May 30 21:30

散髪に行ってきてサッパリした。徐々に蒸し暑くなってきて夜が寝苦しい。今日の夕暮れの空は雲が流れてなかなか綺麗だった。

木曜は家で文献紹介の準備。日付が変わるまでには終わったものの、興奮して眠れず。そのまま大学へ。

金曜は夕方から文献紹介。英語で2時間通して喋ったのははじめてではなかろうか。不安があったものの、30分経つといつも通りアドレナリンが出て夢中でやっていたようで、あまり記憶無し。日常会話をするよりは余程簡単であると思われる。土曜日は徹夜したぶんの睡眠で潰れてしまった。

今月の日経朝刊の「私の履歴書」は面白かった。画家の野見山さんという人。どんな絵を描くか見たことすらないけれども、戦争前後の体験談は心を打った。

薦められて Myra Melford の jazz など買ってみる。即興というのは圧倒的ですね。


May 27 00:34

う〜む、日記を書く習慣が崩れそうだ。日付が変わったので…

最近は大学へ行くのは一日置きである。月曜と水曜は大学へ行った。今週の金曜に文献紹介をするかどうか非常に悩んだのだが、結局強行することに。どうなるかわかりませんが。

それを機会に F-theory のあたりをいろいろあたってみる。沢山面白い文献あり。数学的に大変になってきて素人に出来ることは残っていなさそうなのが残念であるが…たいていの論文の謝辞に偉い数学者の名前があがっているか、もしくは共著者に数学者が入っているので、まずはそのあたりを切り開かないといけない。


May 22 23:28

17日は昼過ぎから大学へ行く。夜には水曜のセミナーの予行と称してFKとYGに話を聞いてもらう。やはりまるで一時間には収まらないので頑張って内容を減らすことにする。

18日は家で引きこもって準備の続き。

19日は東工大へ行ってセミナーをやってきた。17日の練習のおかげで時間内に終わった。物理から数学へ帰着するところに時間を割いて、純粋に数学のところは通過することにした。そのあとは蕎麦屋につれていってもらって天ぷら蕎麦を食う。大岡山キャンパスのまわりはインコが野生化しているものだから、電線にならんでいる小鳥のさえずりが異なる。東工大のIくんは面白い奴だ。すっかり場の理論の vortex 系 etc. の moduli をしらべる問題が重要だと洗脳されて帰ってきた。修論も貰ってきたのでじっくり読みたい。

20日の木曜日はミーティング。といっても特に議題もない。セミナーは理研からKさん。フランスの会議の申し込みに失敗した人をもうひとり発見して何だか嬉しい。

21日の金曜から土曜までうちの母が東京にでてきていた。なかなか親離れできなくていけませんね。東京駅まで迎えにいって昼食をたべてから大学に行ったのだが、文献紹介がおわったころにはすっかり母が来ていたことを忘却してしまって、電車で大学に来たことすら忘却。見事に終電を乗り過ごして歩いて帰るはめに。

22日は母をつれてツツジの名所の根津神社にいってみるが、すっかり花はおわっていて残念。次は来年ですね…


May 17 01:28

15日は陶芸家の叔父さんが銀座のギャラリーで個展をやっているというので兄のお嫁さんと出かけてくる。兄は仕事で忙しすぎて出かけられないので、お前が行ってこいとのこと。僕も申し訳ないながらずっと行ったことがなかったので、これを機会に出かけてきた。

初夏の皇居のあたりの緑は綺麗ですね。景色も東京とは思えないほど雄大。

16日は家に篭って水曜のセミナーの準備。

パリでの会議を聞きに行こうとおもっていたが、参加登録を早期登録締め切りぎりぎりの15日までせずに放っておいたところ、なんと参加希望者が多すぎるので予定より早いが早期申し込みは終了とのこと。キャンセルが多ければもう一度募集を掛けるかもしれないということだが…ここ一年それほど string で発展があった訳でもあるまいに、皆さんお Paris には行きたいものですかね。と人のことは言えないけれども。私は一体参加できるのでしょうか…

まぁ、もしもの場合は IHES である pre会議にでも行こう。

ところで、アジャリアの無血革命で出ていった旧首相の飼っていた犬が、主人がロシアに亡命してから食事をとらないというので、特別に飛行機で飼い主のところまで送られたとか。粋な計らいだと思う。

ところで、Keith Jarrett のコンサートのライブ録音を聞いたのですが、これはまた素晴らしい! 一時間近い即興演奏にはため息が出ます。


May 15 02:10

12日は午後から大学へ行っていろいろ議論した…葉の茂ってきた三四郎池を夕暮れにひとりで散歩してみた。

13日はお昼のミーティング、セミナーなど。はやめに家に帰る。なぜか11時には眠ってしまって14日は6時起床という健康的な生活。あさ一番から健康診断へ行く。

今日の夕方はFKによる文献紹介。英語だから大変そう。次の次のあたりは僕の番だからひとごとではない。


May 12 10:36

おはようございます。

10日は大学へ。DC1/2の申請書の執筆で皆さん大忙しである。議論に参加してこのほうがいいんじゃないかなど助言してみる。適切な助言であればいいのですが。

お上からの書類が Word やら Excel やらだったりするので、いい加減あきらめて Mac 用の Microsoft Office を購入。オープンソースのオフィススィートも無くはないのだけれども、激しく書式がずれるので。とはいえ、Mac 版ではフォントのサイズが微妙に違うので、完全に書式がおなじにはなってくれないのが頭の痛いところ。ついでに5年ぶりに Mathematica も購入。ヘルプが日本語なのが新鮮である。むかし買ったときは Tシャツがついてきたのに、そういうのは無くなったのでしょうか。

11日は家で引きこもっていた。

さて、来週東工大でセミナーなのだが、準備をしなければ…学会と市大で話したトラペがあるので楽観していたが、長さの加減や重点の置き所を考えるとそれほど使い回すわけにもいかない模様。半分ぐらいは書き直さないとな…


May 10 01:30

9日。え〜、日曜日ですね。

実家から摘みたてのえんどう豆が届いたので、今日は豆ご飯にした。新鮮なだけあってとても柔らかい。噛むと香りが広がって美味い。自炊したのは随分久しぶりだ…おかずは非常にいい加減に豚と舞茸を薄味に瑜めてみたが、こちらも案外おいしかった。量の感覚をすっかり忘れていたので作りすぎてしまって食べるのに苦労した。胃腸薬を飲む。

今日は雨がしとしと降って過ごしやすい。


May 9 01:53

6日は研究室の毎週のミーティングに出た後、可積分系が半分専門のW研(伏せ字に殆どなってないですね)にセミナーに行ってきた。セミナーといっても自分のやった話をではなくて、文献紹介。折角近くに専門の研究室があるのだし、助力を請わない手は無い。嬉しいことに聴衆の反応がなかなかよかった。トラペの準備中に面倒くさくなって、1/4ぐらい白板で説明してしまいましたがご了承ください…

その後はGさんのセミナーを今度は自分の研究室で聞く。p-tachyon とか p-string とか書いたときの p は発音しないんだ。だって ptolemy とか psychology とかの p は発音しないでしょ?という高尚なギャグが飛ぶ。

金曜日は家で引きこもる。

本日は夕方から大学に行ってきてすぐ帰ってきた。みなさん学振の書類で忙しい。後輩の書類を見せてもらってコメントをつけたり。

アジャリアの危機は地方政府の首相がロシアへ退去してグルジア中央政府の直轄下に入って解決した模様。


May 5 23:53

5日。

早朝に月食だというのにすっかり一日勘違いしていた。雨が降っていたからどうせ見えなかったろうが…どうでもいいですが、今月号の『パリティ』の、記紀やその後の歴史書の日月星食の記録の話は面白かった。明日香では見える筈の無い蝕が計算されて載っているとか。

グルジア本国政府から最後通牒を出されたアジャリア政府もどうなるのでしょうか。首相が私兵をもっていて、反首相派がデモをしているというのは奇妙な状況だ…

η' を gauge/gravity 対応で扱った論文が出ていた。なるほど、という感じだが、さてこれまでの場の理論の積み重ねでまだ gravity 側への読み替えがなされていないネタはあるかな。


May 5 00:32

3日は完全に休憩。最近休憩しすぎですが。僕の体調は良いのでそれに関しては幸せです。カフェオレは飲んでも大丈夫な模様。ブラックにはまだ手を出していないけれども…

4日は昼から大学へ行ってきた。家族旅行から帰っていらっした先生と四方山話とか。 皆で根津まで食事に行くと、店から出てしばらく歩いたところで雨に降られて困ったことになった。まぁそれほど濡れなかったからよし。

世の中個人用マシンといえば Windows と Unix と Mac で尽くされるかと思えばそうでもないようだ。ヨーロッパの大陸では Amiga が細々と、英連邦では RISC OS というのが地道にそれぞれビジネスとしてやっているらしい(こういう風に書くとマニアの方から怒られるかもないが)。両者とも独自の gui を開発している模様。まぁ日本でも Towns とか X68 とか同様にそれぞれ独自 gui まで作って頑張っていたのは中高のころのパソコン部での記憶がある。日本ではそれらはビジネスとしては死滅したわけで、どこにヨーロッパとの違いがあったのだろう?


May 3 00:45

jasmine2004

2日。気合いを入れてトラペを書いていました。

3時頃に気分転換にコーヒー屋にいってカフェオレを飲んだ。日曜日だということを抜きにしても非常に人が少ない。皆様帰省もしくは旅行に行っているのでしょうか。隣にどこかの若夫婦がすわっていて話をしていた。奥さんのほうはお腹が大きい。声が耳にはいってくるので聞いていると、子供が産まれたらGWはどこへ旅行に連れて行こうかという話をしている。さんざん海外のいろいろな所を挙げた結論は、小学校高学年ぐらいになるまで海外はやめようとか。子供が大きくなっても折角海外に連れて行ったのを覚えていまいという話で、そういうものかな。

大昔にフランスのJ. Faucounau と言う人が "Le Déchiffrement du disque de Phaïstos" という本を書いているらしい。取り寄せてみたい気もする。円盤と同じ文字を刻んだ遺物がたくさん発掘されると面白いんでしょうけれども。