Mar 31 00:22, Princeton

昨日の昼は % さんがマサチューセッツの運転免許が切れてしまいそうだということで役所まで車で送ってきた。英語で話をしながらだとどうも運転がおろそかになってしまうようで、今後気をつけよう。夜は夕食後眠くなって寝てしまった。

今日は大学でセミナー、自転車で行ってきた。サイクリングも暖かくて快適だ。花もいろいろ咲いていることがわかってきた。春だ。今日話したのは学生さんだったが、少々計算の詳細まで話しすぎだったように思って、折角物理のある話なのだからもうすこし内容を教えてくれればと思ったが、人のふりみて我がふりなおせだ。

その後は @ にミシガンでやっていた話を振ってみたら、彼も初耳だということだ。今の段階でも出版できるんじゃないの? というがなかなかそうはいくまい。

夜は少々ピアノを弾いた。


Mar 29 00:32, Princeton

今日のセミナーは K. Becker 先生で、以前 % が group meeting で説明した論文を共著者の方がもういちどということ。ほぼ前回と同様に進んだ。

夕方は Wolfenson Hall で、90年代に国連のアフガン関連の仕事のトップをなさっていた方の講演会があった。そんな人でさえアメリカがイラクに侵攻した理由がまったくわからないというのだから闇は深い。

投稿するのだからと詳細まで論文を書いていると、案外見逃していた細かいことがあって、そこを考えるのは楽しいもののはじめからきちんとしておかなかったのは情けないところだ。夜になってひとつかなり致命的な欠陥があるような気がしてきたが、眠れなくなるといけないので明日まで触らないでおこう。

あたたかくて研究所の庭を散歩するのが楽しい。


Mar 28 00:02, Princeton

今日は非常に暖かい。昼は20度を越えたとかいうことだ。落葉樹の葉はまだだが、ひとつ白い花がほころび始めた。さえずる小鳥も随分沢山になった。最近は森のほうで何物かがうるさく鳴いていて、夜まで鳴きやまないので何かと思っていたが、散歩してみたところどうも池に沢山何物かが住んでいるようだ。蛙だと思うのが自然だが、つい先々週まで気温はマイナスで凍っていたのにもうこんなに元気になるものか。

数学科のほうで研究会なので、朝はそちらの Witten 先生の講義に出てみた。このあいだのグループミーティングでの説明とほぼ同じあたりの話で、何度も聞くと徐々にわかってきた気がする。

競合相手がいることがわかったので、計算は完了していないけれども論文を書き始めることにしたが、さてどうなるか。

平日だがピアノをすこし弾いてみた。


Mar 27 00:00, Princeton

今日は普通に勉強。@さんが森を散歩しながら衝撃的な話を教えてくれたが、残念ながらここには書けない。

ということを書いて思ったことには、起きている時間の案外の部分は研究に使っているわけだけれども、共同研究の詳細や、最近考えていることを個人的に教えてもらったりしたことなどはいろいろ問題があって書けないとなるとこの日記はあまり僕の現状をよく反映していないことになって、少々矛盾を感じなくも無い。そもそもこうやって誰でも読めるところに書いているのが変なのだけれども。

夜は所長主催のパーティがあった。どの程度フォーマルな服装をすべきかはかり兼ねていていろんな方に尋ねてみたところ、ジーンズでは駄目だがタイをするほどではないらしかった。おいしい食事と、%さんの昔話が楽しめた。


Mar 25 23:16, Princeton

今日は日本人勉強会があるということを忘れていたので慌てて出かけていった。といっても僕と M さんと大学の T さんでだけでやっている小さなもので、T さんは 4 月から日本に戻ってしまうので、今回でおひらきになってしまう。夜は T さんの奥様と皆で Market Fair のメキシカンへ行って鱈腹食べた。


Mar 24 23:27, Princeton

プリンストンに戻ってきた。ミシガン大での生活が快適だったので、それほど「帰ってきた」という感慨はうけなかった。むしろ自分の部屋の物が多くてちらかっていること。デトロイト空港で、海外にいるぞ、と身構えていない自分を発見して、慣れというものは恐ろしいものだと思った。

午前11時に出て午後5時半ぐらいに到着したので、近いものだ。時差がないのが有り難い。明日休憩できるようにと買い物と洗濯を済ませた。二週間ぶりにピアノも弾いてみた。


Mar 24 00:18, Ann Arbor

夕陽に映える大学構内の星条旗。

昨日はセミナーもなかったので長閑に議論やら何やら。昼は研究室の皆さんとエチオピア料理なるところへバイキング形式のランチを食べに言ったが、ドアを開けると中国系の店員さんがにこやかに迎えてくれてなんだかなあという感じだった。

夕方近くの古本屋さんに行ってみる。何軒も立ち並んでいて流石学生街というところだ。店主が常連客だかと雑談している声を遠くに聴きながら棚を眺めているのはなにか懐かしい気分だ。夜は今日のセミナーの準備などしていると夜になってしまって日記を書かずに就寝。

今日は朝から議論、昼は tax return の話だった。セミナーは12月に基研でさせてもらった話だが、手を加えてよりわかりやすくなったのではないかと思う。

一ヶ所「〜という仕事は既になされていますが」と言った所、某先生が「それはどういう意味かなぁ、どうだったっけ?」と意地悪な質問が飛んできた。二つのグループが同じ対象を研究していて、両者ともうまく理解したと言っているのだが、両者の解釈の詳細が違うという困った状況で、その先生は片側の首領のひとりなのだった。というわけで返答に窮していると「どっちの解釈を支持するんだ?」と更に直接的なご質問。なんだかしどろもどろに弁解しているうちに聴衆及びその先生の笑いが取れて、終わりよければ万事よしということだったが、どうやって笑いに持っていったのか覚えていないのが残念だ。

また夜はビビンバ。さて、明日はプリンストンにもどるので準備をしないと...


Mar 21 23:29, Ann Arbor

朝は雨だったが、徐々に気温が上がって夕方にはコート無しで歩いても寒くないほどだった。もう三月も下旬に入ったのだからこのまま春になって欲しいところだ。

今日は少々眠くて不真面目で良くなかった。昨晩夢で何故かうなされたのが原因だろうか。犬を追いかけていたイメージがおぼろげにあるけれども良く覚えていない。

今日のセミナーはインフレーション初期に transplankian なところの物理が効くかも知れないという話で、僕は勉強したことが無かったのですこぶる為になって面白かったのだけれども、昨日と同様某先生の追及の厳しいこと。「〜というけれども、そこはこうじゃないか」という問いにスピーカーが「まだそこまで話は行っていないんですが...」ということもしばしばだった。

チャーチルの英国史の vol.1 はほぼ読了。

日本では桜が開花したらしい。BBC news のホームページの一面にも出ていたぐらいだ。


Mar 20 23:55, Ann Arbor

晴れ。昼は五度、夜はすこし氷点下といった所だ。先週こちらへ来てから議論をはじめた少々細かい AdS/CFT 系の話はここ数日すこし面白くなってきたが、どうなることやら。

昼の文献紹介は AdS/QGP の話だったが、某先生の攻撃の厳しいこと。

夕食は学生向け韓国料理屋で石焼きビビンバを食べた。体も温まっておいしい。


Mar 19 22:44, Ann Arbor

Michigan 大からのぞむ夕陽。下は車のヘッドライトです。

今日は議論したりパソコンに向かって作業をしたり。昼にはインフォーマルセミナーで R2 補正の話をさせてもらったが、既に使って論文を書いてくれた人には当たり前だったかもしれないし、その他の人にはあまりにテクニカルだったかも知れない。

朝には雪だったが、すぐに0度を越えて小雨になり、昼には全てとかしてしまった。

帰り際にキャンパスを歩くとちょうど沈み行く赤い夕陽に遭遇した。Institute のあたりは森があって日没は見えないので、なんだか嬉しい。すっかり見えなくなるまでじっと眺めていた。


Mar 18 22:42, Ann Arbor

今日は洗濯をしようと思ったら、洗剤がないことに気付いて、まあ無いよりはましだろうとボディソープを使ってみた。さて回すかと思うとクォーターが足りずに近くの店まで両替に。

もうすこし暖かければ Ann Arbor を散策する気にもなるのだが、寒々としているので宿にこもって勉強していた。夕方は眠くなってすこしく昼寝す。


Mar 17 23:55, Ann Arbor

今日は休日なので Ann Arbor の街を散策... と行きたいところだが、寒いので萎えてしまう。とはいえ宿の近くのコンビニが汚くて我慢がならないので、すこし遠いがもうすこしまともな店まで行ってきた。となりに Farmer's Market 用の広場が併設してあったが、今日はやっていなかったのかガランとしていた。まあまだ冬なので何も採れていないだろうか。

Citrus の香りをつけたチョコレートを買ってみたら、非常に懐かしい味がした。実家にいた頃ときどきそういうお菓子を食べたような気がするが、なんだったろうか。

というわけで基本的に宿でいろいろと本を読んでいた。


Mar 17 00:26, Ann Arbor

今日は晴れたが寒い。プリンストンでは氷雨が降って研究所は早めにお開きになったそうだ。

昼はインド料理屋のバイキング形式に連れていってもらった。こちらの研究室の毎週の習慣であるらしい。夕方はベトナム料理屋に他の visitor の方とこちらの先生方で連れていってもらったが、夜は良いものを食べないだろうと思っていたので昼に食べ過ぎていてそんなに入らなかった。というわけで詰めて貰って帰ってくる。


Mar 16 00:18, Ann Arbor

また寒くなった。朝起きたら夜のうちに雪に変わっていたようで、1cm ほど積もっている。昼には2度ぐらいまであがって、陽射しは強かったので殆どその日のうちに融けてしまったが。一度15度を体験すると2度が寒い。スーツケースで一番厚いコートを持ってきてあったのが役に立った。

Wのセミナーがお昼にあった。その他は今日はおととい議論した続きを大人しく計算していたぐらいか。

こちらに来てから、半年ぐらい前に先生とやっていてお蔵入りになっていた内容を本格的に書き始めてみた。復習をはじめたと日記に書いたのが三週間前だから、時間のたつのは驚くほど早い...


Mar 15 00:04, Ann Arbor

今日はこちらのセミナーとコロキアムに出てみた。コロキアムは年に一度の盛大なものだとかで、Kip Thorn 先生。情熱的に一般相対論の実験的検証、来るべき重力波天文台について語った。

その他は大人しくいろいろ勉強。

今日も15度を越えたが、朝から曇って、夕方から雨、夜半には前線が通過しているようで雨と雷だ。明日からまたすこし寒くなるらしい。


Mar 13 23:30, Ann Arbor

今日は暖かい。20度を越えたようだ。昼に外に出ると学生さんが芝生にあふれている。みな春を待ち受けていたんだろう。

今日はいろんな人と議論した。LLM のはじめの L さん、サンタバーバラで一緒だった M さん、こないだ論文を出されてしまった L 先生と学生さんの C さん、以前の共著者の P 先生と学生さんの M さん、弦理論のなかでも皆かなり近いことをやっているのですぐに話が出来るし、何より君の論文のここを説明してくれと言われるのは、なんとも嬉しいものだ。

夕食はイタリアンへ連れていってもらった。円いテーブルに、僕から反時計回りに日本人、キューバ人、アメリカ人、中国人、インド人、チリ人という組み合わせで、流石アメリカである。

こちらに来てから街を歩いていて何だか違和感を覚えていたのであるが、やっと原因が分かった。どの車にも前側にナンバープレートが無いのだ。どうもミシガン州ではそういうきまりらしい。


Mar 12 21:36, Ann Arbor

ミシガン大に来た。プリンストンよりかなり開けたところだ。学生むけのご飯どころが沢山あって簡便で良い。押さえて貰った部屋は僕には勿体ないぐらいだ。

早朝厚顔にも M さんに Junction まで送っていただいて、各停で飛行場まで。ニューヨーク行きは満員だが各停はガラガラである。空港のカウンターも月曜朝ではガランとしていて職員の皆さんも暇そうだ。Northwest のチェックイン器は進んでいて、パスポートをかざすだけで番号から全て割り出してくれるのであとは OK を押すだけ。E-ticket を取り出す必要もなかった。デトロイト空港の Northwest のターミナルは非常に長い。連絡モノレールが建物の中を走っているのにも驚かされた。

正直なところ米国内の知らないところへ行くということで身構えていたのだけれども、到着してみれば、日本でどこかへ出かけるようなものでそれほどプリンストンと変わるわけでもないのだった。まあ同じく大学の街であるというところにも依るだろうが。

Ann Arbor という地名は、街の建設者の奥様の名前に、木が多い土地柄だからということでラテン語の木を付けたんだとはタクシーの運転手さんの弁。


Mar 11 23:52, Princeton

昨日今日と暖かい。昼は15度ぐらいまで上がっている。

昨日は日本人勉強会、Tさんの話の続きでCMB。なぜスペクトラムがあんなふうに山になっているかがお蔭様で徐々に判ってきた気がする。夕方は買い物に。

さて今日から夏時間だ。今年から法律が変わったらしく、切り替わりが三週間早まったそうだ。おかげで一日が経つのが早く感じる。急に日が長くなったようにも感じた。まだ夜は3度とかなのに夏時間というのは不思議な感じであるが。

Barnes&Noble まで行って寝る前に読む本を買ってきた。いろいろ悩んだ結果 W. チャーチルの「The Histroy of English-Speaking People」の一巻にした。前書きを読んだがなかなか面白そうだ。自転車で往復したらいいサイクリングになった。ただし川沿いの歩道の土は水を含んで自転車のペダルが重く感じた。

あとは明日からのミシガン大訪問のためにスーツケースを詰める。


Mar 9 23:35, Princeton

今日は暖かくて青天だった。4度まで上がった。Fuld Hall から芝生に出て風にあたっていると春を感じる。

昼は大学でセミナー。陽気に誘われて自転車で往復した。話は AdS/QGP、いろんな流体の η/s の温度依存性のグラフが楽しかった。η/s に下限があるという予想だが、混合に伴うエントロピーを使って分子を変えず分母を大きくして反例を作るという思考実験があるらしい。皆いろいろ考えるものだ。

昼食時に昨日の Arkani-Hamed et al. の評判を偉い先生方に聞いてみるが、皆さん既にかなり以前から個人的に内容を聞いていたらしく、それはそうなんじゃないの? という反応で拍子抜けした。

夜はしばらくピアノを弾く。誰も隣の部屋で TV を見ていないようだったので、不必要に音量をあげてみた


Mar 8 22:21, Princeton

この写真ではその美しさを伝えられませんが...

昨晩は夕食後眠くなって朝まで眠ってしまった。こんなに腑抜けている毎日なのに何が疲れていたのか。

昨日は目が覚めると外は真っ白だった。気温は昼でも充分氷点下で、夕方まで降り続いた雪もさらさらとして悪くなかった。夜暗くなって家に帰るときに、柔らかく積もった雪に街灯がきらきらと反射しているのを見る。橋の欄干に積もっていた雪に息を吹きかけるとさらさらと飛んでいった。

夜には-10度ぐらいだったはずなのに、今日はぐんぐんと温度があがって昼には2度ぐらいになったようだ。積もった雪もすっかり融けてまた芝生が見えた。車に積もった雪も昼の太陽で融けてしまった。夜は晴れて星が綺麗だった。毎日ほぼ同じ時間に外を歩いているけれども、随分オリオン座の場所が変わったものだ。

今晩は先だって出した論文を使ってくれた論文が出ていて有り難いような困ったような話だ。すこし前も全く同じことを書いたが、前回と全く同じ皆さんが前回の自然な続きの論文を出したということ。こちらも共同研究している筈だが、僕以外のひとは引越その他で忙しいところに、僕が計算が面倒くさいといって怠けていては出来るものも出来ないのは当たり前だろう。

とはいえその論文は自分が多少関係があるという点を除けばごく普通の論文であって、驚くべきは Arkani-Hamed et al. の論文だ。自分で実現できないにせよ、こういう発想を夢見るぐらいは出来て良い筈だ。


Mar 7 00:11, Princeton

今日は最高-4度、最低-12度という。今は暖房があるから良いものの、昔のひとはどうしていたのやら。

夕方に T さんが大学でセミナー、 superWIMP の話。セミナー後 M さんと雑談するのを横で拝聴す。

真面目に計算するのが嫌なので、なにか良い方法はないかと黒板の式を一時間半ばかり睨んでみたが、うまくいかなかった。


Mar 5 23:49, Princeton

また急に寒くなってきた。零下になると芝生が凍って固い。明日は最高気温も氷点下だそうだ。

週末に月食があったそうで、見逃してしまった。S 先生に全く現実と遊離しているなと言われる。

今日のセミナーは O 先生、一連の準安定超対称性の破れの話。詳細の説明のところで、ここは前国防長官の四分類で言うと Known unknowns に属する話だが... というコメントが振るっていた。真似して使おうかしら。セミナー後に少々議論していただけて良かった。進展があればいいけれども... 夜は Mediterra へ。


Mar 5 00:15, Princeton

昨日は暖かかった。今日は雪雲が流れて、風花が舞ったり太陽が射したりだった。昨日は日本人勉強会ということで僕が喋った。今日は洗濯、買い物など。このあいだ K が来てホテルの送り迎えをしていたときに、Windsor Green というショッピングセンターに route 1 を使わずに行けることが判明したので、今日はそちらへ買い物に行ってみた。Whole Foods Market という有機専門のスーパーがあって、ここは非常に内装が綺麗で、野菜もみるからに新鮮である。フランス産の"塩の花"まで売っている。snob 風に吹かれてギリシャ産の蜂蜜など購入。

夕方は自転車で Nassau 通りまで出かけてみる。閉店セール中の本屋さんはいつのまにか値引き率が4割になっている。本棚も空きが目立つようになっていて、お客さんは沢山いるもののなんだかすこし物悲しい。このあいだ悩んで買わなかった Penguin Classics でも何冊か買おうかと思ったが、欲しかったものは既に皆売れていて残念だった。


Mar 3 01:02, Princeton

今日は青天だ。風も心地よい。昼食のため芝生を歩くと胸にてんとう虫が留まった。お茶の時間も、みなホールから出て芝生で楽しそうだ。池を望めば、さざなみが太陽を受けてきらきらと輝いている。

夕方は急に大学の経済の友人から電話があって、共通の知人が来年 9 月からこちらの大学の助手になることが決まって遊びに来ているということで呼び出されて夕食に行ってきた。なんとも目出度い話だ。案外大勢ひとが集まって、遠くの日本料理屋へ。何故か僕も運転する羽目になって、指示されるままに車を走らす。まあ高速を使わなかったからいいんだけれども。 遅くなったが料理もおいしくて満足だ。


Mar 1 22:58, Princeton

いつの間に赤い実が全て食べられたのやら。

今日は曇、夜から雨。夕方は大学で Nekrasov さんによるコロキウムがあったので自転車で聞きに行ってきたが、ジョークがまるで聞き取れなかった。情けない。

研究所の前の庭木の赤い実にここ数日小鳥の群れが群がっていて、すっかり食べ尽くされてしまった。二週間ほど前に偶然撮った写真を見てみると、まだたわわに実っているから、最近になって気付いて食べ出したということだろうか。


Feb 28 23:43, Princeton

昨日はいちにち K と駄弁っていた。今朝は朝の7時に K を Junction 駅まで送っていった。ちゃんと言うのを忘れていたら逆向きのプラットホームへ登っていった気がしたが、大丈夫だっただろうか。

数日買い物へ行かずに家の食料が底を突いていたので、午前中のうちに Wegmans で買い物、ガソリンも入れる。暖かい一日ですっかり雪は消えてしまった。

昼食はまた quinoa を食べた。昼のセミナーは leptogenesis の pedagogical review ということだが難し。

Progress に受理された論文が英文校正から返ってきて、自分の書いた部分の赤の多さに辟易した。冠詞が判らないのはまだ僕には難しいとして、動詞の単複ぐらい合わせないといけない。

研究所の郵便受けに本の入っていると思われる箱が届いたので、なにも注文した記憶はないが何だろうと開いてみると、Classical and Quantum Gravity の僕のが載った号が一冊送られてきたのだった。論文も電子版が全盛のご時世、別刷りを何十部も貰っても仕方がないけれども、他人の論文も読めるこういうサービスなら悪くない。

たまたま話題になっていたのを聞いて、80年代初頭の PRL に出た、重力も量子化する必要があることを間接的に示す実験をしたという論文を読んだ。非常に surreal な実験だが論旨ははっきりしていて面白い。Polchinski の Everett phone とやっていることは本質的には同じなのではないかと思われる。