プリンタはインキがなくなっていただけでした。お騒がせしました。しかしある日突然まるで出なくなるのはびっくり。
冬学期実験の説明会で宇宙線のμ粒子の寿命を地上で測定する話を聞いていて「どうやってどこでμが生成されたと測るんですか?」と間抜けな質問をしてしまった。
しかしいまから何秒後に崩壊するかは確率的にせよ予測できるのにいまから何秒前に生成されたかまるで予測できないのは変だ。
LEP には検出器がいろいろあるのに ALEPH しか refer しないのは良くなかった。ごめんなさい。 以下9月5日の seminar 発表が読めるページを検出器ごとに列挙:
Higgsに関しては各検出器の結果をまとめたこいつをみるのが良いと思います。プリンタの調子が悪く黒が出ない。(赤青黄は出る。)どうやってレポート出せっちゅーねん。
おひさまがのぼって朝ご飯に本当に炊き立てのご飯数膳(おこめ1カップ)と納豆を食べた私は活動限界なので寝ます。
眠れなかったので夜中まえから気になっていた
多項式増大くらいなんなとFourier 変換できるのになぜ紫外発散というのか、ループをまわる運動量を k として exp(iaμkμ) を形式的に付け加えてあとで a→0 とするとどうなるかを計算しているとこの方法では量子異常がいつも消えてなくなってしまったら朝になっていた。というわけ。いや、そりゃ、無限遠でやばい Fourier 変換は超関数扱いなので、0での値を問うのはなんせんしかるだとは思うんだけどね。だめだ、考えると眠れない。
自転車でそこいらを走っていると、至るところでお祭りをやっている。ちいさな神社がたくさんあるのだ。
西田が「千石ラーメンという店に連れていってやる」というので行って来た。すぐそこ。ま、不味くはない。(てゆうか、店屋のラーメンの水準をしらないのでなんとも言えない。)大学の食堂のよりはおいしいと思う。
で、食べ終わって西田が「うー頭痛い。僕あぶらっこいの食べると頭痛くなるんよ。」なんだか間抜けだ。
実は去年の夏も Higgs 騒ぎがあって、結論は ALEPH のこれなのだな。このころの情報は僕が仕入れたのではなくって、KEK の尾田さんの日記によっております。無断リンク。きゃー。2つのトラぺをみて違いを判らないでいて騒いでいてよいものか、と書いている僕が一番騒いでいる。勉強しなさい。
Feynman が Cornell の食堂で学生が円形のトレーを回転させて投げたのをみてその wobble と spin が wobble 2 回の間に spin 1回と後で計算して Bethe に告げてそれがどうしたといわれた話は僕には有名だが、計算したことがなかったのでやってみると簡単。ただわざわざ Feynman はラグランジアンでやったそうだぞ。あと手元のコルクの鍋敷を投げて実験してみたけど速すぎてよう判らん。
問題の9月5日のセミナーでの ALEPH の発表。2Mbyte 強あるので注意。
Can neither claim nor rule out that the excess observed in the Higgs search is first sign for production of SM Higgs.だとさ。レポートの細部がわかるほど勉強していないのが悲しい。
なんだこの、superstringtheory.com とかいうサイトは…
しばらく繰り込み群の思考を過剰適用して、繰りこみ的に自然な標準模型より細かいものを追求するのは馬鹿げていると思っていたけれど、流体がみな数個の現象論的定数でおおよそ記述できるというのは驚きであるがそれぞれ流体は別個の原子論的構造をもっていてそれを知っていることはそれ自身素晴らしいことであるように、標準模型より小さいところにまた簡明なものがあってそれが綺麗なものである可能性を信じることは出来る。
今日は雨だったのでハワイの習慣にのっとって学校はおやすみにした。
数か月振りにほうじ茶をきゅうすでいれた。
自己共役作用素のスペクトル分解は超準で出来なくはないと思うが、まるで変な証明。普通の証明(てきっといろいろあるうちのいま持っている本にのっている方法しか知らないけれど)も充分なにやっているかが良くわかる。
今日も一日を超準解析による関数解析に浪費した。ま、真面目に関数解析やったことなかったからまあいいや。有界対称作用素のスペクトル分解は一瞬でできる(多分)がそんなもの元から簡単だから。非有界になると手も足もでない。全く駄目だ。
大家さんちが子犬を買った。アパートなのにええんかいな。
あまりに何をしていいか判らないのでAlaogluの定理を超準解析で示す。我ながらあほだ。超準解析を思い出すのとコンパクト性の言い換えに2時間かかった。ま、結局 Zorn の lemma を使ってわけのわからない構成をするのを広大化の構成に押しつけているだけなのだが、本体の証明が自明になってしまうのは有難い。(もとからたいしたことはないかも知らんが。)
J.S. Bach "6つのパルティータ vol.2" 音楽之友社 (1997)
秋なので。「幻想曲はどうした」と F に言われたけど、譜読みはできてもそれ以上の練習は永遠にかかるので、他にも手を出そうかと。
今年最高の暑さだった昨日とは打って変わって、今日の昼間は透明な空にいわし雲、街路樹には涼風が舞っていて、季節の変化を告げていた。
それでも太陽は暑いし、向かい風があると自転車こぐのが大変。
「よーけ」「よーさん」というのは「たくさん」という意味です。
内輪の話を書くとき実名を出すものか迷う。
久しぶりに昔のバイト先に遊びに行って歓談する。そこで最近「えださん」と呼ばれている M 君から
N さんに「M 君は昔の立川君に似てきた」と言われたと聞いた。どういう意味なのか各自想像すること。M 君もう N さんでは物足りなくなったらしく(これは僕の判断)、いかんなあ。
あと Y さんは結局数論にしたとか、K さんは C* 星人になってしまって W* 星人の K 先生に破門されて海外に飛ばされたのだとか(適切な指導教官のもとに行かせてくだすった、というのが正しい表現なんだと思う)。
文句があるならメールしろ。善処します。
P.W. Karn, D.R. Starks and W. Zimmermann Jr. "Observation of quantization of circulation in rotating superfluid 4He" Phys. Rev. B 21, 1797 (1980)
低温のレポートは「 7K 以下で行われた実験の論文を一つ選んで解説せよ」なのである。
これは循環(速度を一周線積分したもの)が h / mHe4 の整数倍に量子化されることの実験的検証なのだが、どないして循環をはかるかというと、聞いて驚け、回転する円筒の真中にワイヤを通しといて、ワイヤを弾いたときのワイヤのうなりの振動数が循環によって変化するのを測定して逆算するのだ!(はじく、といっても磁場をかけておいてワイヤに電流を突然流してローレンツ力で弾く。) というわけで流体力学をほんのすこし勉強した。
手塚君が「よーけ」という単語を理解しなかった。それは兎も角、
∫-∞∞exp( -( x-a/(x-b)-c/(x-d) )2 ) dxが a,c 正なら厳密に求積出来るそうで、こりぁまいった。どの程度拡張できるか良くわからん。
9月になって生協食堂が夜も開いているので有難い。
いつのまにやら9月。昨日は昼間はずっと雨だったので夜が涼しい。
やっとローレンツアトラクタ(γ=10,b=8/3,μ=28)が単純な面ではないと確信。 とても薄いが激しくおりたたまっているようだ。