Dec 31 23:32

31日。さて、あと数十分で今年もおしまいなわけですが…

まどの掃除をするのに、新聞紙で拭くとインキの油でとても綺麗に仕上がるのだそうで、実際やってみてピカピカになってびっくり。ただ窓の内側はカーテンが汚れるそうです。

おせちをちょっとだけ手伝ったり、昨日ついた餅でのしてあった分を切ったり。

では、みなさま良いお年を。(はげしく雑な日記ですいません。)


Dec 30 23:25

30日。昨日から帰省。東京駅構内のカフェで朝食を取ったが、バリ風だかなんとかで、あきらかに日本人の店員どうしの会話が全てよくわからんアジア系の言語であったので非常に謎であった。客を案内するときは日本語になるのだ。関東は晴れて富士が綺麗だったが、西へ行くに従って雲が増え、大阪は冬空。山には雪雲がかかっていた。

本日は半自動餅つき機で正月のための餅をつく。もう一年たったとは信じられない、と月並みな記述を。

ともかく、今回の年末年始は穏やかでとても嬉しい。


Dec 28 22:42

28日。昨日今日と晴天が続いた。

昨日は学割を取りに学校へ。事務室が早々と昼過ぎに「窓口業務終了」の札を掲げていたので焦るが、あきらかに電気がついてまだ仕事をしているのでドンドン叩いて中に乗り込む。なんてったって学割は機械で自動発行なのだから、それほど迷惑はかけていないはずだ、と自己正当化す。

本日は散髪。店の人に乗せられて、新サービス?の頭の毛穴の油とりなるものをしてもらうが、突然ぶっとい注射器を持ってきたのでこれまた焦る。勿論針はついておらず、軟膏を髪につけずに直接頭皮に塗るための工夫だということだが、いやあ驚いた。

そのまま学校へ行ってFKと夕食。


Dec 26 22:56

26日。昨日の日記は兎も角として、

本日は良く晴れて空が青かった。その光景につられて暖かいかと思いセーター着ただけで外に出てみると強い風、少々うろたえる。

マクドナルドに久々に入って注文をしていると、すこしぼけたおばあさんが入ってきて「ここに団子はうってませんかねぇ」と着たので店員一同呆然。丁寧に近くの和菓子屋を教えていたので好感がもてた。

さて、そろそろ帰省なので学割を取るのを忘れないようにしないと。


Dec 24 23:53

24日。空は寒々としているが、昼ごろ大学へ出かける。公式のゼミは本年は本日で終了。

FKとM1部屋で雑談。Polyakov の 3d QED の閉じ込めの導出の話になって二人で感嘆す。場の理論にはDynamicsとSymmetryがあるわけだが、対称性の縛りが無いところでよくあれほどのことが出来るものだ。

人生いろいろですね。


Dec 23 23:13

23日。今日も休憩。久々に気持ちよく晴れた。よって洗濯をす。と言っても、乾燥機で乾かすのならば違いがないような気もするが、気分的に違うじゃないか。

ひさびさにピアノを弾いてみる。去年の今頃弾けなくはなかった曲を弾こうとして挫折す。練習しないと全然だめですね。とこれはあたりまえのこと。

来年のことを言うと鬼が笑うけれど、修論のテーマを何にしますかねぇとarXivをふらふらと眺める。Klebanovのここ数年の話、Strasslerの5年くらいまえの話など面白そう。


Dec 22 23:47

22日。今日も休憩。一日曇っている。外に出るたびにパラつき始めているように思えるが、結局雨には至らず。昨日の雨のため大学にとめてある自転車を夕方から取りに行く。トンボ帰りす。

ハーヴァードでは Dijkgraaf-Vafa 関連で碌でもないプレプリントが雨後の筍のように出ているのが鼻で笑われているとか。論文の質を上げなければ。

昨年のTime誌の People of the Year のネット投票の断トツ一位がMasashi Tashiroであったのは記憶に新しいが、これに懲りたTime編集部、今年のネット投票は雑誌側で挙げた十数人のなかから選ぶ形式にしたそうで。去年M.T.を一位に押し上げた勢力は当然面白くない、robotを使ってアラファト議長に票を山のように入れたところ、イスラエルのメディアが感づいてどうもあちらの右派も怒涛のようにシャロン首相に投票しているらしい。まさかこんな極東の島国のへんてこな人々がパレスチナ人の議長に投票しているとは彼らも思っていまい。

タイム誌を困らせるというのは悪くは無いと思うが、結果としてあちらの紛争に油を注ぐ形になるのはいかがなものだろうか。と思うのであった。


Dec 22 01:13

21日。まずは20日のことから。

朝9時ごろ起きて八重洲へ向かい、筑波センター行きの高速バスに乗る。軽い渋滞に巻き込まれて30分よけいにかかった。バスセンターで乗り換えて筑波大へ。生協の食堂らしきところでうどんを食べる。

14時から1時間セミナー。いろいろと質問も頂いたし無難に終わったのではなかろうか。火曜にいちど本郷で先輩方に聞いてもらってかなり加筆修正したのが効いたようだ。また、量を話そうと思ってマシンガンのように話しても聴いてるほうには無意味だとのH先輩の助言も有難かった。それに従ってスピードを0.8倍で、数枚トラペを省略す。

筑波のT助手のこだわりコーヒーをいただいた。手で焙って手で挽いて手で淹れる、とてもおいしい。いつものコーヒーメーカーのずぼらコーヒーとは別の飲み物であった。

さて帰りはバスで土浦まで出て、常磐線で上野へ。忘年会に30分遅れで参加してたらふく食う。一次会のおひらきのあとは洗いものもそこそこに、本郷通り沿いへ2次会にくりだす。日付が変わる頃に家に帰ってきた。とても長い一日であった。

さて21日は雨がしとしとと、家で休憩。夕方から大学へ出かけて、焦げ付いて水に浸けていた鍋など洗いものの残りを片付ける。昨日の残りのお酒を先輩方と傾けたり。

東工大のOさんの修論が Vafaのlarge N dualityのすこぶる良いreviewなのを発見したので印刷して帰ってくる。


Dec 20 01:13

19日。日記を書くのを忘れていたので寝る前に。昼ごろぱらついたが、本降りには至らず。曇っていた。夜帰りがけの話だが、大学構内のもみじか楓で、丁度枝の下に街頭があるからか一株だけまだ赤々と紅葉を見せているのを見つけて驚いた。

Newton祭に半分だけ参加。

トラペを印刷していて途中で一度プリンタに詰まったので焦ったが、なんとか最後まで印刷成功。あとは明日朝起きられるかどうかだけだが。

探してみるとN=1をtwistする話は既に論文があった。軽く読んでみたが、性質は書いてある範囲は予期していた通り。


Dec 18 23:23

18日。昼前は曇っていたけれど徐々に晴れて、夕焼けが綺麗だった。満月。

ゼミが終わると夜。N=1 SUSYがうまくtwistできない…

昨日だったか、「そして、教えて下さい」と言おうとしたつもりが、口からは「ソシエテ下さい」と出てなかなか面白かった。


Dec 18 00:04

17日。晴れて暖かい。心地よい秋の一日という風情。ただ風が強く、研究室の部屋の窓を開けるといろいろ倒れそうになってあたふたする。

トラペを先輩に見てもらったら字が詰まりすぎということなので頑張って減らそうと努力中。とりあえず一時間で終わるかどうかなど、発表の練習のために実際に喋ってみて聞いていただくことに。時間内でおわったのでよかった。有益なコメントも沢山貰ってとても有難い。

満月。


Dec 16 23:39

16日。今日は一日すこぶる暖かい。

お昼の昼食会、インフォーマルセミナー、金曜の紐セミナーのつづき、と瞬きする間に夕方になって、いろいろ雑用をこなしていたら9時過ぎ。

psからpdfへ変換すると原色ギトギトのままのファイルができた。


Dec 15 23:33

15日。注文した本の配送状況をネットで確認してみると、朝の9時に近くの営業所を出発したとあるのに、まるで届く気配がなく、どうなっているのだろうと日が沈んでからポストを漁ってみると不在連絡が入っていた。もうすこし早く気づいていれば今日中に手に入ったところだが、失敗。

"SYM on a 4-fold" が60ページ、"Integration over u-plane"が90ページですか。長いよう (´Д⊂ヽ

このあたりキチンと身につければ判るのだろうが、どうせWittenが論文を書くんだろうからナァ…


Dec 14 23:51

14日。のどかな冬の一日だった。今朝は氷が張るぐらいの冷え込みだったそうだが、僕が起き出したのは昼過ぎだったので。

トラペはほぼ仕上がったつもり。pdf形式に変換すると色がくすんでしまうのはなぜだろう?もとはもっと原色のギトギトなのだけれど。


Dec 14 00:51

13日。昼前に学校に出て行って、今日はセミナーづくし。

まずM1ゼミその3。Rabinoviciのこの夏のLes Houchesのレクチャーノートだが、マニアックでよい。

その後は金曜の紐文献紹介。本日はK助手によるCachazo-Douglas-Seiberg-Wittenだが、3時間たったところでボスの介入が入って水入り、月曜に続行ということになる。皆で弊店間際のモンテヴェルデに駆け込んでのんびり夕食。

あとは夏のケンブリッヂでの紐学会のビデオをDVDに焼いてみたり。自宅もADSLで2メガは出るのだが、画質が良すぎてリアルタイム再生が出来ない。先輩が全てダウンロードして保存してあったので、おすそわけしてもらった。占めて4Gbyte也。

"Lecture Notes on Chern-Simons-Witten theory" という本を注文。IASでのWittenの講義録らしいが、amazon.comでは酷評されていた。とはいえ、蒐集家精神は抑えがたく…


Dec 13 00:31

12日。晴れて夜は星と月が見事。すっかり冬だ。

来週のセミナーのためにトラペを書かねばならぬのでそれにかかりっきり。それに加えてM1部屋で議論などしていると一日は飛ぶように流れてゆくのであった…


Dec 11 23:54

今日こそ11日。晴れるが空気は冷たい。上弦の月。雪はほぼ完全に溶けてしまったが、店の前などその日に雪かきをして道の脇に固めて積み重ねてあったところなどに却ってまだ残っている。

昼は前回に引き続きポルチンぜみ。今回は上手く通過、どうも先週は準備不足でつっかえてしまってまわりに迷惑をかけた。今週はBKに与えられていた宿題、僕に与えられていた宿題がそれぞれ時間を食って新しいところに入らなかった。いやはや。

研究室の忘年会の準備など。


Dec 11 00:12

11日。まだ屋根や地面に雪が残る。太陽に融けてといを流れ落ちる水の音を聞きながら自転車をこぐ。

午後にPW Anderson氏に名誉博士号を授与する式典があり、聞きに行った。東京芸大のオーケストラのヘンデルを聴く事ができたのもよかった。お話はいつもの More is Different。

明日のゼミの発表練習をM1部屋で聞いてもらうなど。


Dec 10 00:54

ここのか。起きたら雪が積もっていて目を疑う。まだ昨日までは真冬の服装ではなかったので、重装備して大学へ行くため衣装ケースをいそいでひっくり返す。

なんでも都心で12月に積雪というのは10何年ぶりとか、調子に乗って拙い写真をいろいろ。 上野公園方面 安田講堂 三四郎池 赤門。赤門は帰りしに撮ったので真っ暗ですが。


Dec 8 23:43

8日。今日も2時前ぐらいまで寝ていた。雨模様だが仕方が無いので洗濯など。散髪に行きたかったが時間が無いので断念す。

随分久しぶりにマクドナルドなる所へゆくと、セットでポテトの代わりにチキンナゲットその他が選べるようになっていて多少とまどう。あそこはコーラとじゃが芋で稼いでいると聞いていたので、大丈夫なのかと心配する。

今日も鍋。平日は皆で食堂で食べてしまうこともあって料理はしない、というわけで昨日買った野菜を使い切らねばならぬというわけだ。といっても春菊が残ったが…

d=2 N=2の系に関しては'88〜'93ぐらいの蓄積が山とあるわけで、d=4 N=1にどれくらい応用できるかなぁと文献を眺めると、議論の半分ぐらいは一字一句使えそうな気配。なにか面白い事がわかりましょうか。


Dec 7 23:28

7日。今日はしとしとと雨。午後2時ごろのろのろ起き出して、カフェでブランチと称するものを食べ、夜の一人用鍋の用意を買って帰って来る。Cecotti-Vafa の t-t* fusion を読もうとするが、数ページでホットカーペットのあまりの心地よさに屈服、うたたねなど。一日休憩じゃ。

昨日はinformal研究会の二日目、僕の発表(例のDGLVZのreviewですが)も皆さんに楽しんでいただけたようで良かった。終了後畏れ多い先生方と本郷通りの店屋さんまで夕食に、ビールを飲んで酔っ払う。

さて、うたたねから起きたら筑波の素研からセミナーをしてくれとメールが来ていて、僕の詰まらんレターの話で1時間拘束するのは申し訳なくも思うのだが…ま、DVのレビューを中心に据えれば良いかな?


Dec 6 01:26

6日。秋の羊雲といった空で、手袋が無くとも過ごせる。

今日から二日間、本郷でDijkgraaf-Vafaその他informal勉強会ということで、日本全国から畏れ多い先生方が集結していらっしゃるのだが、如何せん僕はどなたがどなたが顔が認識できていないのであった。

さて明日の僕の発表はどうなることでしょうか…


Dec 4 23:36

4日。朝は雨、電車で行く。夕方にはあがって、冬の星空が綺麗だった。

昨日不思議な経緯で手袋の左を紛失したので、今日多少見てみたのだけれど見当たらなかった。う〜む。

今日はポルチンゼミで発表だったのだが、助手さんにコテンパンにされました。う〜む。3時間喋って2ページ進まなかったような。


Dec 3 23:30

3日。今日こそは一日晴れて秋の一日だった。と12月にもなって言うのも変だけれど。

そろそろ新々一号館の建設が始まって見納めになるので、上野公園の晩秋など。離れてみると調和がある。オマケに安田講堂前銀杏並木も撮ってみた。折角なので大学2年生のときだったかに撮った駒場の銀杏並木の連続写真などもリンクしてみる。

いろいろ読みたいものがあるのに、今週は発表が重なっていて読めないというジレンマ。

とある先輩と話していて、「あ、僕はそれは(相手の名前)さんの修論で勉強したぐらいなんですけど。」「じゃあ駄目だね。今の自分より深いことが得られるわけが無い。」「まあ、曇った鏡相手に喋っているようなものですか。」というのがなかなか面白かった。


Dec 3 00:41

2日。昼前に起きたときは見事な青天だったものの、徐々に薄く曇ってきて雨が通る。しかしお湿り程度でよかった。折りたたみも持ってこなかったことだったし。

銀杏並木も落ち葉が掃いて石畳の両側にまとめられてしまうといかがなものかという光景。

今日はvanさんが居たのでinformal seminarのスピーカーは突如英語で話す羽目に。といっても人事で済ませられなくて、金曜日に僕が喋るときも英語でなければいけないのかも知れず、乗り切れるのでしょうか。乞うご期待。