28日。晴れて心地よい。夕焼けが綺麗だった。
今日はゼミ。Uが発表。
家に帰ってラジオをつけると如何にも超絶なピアノの演奏が流れる。 アムランによるシマノフスキのソナタ第2番だった。virtuosity とはこういうものだろうと思った。
27日。晴れたり雨が降ったり、天候の変化がせわしない。風邪を引いた人もいるようで(はやく治りますように)、僕も気をつけなくては。
(相変わらず正式名称が判らないけれど)月曜恒例の研究室ミーティング&セミナー。議論が活発に沸き起こるのを聞いているのは楽しい。
ポルチンスキせんせが fermi liquid と超伝導の講義録を出していて驚く。
26日。朝からすこぶるいい天気だったのだが、夕方になって俄かに掻き曇り、雨。1時間ほどで通過して、綺麗な夕焼けだからちょっと出掛けるも、食事をしているとまた俄かに西のほうから掻き曇り、窓の外には稲光が。家まで濡れて帰ってくる。熱いシャワーを浴びる。
しかし今やまた雲ひとつ無く晴れて、満月が輝いている。
25日。晴れ。月が綺麗だ。洗濯もの。
24日。曇っている。昼から駒場へ。
まず講義。ひとつの証明に1時間以上費やす。今週で準備はほぼ終わって来週からはとうとう本題に入る由。
本郷へ向かう。談話会が始まった頃に突然大雨。終わって出てくると綺麗に晴れている。空気が涼しくなった。
食事を取って家に帰る頃にはまた薄く雲が出てきて、満ちた月がおぼろげに見える。
23日は非常に暑かった。夕方から新宿某所でゼミに出て3時間喋ったので家に帰るのが遅くなってしまい、日記を書くタイミングを逸してしまった。ご心配かけて申し訳ありません。
22日。今日も天気がよい。
朝永さんの日記を買うかどうか相変わらず迷っている。Sellar-Yeatman は(英国人にとっての)自国史の教科書を、題材を自国史に留めつつしかし痛烈にパロディにしたものであることは読んで判るのだが、英国史の素養が無いので微かにしか笑えぬ。
研究室のコーヒーメーカーで2度失敗する。一度は受器を置くのを忘れて保温台をぬらしてしまった。2度目はほぼ飲み干した受器を保温台に放置してしまい焦げ付かせてしまった。
明日もまた僕の発表だ…
21日。暑い。ほんとうに随分ひさしぶりの青天。夜空に太った月と★が見える。
Steven J. Gould が死んだそうだ。
朝永さんの日記を買うかどうか相変わらず迷っている。Sellar-Yeatman と the Hitchhikers' Guide は今朝届いた。
ゼミ。無難に終わる。いろいろ微妙な点をUが指摘する。不安定粒子のZが複素になって hermite 性もなにもあったものじゃない、というもの、もう1つは、経路積分でのWT恒等式の導出と同様に、場所に依存しない変換をほどこすと何時でも連続対称性は破れないと一見思えるというもの(cf. 九後 問題4.3)。こちらは、自発的対称性の破れを議論するときには対称性を破る微小な外場を導入することを忘れなければ、きちんと導出できる。
20日。朝は雨が降っていたが、昼前には止む。雲が雨上がりの空を動く。
3時からは理学部交歓会。植物園ではしゃぐ。徐々に雲行きが怪しくなって雨が降る、というのが通例であるが、今年はめでたく晴れたまま、濡れなかったしズボンも汚れなかった。
さて、明日のゼミは僕が発表だ…
19日。昼は晴れて雲が動いてのどかな日曜日だった。洗濯物をベランダに干す。さてほったらかして夕食に出掛けている間に雨が通った。それほど濡れていなかったので良かった。
一日ぼおっとゼミの準備をする一日。
18日。今日は曇っているが、雨には至らなかった。雲の隙間から細い月が見えた。
最近さつきが満開だ。つつじと花が似ているから、同じ季節を二度すごしているようでどうも変な感じがする。
N.B.に借りた(少々通俗書気味の)Hawking-Penrose "The Nature of Space and Time" に目を通した。表紙にどこかの書評子が書いた"If there were such a thing as the World Professional Heavyweight Theory Debating Society, this would be the title bout." というのが印刷されているが、褒め言葉なのか苦しむ。
17日。朝からずっと今にも降りだしそうな空模様だった。駒場に行ってお昼の講義を受けると雨が降り出す。
鋭意本郷に戻って研究室に顔を出したり。ゼミ中の同僚を発見したので邪魔して話をきく。 皆さん向学心に満ち溢れて夜の10時半まで。つい帰るのが遅くなってしまった。
15日。今日も暑かった。Tシャツに上着を羽織ってゆく。
複素対称行列 A ってユニタリ U があって必ず UAUT が正定値対角に出来るのだった。こんなことがすぐわからない自分が情けない。
14日。今日は晴れ。朝暑かったから上着を一枚減らしたら、財布をそこに入れたままナノを忘れていて昼に食堂のレジで立ち往生する。友人に貸してもらった。今日はそれ以外にも、自転車で食事に行って出てきたときにさて鍵がないとしばらくそこら中探しまわした挙句、またズボンの後ろポケットに入っていたのを発見するなど、ポカ多し。
ゼミ。外線怖い…
さて、朝永振一郎全集が再販になってしばらくたつけれども、分売可と書いてあるもののボックス入りなものだから長い間誰も手を出せずにデンと本屋の棚を占領しているのであった。さて最近どこかの誰だか知らないがそいつが数巻買ってセットが歯抜けになっている、これは僕も前から欲しかった滞独日記の巻を買ういい機会だと思わなくもない。
13日。朝学校へ向かう頃は雨が霧雨のように舞っていたが、降り出すにはいたらず。一日曇っていた。
衝動的に 「the Hitchhikers Guide to the Galaxy」と 「1066 and All That」を注文した。前者は駒場の4学期に天文の講義で先生が読んでおけと勧めた。西欧の理系学生文化の底流を構成する古典SFだとか。最近ほかの所でもタイトルを聞いたので。後者はイギリスの笑える史実を列挙した1930に出版の本だとか。Streater-Wightman の有名な本のタイトルの元ネタである。
12日。晴れてそう暑くも無く、のどかな日曜日。久々に髪を切る。今はあやしく曇ってきているが、明日は雨だろうか。
11日は一日曇っていたように思う。またえんどう豆が届いたので料理。
コピーしたまま積んであった論文に目を通したり。
10日。今日は雨。まず駒場に行ってAQFTの講義に出る。駒場のユッカは茎が伸びて蕾はついたが花は未だ。
本郷に戻って談話会に出る。熱帯魚等の体表の縞模様の成長にともなう変化をモデルと比較するはなし。大昔にチューリングが生物のパターン形成に伴うからだの分節化のためなどに考えた由緒ただしい微分方程式なのだが、誰も生物学者は信じなかったものの、きょうの講演者がある日インスピレーションを受けて熱帯魚を飼って観察したところ、みごとに実際の挙動がシミュレーションに似ているという話。(かなり脚色あり。)家に帰ってプログラムを書いて何も考えずむやみに数時間パラメタをいじってみるも、そんなことで上手くパターンが形成されるわけもない。むむう。
9日。曇り。身体検査を受ける。血を抜かれた。体重が去年より1kg 増えていた、まあ誤差の範囲であるが。
夕方から新宿某所に行ってE君の発表を聞く。何も判らなかった。帰ってくると遅くなったので日記を更新するのを怠ってしまった次第。ご心配かけました。
8日。昼は雲の隙間から日が射して蒸した。つい先ほど通り雨。風呂からあがってくるともう止んでいるようだ。ユッカの花の季節だ。いつのまにか咲き始めていた。
研究室に新しいプリンタが入ったので設定のお手伝い。微妙に共用端末のマシンによって lpd の設定方法が違うので先輩がたと皆で時間を浪費する。結局 redhat の最近のものは printcap に書いても効果が無く、 printcap.local に書かないといけないのであった。いやはや。
7日はしとしとと雨。ゼミ。
ゼミ後先生にその前数日のN君との結果を聞いてもらいに行くが、色々重要な指摘をいただきまた一から考え直さねばならなくなった。
本屋で D.E.Knuth の "コンピュータによる組版" 全五巻が豪華特別装丁で売っているのを発見。誰が買うのだろう…
7日。
6日。今日は薄く曇って涼しい。雨には至らず。
Never Ending Story のようではあるが全然内容が違うなぁ、と思いつつ小説を読んでいる夢を見た。各章の終わりが必ず「この話の続きはまた別の所で…」となっているところは同じなのだ。
穏やかな黄金週間だった。
5日。暑い。夜になって雲が多くなってきた。
平日と休日とどちらが精神的健康に良いかは考え物だ。今年は菖蒲湯に入りそびれた。去年は黄金週間に帰省したのだっけか?と日記を振り返ってみる。
昨日日記を書いてからノートにまとめた。
つぶす暇も無いはずだが、最近は troff のドキュメントやら BCPL や B の文法書をネットで発掘して読むのが日課になってしまっている。TeX と *roff の詳細な比較を読みたいものだが、なかなか見あたらない。どうして roff はあまり普及しなかったのだろう?
4日。青空に雲が躍っている。湿度が高くすこし動くと汗ばむ。
実家から昨日、収穫時期よりすこし早く採ったえんどう豆が届いたので、豆ご飯にして食べる。とてもやわらかい。おかずは豚じゃが。
赤外発散については Weinberg その他の議論に微妙な見過ごしがあると確信するに至った。忘れないうちにノートにまとめること。
3日。いい天気なので布団を干す、3時頃部屋に取り入れてお日様の香りのあまりの心地よさにしばし眠ってしまった。
おばあちゃんから子供の日のプレゼントということで万華鏡を贈って貰った。折角なので皆さんもご覧になってください(1, 2, 3, 4)。
いろいろ考えてみたが、概念的な面は兎も角として、Ward 恒等式の図式による証明と、赤外発散相殺の図式による証明の最低次に係数が 2 倍だけ矛盾があると思うようになった。はて。
2日。晴れて良い天気。7時ごろ夕食を終えて出てきて空を見上げるともう夜のはずなのに空に青みがかかっている。このところ曇りが続いていたので、日が延びているのをすっかり忘れていたのだ。
昼は N にお付き合い願ってずっと昨日からの話を議論、6時前にかなり理解が進んだと思ったものの家に帰って反省してみるとまた判らなくなった。