Feb 27 00:44, Princeton

雪は降ったが暖かく、零下まで下がらない。空は曇って、雪はどんどん融けて、不思議な感じだった。今日のセミナーは大学で Minahan さんだった。難しい。

夕食は M さんと FK とで Market Fair の P.F.Chang's Bistro という中華屋へ入ってみた。以前はあまりの混みように断念したが、今日はなんとかなった。兵馬俑の馬を数倍に拡大したオブジェが店の前においてあって面白い。味はアメリカの中華料理にしては大人しく、なかなか宜しかったと思う。


Feb 25 23:45, Princeton

飼い主と犬?

昨日から本郷の同僚がこちらに来ている。昨日はJFKまで迎えに行った。といっても高速に乗ってニューヨークまで行けるほどではないから、Junction に車を置いて電車で行ったのだ。ホテルはこの界隈で高速に乗らずに行けるところにしてもらった。

今日は朝からホテルまで彼を拾いに行って、このあたりをいろいろ案内して回る。といってもそれほど見るものもないのだけれども。夕方から雪が降ってきて困った。しかし彼をホテルに送り届けないわけにもいかないので、20マイルも出さずアクセルを踏むか踏まないかでそろそろと行ってきた。まあどの車もそんな感じだし、いつもより却って緊張して気をつけていたから、ひやっとすることも無かった。とは言え用がなければ今後は車に乗るまいぞ。

夕食は Nassau Inn 前の Teresa's cafe。久し振りにお金を出してご飯を食べたら、なかなか旨かった。


Feb 23 23:45, Princeton

一週間がまた過ぎた。先週まではセミナーが控えていたので、研究が進んでいなくても言い訳が出来たが、今週はなんとも言い難いと思われる。今日は青天だが風が強く、外を歩くとすぐに体が冷える。

昨日今日は、昨年初夏にうちの先生とやっていたが中途で放置してあった話を掘り返してみた。というよりも何故放置するに至ったのかを思い出すのに二日かかったというところだ。結局中途で放置してあったのは、動機こそ面白いと個人的には思っているけれども、どの程度非自明な話なのか判らなくなったからだった。まあしかし一応 TeX にしてまとめておくことは悪くはないはずだ。

何にせよ一つのテーマに集中せずにうじうじしているのが良くないと思われる。まあ最近こちらのポスドクの皆さんと仲良くできるようになってきているから、なにもしていないわけではなかろう...

超重力30年記念会議のトラペが追加されていたので、ぱらぱらと眺めてみる。先駆者達の偉大なこと!我々は与えられた作用を変換すれば良いけれども、手探りで見出した彼らは恐るべきだ。


Feb 22 23:15, Princeton

今朝のセミナーは Dine 先生で、如何にして私は心配するのを止めて metastability を愛するようになったか、という話。

朝から曇っていたが、昼食中に雨が降って、戻った頃には雷まで鳴った。夕方にはすっかり晴れた。

数日逡巡した揚げ句、Denef-Moore の150頁あるのを印刷した。紙の無駄にならないようにキチンと読もう。とりあえずイントロを眺めたが、それだけで14頁あるのは如何なものだろうか。


Feb 21 23:33, Princeton

昨日今日と暖かくて良い。今日の昼は10度まであがったらしい。コートもすこし薄いものに変えてみた。

昨日は Rutgers の素粒子論研で annual get-together なるものがあったので、丁度いい機会だと思ってルート1に乗って車で行ってきた。Emil が助手席に乗ってくれて、出口はここだよだとか、この辺でレーンを変わっておけよとかアドバイスをくれて助かった。しかし往復でかなり消耗したようで、家に帰ってご飯を食べるとすぐに眠ってしまった。セミナー自体は、同じスピーカーが以前にこちらの大学でしたのとほぼ変わらなかった気がする。

今日はセミナーがふたつ、ひとつは大学で12時から、もうひとつは研究所で1:30から。大学でのセミナーは本来金曜日だったのだが、急遽変更になったようで、お蔭でピザが出た。

大学でのセミナーは、9月からポスドクで来る人で、僕と同じぐらいの年なんではないだろうか。質問が沢山でているうちに時間が過ぎてしまって、スピーカーは困りましたねぇ... などといいながら話をしていたが、なかなか13時にならない。実は、壁の時計が偶然12:50ごろ止まったのであって、スピーカーがどうも何かおかしいと思って腕時計をみたときには実は既に13:10なのだった。内容が興味深かったからだろうが、事態にはじめに気が付いたのがスピーカーだったというのも不思議な話だった。ということで会場は笑いに包まれた。

自転車で研究所まで戻ると車で戻った人たちとほぼ同時についた。自転車道だとかなり近道できるのが効いたようだ。

こちらのセミナーははじめの動機を説明するところで聴衆が噛みついて本題にほとんど時間が割けなかったが、終わって紹介された文献を読み返してみると理解が多少進んだ気がする。


Feb 19 23:30, Princeton

今日は大統領の日で研究所は祝日。大学は平日でセミナーがあった。というわけで早めに車で大学に行って、これまで行ったことのなかった図書館に行ってみた。思っていたほど広くはない。昼食はあちらの生協で食べた。

ついでにガソリンスタンドで給油。ガラスを拭いてくれたので綺麗になって嬉しい。

このあいだの米谷先生還暦記念の駒場の研究会のトラペを眺めた。こちらにもセミナーで沢山人が来てくださっているはずだが、やはり先生方の趣味なのか分野が偏っているので、こうやってざっと読んで見るとしらない分野もありなかなか新鮮だった。


Feb 18 23:37, Princeton

今朝は晴れ。昨日あれだけ寝たお蔭で今日は気分も爽快だ。トイレットペーパーが無くなったので朝からスーパーに買い物に行ってきた。ついでにいろいろ買うと何故かすぐ $20 を越えるのは何故だろう。

戻ってきて昼食など食べていると雲が出てくる。夕方にはしばらく雪が舞ったが、すぐにまた空は晴れた。

恒例の日本人勉強会ということで、今日は M さんと T さんが半分ずつ。終わったらもう真っ暗だ。


Feb 18 00:06, Princeton

今日は晴れて気温も上がり、融けた水の滴る音と小鳥のさえずりが春の訪れを思わせるのどかな一日。といっても最高気温は3度だったそうだが。部屋の空気が淀んでいる気がしていたので窓を全開にして入れ替えてみた。

こちらにきてはじめて洗濯所で同僚に会った。あとは車のガラスが雪に含まれていた塵で汚れてしまったので軽く拭きとってみた。

夕食後は眠くなってしまってつい先ほどまで寝ていた。二週続きの発表が終わって気が抜けたか。さてまた寝よう...


Feb 16 22:46, Princeton

夕陽が冬枯れの木を僕らのいる建物に映します居室から研究所の前の草地を望む。芝生のところだけ雪に覆われているコントラストが美しい。

今朝は眠たい頭で朝から M さんに車に乗せてもらって、量子力学の基礎とかいうよくわからない研究会を Alexander 沿いのホールまで聞きに行った。といっても Witten 先生のを聞いただけなのだが、ヘリウム原子の電子の波動関数を求めるのに、1/d 展開して d=3 と置くという話などなかなか面白し。

研究所には直接もどらず家に送っていただいて、その後髭を剃ったり顔を洗ったりす。昼食はまた Osso Bucco だった。

セミナーは話の途中にも終わった後にもいろいろと質問が出て、なかなか受けも良かったのではないかと思う。はじまる前に、ここでは Nucl. Phys. B の電子版が契約していないからすこし面倒だと言う話をポスドクでしていたら、M先生が聞きつけて「じゃあNPB一年契約するのと、ポスドクを一人雇うのとどちらがいい?」と鋭いお言葉だった。「勿論ポスドクをお願いします...」とたじたじと返答す。

さて、朝に車に乗せてもらって道はすっかり除雪されて乾いていることが判ったから、日の出ているうちに Wegmans へ買い物へ行ってきた。走っていると天井に残った雪が融けてフロントガラスを伝ってきて、そのうちに凍ってしまう。つららのメカニズムを実感する日々だ。

家にもどって買ったものを冷蔵庫に詰めて、すぐ研究所へもどる。日が暮れて家に帰ってくると、部屋の床にところどころくっきりと白い足跡がついている。雪かと一瞬思ったが、どうも融雪用の塩が靴の裏についてきたようだ。ずぼらをして靴で家の中を歩き回ったのが良くなかったらしい。しかし道理で道のアスファルトがすっかり灰色をしているわけだ。

市民の苦情に負けて、ニューヨーク市長はこのあいだの雪の朝の駐車違反切符は取り消すことにした由。


Feb 15 23:31, Princeton

今日は青天、雪の反射がまぶしい。表面は日光で融けて硬くなってしまっている。

車のフロントガラスを覆っている雪も手で払いのけられるとかいうものでは無くなっている。ふと思い立って片手鍋にお湯を入れてそこに注いでやったら、みるみる雪は融けて流れていった。とそこまでは良かったのだが、お湯のうち綺麗に流れきらなかったところがフロントガラスに残って瞬く間に凍ってしまった。太陽が有るから認識していなかったが、昼でも氷点下だったのだ。

トラペの改良もすこしはしたが、今日はいろいろ議論。昨晩はすこし面白く、しかも実行可能なことを思いついた気がして少々寝付が悪かったが、朝になって目が覚めるとそれほどでもなかった。しかし、相談してみたところ悪くはなさそうである。

もうひとつの議論では、本題とはあまり関係ないが興味深い論文を教えてもらったので後で見てみた。存在の知らない面白い論文が全く沢山あるものだ!

今日のどうでも良いニュースだが、ニューヨーク市もかなりの積雪で、早朝に除雪車が出動した結果、路肩の時間極駐車の上にはね飛ばされた雪が積もってしまい、身動きが出来なくなった。さて時間切れになったころに検査員の方が来て軒並み駐車違反切符を出した。というわけで納得のいかない市民多数の電話で市庁は対策に追われた。という話。


Feb 14 23:00, Princeton

昨晩から今日の昼過ぎまでかなりの降雪。結局 3cm ぐらい積もったように思う。この冬一番の積雪だろう。今回は昼にしんしんと降ったので、研究所を雪かきしているところを目撃した。いつもは朝のうちにやっているようで、僕が寝ぼすけだから見逃していたらしい。小学校などは休みになったらしい。昼食もホールが半分ぐらいしか埋まらなかった。昼のセミナーも聴衆が数えるほどしか居ない。

今日も一日注力して、トラペは徐々に形になってきたように思われる。

Becker-Becker-Schwarz は取り敢えず脚注全部と、巻末の文献解題を読んでみた。

こちらでは Bush 政権がかなり本気でイラン攻撃を考えているというニュースだ。

日本語の Wikipedia の超弦理論の項目をふと見てみたところ、どうも通俗解説書しか読んだ事がない人がいい加減に書き加えたようで少々ひどいことになっている。一応専門なので看過し難し。


Feb 13 22:38, Princeton

ここ数日暖かかったが、また寒くなるようだ。昼過ぎから雪模様である。

トラペは一応話す内容は書いたので、見た目を整えないと。42ページなので、まあまあというところか。

昼食では W 先生が positive energy theorem の解説をするという流れになったので、戻って原論文を眺めてみた。以前読もうとしたときは何もわからなかったが、多少ものを知ってからみれば BPS 条件の話だ。しかしあの時期にあのような仕事をするのだから、なんと先見の明のあることだ。

Becker-Becker-Schwarz が届いた。

カリフォルニアではシュワルツェネッガー知事が先だっての二期目の就任演説の際に、もはやカリフォルニアは一個の国家として成り立ちうる、という話をしたそうだ。


Feb 13 00:04, Princeton

今日は金曜のセミナーの準備ということでトラペを作り始めた。一応粗筋は考えたので取り敢えず第 0 稿にすべく頑張るが、内容の半分に来たところで日付が変わりそうだ。既に 24 ページあるのだが、少々多いので後で削らねばなるまい。如何せん超重力の技術的な話になるが、わかった気になってもらえるよう嘘を付かずになるたけやってみよう。

セミナーは Rutgers の D さんで Dessin d'enfants (子供のお絵描き) とゲージ理論という話。お絵描きという単語にテクニカルな意味があって、更に子供のお絵描きになると条件がつくそうである。Grothendieck が考えたとかいうはなしだ。論文に気がついてはいたが、読む勇気が出ずにいたところ、非常に面白い話だったのでとりあえず印刷してみた。

昨日買った本は英国の薔薇戦争の話。図版が多く楽しめた。日本で言えば応仁の乱のあたりの話で、武将の寝返りや、対立する二派の王の直接の対決など、日本の戦国時代の話を読んでいるようだ。フランス王やブルゴーニュ公まで出てくる。何でもシェークスピアの半分ほどはこの時代が舞台であるそうだから、自分の物の知らないこと!


Feb 11 23:17, Princeton

Nassau 通の教会。

青空の美しいのどかな一日だった。昼は3度ぐらいまであがったようで、日の光に誘われて自転車であたりを一周してきた。近くの運河は表面は凍ってしまっている。タイヤの空気が抜けてきていたので、Nassau 通りまで出て自転車屋でポンプを貸してもらった。古本屋に寄って、スタバでコーヒーを飲みながら買った本を眺めて、と穏やかな日曜日だった。

さて、そこまでは良かったのだが、夜になってプレプリントを確認すると少々困ったことになった。


Feb 11 00:09, Princeton

今日の昼は恒例の日本人勉強会で、Mさんが B-physics の基礎を説明してくれた。海外に来て却って現象論について学んでいるのは面白いことだ!Mさんのお師匠さんが非常に偉いということが判った。

夜は研究所の midwinter party。数日前に E にフォーマルな格好を来てこいと忠告されていたので、半信半疑であったがクローゼットからスーツとネクタイを出して、何年かぶりにネクタイを締めて行ってみたら、なんと殆どの人がそういう格好でちょっとこれは想像外であった。おいしい食事と楽しい会話でなかなか良かったと思う。

しかし英語がなんとか成らんかと思う。パソコンオタクの某君の彼女にお目にかかったが、その英語だとこちらに来たばっかりでしょう?とストレートに言われてしまった。僕のことを、この彼がこないだ言ったここにいるもうひとりのオタクだよ、という風に紹介してくれたのは面白かったが、兎も角、時制と、疑問文のときにつかう助動詞を何にするかを間違えずに話せるようになりたいものである。無意識にか、まずは慣れるためとりあえず気にせず話すようにしていたように思うが、もう少し気を遣ったほうが良いかも知れない。


Feb 9 23:41, Princeton

今日の昼食の話題は何故か Wii の話になった。子供のために並んで買ったという先生もいれば、彼女に誕生日プレゼントに貰ったという人まで。

食後はセミナー。こちらのポスドクの方で、その話を聞くのは2回目だったから理解が多少は進んだ気がする。どうでも良い話であるが、月曜セミナーが2:30からで、金曜セミナーが1:30からなのは、はじめは金曜セミナーは昼食会だったという経緯によるらしい。それが開始が30分遅れ...というのを何年か毎に繰り返しているうちにこうなったそうである。

セミナー後は日が沈む前に買い物に行ってきた。久し振りに昼に気温が零度を越えたようで、車を運転していると厚着のせいで汗をかいた。


Feb 8 23:22, Princeton

今日は昨日教えてもらった文献をいろいろあたってみたぐらいだ。

文献紹介が終わったぐらいでなんだかのんびりしてしまって良くなかったかもしれない。


Feb 8 00:14, Princeton

昨晩は雪が舞ったようで、朝には芝がうっすらと白く覆われていた。

今日の昼食は faculty の皆さんが会議かなにかでいらっしゃらず、いつもは幾分きまずいところが、新聞に載っているようなゴシップ話で盛りあがってなかなか面白かった。

文献紹介 (hep-th/0507099) 自体はそれほど問題なく終わったように思われる。正直数年風の噂には聞いていたが畏れて読んでいなかったという状態だったが、動機があって勉強してみると非常に美しい話だった。如何せんテクニカルな内容だったので仕方ない面も有ると思うが、聴衆のうち数人には楽しく聞いてもらえたように思った。お茶の時間にも詳細を質問してもらったり、関連する話を議論したりできて有意義だったと思われる。なんにせよ、G-structure をつかった flux compactification の解析を勉強すると、如何に string landscape なるものの理解がIIB コンパクト化に限ったところですら不完全であるかを認識することになった。

肩の荷が降りた気がしたので、CDを一枚買ってみた。とはいえ来週の金曜もセミナーなので、そちらの準備をはじめないといけない。


Feb 6 23:07, Princeton

相変わらず零下が続く。昨日よりは数度高かった筈だが、風が有って歩くと寒く感じた。家の暖房は設定温度を上げたから昨日より快適だ。セーターが要らないほど温度を上げてあるのは環境に悪いような気が最近する。研究所は流石にセーターが要らないほどで暖まってはいないが。

明日は Group meeting で文献紹介をしないといけないので多少緊張している。まあ本郷ではじめてセミナーで喋ったときほどではないが。準備自体は始めるのを渋っていたものの一応無事に終わったつもりだ。あとは英語でも考えておくか。準備のため文献をいろいろ漁って勉強になった。以前存在は知っていたが到底読めなかったような有名文献なども関連して開いてみたが、読めなくはなくなっていたので、年の功というのは馬鹿にならないものだ。

N=4 SYM の最近の進展はなかなか面白そうだ。しかしそこで新しいことをするにはかなりの忍耐が必要だろう。


Feb 5 23:33, Princeton

今日は非常に寒い。最高気温が -7 度とか、馬鹿じゃないだろうか。さすがに研究所の建物も暖房が多少間に合っておらずすうすうするが、日本の冬ほどではない。外を歩くとき以外は問題はない。

昼のセミナーは Hong Liu 先生、前半は一昨年も聞いた話だったので今回は多少理解できた気がする。

さて HL 先生はすこしまえまで Santa Barbara にいらっしゃって、ループ量子重力と弦理論の合同研究会をやっていたそうである。スライドが公開されているので眺める。


Feb 4 23:41, Princeton

宿舎のピアノが新調されました。

今日は天気情報サイトによれば昼も零度まで上がらなかったらしいが、洗濯やら買い物やらで昼間に外に少し出た限りではそれほど冷たいように感じなかった。

今日も勉強したりしなかったりののんびりした一日だった。


Feb 3 23:01, Princeton

今日は土曜の日本人勉強会ということで、T さんが宇宙論的摂動論の話。以前本郷で集中講義があったときはすぐに脱落してしまったが、お蔭様で今回は判った気がする。

来週は寒くなるそうだ。一番寒い夜は-16度とかいう話である。


Feb 3 00:25, Princeton

今日は夕方になって雨とみぞれが降った。おかげで残っていた雪がシャーベット状である。

昼食時はヨーロッパやアメリカの初期の歴史の話を聞いた。アメリカ市民のかたで普通にどの州がいつごろ出来たかを覚えてらっしゃる方がいて、なるほどそういうものかと思った。

なんだかまた別の共同研究がはじめられそうな雰囲気になった。嬉しい。というわけで来週の発表の準備をそっちのけにしてそちらの勉強ばかりしてしまった。

夕食後にピアノを弾く。やはりちゃんと調律されているとより楽しいものだ。


Feb 1 23:59, Princeton

今朝は早めに起きたが、そのかわり夕食後に昼寝をしてしまった。

今日の昼は Osso-Bucco なるもの。

来週 group meeting で話さないといけないので、今日はおとなしく準備をしていた。それ以外にも多少計算など。準備の過程でいろいろと文献を漁っていると、同じくこちらでポスドクの DM さんがパイオニアのひとりであることに今さらながら気付いた。釈迦に説法になりかねないので如何なものである。


Jan 31 23:45, Princeton

雪の研究所。

昨日は1時前には寝たのに、今朝は目が覚めたら10時だった。もうすこし気合いを入れないといけない。

昼の Group Meeting は椅子を円形にならべて mediation の議論だった。議論といっても偉い先生方が意見を交わしているのを我々は拝聴しているという感じであったが、拝聴するにももうすこし基礎が出来ていないと折角の有り難い話も耳から耳へ抜けていきがちで勿体なかった。しかし勉強になった。

Mさんに Becker-Becker-Schwarz を見せてもらった。既存の教科書とは直行する内容を拾っていて、買おうと思わせる内容だ。Barnes and Nobles にあると聞いたので善は急げと夕食後に車で行ってみる。おそらく先だって行った際も見つけられなかっただけで並んでいたのだと思われるが、少々表紙が痛んでいて、折角買うのだからアマゾンで新品を注文することにした。