Nov 29 13:21

春はたけなわというが、秋にもその単語を使ってよければ、東京はまさに秋のたけなわだ。自転車で軽く走るだけでどれだけの銀杏が楽しめるか。三四郎池の紅葉もさぞ見頃だろう…こんど昼過ぎにでも散歩してみよう。

声調が豊富だものだから、口笛でひゅるひゅると吹くと会話ができる言語があるという噂を随分前から聞いたことがあったのだが、偶然ニュースに出ているのをみつけた。カナリア諸島の山がちな地方で使われていたものの、死滅を恐れて小学校教育に取り入れられたところだとか。

雨が降ったり晴れたり天候の変化が速い。そろそろ通学に手袋を出しても悪くない。


Nov 27 01:34

25日は朝から夕方まで土砂降りであった。おかげで電車で行ったにもかかわらず、大学についた頃は靴はずぶぬれで、染めた革から色が出て靴下がどうしようもない状態に。

26日は今度は急に秋の晴天、雲一つ無いほど。この落差はいったいなんなのだ。

さて、昨日で一旦研究は休止、しばらく学振の面接の準備と練習に費やすことにす。A0のポスターを書かないと行けないので、諸先輩のポスターも見せてもらいなどし参考にしながら、とりあえず第一稿を一日かけて仕上げて助手さんに助言をもらう。

審査員は素粒子の専門の先生ばかりではないのだから、知っている人にはひと言唸らせる言葉を、知らない人には興味を持ってもらう紙面を、目指すようとのコメントだが、なかなか難しい。プレゼン道は厳しい。

と夜中まで仕事をやっていてはいけないので。徐々に体の周期を発表の時間に向けて調整せねば。


Nov 25 13:26

日記を書かないのが癖になってしまっている。いまのうちに昨日の日記でも書いておこう。

とはいえ何をしたというわけでもなければ…

グルジアで無血革命とか、シュワルナゼ氏相手に革命というのも不思議な感じだが、もっとびっくりなのはグルジアには独自のアルファベットがあってそれが常用されているとか。日本人という非常に不思議な文字体系を使っている人間が吐く言葉ではないような気もするけれども、ヨーロッパでキリル文字とローマ字以外に現用されているものがあるというのは僕には驚きだった。


Nov 24 00:49

23日。連休の中日。今日は大学へもいかずのんびりしている。

髪を切ったので快適だ。前髪を払いのけずとも生活できる。

Nekrasov関係で非常に小さいネタをやってみようかな、と文献を下調べしていると、必要なステップはほぼ既になされている模様。あとはひとステップだが、それも数学側のプロの人は明らかに知っているはずのことだ。

修論を書くにあたって、ひととおり equivariant cohomology とequivariant K theoryについて勉強しておこうかと思う。他人の論文を読んでわかった気になるのは勝手だが、自分でも書かないといけなくなると、やはりキチンと数学でなされているところは追っておきたい。とはいえ、さて、標準的な教科書って何なのだろう、というところからなので、先は長い…

さて、ココアをいれるために粉を牛乳で練っていて思うに、大量の牛乳の中にココア粉をいれると勿論ダマになってしまって、それをつぶすのは困難だ。しかるに、粉のなかに牛乳をごく少量、粉のほうがおおいぐらいにしておくと、ダマにならずに綺麗にペーストにすることができる。これはココアを溶くことに限らず、なにか深いことをわれわれに告げているのではなかろうか…


Nov 22 21:18

いつのまにか一週間たっている。こんなに長く日記を書かなかったのはしばらくぶりだと思う。

一番の問題だったのは、先週の火曜日にKallosh et. al.が出した論文が、僕とFKとアメリカのTW先輩とで半年ぐらいやっていたネタと多少かぶっていたので急がねばならなくなったことだった。アメリカと非常に頻繁にやりとりをしつつで、昼夜逆転どころか昼夜の存在しない生活を先週は続けた。このせいで唇のまわりが如実に荒れた。

さて今週であるが、火曜日からは京都のRIMS主催の"Quantum Periods"という学会に行ってきた。宿泊先のけいはんなプラザホテルはinternetへの(かなり)高速な接続が無料ということで、昼間のプログラムがおわったあとは部屋にこもってこれまたアメリカと本郷とメールでやりとりする日々。しかし、どうしても研究会となると朝の7時にきちんと起きねばならず、夜にmessengerで議論を始めようとしても眠気に負けてそのまま突っ伏してしまったりで散々。いろいろとご迷惑をかけて申し訳なかった。

研究会はけいはんな学研都市のIIASとかいう施設であったのだけれど、そもそも路線バスから降り立つと視界が空が360度ひろがっているという現実ばなれした世界。建物もバブル期の日本を思い起こさせる贅に満ちたもので、こじゃれた食事ホールにはグランドピアノが鍵をかけずにあったり。庭園もよく手入れされた、人が沢山はいれば到底維持できないはずのふかふかの芝生に、生け垣のむこうには山が借景に見えるという環境。あまりの平和さに、一緒に行ったNさんと唖然としていた。

研究会は火水木とあって、おひらきになったあとは一日実家にもどってのんびりしていた。電車で一本で帰れるところにあったものだから。ちょうどBeaujolais Neuveaux の解禁日だとかで父が買って帰ってきたのを飲んだら次の朝は二日酔いがして参った。今年のフランスの熱暑で100年に一度の良い出来だというメディアの宣伝だが、たしかにとても飲みやすかった。その結果がこれだ。

今日の新幹線は富士が綺麗に見えた。東京に着いたあとは、ホットカーペットを出したり、散髪にいったり。一仕事終わったので気分一新しようというところである。


Nov 16 08:44

13,14,15日?Woa, 日のたつのの早いことよ。非常に密にアメリカの先輩と連絡をとりつつ作業しているのでどうしようもなく昼夜が逆転している。さすがに数時間まえから眠くなってきたのだが、今洗濯をしないとつぎはもう日が沈んでいるだろうから洗濯してから寝ざるを得ぬ。

忙しいといいつつ、大学で同僚の買ってきた matrix reloaded のDVDをみたりはしているので、いい加減なものだ。


Nov 13 06:50

10日、11日、12日。10日は毎週のミーティングだが、寝過ごしてその後のセミナーから大学へ行く。あとは普通に議論など、雨で電車で大学に出たので、終電で帰ってくる。

11日からとある理由で急にいそがしくなったので、アメリカの先輩と連絡をとりつつ昼夜逆転しつつの生活。詳細は一段落すれば書きます。

最近は晴れてのどかな秋の日。青い空に朝の光に照らされた雲が綺麗だ。


Nov 9 01:58

寝たいような寝たくないような気分だ。

今日は遠足。下見通りの行程、おもったよりすらりと通過できた。はじめてのときは勝手が分からない、いきあたりばったりの行動だったので長く感じたのだろ。晴れてよかった。紅葉は、頂上付近はかなり進んで、落葉樹林中は落ち葉が道を敷きつめて滑りそうで困った。

恒例のおみくじだが、吉 小、あまりお告げは覚えていないけれども、学業は「これまでの甘えを排して勉学に励め」待ち人は来ず、縁談は焦るなということであった。

新宿まで戻って周之なんとかという中華飲み屋に皆さんで入る。なかなかでてくる食事が上品で良かった。会話は各人の恋愛談義に終始、僕は指を口の前に絶てて黙っていたけれど。

まぁ、何事も、今年の D.Grossの closing remark ではないが、 never, never, never, never, never give up ということか。Never give up.

昨日の文献紹介についてもうすこし反省しておく。

聴衆の層に応じて話のどこに重点をおくかを考えないといけない。それがまだなかなかできないようだ。書き過ぎしゃべり過ぎというのもいつもいただくコメントだ。時間が決められたときに何を話して何を省略するか。準備した内容はどうしても話したくなってしまうが、いかにその誘惑にうちかたねばならないか。

なによりも、発表中にのどを潤そうとペットボトルを買ってあったのに、3時間たって終わってみれば一口も飲んでいなかった、そもそも存在をすっかり忘却していた事実に愕然とした。ここまで熱くなっていてはいけない、自分を制禦するようにしなければ。


Nov 8 01:07

7日。とりあえず簡潔に言うと…プレゼンは難しい!


Nov 6 02:39

4日は昼過ぎから大学へ行って、相変わらず準備。U君にさんざん一緒に議論してもらう。どうもありがとう。夕食後はいい加減食傷ぎみなので、FKと別の議論。そうこうしていると日付が変わったので、FKと原子核のNとラーメン屋にいって家に帰ってバタンと眠る。

5日は目が覚めてみたら昼過ぎ。さて、あいも変わらず準備。今日は大学に行かず家にこもってみる。なんだか久しぶりに勉強した気がするなぁ…いかにいつもぐうたらしているかちょっと反省す。夜になってまた雨がざあざあ降り出す。土曜の遠足はちょっと厳しいかもしれない。

準備の調子であるが、明日一日あるから、まぁ何とかならなくはないかと思われる。

毎日弛緩しているからなぁ、いつも今日の密度で勉強できればよいはず。ちょっと精神に悪いかもしれないが。今回は、文献紹介だということで強制的にモチベーションがあがっている訳だが、問題はどうやって毎日ここまでモチベーションをあげるかということか。とはいえ、面白いネタを自分で思いついたときは兎も角、論文の詳細まで解読するというだけで動機をそう高められるものだろうか。ついふわふわと種々の論文を眺めて妄想するのに時間を使ってしまうからなぁ…


Nov 4 00:18

月がかわったのに日記のファイルを区切りそびれていますが。

あ〜、2日3日は基本的に来金曜日の文献紹介の準備をしていたはず。あらすじはまあ良いとして、まだ2ヶ所大きな穴が埋められていないので(論文をfollowしきれていない)困ったものだ。この二日ほとんど進展なし。

今朝は月曜だしミーティングもあるしと早めに起きてみると、文化の日だとかで祝日であった。おかげで今日も家でごろごろできた。