Mar 31 23:03

31日。 一日何もしない。

夜雷雨が通過し、空気が冷たくなった。


Mar 30 23:01

30日。今日は晴れ。お茶とコーヒーを買いに出掛ける。汗ばむほどの陽気。

また新宿某所に出掛けてE君ほかと四方山話。

夕食に行って帰る。帰りの道で俄かにかき曇り雨がぱらつく。一時はどうなることかと思ったが、降り出すには至らず無事わが家にたどり着いた。


Mar 29 23:02

29日。また雨。昨日が晴れたのは全く幸運だった。昨日の話題をふたつばかり。

なくしたと思っていた眼鏡が久しぶりに来たスーツの胸ポケットから出て来た。

卒業式のはじめに大学オーケストラによるバッハの管弦楽組曲第1番が演奏された。さて大学の卒業式という場で、古典音楽が、しかもヨーロッパの古典音楽がはじめに演奏されることについて考察せよ。

業務連絡: excite へ出したメールの不達連絡が帰ってきたので、対処法をなんとか連絡してください。


Mar 28 23:02

28日。卒業式日和。快晴である。

楠の葉の換わる春だ。散った古い葉が乾いて人がその上を通る。香りが立ち昇る。

理学部代表の晴れ姿を Uとみる。


Mar 27 23:04

27日。さて昨日からの雨は午前まで降る、夕方から晴れてきて今や黒い空に満ちた月が輝いている。

ちかくでアヤメが咲いていたように思うが、どうも季節がおかしい。

山手線の線路脇はハナダイコンが花ざかりだ。

昼から新宿某所に出掛けていろいろ質問する。ある本を買いたいが訳のほうが原書より2000円安く問題の解答までついているがどうすべきか、など。結局すすめられて原書を買うことにする。みなでトンカツ屋に行く。

Einstein eq. の厳密解をひとつ計算して確かめた。


Mar 26 23:15

26日。花冷えの花曇りだ。

ふらふらとご本を読む一日。


Mar 25 23:36

25日。天気はすこぶる良い。夕焼けが綺麗だ。大学の桜も満開だ。はらはらはらと散る。

久しぶりに論文をコピーす。


Mar 24 23:02

24日。天気は良いような悪いような。

ちょっとそのあたりを自転車で走って、近くの桜並木を見て回る。はらり、はらりと散りはじめては いる。桜吹雪となるのはまだ数日かかるようだ。道路の上で花びらが風に舞っているのを見るのは楽しい。


Mar 23 23:01

23日。東京へ下る。

大阪と横浜で通り雨にあう。そのあいだは見事に晴れていた。

大阪から東京まで徐々に桜が満開になってゆくのかと思っていたらそうではなく、 大阪で5分咲き東京で満開だが、東海道の途中はのきなみまだ3分咲きとかそのくらいで、 都市のヒートアイランドが効いているのではないか、などと勝手に想像する。


Mar 22 23:00

21日。今日はしとしとと雨。

昨日買ったショパンのCDを聞く一日。

ちょっと夕食を食べ過ぎて、おなかがいっぱい。


Mar 21 23:13

20日。朝から曇って、風が強い。

一家で車に乗っていると、突如目の前の路面に赤紫のちいさなバケツが現れたな、と思ったらガラガラと空のプランターやらなにやらが降ってきた。道に沿ったマンションの外階段にでも置いてあったのが強風で飛ばされたのだろ。タイミングが悪ければ事故って死んでいるところだ。

19日に上巻を買ったカール=セーガンの「人は何故エセ科学に騙されるか」の下巻を買う。主張は、科学者はそうでない人への科学の普及に努めよというものではあるが、アメリカのトンデモの事例集として面白いか、と。


Mar 20 23:05

20日。桜は枝に1,2輪。

夕方父が帰ってきて、前の道から「月の近くに明るい星があるので見てみろ綺麗だ」というので双眼鏡を持って出て眺める。ひとつきで天球を一周するんだからあと何分くらいで月の裏に隠れるんじゃない?とか話しながら月の角の低い側に寄っていくのを見ていたが、夕食なので家に入る。ご馳走様をして出てきたら既に月の明るい側に移動していたので、通過したあとだ。

夜のニュースによると土星食だったそうだ。福井県と神奈川をむすんだ線より北でしか食にならないということだったから、ぎりぎりをかすめていったのだろ。

昨日の数値計算の可視化を無意味においておく(400kbyte 弱あるのでご注意)。


Mar 19 23:23

19日。快晴。こちらは桜はまだ開かぬ。

昼はサイクリングに出掛ける。河川敷のサイクルロードなど。

2+1次元古典格子SU(2)ゲージ理論の運動方程式を数値的にパソコンに解かせてみて、結果はなかなか面白いけれど、プログラムの虫なのか見たいものを見ているのかわからぬ。さて実際やりたいのは 3+1 次元なわけだが、それをどう可視化したものか…


Mar 18 23:03

18日。お墓参りに行くときつねの嫁入りで風も強く、お線香に火をつけるのが大変だった。

昨日買ってきた低木を植える。


Mar 17 22:55

enisidamimosa

17日。国華園という庭木屋に行って、庭に植える低木を少し買ってきた。

庭でとれた少しのブルーベリーをリカーにつけて置いてあったので、ソーダで割って飲む。


Mar 16 22:03

16日。朝の空には霞がかかっているが、横浜のあたりからずっと富士が見える。

春の彼岸の施餓鬼ということで数年ぶりに行くも、最寄り駅で降りて北に行った記憶だけを頼りにしていると隣の駅まで歩いてしまい、引き返していると時間にぎりぎりになってしまった。

三段公園のミモザはもうほぼ満開である。


Mar 15 23:10

15日。早朝は雨が降ったが、昼には青空が広がる。大学へご本を返しに行く。

偶然Uに会う。今日の卒業演奏会には行くのか、といわれてやっと思い出す。1時間半ほどだけだが聞いてきた。

僕だって今年卒業なのだが、うちの学年は会長選びの際に2派が抗争した影響で正式に活動しているメンバーが半減したため、ずっとどちらにも属さず遠ざかっていた僕としてはここで演奏会に参加して片方の派に所属したようにみなされるのは嫌だったから、弾くわけにはいかなかったのだ。全く大学のサークルごときの会長職を争って何が楽しいのやら。

というわけで会場に足を運ぶのさえ億劫だったのだが、長いあいだ会を離れていて何も知らず参加した知人がいるとあっては仕方があるまい。ホールは市ヶ谷の教会のを借りて。

そういう政治的な面は兎も角として、ブーレーズのピアノソナタは良かった。だいいち、音からして違った。

卒業式での理学部代表が、生化の知人になったらしい。ま、めでたいことですな。

アジア旅行がえりの某から電話。


Mar 14 23:02

14日。家でふらふらと本を読む一日。久しぶりにプリンタを使ったら、はじめのうち黒インキが変色して綺麗な紫色が出た。

午後から雲が増える。雨は降り出さない。

大旅行帰りの親友のみやげ話を聞きに夕食に出掛ける。

論文の参考文献に、L. Carrol 著 「Through the Looking Glass」とあって困ったことだ。実家にはあったと思うが…


Mar 13 23:13

13日。院の入学手続きに行く。なんだか呆気なくて、なにか忘れていないか少々不安だ。

今日も良い天気だった。なぜかよく判らないが、家に帰ってくると急激な眠気が襲ってきて、昼寝してしまった。

あたりの桜も、もうつぼみがはちきれんばかりで、今か今かと待ち遠しい。


Mar 12 23:01

12日。コピーしたのを読んだり、久しぶりに滞独日記なぞ読んだりしていると、朝になってしまった。小鳥が啼いていた。

しかし長い論文だった。 (あまり関係ありませんが、どなたか Borel-Weil-Bott とは何か、何を見れば載っているか教えてください。そもそも主張すら定かにはわからない始末で。)

銀杏の散るのやら桜の咲くのやらを日々撮ってスライドにしてみたりしたが、同じことを人の顔でやってみるのも面白かろう。一週間に一枚として、年に52枚くらいか。まあ、いまから自分の老けていくのを記録しても仕方があるまいから、いずれ子供でも生まれたら撮ってみるか。

夕食を食べにいって店から出てくると、雨がぱらついていた。


Mar 11 22:51

11日。今日もよい天気。

昼から大学へ行ってコピーす。60ページ近くあったので驚く。

まだ建物内は暖房が入っていることが多いが、暑くてかなわない。


Mar 10 23:04

10日。

今日もいい天気だ。歩いていると春の香りがする。この近くはサクラソウをプランターに植えて並べてある家が多い。

三段公園のミモザはまだつぼみだそうだ。

大旅行中の友人から久々にメールが届く。街頭の Net Café からだ。思えば便利な時代に生まれたものだ。

数日前すこし調子に乗って某掲示板に例の常温核融合を「弁護する」投稿(といっても、現段階で読まずに否定するのはまずかろう、という程度)をすると、いやあれはパッと見てトンデモだ、という返答があって、さてどうしたものか。核融合に何度ぐらい必要かなどは知らないではないつもりだが、今回のセットアップでどの程度温度/密度が出そうか自分で計算したわけではないから確かに軽率だったか。Phys. Rep. の単泡音響ルミネッセンスのレビューを読めばいい加減な estimate はできなくはなかろうが、あまりそれに時間を費やす元気もなく。本当におもしろいことだけをおもしろがり、くだらないことをおもしろがって時間とエネルギーを消耗しないべきだ、ということでもあるし。と言い訳してみるが、話を振ってしまった以上責任も生ずる。

さあて、コピーしたい論文が出たから明日も学校に行くか。


Mar 9 23:05

9日。今日も青天だ。

特になにもしない一日。昨日借りてきた中世騎士物語を読んだ。


Mar 8 23:02

8日。快晴。この春の日差しを楽しめない花粉症の人達が可哀想だ。そういえば昨日駒場で満開のミモザを見たけれど、三段公園のミモザは今はどうなのだろう。

最近一瞬話題になって新聞にも出た、音響ルミネッセンスに伴う常温核融合に関する怪しい論文をコピーして読む。賛成派と否定派の両論併記なのが笑える。実際に実験していない僕としては黙るしか無いが。

Witten の論文を眺めていると、 Centauro への言及を発見。まさか奴が Centauro について語ろうとは予想だにしなかった。

なぜか図書館でブルフィンチの中世騎士物語なぞ借りて帰ってきた。実家にはギリシャ=ローマ神話のほうは僕が小さいときから会ったように思うが…


Mar 7 23:02

hanad

7日。うちの祖母はこれまでハナダイコンは見たことがなかったとか。観賞用に江戸で広がったのが半野生化したらしく、東京へ下ってくるまでは僕も見たことが無かった。一方ずっと東京に住んでいる誰かさんは、僕に言われるまであまり見た記憶がなかったとか、確かに春の道端を飾る花のなかでは地味なほうかも知れない。ただ、ずっと僕の体に染み付いていた春の街の風景に無いものが付け加わったので、こうして独特の感情を抱くのではないだろうか。

昼前から駒場へ。原宿駅の神社側の土手にもハナダイコンの群落あり。大学で昼食とって出てくると鼻がぐずぐずいってくしゃみを二発。それでおさまっているのでまだ大丈夫だが、来年当たり本格的に花粉症になっているのだろうか?

歩いていると♪氏に会う。立川さんどうしてこんな所にいるんですか、って、君も1年生なのにどうしてこんな春休みに大学にいるんだ。

書籍部でとうとう『絶対カシミール元』を購入。カバーが緑色で、木の絵が描いてあって、オレンジ色の帯には「数学のすべてが見えてくる! -- 物理と数学の根源的な関係 --」とあって、おいおいちょっとこれはやり過ぎだろう、と思うのであった。

そのあと、国立近代美術館へ行って帰ってくる。工事中のときに何度も横を自転車で通過しているのだが、いつのまに完成していたのやら。


Mar 6 22:47

hanadaikon

6日。昨晩は遅くまでおきていた、雨がしとしと降った。

起きたときにはあがっていて、アスファルトの濡れに名残を残すばかり。暖かい一日。

ハナダイコンの写真をようやく撮ってみた。裸眼にはもっと赤みを帯びて見える。デジカメのCCDの特性だろうか、それとも劣化してきているのか。ラジカセ等のリモコンの出力の赤外線がデジカメに写るというのは有名だろうが…とここまで書いて長らくやっていなかったので久しぶりに見てみる(モニターをオンにしてレンズにリモコンを向けるだけ)。やはり何度見ても不思議なものだ。


Mar 5 23:11

5日。曇。

80年頃の論文を読んでいると、場の理論の性質を明らかにしたという面で画期的だと思われる論文でも、現象論的(i.e. 実際のこの世に実現しているかという)考察と渾然一体として書かれてあって、物理の論文としてはそれが自然なのであろうが、非常に読みにくい。こう感じてしまう時点で、自分がやはりせいぜい mock-mathematician どまりであろうことを表しているのだろうか。

スコットランド土産のクッキーを食べた。どうも有難う。


Mar 4 23:21

4日。快晴。大学へゆく道筋の空き地に去年はハナダイコンの群落があったのだが、いつのまにかマンションに変わっていた。

日経を取っているのだが、こと政治に関してはかなり右の発言とかなり左の発言が共存していて面白い。

Witten の論文を3本コピーしてみる。


Mar 3 23:07

3日。ハナダイコンが咲いているのを見つけた。この花をみると東京の春がやってきたと実感する。雲が覆っているが、隙間に空も見え、ときおり日も射す。

あしびの花も歩いていて見つけた。こちらは今日がはじめてではないが。

夕食のため買った白菜の真ん中に可愛らしい花の芽も見つけた。茹でて口に入れるととても柔らかだった。


Mar 2 23:01

2日。原宿ルセーヌ館でお別れパーティがあったので出掛ける。 白ワインを5,6杯いただいたのでかなり気分が昂揚している。

立食パーティのところに Berlin HAGSPIEL なるメーカーのちいさなグランドピアノがあったので練習中のクープランの墓からフォルラーヌ、メヌエットなど勝手に弾いてみる、皆は談笑していて BGM にすらならぬ。