29日。青空が綺麗なので、自転車に乗って外に出てみる。お堀のあたりを自転車で巡ってみる。芝生に人が沢山寝転がっている。
その後は銀座の歩行者天国まで行って Apple 直営店に行ってみる (パソコンオタクなので)。予想外に人がいる。男女二人連れも案外多いがどうなっているのだろうか。新機種が欲しい気もするが、月給の1.5倍もするものを給料をはじめてもらってさえいないのに買う訳も無い。
つぎに夕焼けの東京のオフィス街を走ってお茶の水まで行く。リストの巡礼の年の第1年と第3年のCDを買った。中古で計1600円也。そのまま大学まで走って皆様と根津で夕食に。
食後は暗くなってきた下を金星を見ながら下町を走って帰ってきた。
6日にW研でセミナーをすることになっているので準備をす。自分の active にやっている仕事ではないものの、ぜひ可積分系のプロの皆さんに聞いてもらって助力を願いたいテーマであるので、烏滸がましいが友人に頼まれて/頼んで引き受ける/喋らせてもらうことにした。
26,27,28日。(前回の項目は24,25日であるべき。)
これまでひと月ぐらいのあいだ旅行し通しだったのが五月病の原因かと思って家に引きこもってみたりする。27日は一応大学に行って、28日に共同研究者のK君がセミナーをするのでトラペを一緒に磨いたりする。27日には例の担々麺屋さんにもひさしぶりにいってみた。ひとりの客がマスターとジャズ談義をしていたのを横で聞きながら手羽坦々を啜った。
パソコンにいろんなフォントが入っているのに TeX から使えないのはもったいなぁと思って頑張って使えるように設定した。トラペを作るのには使えるかもしれない。僕は TeX 標準の computer modern はいい加減飽きたので無意味にいろいろフォントを替えてみるのだが、研究室の同僚には激しく不評だ。
25, 26日。
土曜日は渋谷まで某君のおうちに夕食をごちそうになってきた。北海道出身だそうでおいしい蟹をありがとうございました。あちらの父上はリュートの練習中だそうで、演奏を聞いてきた。楽譜が五線譜でない。
さて本日は洗濯、掃除など。あとはふと懐かしくなって NetHack の Qt の部分のコードを JNetHack でも動くように修正したり。
Seiberg-Witten 理論も奥が深い…5次元の場合をわかった気になっていたが、全然であることを認識した。
19日も家で休憩してしまって…胃の調子は良くなったのだが、微妙に五月病か。気合い入れねば。
数年ぶりに linux から mac に戻ってきたボスの機械のお守りをしているのだけれども。日本語の問題を除いては特に問題はないのだが… 今日のところは nkf と emacs を入れてお茶を濁しておいた。何か smart なやり方はないものでしょうか。ちゃんと多 encoding を扱える editor を入れればそれでいいのだが、TeX との連携を考えるといかがなものだ。
Marino-Wyllard という論文あり。他人にやられてしまうとやっておけばよかったと後悔するなぁ…
一日休憩。というか休憩しすぎのような気もする。
ネット上に聖書が転がっているのを昔発見したが、聖書を読むための専用のソフトまであるのを発見した。節を指定するとすぐさま読めるというもの。
The Lord is my light and my salvation; whom shall I fear? the Lord is the strength of my life; of whom shall I be afraid?とか。これを大音響で gospel で歌う人がいるのだから、どこかおかしいですね。英語の意味が判って歌っているとすぐに染まってしまうのではないでしょうか。When the wicked, even mine enemies and my foes, came upon me to eat up my flesh, they stumbled and fell. (Psalm 27:2-3)
15, 16日は大阪市立大学でミニワークショップということで呼んで頂いたので、喋りにいってきた。実家から40分ほどなのでホテルの手配をする必要も無く、非常に簡便。帰省も兼ねて14日昼から17日昼まで大阪に戻っていました。気が咎めたので旅費は自費。Instanton Counting のレビューを簡単に話してきた。もう3度目か4度目なのでかなり整理して話せたのではないかと思う。二日目のKさんのトークも興味深い。
市大の数理物理研究室はアットホームな雰囲気のいいところで、セミナーのあとに皆さんであびこに飲みに言って終電近くまで盛り上がった。酒の入った数学科のHさんの語りが非常に面白い。 Seiberg-Witten はじめ、あんな holomorphy でなんとかしようというのは、昔の dispersion relation に拘わっていた頃と同罪だとか。痛い警句だ。
この時期に実家にいたのは随分ひさしぶりだった。この時期は田んぼがれんげ畑になっているのだというのを数年ぶりに認識した。近くにバイパスが開通して、家のちかくの細い道の慢性の渋滞が解消されたり、あまり実家にかえらないと帰るたびの変動が激しい。
16日に近鉄線に乗ると、沿線の火事で電車のダイヤがメチャメチャになってしまっていた。南大阪線は古市で路線がニ方向に別れるのだけれども、列車の行き先がすべて古市行になっていて、以遠の行き先はそこで適宜決めますということに成っていた。僕は火事直後だったのでそれも仕方が無かろうけれども、数時間後に父が帰ってきたときもまだその状態だったということ、近鉄のダイヤ担当の人の苦悩が思いやられます。
帰りの新幹線内の時間を使って日記を書きました。車窓から眺める山並では、常緑樹の間に落葉樹の淡い緑がパッチワークのようですね。ところどころに木の花が色を添えていた。
12日、13日。胃の調子は徐々に良くなってきた。今日は曇って珍しく寒い。トレーナーを一枚増やした。
昨日は家に篭ってひたすらトラペを書いていた。疲労。
今日は大学にいって色々。ゴシャールさんの Linux マシンのプリンタの設定に手間取る。途中まで印刷されておかしくなるその他の謎なエラーが多発したが、結局、問題は LAN ケーブルが長年椅子に敷かれてボロボロになっていたからであるという有り得ない結末。
11日。昨日よりは胃の調子はましです。それでも食事のあとは多少下腹部がぐるぐる来ますが…
今日は夕方から兄夫婦宅へイタリア土産を持っていった。乾燥パスタと、ヴェネツィアの仮面と、美術館でかった絵はがきと。絵はがきはあまりイタリアらしくない Hieronymus Bosch のものなのだが、Bosch にしては大人しいわねぇというお言葉。あまりグロテスクなのは良くないか、と何枚か買ったうちの大人しいほうを持っていったのだが、これならグロいほうがよかったろうか。焼き肉屋へいく予定だったところを、胃が悪いのでご遠慮させて…と昼前に電話しておいたのだが、焼き魚などお腹に優しい手料理をいただいてしまって非常に有り難かった。どうもいつもありがとうございます。
随分ひさしぶりにピアノを弾いてみた。インヴェンションとシンフォニアを端から端まで弾いてみた。胃の調子の悪いのもあって塞ぎがちな気分も弾いている間は紛らすことが出来た。
8, 9, 10日。胃の調子が悪いです。
3人が捕まっていなければ、サマワが非戦闘地域ではなくなった、ということで自衛隊の撤退もあり得なくはなかっただろうけれども、もはやそれは不可能になりましたね。解放されて、その後間をあけて撤退したとしても、テロリストと裏取引した、ということになるだろうし…
6日&7日。いまいち特記すべきことがないけれども…年度始めの諸手続きは一応無事済ませたはず。
昼に吉野屋に豚丼を食べに行った。個人的には松屋の豚丼のほうが味は好きだなぁ…大差ないが。なか卯の豚丼はタレ、肉ともに少なめでいかがなものだった。ただ、よそい方の店によるばらつきもあるだろうから何ともはっきりしたことは言えません。
春の風はサイクリングには最適です。
5日。月曜日で大学へ行く…旅行疲れも取れて、本格的に新学期だ。
昨日の雨にも負けず、染井吉野はまだそこここで咲き乱れている。今年の桜は例年になく頑張って咲いているように思う。小学校の入学式のころにはすっかり散ってしまうのがここ数年の通例ではなかったろうか、そう思い込んでいただけだろうか。朝自転車を漕いでいると、横を青い車が桜の花びらを沢山貼付けて走り過ぎて行った。おおかた一晩桜の木の下に駐車していたのであろう。おうちの駐車場の上に桜の枝が張り出しているのだろうか。そう思うととても羨ましい。
三四郎池の蛙の卵も無事孵って、オタマジャクシが水辺をちろちろ泳ぎ回っていた。楠の葉も散って、新芽が美しいですね。春だなぁ…
さて、U君に議論してもらったので、この頃の疑問を非常に明確にとらえることが出来た。ありがとう。
4日の日曜日。今日は雨が一日しとしと降って少々寒い。三寒四温ですね。雨ではあるけれども仕方なく、旅行以来たまっていた洗濯物をこなす。
Mirror symmetry は難しい!×××は○○○なのではないか、という観察をしてみて某先生やら某先生に聞いてみたところ、そうかもしれないけれども良く知らないねぇということなので、真面目に考えようと思っているのだが。今までほったらかしていた mirror のいろいろな話をキチンと勉強しないと始まらない模様。Trivial な観察なので論文になる可能性が限りなくゼロに近い…というかそもそも真のプロは知っていると思われるので論文にならなかろうなのが残念だけれども、mirror 関連を勉強するいい動機付けになって有り難い。
というわけで、Hori-Vafa とか山の中から引きずり出して読んでいるわけですが、2002年の Trieste での堀先生の講義がネット上に転がっているのを発見。探すのが面倒だから、TeXに打ってあるものはみな arxiv に投稿してもらえると有り難いのですが…この調子では、他にも良い lecture note で arxiv や KEK KISS に載っていないのがネット上に転がっていそうだ。
3日。旅行疲れが出たので家でのんびりしていた。トリエステ〜九大での学会と連続だったので家も散らかり放題。一日かかってぼちぼち片付けているところ。
BWV 216の楽譜が原千恵子さんの遺品のなかから再発見されたとニュースにあった。ネットでいい加減にしらべた話を総合すれば、本来は多数の楽器の合奏なんだけれども、現在伝えられているのは弟子が写した楽譜に載っているニ声部のみで、その楽譜自身20世紀初頭に行方不明になったとか。今回みつかったのはその楽譜だと思いますが、全然勘違いかもしれないので読者諸賢のコメントをお願いします。
ということもあって久しぶりに二声と三声のインヴェンションを聞くが、いい曲だ。長い間ピアノを弾いていないのでまた弾きたいなぁ…
とある理由でFré&Sorianiの "N=2 Wonderland" を読む。topological LG の説明が、Dijkgraafのレクチャーではとばされている詳細なども書き下してあって明快。Picard-Fuchsの説明もわかりやすい。このあたりの原論文を探せていない僕にとっては非常にありがたかった。