Oct 29 00:14

月曜は昼はミーティング、おやつの時間はセミナー、夜の11時からアメリカと議論して終わったら3時というハードスケジュール。火曜の朝10時から聞きたいセミナーがあったから、夜食を数人で食べに行ったのち仕方なく椅子をならべて仮眠す。ううむ…

案外すっきり目覚めてセミナーを聞いて、昼食をたべて家に帰って昼寝。起きたら夕食。という食っちゃ寝の理想的な生活であった…

今日は朝方から日が暮れるぐらいまで雨がざざぶりであった。

ところで、Mac OSの新版が出るということで先行予約していたのだが、アカデミック版は発送が遅れているらしく発売日が過ぎても届かない。生協に既に山積みになっているのを見ると複雑な心境だ。

家のノートのhardware malfunctionの頻度が多くなってきてこれも怖い。まぁ丁度ソニータイマーの発動する時期ではあるが、なんとかあと半年ぐらいは使おう。数値の上では、最近のパソコンに比べてこれのスペックはかなり劣るのだが、別段 TeX を書く以上のことをしないから速度etc.には満足しているし。


Oct 26 23:19

26日。朝から奥多摩へ研究室のハイキングの下見にゆく。いつものM2おちゃらけ3人組である。以下 spoiler を含むので、ハイキングへこれから行くかたは読まれないようお願いします。

新宿中央線ホームに集合、とりあえず青梅線へ。なかなか田舎にならないが、青梅駅をすぎるあたりで急に急流と緑に。軍畑でおりて河原の遊歩道を歩く。太陽が清流に綺羅綺羅して、紅葉の始まった木々も美しい。おもいがけず秋の草花も咲き乱れて黄色いちょうちょもひらひらと、月並みだがほとんどMärchenの世界だ。

途中で岸にあがって、でかい鉄の鳥居をくぐって御岳のケーブルカーで頂上へ。このあたりは完全に典型的な日本の観光地である。上で昼食、あとは山の中を古里駅へ。しばらくは広葉樹林のなかの気持ちのよい散歩だが、手入れのあまりされていなさげな植林地入ったあたりからげっそり。ほとんど無限ループのようにおなじような道のくりかえしで、なんとか平地までおりてきたときにはしばらく信じられなかった。

青梅線から川崎へ直通というわけのわからない電車で立川まで出て、中央線でとりあえずお茶まで、大学へ。夕食をみなさんとご一緒して帰宅、というわけだが…

かなりハイキングに満足してしまったので、本番は別のところへいきたい気分だったりする今日この頃であった。

さあて風呂にするか…


Oct 25 21:45

23,24,25日。23日は家に籠ってしまった。修論&再来週の文献紹介の為にがんばって解読しようとするが、そう簡単ではない。ただ、中島啓さんの種々の論説が非常にありがたいことを発見。数学の人だから、少なくともわかっていることに関しては非常に明快に書いてある。

24日は昼過ぎから大学へ。いろいろと議論など。遠足の下見の予定をたてる。

仕方がないのでまた学科の図書館からAtiyahの全集を借りてくる。前回も、期限をすぎて数カ月占有していたので、いい加減研究室もしくは個人で買った方がいいのではないかと思う。すこし前はもう絶版だと聞いたものの、いまアマゾンで見てみるとまぁ3週間〜5週間で届くという噂。全5巻で一冊1.8万円というのは値が張るが…うちのボスによると、G. Moore はこれを愛読しているそうで、いつも抱えて持ち歩いているらしい。

今日は家でのんびり。Nekrasovの話は、追えば追うほどなかなか面白い。つかう数学的手法としては、もう20年ほど前に開発されていたものばかりだから、当時なされていてもよかった筈だが、動機がないと誰にもできないものですかね。中島啓さんも、10年ほどまえにVafa&Wittenに言われて Σqn χ(Mn) の保形性を調べたのだから、すぐに Σqn equiv.Ind. Mn を調べてみることだって出来た筈なのだが…

涼しくなって来たので、最近ちょっとだけ手間のかかるvHのココアになど手を出してみたのだが、今日の今日まではじめにココア粉を練るあいだは火にかけなくて良いというのを認識していないで困っていた。やっとうまくいった。


Oct 23 01:42

月曜日は定例ミーティング。その後に昼食を本郷通りの坦坦麺屋に食べに行き、FKとちょっとあたりを散歩して研究室に戻る。本郷構内にお屋敷があることを発見。門が大学内部を向いたものしかないというなぞな配置、木造のよさそうな家の前の芝生に猫が何匹も日向ぼっこをしているが、池は枯れて木立も荒れ放題。加賀藩のお屋敷の名残だろうか?

火曜日は家で休憩してしまう。月曜はそれほど夜遅くもなかったはずで、われながら軟弱だ。雨。

水曜は昼に雨が降っていたものだから、萎えて電車で行く。とりあえず修論のタイトル決定の期限が今週末までだったなのでボスのもとへゆく。超対称性ゲージ理論関連で、これまでほとんど勉強しなかったのをこれを機会に学ぼうとかなり数理的な方面にした。提出まで1900時間ほどなので、いい加減書き始めないといけない。終電で家に帰る。

バロック音楽のラジオを聴いていると、突然お経が聞こえてきて驚く。かなり古いころの賛美歌のようだが、慣れていないとほとんど区別がつかなかった。

数ヶ月前にノートを買ったので最近珍しく業界の追っかけをしているが、また新機種が出て急に(機能にくらべて)安くなってしまった。ううむ…


Oct 19 23:56

しばらく日記を書いていなかったことを思い出して急いで。

木曜日は連日の睡眠不足がたたって夕食をたべて早々に家に帰って寝た。

金曜日は iTunes for Windows が出たので研究室のサロンのPCに入れてみる。自分の机のノートに入れてある音楽をネット経由で鳴らせるので、サロンでお茶を飲みながら自分の好きな曲を聴くことが簡単にできるようになった…って実際はあまり使い道のなさげではあるが。

土曜はすこしだけ兄夫婦宅にお邪魔。一週間海外出張とか、奥様連れでうらやましい限りだ。

Brahmsの弦楽X重奏を蒐集したい。実家には父がその昔エアチェックしたカセットテープが山のようにあったはずだが…聞きすぎでテープがヨレヨレになったものが。天気もいいしお茶の水の中古CD屋にでも行こうと思っていたら、昼食後ぐうすか昼寝をしてしまい行けずじまい。

と書いて考えるみると、NHK-FMのクラシック番組でもPCで録音して好きなものだけ貯めればいいわけか。曲の部分だけ切り出すとして。


Oct 15 18:22

15日ですが。

しばらく前からHarvardの数学科にいってらっしゃる先輩のweb日記を再発見す。しばらくurlを見失っていたのだが、このページにリンクされてあるのを逆探知してみた。

あこがれの先輩であったし、いま読んでもやはり憧憬やらなにやらで心が千々に乱れないではいれらない。この感情はなんだろうか?(先輩は男性ですが、あしからず)

今日は、僕が家、FKが大学、Wさんはアメリカとそれぞれの場所でmessenger経由で議論。そうこうしていると日が沈んでくるが、大学へ向かう。

なんだかよく分からない。僕にはもはや語るものが何もないところと比べて、それが羨ましいのだろうか?


Oct 13 20:55

13日。今日は日本は体育の日の振り替え、アメリカはコロンブスの日とかで双方祝日。

朝からしとしとと雨。ちょうど昼食から帰ってきた頃に土砂ぶりになったが、夕方にはからっと上がって秋の青空。夕焼けが黄金色だった。からっと上がるというのも違う気もする。しっとりと上がって?

Nekrasovの最近のを勉強中だが、もとのアイデアが結実するのに5年かかっているのですねぇ。


Oct 12 22:10

11日。FKとアメリカの先輩と議論する約束をしていた時間に起きれず迷惑をかけた。とりあえずふたりで議論してもらっておいて、大学まで歩いてゆく。じっくり足もとを眺めながら行くが、携帯がみつかるはずもなく。

大学について、軽く議論に参加したのち、Vodafone上野まで機種変更に行く。土曜の上野の人出のすごいこと。春日通を自転車を進めるのがなかなか大変だった。1年と9ヶ月ぐらい落としたNokiaの携帯はつかったけれど、ずいぶん携帯の画質がよくなったものだ。とはいえ、新しい携帯は微妙に操作方法が違って使いにくく感じる。慣れればかわらないのだろうけれど。落としてしまった失敗にかんがみ、メールをメモリカードに保存できる機種にした。

夜半から昼頃にかけて案外の雨。よく考えてみるとずいぶん久しぶりだ。

修論の組み立てをどうしようか悩ましいところ。Nekrasovをやるかも知れないと吹聴していると、助手さんから今度文献紹介をせよとの指令も出て、しっかり勉強しないと。


Oct 11 00:35

9日は大学をさぼってしまう。家でお勉強です。今日はちゃんと出たので、まぁ先週よりはまともになったということで許そう。来週はきちんと出よう。

さて、今日はHarvardへいらっしゃる先輩の送別会。コンパ係も手馴れてきて研究室の皆様の満足度も高かった模様。

ここまではいいのだが、携帯を無くしてしまったのが痛い。家を出るときは持っていた記憶があるのだが、大学についてふとポケットを探ると見当たらない。どうも途中で落としたらしいのだが…自分に電話してみるも、電波が届かないとかで、トラックにでも踏み潰されたかなぁ。とりあえず回線を停止しておいた。ううむ。


Oct 9 01:56

家のWindowsノートだが、最近画面の角度を変えるとかなりの確率で "hardware malfunction" と出て青くなって固まる。液晶とつなぐ線がお釈迦になりかけているのかもしれない。こちらも青ざめてとりあえずデータのバックアップを取る。外付けHDにさっと取れるようになって簡単だ。CDに焼くことを思ったら大したものだ。

Mac OS X の新 version が出る模様。

いい加減なアイデアを思いついて、なかなか面白いかも知れぬと自分では思っていたものの、そろそろ Harvard にゆく先輩に議論してもらったところそう簡単でもないことが発覚。なんとかならんかなぁ…

昨日今日と二日連続で、帰りがけにカレー屋によってしまった。食欲の秋ですかね。ただ、体にあまりよくなさそう。


Oct 8 00:55

新たな一週間ですが。駒場で三輪哲司先生の可解系の集中講義があると情報を得たが、友人が行ってノートをとってくれるということでそちらに頼ることにす。

注文していたCDの残り一枚が8日に届いた。時期によって曲風の変化のはっきりした作曲家ですねぇ。


Oct 5 23:27

今回の週末ももうそろそろおしまいですねぇ…

CDの解説書の各国語が互いの翻訳でない、というのは(弱小レーベルで無ければ)しばしばあることだそうです。情報どうも。

iPod で音楽を聴くのはまだ兎も角、同時に付属のソリティアばかりしてしまうのは非常に良くないので、論文のtexソースを加工・転送して読めるようにしてみたのだが、やはり画面が小さくて無理があった。

Dijkgraafかしこいなぁ…


Oct 5 15:11

今日は誕生日です!と宣伝。

のどかな秋の一日。ぼけっと雲を眺めているのが心地よい。届いたCDを何度も聞いている。

曲の精神性ではなく Virtuosity を礼賛するのはいかがなものの気もするけれども、ピアノを弾かなくはない身としては純粋に、技巧の粋を聞くのは楽しいものなので。

絶対音感があったりスピーカーとかイヤホンの善し悪しがわかる人から、音程はずれて歌っていても認識してない人もいるわけで、人間いろいろだなぁ。(僕はスピーカーの善し悪しはさっぱり。ピアノをならっていたときも、あまりどういう音がいい音なのかそもそも聞き分けられていなかったような気がする。)

修論のテーマを Compactification with Fluxes にするか、Supersymmetric gauge theories にするか悩ましい所だ。


Oct 4 00:26

今週も一段落です。

今日は朝早く起きて、家で昼過ぎまでのんびり。自転車を漕ぐと太陽は刺すよう。でも日陰に入ると途端に涼しいのは秋の印ですね。夜遅くに空を見上げるともう冬の星がのぼってきている。

注文したCDのうちの一枚が早速届いたので聞いてみる。Virtuosityの権化のような曲だ。非常にどうでもよいが、付いて来た解説書の英語とフランス語がどちらかの訳ではなく、別人の書いた別個のものであったのはびっくり。普通そんなものだろうか。

しかし、ズボンのポッケに iPod を入れているとどんどん裏の鏡面加工の部分に傷が付いている。とはいえ、はれ物を扱うようにするのも気に食わないしなぁ

ちょっと気分転換に最近のNekrasovでも読んでみるかと思う。難しかろうと読まず嫌いしていたが、それほどでもなさそう(勿論それでも難しいけれど)