわれたことを思い出した。まあ、ひもが上手くいったとして電子の質量は多体問題ではなさそうなのでなんとかなるかもしれんが、それでも手では不可能な猛烈な数値計算が必要なわけで。
大学でピアノを弾いた帰りに成本さんに共同印刷のあたりですれ違う。うちにお邪魔する。妹さんと同居しているとか。本棚には医学書とパソコン書が等量ならんでいた。
考えることを探している人に:2000年5月添削問題
複素において非負とは? と質問があった. 非負実数に訂正. というかdiagonalに出来ればあとは簡単.
父とサイクリングに行って目的地でパンクさせてしまったので帰ってくるのが大変だった。
おととい篠田から電話、灘の文化祭に行くかと。面倒くさいのでいやだというと昨日篠田がうちにくることになった。出た話の中でもっとも意味のない話:ラブひながいままでの類似(ああ女神様、天地無用)とどのように違うか。理由付けをきっぱりあきらめたところにある。
複素対称行列 M はユニタリ行列 U を上手く選んで UTMU が非負の対角行列にできる、というのはどう証明すればいいだろうか。
悟さんの要望に答えてδ関数の積分表示としてのLagrange未定乗数
先週の木曜にプリンタを買った(Canon BJ-F210)。池袋のさくらやに行って、自転車の片手に下げて片手運転で家まで帰ってくると手がちょっと疲れた。
5時間前、西田が「レポート印刷させてくれ」と来た。代金は僕と歓談することでよしとする。
その他プリンタの無い人で印刷したかったら僕に言ってくれればなんとかするかもしれない。
プリンタ君も頻繁に使ってもらったほうが喜ぶだろうし。