どうも心が乱れて研究する気にならなかった。いい天気なので洗濯など。
夕方から池袋の disk union とジュンク堂に行った。最近毎週なにやら買い物をしていて良いのかな、と思いつつ、結局講談社現代新書の「ブルゴーニュ家」を買った。税込み 777 円で何だか嬉しい。
とここまでは良かったのだが、自転車のぼろぼろの前かごに入れて考え事をしながら 50m ほど走りだした時点で 早速本が無くなってしまった。前かごの下面と側面をつなぐところが軒並み破れているので、落ちたのだろうと来た道を戻って探すが見あたらず。非常にあり得ない結果になった。お金をどぶに捨てたのも勿体ないが、本がそのまま雨に打たれてしまうかとおもうと申し訳ない気がする。どなたか拾ってくれればいいのであるが。
江沢訳のディラックの一般相対論が文庫になっていたのにもびっくりした。
今日は夕方まで家でだらだらと。ふと思い立って新宿某所で昔バイトをしていた塾に行ってみる。旧友としばらく雑談などして、大江戸線で本郷に行くが、不思議と今日は研究室に殆ど誰も居らず。
しばらく放置してあったが、京都でのセミナーで指摘して貰ったのでまたその問題を真剣に考えることにしてみた。少しだけ進展があったが、さて...
今日はのんびりする。意図的にのんびりしたというよりは、昨日どうも寝付けず文庫本など読んでいたら夜が白みはじめてしまったので、昼前に起きて活動しようとしたが眠くてなんともしようがなかった。大学に行って多少議論に参加しようとしたが頭が回っていなかったように思う。
ようやくほぼ雪が消えた。昨日戻ってきた頃はまだまだ日陰の路面は融けて固まるのを繰り返してシャーベット状になったもので半分ぐらい覆われていたが。
京大でのセミナーから帰ってきました。昨日は朝6時に起床、通勤ラッシュ前に地下鉄で東京駅まで行き、新幹線に。横浜あたりで線路が高台を走るところから、遠く雪を被った富士が綺麗に見える。それで満足してあとは京都まで熟睡。
バスに乗って京都大学まで。生協で鍋焼きうどんを食す。
丁度某先生による文献紹介、Stochastic Loewner Evolution の話。こちらがレビューを読む手間の省ける非常にわかりやすいセミナーだった。その後は僕自身のセミナー、こちらはまあまあの出来か。先生方、ポスドクの皆さんの質問が非常に鋭くたじたじとなる。セミナーで、まさに決定的な点をずばり質問するというのはおそろしいことだ。
その後は先生が京大物理学科の談話会で弦理論とは、という話をしたのでこれも参加。なかなか面白し。パスタ屋さんに連れていっていただいて皆さんで夕食。夜は北白川学舎に宿泊す。夜中の時点で疎水の近くだけ見事に霜が積もっていた。疎水からの水蒸気があるからだろうか、理由はよくわからないが、街灯に照らされる霜の反射のなんとも綺麗なこと。
今日は基研のほうで共同研究者の Y くんがセミナーだったので、そちらに出席してから東京に戻ってきた。昼まで時間があったので、理学部のほうの研究室のお茶のみ場を使わせてもらって勉強やら雑談やら。おひるは生協でニシン蕎麦を食べた。セミナー中はまたも聴衆の鋭い質問が冴え渡っておそろしい。
京都駅では駅弁が売り切れていて酷いめにあったが、なんとか車内で購入。東京へ着くと大学へ直行、しばらく雑談などして帰ってくる。
昨日は昼に大学に行っていろいろと事務的な用事を。夜帰ろうと居室の鍵を閉めると丁度某君がお茶のみ場に現れたので、そのまましばらく雑談をしてしまって夜が遅くなった。
今日は夕方から大学。丁度到着したところをボスに目撃されてしまった。なんだその雪国みたいな服装は、と笑われたぐらい、最近いつも厚着だ。雪かきのちゃんとしていなかったところは路面があいかわらず凍り付いて危ない。
さて、明日は早起きだ。
さて、日記に間があいておりませんが。あのあと大学へ行く。
今日は青空に積もった雪が映えて美しい... が、雪が中途半端に融けたところは夜になって再び凍って酷いことに。雪だからとわざわざ別の靴を出して履いても、こればかりはどうしようもない。
夕食は根津のスピガ。日本風のイタリアンで美味しい。
昨日は夜11時頃に非常に眠くなったので、布団を敷いて中に入ったらば、気がついたら朝の10時だった。最近は堕落した生活をしているので疲れている筈も無いが、どうなっているのだろう。起きる寸前の夢は、そろそろ布団から出たいのに眠いのでなかなか出られない、というのを実家やらここの家やらホテルやら各地で繰り返す夢。
昨日は大いに雪が降った。数年ぶりだとか。道に止めてある車の屋根に 5cm 以上雪が積もって、雪国のようだ。近所の公園の運動場は雪だるまが林立していた。寒いので夕食は近くのデニーズに行ったが、非常に客が少なかった。
今日は青い空に雪の白いのが綺麗です、と日記を書いているうちに雲が出てきた。
昨日は昼食会およびセミナー。日本人の英語は訛がきついなぁ、と自分を棚に上げて思ってしまった。しかしそれ以前に喋れるようにならないと。久々にモンテベルデに行く。
今日は夕方前から大学へ、新M2の皆さんのパソコン選定やら自分の学会出席の飛行機やらの雑用で時間が経ってしまった。
Orientifolding がなんなのか判っていたつもりだが、全くのまやかしであったということが判った。Polchinski やら Johnson を開いて真面目に計算してみるが...
Kachru-McGreevy-Svrček(hep-th/0601111) を読んだ。
one should keep in mind that the history of "no-go" arguments in string theory is somewhat tortured, suggesting a no-go theorem for no-go theorems.という振るった一節があったのでそれだけでも僕にとって価値があった。こういう swampland の境界を決めるという努力はどれだけ可能なものだろうか。
昨日とほぼ同じ生活。すなわち、起きてもしばらく大学に行かず、夕方前に大学に行って、夕食を食べ、議論してかえってくる。
夕食後はある問題の解をあてずっぽうで見つけようとしたが、残念ながら上手くいかず。正攻法しかないか。
今日は昨日の夜更かしで昼過ぎまで起きず。半年ぶりぐらいにマクドナルドに行ったが、値段の割に不味い。
その後しばらく家に居て、夕方から大学に行った。
夕食時はいま滞在中の某さんにインドのタタ研究所のようすを伺えて面白かった。手で食べるのではなく指で食べるのだとか、固形物を食べるのは慣れたがまだスープは指では食べられないという話など。
研究室の本棚で、B. Cox のオブジェクト指向の本を発見。こんな本があるとは。前半はかなり哲学しているが、徐々に話がテクニカルになっておしまいは彼の会社のライブラリの関数一覧で終わる。
11時位から議論をはじめると終わったらこんな時間になっていました。家に帰ります。
今日は朝から修論発表の練習会。
あとは昼からいろいろ議論など、何をやったかは忘れました。
RS君 が借りてきた Gorenstein の "Finite Simple Groups" の2章を流し読みしていると、どのようにそれぞれの散在型単純群が見つかって来たかという歴史が織り込まれていて非常に興味深い。
今日の昼は昨日とはうってかわって春のような陽気で気持ちがよい。洗濯物を済ます。しかし夕方まえからまた雲が出始め、夜中には雨に。
夕方久しぶりにお茶の水までいって中古 CD 屋に。中古ですら高いので唖然とする。輸入代金かしら。兎に角アメリカに比べて1.5倍はするように思う。メシアンの Catalogue d'Oiseaux を購入。
大学にいって、皆さんと夕食に行って、多少議論をして家に。到着するとちょうど雨が降り始めた。
今朝は目が覚めたら14時だった。寝たのが朝の二時過ぎだったから、12時間弱寝たことになる。はじめに見たのが携帯の時計だったから、しばらく携帯が壊れたのかと思っていた。外も雨で暗かったことも勘違いのもとだったようだ。しかし家の他のどの時計をみても同じ時間だったので、現実を受け入れざるを得ず。
昼から夜まで多いに降る。風も強く雷まで鳴ってかなり派手に降った。
Nikulin の論文は面白い。K3 曲面 Xの持ちうる対称性 G を調べるのに、X/G を特異点解消して得られるものがまた K3 であるべしということを利用するところなど素晴らしい。そのまま CFT に拡張できればいいけれども…
写真がずっとサンタバーバラの海のままだったことに気がついたので替えました。初詣にいった帰りに近くの公園の木を撮ったものです。冬になるとすっかり葉が落ちたところに白い実が綺麗です。木の名前が判らないので画像のファイル名はいい加減です。
昨日から徐々に曇って今日は雨模様。降ったり止んだりだ。
昨日は博士論文発表の練習会。Y 先生が I さんを苛めること。これが指導してやれるおしまいだから、という話だったが、自分の発表にしても一々あてはまって耳の痛いしかし有り難い説教だった。
今日は早稲田の宇宙論-弦理論研に呼んでいただいて7月に出した論文のセミナーをさせてもらった。重力側の話を多めに調整。あまりにテクニカルな内容だからどうなるかと心配だったが、反応を見ていた限りでは楽しんでもらったようでよかった。建物は18階立てで、三階毎にしか止まらない高速エレベータがある。
早稲田の大久保キャンパスと本郷との交通で最も簡便な方法はなんだろうか。本郷三丁目から東新宿まで大江戸線に乗って明治通りを歩くのが良いか。明治通りは地下鉄の新設工事で大騒ぎだった。
夕食を早稲田の生協でみなさんとご一緒して、本郷に戻る。
昨晩は論文投稿のため夜遅くまで作業。
今日は家の周りで昼食を食べた後、昼過ぎから大学へ。RS君が問題の論文をコピーしてきてくれた。彼はすっかりやる気で僕は追いついて読んでいかないと行けない。
以下 Apple 話なので無視してください。Apple の新製品がいろいろ発表。僕は iLife '06 以外は様子見の予定。そのソフトの売りの新機能のひとつは、デジカメからパソコンに取り込んだ写真の中でどれとどれを公開と選択しておき、さて次に相手のパソコンの同じソフトで、誰々のアルバムを参照、としておくと、あとは全自動でインターネット経由で写真を転送してくれる、というもの。「あなたの子供の写真を、魔法のようにあなたの両親のパソコンへ転送」ということなんだそうだけれども、宣伝文句になるほどそういう機能を求めている消費者が居るのかは謎なところだ。僕は実家から離れて住んでいるので、僕にとっては便利な機能になりそうではある。
今日は昼過ぎから学校へ。
RS 君が東京電機大に行って例の論文をコピーしてきてくれた。が、二人でそれを読んでみると決定的なところはロシアのあやしい雑誌の論文に依拠している。のでやはりそれをコピーせねば仕方が無いようだ。
カリフォルニアに居たときにはじめた共同研究が完成したのでプレプリントサーバに投稿。
さて、三連休で家に引き蘢っているのも良くないので昼前から大学に行った。本郷通りのお店は軒並み休みでマグロ市場に入らざるを得ず。づけ丼を食す。悪くない。
赤門でドラマか何かの撮影。平成13(ママ)年大学入試という看板をたてて、エキストラが沢山いて赤門に入っていくところ。芸能人には詳しくないから誰かいたのか判らないが、まわりの騒がなさからみてエキストラだけだったのだろう。
夕食は根津の和幸に。立って待っている人がいるぐらいの繁盛ぶりだ。
家に帰ろうと建物を出ると、地面に雨の後。傘を持っていなかったので慌てたが、幸い通り過ぎた後だったようだ。天気予報だとこれから多少降るという話だが...
こないだ買ったのはラベンダーの蜂蜜という触れ込みだが、口に入れたときの香りはヨモギのようだ。
今日も家でだらだらしていた。こんなことでいいのか?外は寒いが快晴なので、昼間は暖房なしでも暑い位だった。日が陰ってきたのでホットカーペットを付けたら、あまりの気持ちよさに昼寝してしまった。そんなこんなで夜になり、夕食に行く。という堕落した生活だった。
高柳さんと奥田さんの Ghost D-brane は興味深いが謎だ。
やはりどうしても Duke Math. J. の論文を読まねばならぬようだ。大学で電子ジャーナルで契約していない上、数学科は駒場だから非常に手間だ。ネタ元の RS 君が十日後ぐらいに駒場に用事があるからそのときに頼もうかと思っていたが、待ちきれない。
近々論文を出す同僚のお絵描きを手伝った。いつも僕は勝手知ったる OmniGraffle を、本来の用途から多少離れて無理矢理使うので、見ていた数人にかなり呆れられた気がする。Illustrator か何か使ったほうがいいのかもしれないが、購入代金もあるし、何より操作法を一から覚えるのが億劫だ。
今日は大学には行かず家の周りで一日過ごす。久々に巣鴨の大戸屋に行く。800円で日本風西洋料理が食べられるのだから日本は素晴らしい。
昭和史探訪の9巻を購入。226事件の裁判の様子など。
部屋の蛍光灯の外側の輪が切れたのであたらしいものを購入。スーパーでは32型30型と組になったものが特価で売っていたが、32型のものだけ購入。値段の差が殆どなかったので損をした気もする。
Conway-Sloane をぱらぱらと読む。これまでは読むことを怖がっていたが、なかなか面白く読める。
五日は昼前から大手町、丸の内、銀座とまわって、グリーティングカード、蜂蜜、修理の出来たパソコンの受け取りと済ませてくる。蜂蜜はラベンダーの。家に一度戻って、半年居なかった分のデータをアメリカに持って行ったノートパソコンからコピーを開始させて、そのままほったらかして大学へ。
大学ではごく普通の一日。違うことと言えば、お茶のみ場の机に皆様の帰省土産が積み上がっていたことぐらいか。それは今日も同じだ。
一年下の S 君に、数学からの密輸入系のネタを教えて貰ったので、一緒に考えようかとしている。そこで、うちの先生にお伺いを立ててみたところ、非常に良く問題の存在をご存知で、それに関する数学の第一人者による未出版の講義ノートをわざわざ探し出してコピーしていただいた。出版された論文よりもいろいろな考え方が書いてあってためになる。
今日も日が暮れる前に大学へむかって、夜遅くまで普通に勉強。ずっと小さなノートパソコンの画面だったので、修理からあがってきた一体型PCの広い画面が心地よい。
スウェーデンからうちの研究室に来ている修士の人に、芸が無いがまたシュールストレミングのことを聞いてみた。彼は食べたことが無いそうだ。
昼過ぎから母と祖母と大阪の街に出て買い物をして、夕方に仕事がえりの父と合流して中華料理屋に行った。その後祖母と新大阪まで行って、新幹線で東京まで。久々に六泊七日も実家に帰った。さて頭を物理に戻さないとな。
hep-th/0601001 はなかなか面白い。あまり根拠がよくわからないけれども、これが本当なら、過激派の言う LQGの駄目ないろいろな理由の中では始めて僕にも理解出来るものだ。
さて、風呂に入ろう。
昨日今日は非常に呑気な生活をしていたので大して書くことが無い。昨日はぐうたら昼寝をするかピアノを弾いているかテレビを見ていたかだ。ひとつ書くとすれば今日、父と下の畑まで行って大根と春菊を採ってきた位か。
今日の ArkaniHamed-Motl-Nicolis-Vafa の図1の緑部分はチェコの国の形らしい。家のプリンタで印刷していたのを父が見て、何故ここにチェコの絵など書いているんだ?と僕に聞いたので。地理の教師の経験ウン十年は流石だ。赤い点はプラハだそうだ。というわけであの絵を書いたのは Motl であろう。
高木貞治の「近世数学史談」が本棚から出てきたのでぱらぱらとめくる。
某君の web 日記にあった話だけれども、素粒子理論はかなり昔から 1st author というものが無くアルファベット順なだけだが、arXiv の発展した昨今では、投稿したのが誰か?という観点があるのではないかという気もする。