30日。連日の無理?がたたってか、昨日は腹痛でダウン。ここ三日は見事に晴れて気持ちいいのだけれど…とりあえず腹痛は治まったので。
ちょっとここしばらく精神的にハイになっていたようで、碌でもないレターをまたarXivにあげてみたり、もうちょっと腰を落ち着けねばなりませんね。
27日。今日は青い空にポカポカと長閑に白い雲が浮かんで気分が良いですね。大学の銀杏並木もすっかり黄色くなって、石畳に降り積もった落ち葉を手でかき集めて遊んでいる小さい子を眺めてみたり。
家で目が覚めて本日の論文をチェックすると、昨日Kにやってみたら?とそそのかしたまさにその計算が論文になって出ていたのを発見。大学でKに会うと彼が言うには一晩かかって上手く計算できたとか、二人で「M1に出来る計算を論文で出すなよな」とひとしきり腐る。
大学に居る間はゼミもしくは議論三昧。
26日。昨日は2時過ぎには寝たはずが、目が覚めると12時。気持ちよく晴れた。
昼は久々に日本に帰ってらっしゃったOo先生のセミナー。近隣の他大の方も集結して大盛況であった。簡明なトークにうろこが落ちた思い。
夜はいつものごとく議論、計算など。帰ろうと自転車をこいでいると小雨がぱらついてきて焦ったが、無事家にたどり着いた。
25日。今日は雨。出かけるときは小雨で助かった。帰り道は止んでいて助かった…と思っていたところ、家の寸前のコンビニで降りだす。
写真を実家の柊の花に変えた。10何年植わっている木だけれど、長らく咲いた事が無かったはずが、建て替えで植え替えられた危機感からか咲かすようになったとか。
昼は昼食会、直後にローマ大のY先生のセミナー、そのまた直後に、Wess-Baggerゼミで担当、直後に夕食、M1部屋に戻って数人で議論、と休まる暇が無かった。って同い年で働いている人も沢山居るのだから、これぐらい活動してしかるべきかとも思うけれど、ぼけっとする時間が欲しい。
23日。しとりと雨も降ったりして、寒い初冬の一日。
いったい何時間寝たのかわからないぐらい寝た。いちど13時ごろ目覚めたものの再び眠ってしまい、起きだしたのは15時過ぎ。
光栄なことにVafa先生とメールを少しだけだがやりとりする機会があった。示唆に富んでいて難しい(もっとも、うちの研究室の先生方の発言も示唆に富んでいて有難いが)。ますます精進せねば。
22日。窓の外を見ると見るからに寒そうな冬の雲。今日は寒い。
英文で丁寧なメールを書くのは難しい。コーヒーを啜りながらうんうん唸っていたら飲みすぎて胃が痛くなった。そこでお茶うけにお菓子を買うことにした。
20日は、昼前目が覚めてeprint archiveを見ると前日の噂話の通りCachazo-Douglas-Seiberg-Wittenなる論文が出ていたので急いで目を通す。出るのがこんなに早いとは思わなかったけれども。その後は大混乱。僕のやっていたつまらない話が多少彼らの論文と方向性が似ていたので、兎に角レター形式に書いてarXivに載せることになり、19日に書いてあった草稿を先生方先輩方の多大なる助力を戴きつつ必死に形だけは整えて投稿。arXivの投稿の仕組みがわかって面白かった。半分徹夜、電車が動き出してから帰ってきた。
21日は、昼過ぎ起き出してノロノロと学校へ、CDSWの内容についてサロンは大いに盛り上がっていた。はてさて、今後の方向性はいかがいたしましょうか。
19日。先日夜は日記を書くのをすっかり失念して眠ってしまった。しばらくの旅行で癖がついてしまったでしょうか。
学校の銀杏並木は丁度みごろ。日の光に葉が舞ってすばらしい。
去年の今日の日記をみると、しし座流星群を見た話が載っているけれど、今年はこれまたすっかり失念していて、今晩は曇っているので見えそうに無い。無念。
18日も学校、先生方にいろいろ質問など。
17日。一週間ほど関西へシンポジウムと研究会に顔を出していたので日記の更新が滞りました。どうもすみません。
10日はまだ東京。夜に兄がまた文書を家に作成に来たので、日記を書けなかった。兄に散々アクチュアリーの資格を取れと勧められた、就職するしないに係らず。
11日は朝から駒場へ行ってアノマリの講義を受けたあと苗場で昼食、Uと本郷まで戻って5時頃まで藤川せんせのWess-Baggerゼミ。明日からの関西行きのためにバス、お茶経由で東京駅へ、バス停で藤川せんせに追いついたので大阪駅までご一緒させてもらう。現今の超対称性理論の動向について有難い話を伺う。夜遅く実家へ。
12日13日は西宮湯川シンポジウム@夙川公民館。12日の夜はバンケット、開会の辞にOvrutが南部さんの話を披露、なかなか泣ける話だった。
14日は実家でぐうたら昼寝をしたり計算をしたり。
15日16日は超弦理論の展望@基研。16日の終了後に先輩方数人と京都駅へバスで向かうも、秋の行楽シーズンのため激烈な渋滞に遭遇、1時間ほど乗って二条までしか来なかったので降りて地下鉄に変更。バスの中の地元の住民の皆さんも「こんなんは初めてやわ」という位の、なかなか出来ない経験であった。
各国なまりの英語を聞いたり、なかなか面白かった。基本的に僕は本郷の先輩方のうしろを金魚の糞のようについてあるいていた。
本日は夕方から学校へ、読みたいものをいろいろ印刷。
9日。自転車の鍵を交換してもらった。驚くことに、警察の登録証が必要なかった。番号式の鍵にしたから、忘れない限り鍵をなくすなどということはなくなったはずだ。
いつのまにか三日月。近くの公園の木々が色づいて綺麗だ。
8日。先日は学校には行かずに勉強。夜に兄が突然うちに来て、パソコンを使わせてくれと。なんでも帰宅した後に思いついたアイデアを文書にして会社に送っておきたいのだとか、僕はMS Wordは使っていなかったのでわざわざインストールした。
今日は昼ごろすこし曇り空になったけれどおおむね晴れて、部屋の中は陽射しさえ入れば暖かい。突然平地の木々も色づいてきて秋だなぁというところ。
学校に行こうとすると自転車の鍵が見当たらなかった。というわけで往復電車。明日にでも自転車屋に行って鍵を壊してもらおう。
ひとつとりあえず現時点の力量で考えて出来なくは無いだろう問題を考えてみたので、一週間ぐらいがんばってみようかと思う。(勘違いだった。0:08)
7日。今日も快晴、夜は自転車に乗ると手が寒い。服はまだ秋物で充分なのだが…手袋を出そうか?
Dijkgraaf-Vafaが(取り敢えず)解決されたというので呆然としてこれについて何も考えていなかったが、まだまだ謎は沢山あるので気を取り直して考えないといけない。
ひとり対ひとりの関係だけでその人への態度を決定していても、大局的に見てそれで矛盾無く組みあがるとは限らないわけで、その人をそれほど悪く思っていない場合でも、冷たくあたるしか無いという結論になる場合もある。人間って難しいですね。
風呂に入っているとバスタオルを持ってこなかったことに気づく。
5日。下に書いたのはRocekではなく正しくはGrisaruだった。Schwingerの方法をスーパー化したものと言えばよいと思う。vector超場の背景を固定して、物質場を積分してしまうという話。見事。
複素反対称行列MがユニタリUを用いて UTMUで標準形に出来る、というのがなかなか示せずに困惑する。
Dijkgraaf-Vafa予想が導出されてしまった! Rocekに出てこられると太刀打ちできないですな…
4日。今日はほぼ回復。まあいろいろあるのだけれど、酒が抜けるのに一日かかったということか、と。よい秋の日、風がすっかり冷たくなってきた。夜遅くになると冬の一等星が輝いている。
今日も今日とてDijkgraaf-Vafa。ウムム。何か発想の転換が必要だな…
池袋のハンズでも例のオモチャを探してみるが、みあたらず。
11月2日は研究室の遠足。昨日とは打って変わった青天。
僕にはありえない朝7時半に出発、西武池袋線で吾野へ。途中の高架から、雪を戴いて頂上から南側に雲をかぶった富士が綺麗に見えた。
吾野からは子の権現、竹寺から小殿のバス停へ、さわらびの湯とかいう最近掘り当てた温泉でハイキングの汗を流してさらにバスで飯能まで。J-Phone は飯能駅のすぐ近くを除けばひたすら圏外なのに、駅前にJ-Phoneの直営店がある。
たいていは杉の植林のなかを歩いたのだけれども、垂直の幹の並んでいるのも見ていて心地よかった。ところどころ広葉樹があるところは色づいていた。
電車で池袋まで戻って学生は飲みに行った。