昨日は日記をさぼってしまった。それぐらい毎日研究しているだけでそれ以外にはとりたてて何も無い。
昨日はしかしなにもなかった訳ではなく、下宿に帰ろうと思ったら今度は後輪がパンクしているということが発覚した。なんなのかよくわからないが、大家さんが数台もっている自転車のなかで、古いけれどもタイヤの太い頑丈そうなものを借りたのだが潮風で悪くなっていたのだろうか。
というわけで今朝は朝から大学の自転車屋に修理に。俺たちが修理するなら $7 だけど、道具を貸してやるから自分でやるならチューブ代だけで $4 だぜ?というので自分でやった。手際が悪いので40分ぐらいかかったがまあ面白かった。
今晩の夕食だが、最近いらっしゃった O さんが、そろそろ日本に帰る皆さんと食事に行くというので、偉い先生方に混ざって夕食のご相伴に預かってきた。こんなに毎日豪勢に夕食にお金を使っていていいのかという感じではあるが... Brown Pelican という海辺のレストランで、波打ち際がすぐそこで、それほど大きくない波にサーファーの皆さんが頑張っていた。
日記を書くには早いですが、いろいろあったのでとりあえず。
昨日日記を書いてさあ帰ろうと思うと自転車の前輪がパンクしていたようですっかり空気が抜けてしまってどうしようもない。歩いて帰ろうにも暗くて怖いので、いちどは O さんに車に乗せてくれないかとお願いしたのだが、調べてみると最終のバスがまだあったのでバスにすることに。すると偶然宿に帰るところの Mariño さんと一緒になって少しく雑談をすることが出来た。というわけでパンクしたのは災難だったがそれを上回る良いことがあった。
今朝はとりあえず大学までてくてく歩いて、Isla Vista の自転車屋まで自転車を修理に出し、パンクの治った自転車で Borders まで行ってきた。というのは、先週 CD を買った際に、今週末なら25%引きとかいうクーポンをくれたので。結局悩んで Scriabin のピアノ曲全集(除 Sonata)というのを買った。割引して税がついて$14.54 也。そうすると来週末なら30%引きというクーポンが手に入った... すっかり店の策略に乗せられているが、25%引きとか30%引きとか出来るということは通常の値段なら利幅はどうなっているのやら。まあ来週は買わないようにしよう。
研究室までもどってくる途中で大学の時計台というか鐘楼の近くを通ると何を思ったか普段はキンコンカンコンとチャイムを慣らしているだけなのに今日はバロックをいろいろ演奏している。あまり判別できなかったが、バッハの有名なトッカータなんぞも演奏していた。しかし鐘なものだから残響が大きく速いパッセージのところは何がなんだか。どうも鐘を管理している人が遊んでいるんではないかと思われる。
今日はまた T さんがダウンタウンに夕食に連れて行ってくれるそうです。
今日はN先生の車に乗せていただいて、 K先生と一緒に植物園まで行ってきた。山の中腹で、修道院のために native American の人につくらせた小さなダムを含んでいる。木が茂っていてそれほど眺めは良くない。真夏なので草も枯れ気味であるが、Channel Island も眺めることができた。春に来るとお花畑だと思われる。
そのあとはダウンタウンまで行って久しぶりにパスタを食べた。Papparadelle とかいうのを頼んだら、きしめんの二倍ぐらいの幅のパスタが出てきてびっくり。なかなかおいしい。(cf. パスタの種類 )
今日は珍しく朝の9時ごろから青空が広がっていた。朝も自転車を漕いで大学まで来ると暑いぐらいだ。
午前午後と Hori & Herbst による matrix factorization の話。前半はレビュー。詳細は都合により省略するが、matrix factorization の心がようやく判ってきた気がする。非常にいい話だ。
昨日は帰る前に Getzler さんに馬鹿な質問をしてみたらいろいろ答えて話にのってくださったのでとても有り難かった。
昨日は夕方さて帰る前に eprint arxiv でも見ようかとおもうと、後輩の某君とやっていたのと似た話が論文になって出ていて唖然。まああちらは専門家で、こちらは他人の土俵でやっていたわけだから仕方がないといえば仕方が無いのだが... 急遽電話で相談などしていて日記が書けませんでした。
こちらのセミナーは、昨日今日明日とかなり数学的な topological open+closed string の話。Getzler さんの英語は非常に聞き取りやすい。話も難しいはずなのにわかりやすい。Matrix factorization の話はなんどもレビューを聞いてやっと雰囲気がわかってきたような気がする。今日の Lerche さんは、この workshop がはじまってはじめてパソコンによる発表。途中のもっとも数学的なページで、何が起こったのか空白がすべて括弧に変わってしまっていて、「まあ数学者はたくさん括弧を使うからね」というコメントであった。
昨日は夕食をまた韓国料理屋にビビンバを食べにいったら、あなたビビンバ好きなのねぇと言われた。まあ少々短期間になんども行き過ぎかな。
なんだかアメリカの食事の量に慣れてきた気がする今日このごろであった。昼の柔らかタコスは今日は具が少なめだったのだが、これで日本なら普通の量のはずのような気もする。
こちらはカフェイン抜きの何とかというものが氾濫していて、コーヒー紅茶の横にはかならず decaf という選択肢があるのだが、研究所のエスプレッソマシンにカフェイン抜きのエスプレッソがあったのでそれを試してみた。胃への悪さは変わりなさそうだ。
兎に角サンタバーバラにも徐々に慣れてきて、一日の過ぎるのも速くなってきたような気がする。最近は夜眠っていると多少夢を見る暇がある。これは先生と同じ宿に泊まっていた間は 7 時間睡眠だったのが 8 時間睡眠になったからだろうか?
月が昇るのが遅くなって、星空の綺麗なこと。蠍座がしっぽを天の川に浸けているのがよくわかる。天の川なんて見たのは何年ぶりだろうか...
月曜日。朝は霧が目の前を流れている。洗濯物をしているうちに晴れた。こんなにいい晴天なのにどうしてこちらの人は洗濯物を外に干さないのかよくわからないが... 乾燥機が発明される以前はどうしていたのだろうか?
午後三時から我々 Grad. Fellow とグロス大先生はじめここの常任教授のみなさんとの会談が設定された。グロス先生の椅子の後ろの壁紙は宇宙の深部を撮影して銀河がたくさん写っている例の奴で非常に落ち着いていて洒落ている。それは兎も角、物理の話にはならなかったから安心したような残念なようなであった。
昨日かった Horowitz のCDだが、ジャケットに「このCDの為に再録音しました!」とあって何のことかいなと思っていたら、数曲であるがかなりテープが古くなって伸びたのをデジタル加工かなにかで音の高さをもとに戻したところがあった。お陰でテンポもメロディーも違和感はないはずなのだが...
さて、夕食はまた韓国料理屋。スンドゥプチゲを食べた。辛いが旨い。
昨日は食事は K 先生と Calle Real のショッピングセンターの中華に行ってみた。海外の中華料理とは思えぬ日本風の中華料理だったので嬉しい喜びだった。すこしくお値段が張ったが、まあお腹も膨れたので良し。
今日はこちらは日曜日。昼前に大学に出てきて、そこを起点に軽くサイクリングしてみる。といっても Storke-Hollister の交差点のショッピングモールまで行ってきただけだが... 研究所は海岸線が南北になっているあたりの海岸すぐにある。あまりに雲一つない天気で、建物も低いので、自転車を走らせて少し下り坂になるだけでふと笑みがこぼれてしまいそうな素敵な眺望だ。どうしてくれよう。
Borders という本屋に入ったら、ダウンタウンの Borders より品揃えが良いようだ。CD は日本の半額ぐらいじゃないだろうか。3枚いりで $20 とかが普通に売っている。ついひとつ購入してしまった。
あとは研究所の電子ピアノで久しぶりに練習してみたり。日本では殆ど練習しないのに何だこの変化は、と自分に言いたくなる。
昨日は T さんにつれられて、M君とK先生とダウンタウンまでシーフードを食べにいってきた。桟橋の先端にある Moby Dick というお店、まあアメリカンで大味だがなかなか旨い。丁度空母が来ていてすこし向こうに威容をそびえさせていた。白い服の水兵さんも店に姿を見せている。
M君は今日はもうお空の上で多元に向かっているはず。
こちらはカフェイン抜きのコーヒーだとか、カフェイン抜きの紅茶だとかが必ず並んで置いてある。皆さんカフェイン嫌いなのだろうか... 取り過ぎは体に良くなかろうが。
アボカドを買って、ナイフで割って、醤油をすこし注いで食べるとコッテリして旨い。これはうちの先生に先々週ぐらいに教えてもらった。
京都では場の理論の研究会。地球の裏側からライブ中継をみたりす。
なんだかどうも午後6時まえに日記を書くというのは慣れないが...
これまでは研究所の西側に住んでいたのが、今は東側に移った。自転車道が自然保護地帯を通るのでなかなか面白い。アライグマ(だと思う)やら、ウサギやら、ハチドリのようなのも居た。枝にとまらずに羽ばたきながら吸っていたからそうだと思うのだけれど...
百科事典によると西海岸には普通にいるようだ。
ここでは満月は水平線に上る。
三日分ぐらい日記を書かないといけませんが...いい加減に。火曜日は早めに帰って荷物をスーツケースに積める。水曜日の朝はTさんにまたご迷惑をかけて、先生は飛行場へ連れて行ってもらって僕は次の宿へと車で送っていただいた。新しい下宿は非常に静かなところで、飛行機の着陸離陸の音がしないときは虫の声しか聞こえないぐらいだ。下宿ではネットがつかえないので、昼間に日記を書いている訳。
今日は朝からうちの先生と議論。70%ぐらいしか信用ならんと言われたが、まあそんなところか...もっと詰めないと。
夜は、矢張 KITP に奥様と滞在中の H 先生がうちの先生を自宅に招いて夕食、という所にご相伴に預かった。H先生が師匠を招くというのはまあそういうものだろうが、僕まで呼んでいただいて有り難いことだ。アメリカに来ておいしい手料理をいただけるとは思ってもいなかったので感激。お腹が一杯になって眠くなってあくびばかりしてしまったのは良くなかった。兎に角アメリカに来てからは皆様に温かくしてもらってばかりで、僕はなんとも幸せ者だ。
東北では大地震があったそうだ。皆さん大丈夫だろうか。キプロスの飛行機が落ちたのもなんとも怖い。上空で乗客は冷凍されてしまったとかいう話だ。
今朝は洗濯を済ませた後、Tさんの運転でうちの先生と K 先生とで山の向こう側までちょいと観光にいってきた。僕は乗せてもらっていただけなので申し訳ない話だ。Los Olivos のワイナリーでティスティングをしたあと、Solvang のデンマーク村をすこし眺めて、夕方には宿にもどって皆さんでワインを傾けた。
山を越えるときにいつもの朝の雲のなかに突っ込んだので視界が悪かった。雲にも場所によって密度が異なるというのがよくわかる。
テイスティングに入ったのは Alexander & Wayne とかいう処で、六種類試してグラス付きで 5$ 也。主人はみなメジャーリーグの T シャツばかり買うから俺は最近大阪 Tigers のを買ったんだ。日本では東京 Giants とが人気らしいねぇとよく知っている模様。昼食は普通のコンビニのようなところでサンドイッチを買うが、店は普通だが表のグリルでパンと豚をジュウジュウ焼いているのは野性的だ。なかなか薄味で旨い。
Solvang はもともとデンマーク移民だったらしいが今はすっかりデンマーク村として観光で成り立っている様。それもオランダから北欧あたりはごちゃ混ぜになっている。駐車禁止の看板がいろいろ売っていて面白し。「Parking Only for Russians -- others are immediately towed away ! -- 」とかいうのが各国版あるのだ。アメリカでこういう民族を強調するのは大丈夫なのか。
今日は夕焼けが非常に綺麗だった。
今日は土曜日だが一応研究所へ。
M君と議論の続きをしていたら、すぐに解決したのだけれども、昨年の10月ごろに一応論文が出ている模様。残念。まあちょっと安直すぎましたか。
今晩は大学の近くのアジア料理屋にゆく。Chinese, Japanese, Korean とあるのでどうしようと思うと、お店にハングルの額が飾ってあるので、これは Korean に限るとトルソッ(石焼)ビビムバプを頼んだ。正解であった。
金曜日。今日はめずらしく天候がわるい。といっても朝はすこしぱらついて、霧の晴れるのが一時間遅く12時すぎであって、いつもは綺麗な夕焼けのところが霧が早くかかるぐらいであるが。
多元の M君がわざわざ僕の部屋まで来てくれて議論してくれたので非常に嬉しかった。
夕方は H さんの発案で Goleta Beach のシーフードレストランで日本人勢揃いの食事。サンタバーバラの日本人コミュニティというわけではなく、いまここの研究所に滞在している人とその家族だけなのだけれども、それで20人になるというのはかなりびっくりだ。問題のディナーは、なるべく知らないものを注文しようということで、僕は Mahi Mahi なる魚を食べた。鰆のような味であった。なかなか美味しい。
研究所内に電子ピアノを見つけた。楽譜をもってこなかったのが悔やまれるが...
今朝は Santa Ynez の宿から大学まで自転車で行った。自転車専用道が完備していて非常に快適だ。おまけに宿も研究所も専用道のすぐ近くと来ている。朝霧のなかを走るのは心地よい。
午前はまず Plesser さんによる Batyrev-Borisov の物理的理解についての講義があった。
午後の堀さんのトークは、直前までタイトルが「最近やっていること」以上に公開されなかった。ふたを開けてみれば「Orientifold and reality」ということで、皆さん爆笑。
堀: "Orientifold というのの日本語訳を考えているんですが、そもそもこの用語をつくったのはあなたですか?”などという会話もあった。
Polchinski: "Yes".
Workshop の blog も出来たらしい。
Tさんによれば、UCSB は全米でもっとも勉強しない大学らしい... ボストンからうつってきて非常に衝撃だそうだ。あちらではスターバックスなどに入っても皆勉強しているのに、ここではみんな学生が楽しそうだ。ということで、UCSB がアメリカ初体験だからといって勘違いしない方がいいよとのこと。
いまはうちの先生と一緒に大学のキャンパス内の宿に泊まっているのですが、昨日は、その次に借りる部屋を見に行ってきました。大学から自転車で10分ですが、もうとんでもなく田舎で、見渡す限り緑が広がっています。
僕は痩せてるのを知っている人は知っているかと思いますが、大家さんに「拒食症なんじゃないの?私の友達が拒食症で死んじゃってねぇ...」という話をされてしまいました。こんな短期間部屋を借りるだけなのに親身に心配してくれてちょっと感動しました。
そちらに移動するのはまだですが、先に自転車を借りて動きやすくなりました。ただサドルが高すぎて、緩めようにもつなぎ目がさびていて昨日の段階ではどうしようもありませんでした。
今朝は自転車屋に行ってサドルを下げてチェーンとギアにオイルを塗ってもらいました。このあたりは自転車専用道が整備されていて快適です。キャンパス内を颯爽と駆け抜けると、景色が歩いているときとまるで違って見えました。
桟橋を眺めながら、砂浜のとなりの自転車道を潮風を切って走る。なんとも贅沢なところです。景色以外なにもありませんけど。
今日はシンコヴィッツさんが G2 mfd の associative cycle に局所化するような膜理論の作用をつくるという話。昼ご飯には Buritto というメキシコ風おむすびのようなもの(ご飯、豆、チーズをクレープのようなもので包んである)を食べた。
今日もごく普通に。朝起きて、大学に行って、勉強して、昼を食べて、勉強して、夕ご飯を食べて、家に帰る。なんだか東京にいるときよりちゃんと生活しているような気がする。
とりたてて毎日代わり映えがないのでそろそろ日記に書くことがない...今朝はバターで目玉焼を焼いた。あとシリアルとサラダを食べた。とかそんなことでも書こうか。昼はパンダエクスプレスでパンダ丼(という名前で具を選べる)。夜は鰤の塩焼き。徐々に量に慣れてきた気がする。
日曜日は特に動かずのんびりした。朝は10時ごろ起床。泊まっている大学の宿はこんな感じのところです。田舎だというのがわかっていただけるかと思いますが、広い敷地に一戸建てがたくさん並んでいるわけ。
洗濯物が溜まってきたので宿のコインランドリーに行った。細かく言えばコインランドリーではなかった、というのは、洗濯機や乾燥機はコインではなく金額を貯めておけるICカードで使うようになっていて、ICカード自体も金額の転送自体もコインやお札では出来ずクレジットもしくはデビットカードでないと出来ないからだ。まあとにかく非常に進歩した仕組みだ。人の出入りの多いランドリーに小銭を貯めておくと不用心だということなんだろう。
部屋にフライパンがないのでスーパーで買った。説明書が振るっていて、その一節に曰く
キッチンには小鳥を連れてこないようにしましょう。小鳥の呼吸器系は繊細ですから、フライパンを空だきしたときなどの煙で調子が悪くなってしまうことがありますとのこと。この一節だけ唐突に付け加えてあるので、具体的に訴訟があったんではなかろうか。さすがアメリカだ。
昨日の土曜日はまず Hさんに車を運転していただいて、ホテルから大学のアパートへ移動。テレビも電話も無いがなかなかいいところである。インターネットは繋がるようであった。その後研究所まで行って Diaconescu & Florea による localization をつかった GW の計算の pedagogical lecture を聞く。講師が当たり前だと思って通過しようというところを Nekrasov さんがいちいち止めて解説を加えさせたり加えたりしていたので確かに pedagogical だった。
昼は硬いタコスを注文した。野菜が多くていいのだが、量が多い。あと二三切れどぎつく赤や緑に色付けしたタコスを混ぜるのはやめてほしい... まあ僕はタコスは好きだ。
Grad fellow 部屋にはイタリア人が二人居るのでイタリア語が飛び交っている。
さて部屋にもどったら有線インターネットだったのだが、無線に体が慣れきってしまっていてケーブルを大学に放置してきてしまった。というわけで日記を更新できなかった次第。
日曜は K先生とうちの先生とでダウンタウンをふらつきに行く。大通りの風景はこんなかんじです。まっとうな店がたちならんでいて雰囲気の良いところだ。大通りをまっすぐ行くと突然砂浜で海水浴客がいる謎なところである。大学のまわりは何も無いので潮風がいつも通り抜けているが、ダウンタウンまで行くとそうでもない。ということは日差しが強いと暑いということだ。それでも日本に比べれば天国のようなものだ。一日ぐらい観光するにはいいところのように思った。
帰りの田舎を向いたバスでは地球の歩き方をバッグにいれた女性が居たが、ダウンタウンは兎も角ちょっとここは旅行にくるところではないと思うので何をしているんだろうか。僕らは Isla Vista で降りてスーパーで買い出し。二軒あるのだが昨日すこし入ったほうは薄暗くて汚くて酒が半分をしめていて困惑したがこちらは非常にまともであった。
本郷の研究室の unix 共有マシン群の主マシンがお亡くなりになって困ったことになった。メールなどで連絡をとりながら善後策を練る。
大学に行って、勉強して、みんなとお昼を食べて、勉強して、夕ご飯を食べて、宿に帰る。非常に単純な生活。
なんだか非常におちつく気がするのは、あまり建物が周りにないことと、平和そうなことと、適度な高さの山が片側に見えていることが効いているんじゃないかと思う。夜になれば虫が鳴いて、空の星は湿気が少ないためか非常に明るい。こんなに立派な北斗七星をみたのははじめてじゃないか。
名古屋の K 先生来る。M 君は初日から来ていたらしいのに今日まで一度もすれ違わなかった。おかしい。
帰りのバスはいつもの倍の時間がかかった。各バス停で続々と downtown の spanish fiesta にいく学生が乗り込んでくるからだ。学生は皆 Anglo-Saxon でヒスパニックすら居ない。それなのにみな Mexican Hat かぶっているのだから不思議な話だ。
なんだかいろいろ書くことがあるような気もするが、よくわからない。ホテル暮らしをしていることを除けば、とりあえずごく普通に生活しているような気がする。いつも通り 8:40 ぐらいにホテルを出て先生とバス停まで歩き、11番のバスで大学へ行く。
昼はランチセミナーが M. Aganagic さんによってあった (さっそくビデオとトラペがネットにあがっている。KITP の人は異様に仕事が速いですね)。Ooguri, Neitzke, Vafa との共著の話。食事自体はキャンパス内の屋台で Soft Tacos を買ってみたら本当にソフトでなんのこっちゃという感じであった。野菜たっぷりのチキンサラダがタコスの上に乗っているのだが水分たっぷりなものでタコスが溶けかけだ。というのは兎も角、Nekrasov 先生のコメントが厳しかった。
夜は H さんと先生と、おとといと同じ pseudo Japanese に。注文して椅子に座っていると T さんも現れる。僕は鮭の塩焼きとカニかまのカリフォルニアロールを食べた。量は多めでお腹がいっぱいになる。
そうして 19:40 のバスでホテルに帰る。海岸線が東西に向いていて、北に山がある。そういう点は昔居た神戸のあたりに似ていて心は落ち着く。高い建物は無いものだから沈みかけた太陽が西から山肌と雲を照らす。なんの鳥かわからないけれども、ねぐらに帰る前に集まって僕らの上を優雅に楽しそうに回っている。
ヤシの木の並木やら、ブラシの木の並木やらがあって、香りのするハーブや木がたくさん植えてあって風が吹くとなんとも心地よい。
こちらは夜の9:30です。今泊まっているホテルはこちらのΓ字型の建物。一泊が繁忙期でめちゃくちゃ高く、普段の値段の倍しているらしい。それは今週は Santa Barbara の中心部で Spanish Fiesta なるものをやっているからであるらしい。数日後には大学の宿舎に移るのだが、その話をうちの先生がこちらの秘書さんとしていると、「まったくこんな Fiesta のときに来るなんて馬鹿ねぇ、大学の宿舎も繁忙期値段をとるべきだわ」といったとか。
めでたく机と鍵も貰えて、パソコンもネットワークに繋げて印刷も両面で出来てとりあえず言うことはない。真面目に計算です。僕ら KITP 付けの大学院生は一部屋に押し込まれています。
昼は大学の生協に入っている Panda Express で酢豚丼を食べた。夕食はホテル近くの In-n-out Burger でバーガー。ほんとにファストフードの店の多い国だ。
NY Times 紙にトロントでのパネルディスカッションの話が出ていてなかなか面白し。
さて、スーツケースもつめたので、あとは出発するだけです。
今日は半年出かけるのを見送ってくれるということで祖母と母が出てきているので、そちらと合流して昼食のあと学校へ行きました。自転車をこいでいると途中で日本に戻ってきている T さんと不思議に合流。一緒に大学まで向かう。ほんのすこしだけでしたが物理の話ができて良かった。
その後はもうほとんどありませんが多少雑用をして、根津の和幸で夕ご飯を食べて帰宅。
むこうへついたら雑用も無く研究に専念出来るといいです。