Jun 30 23:06, Princeton

今日はまた再びのんびりしていた。一応 $先生の話についていくための論文を読んだりはしたつもり。

昼はいつものように30度ぐらいまであがったのだが、夕立が降って途端に気温が10度ぐらい下がった。気温変化のグラフを見ると、昨日に比べて夕方の気温の降下が急激なのがよくわかる。データは Wolfram Alphaから取って来たがこういうのには便利だ。

夕立のあとは虹を期待して外へ行く。今日は残念ながら虹は見えなかったが、そのかわりに急に冷えたために池の水面から湯気が昇って風に流されているのが見えた。


Jun 30 00:20, Princeton

今日も30度弱まで上がるが、風があって涼しかった。

まだのんびりする気で居たら、イタリアから戻ってきた $ 先生がやる気で多少当惑した。あちらでは面白く議論が進んでいたらしい。こちらもそろそろまた働かねばならないか。

夜は # くんと Princeton Shopping Center の Main Street まで食事に。ショッピングセンターの中庭の夕暮れのテーブルで緑を眺めながら食事をするというのもいいものだ。

そういえば昨日ははじめて groundhog をみた。地中に住むリスの仲間で50cmぐらいある。アメリカ東部には沢山いるらしい。


Jun 29 00:40, Princeton

運河沿いに咲いていました。

今日は昼に寝てしまうのは勿体無いと思ったので昼食後に紅茶を飲んだ。

昼からピアノ、夕方はまた運河沿いを自転車で回ってきた。いつものように運河の向こう側にある本屋のスターバックスでフラペッチーノを飲んで休憩する。

夜は久しぶりにプログラムいじりをする。


Jun 27 23:30, Princeton

今日は昼前に買い物に行って、ついでに AT&T に寄って iPhone を新調しようとしたら、生憎在庫が無く注文することに。

家に戻って昼を済ませると眠くなって夕方まで昼寝をする。最高は28度まで上がるが風があって涼しく感じた。

日が暮れるまえには起きて、暫くピアノの練習。


Jun 26 23:48, Princeton

昨日は夕食後どうしたのか非常に眠くなってしまって、気が付いたら電気をつけたまま寝てしまっていた。朝まで結局12時間ぐらい寝たが、いろいろ変な夢を見た。

ひとつ覚えているのは、日本にいるのだが、徐々に僕はアメリカにいるはずだ、電車で戻ろう、でもよく考えたら電車などでは行けない遠い異国の地にいるのだ、と思い出すというもの。

もうひとつ起きる寸前に見たのは、パソコンをつかってメールを書いていて、徐々に自分が夢の中だというのがわかってきたので、折角なので夢の中のインターネットは現実世界のインターネットにどう繋がっているのか調べてやろうと traceroute をするなど。

昨日の昼はまた % と @ と議論。

今日は関連してすこし文献を漁る。ある議論がはじめて発表されたのが20年前のとある講義録だというので図書館から借りたら、その本は前回借りた人は10年前だったというのが判った。

午後は # 君が重いものを郵便で出すというので街まで車で行った。ついでに Bent Spoon でアイスを食べる。

夜はピアノの練習。


Jun 24 22:51, Princeton

昨日今日は最高気温が30度弱、湿気もあって案外暑い。今日も夕立が通ったが虹は見えず。

昼はぼんやりと考え事をする。夜はピアノ。


Jun 24 00:07, Princeton

虹が見えました。

今日も @ と % とすこし議論。それ以外はのんびりしていた。

夕方 # 君と駄弁っていて窓の外を見ると東の雲に夕陽が照っていたので外に出てみると、眺めている間に虹が出て来た。珍しいことに東から雨雲が流れてきているらしい。見晴らしのいいところまで行くとなんとも見事なこと。(写真をとって繋ぎ合わせた。)

そうこうしていると雨雲が頭上まで来る。足下は蛍が光りだしたが、傘を持ってこなかったので濡れるまえに慌てて Fuld Hall に駆け込んだ。


Jun 23 00:03, Princeton

今日は晴れ、27度まであがってまあ気持ちのよい初夏というところ。

@ と % とすこし議論。あとは論文の改訂などしていたら案外忙しくなってしまった。今週はもうすこしのんびりする予定なのだが...


Jun 22 00:18, Princeton

今日は雨の予報だが青空も見えて昼の間は降らず。洗濯、買い物、あとはしばらくやっていなかった部屋の掃除など。

夜は # 君とまた Tiumph まで行ってビールを飲んできた。店に居る間に雨が通ったらしい。

今週は Strings 2009 の会議だが、中継がないようなので詰まらない。


Jun 20 23:52, Princeton

今日はまた雨だ。夕方になってようやく上がる。

昼食後夕方まで昼寝、あとは昨日買って来た本を読む。随分久しぶりに完全に何もしない休日が取れた。何もしなかったので書くことも無い。


Jun 19 23:52, Princeton

今日は久しぶりに晴れ、気温も25度過ぎまで上がった。一日のんびりする。

昨日買ったアルバムの後半は Elger の Enigma Variations、これは聞いたことが無かったがいい曲だ。良い買い物をした。

夕方は本屋まで自転車で行って一冊本を買ってくる。悩んだ結果またヨーロッパ中世の本にした。日本人がアメリカに出てきてヨーロッパ中世の本ばかり読んでいるのは何かおかしいような気もするが、自分の趣味に文句をつけても仕方あるまい。

さて店を出ようとすると Nassau 通りを地元の消防団がパレードをしている。消防車がサイレンをけたたましく鳴らすので五月蝿いが、楽しい非日常ではあった。


Jun 19 00:09, Princeton

朝まで引き続いて雨、一日小雨がぱらつく。一日のんびり過ごす。レフェリーを頼まれていたのを後回しにしていたので慌ててこなした。

夜はピアノ。

教会の鐘のCDを探していたが、ネットでダウンロード購入できるものはあまりないようだ。というのでいろいろ試聴していたら、大昔に聞いたことのある懐かしいメロディーに巡り会った。調べてみると、ブリテンのオーケストラ入門という。父のコレクションにあったのではないかと思う。というわけで早速購入する。


Jun 17 22:52, Princeton

今日も20度を越す程度までしか上がらず、春に戻ったようだ。陽のあるうちはずっと曇っていた。今日から # もイタリアへ。

夕方は本屋へ行こうと自転車で街まで。途中 Graduate College を通ったところで塔の鐘の演奏をしていたので暫く聞き入る。携帯で録音もしてみた(前半,後半)。西洋は教会に鐘はあるからこういうのは普通かと思っていたが、旋律を奏でられるものはそれほど多くないとか。合衆国全土で150ヶ所程度らしい。ここではレッスンも受けられるそうだ。

本は悩んだ挙げ句結局買わず。家に戻ると雨。


Jun 17 00:00, Princeton

兎です。

今日は20度を少し越す程度で随分涼しい。% は午後から出発、# と二人で論文の詰めをする。

夜は @ 君とアメリカ風イタリア料理に行って来た。

その後も論文の細かい調整をすすめる。


Jun 15 23:31, Princeton

水面に夕暮れが映ります

今日も気持ちのよい天気で過ごしやすい。気持ちのよい天気だったが家に戻って遅い夕食をとっていると雨が通った。

皆で論文のあらを取る作業を続ける。


Jun 15 00:22, Princeton

今日は晴天に雲が流れて気持ちがよい。昨日の雨のお陰で暑くもなく清々しい一日だった。のんびり本など読みつつ、パソコンに向かって多少仕事もする。


Jun 13 22:58, Princeton

朝は曇っていただけだったが、昼過ぎに研究所に行ってパソコンに向かっていると大雨に。夕方まで降り止まなかったが、幸い @ 君が居たので傘を借りて家まで戻って、自分の傘を取って研究所に戻って彼に傘を返して、また傘を差して家に戻った。

夜も更けると雨は上がって、お陰で涼しくなった。

昨日の夕方に鳥のさえずりが綺麗だったので録音してみた

アベラールの伝記を読んでいると、エロイーズとの結婚のくだりで、結婚のラテン語 conjugium というのが con (共) jugium (くびき) という意味であると書いてある。だから古い本で複素共軛と書いてあったのは明治期に用語が輸入された際にラテン語を直訳したからだったのだ。これが漢字制限で共役になって、科学英語を習った際に関係を知らずに conjugate だと覚えてもう10年になるのは何だか馬鹿らしいような不思議なようなことだ。


Jun 13 00:36, Princeton

すっかり緑も濃くなりました。

また一週間経った。今日も雲が流れて青空が見えるような見えないような。夜になってすこし雨が降った。

今日も一日手分けして論文を書く。いい加減すこしのんびりしたいものだが、来週頭に # と % がイタリアに出かけてしまうので、それまでに出来るだけ進めておかねばならない。


Jun 12 00:10, Princeton

今日も一日薄く曇って雨が降ったり止んだりする。少しまえもまたザアザア降っていた。

一日、手分けして論文を書く。細かい convention や2倍1/2倍が気になりだしたのは完成が近づいている印だ。今日は久しぶりに岩波の公式集を開いた。

半年前に投稿した論文の referee report が漸く返ってきた。Comm. Math. Phys. に出したので時間が掛かるのは判っていたのだが、まさしく専門家に読んで貰えたようで、内容の詳細も判っていただけた上、文章や記法の拙いところまで指摘してもらった。こんな良い referee に巡り会うことはなかなか無いものだ、と共著者と喜ぶ。


Jun 11 00:20, Princeton

先日のは蕾だったようで、満開になりました。

Mathematica との格闘は一昨日でほぼ終えて、昨日今日はひたすら # と % とどのようにまとめるか、今後の方向性など議論。夕食後もずっと考え事をしているので昨日は日記を書くのを逃してしまった。今日はいい加減切り上げて寝ることにしようと思って日記を書いている。

# や % は議論しているとその場で細かい計算を黒板や Mathematica ではじめてしまう。僕は細かい計算はもう少しゆっくり考えて反芻してから独りでするほうが好きなので少々困惑している。しかしそういう微妙な感情は僕の英語力では表現できないのでそのまま議論が進んでしまうのが多少もどかしい。

今日は一日曇って過ごしやすい。夕方は気分転換にあたりを自転車で回ってみた。

@ がこの日記を見つけて、日英翻訳で読もうとしたが全く訳が酷くて何も判らなかったと言っていた。日本語はどうも主語でも目的語でも省略出来るときは何でも省略するので、機械翻訳にはなかなか難しいだろう。大昔に古典を習ったときは敬語の使い方から主語を理解せよと言われてそんな無茶な話があるかと思ったが、機械にとっては現代日本語も似たようなものか。


Jun 8 23:36, Princeton

今日は30度近くまで上がって暑い。昼には大粒の雨が通ったがすぐに上がってしまった。

ひきつづき $ と % と Mathematica と格闘する。徐々に状況が見えてきたように思うが、さて。

夜になると虫の声がするようになった。


Jun 7 23:50, Princeton

運河沿い遊歩道に咲いていた花。マメ科?

今日も一日 Mathematica と格闘。僕は家族はここに居ないから構わないとして、メールでやりとりをしている $ は奥様と赤ちゃんをほうっておいて大丈夫なんであろうかと多少心配にならなくもない。

いい天気なので夕方は自転車で運河沿いに走ってくる。先日来の雨でまだ地面がすこししっとり湿っている、そこを車輪が踏みしめて行くのは良い音だ。鴨が大人が二羽と子供が数羽で草を食んでいるのを見た。

運河の向こう側には Barnes & Noble があるのですこし涼む。"Elements of Typographic Style" が売っていたので買おうかと思ったが、ネットで調べると Labyrinth でも売っているようなのでそちらで買うことにしよう。

アベラールの伝記は 2/3 ほど読んだ。ある法王の時代に異端宣告されて焚書の憂き目に遭うが、次の法王はアベラールの支持派で、その所持になるアベラールの著作がバチカンの図書館に残っているそうだ。


Jun 6 23:58, Princeton

可愛らしいキノコが出ています。しかし食べるときっと毒。

今日はいい天気で一日過ごしやすい。昼までぐうたらして、買い物など。

夜は # 君と Triumph まで fish & chips を食べに行った。家に帰ってくると、研究所前の湿地にもう蛍が光っている。例年こんなに早い時期から蛍はいるものだったかと思うが、まだ家の周りには居ないので種類が違うのかもしれない。


Jun 5 23:34, Princeton

不思議なふわふわした花です。

今日は一日雨、気温も17度までしか上がらず。またチョッキを出した。

一日 Mathematica と格闘。


Jun 5 00:09, Princeton

今日は一日雨が降ったり止んだり。

いま #と計算中のことに関して、著名な教科書にかなり大幅な誤植がみつかった。その公式を使って計算の確認をと思っていたのに困ったから、いろいろ文献を漁っていると、「これは基礎的な話だが標準的なこの教科書でも式が間違っているから少しく説明しておく」と書いた論文が有る。しかし、それでもあわないのでさらに頭を捻っていると、その論文に載っている公式も微妙に間違っていたことが判った。全くひどい話だ。

一日英語で議論しているとホトホト疲れた。僕は基本的にウジウジしているつもりだが、どうも英語では感情の表現の幅が非常に狭まるので、陽気な自分しか表せない。それが半日続くと頭が日本語に戻ったあとに反動で来るのではないかと思う。

スーパーに桃が並ぶようになったので早速日曜に買って来たのを熟れるまで数日待っていたのを食べた。顔がほころぶ。


Jun 4 00:01, Princeton

今朝は研究所が頼んだのか、宿舎のペンキの塗り替えをあたり一体でやっていた。というわけで昼までいつものように家でぐうたらしているわけにはいかず、朝のうちから出勤。

一日議論していると疲れた。

日が暮れて家に戻ると、ペンキが固まったのか窓があかない。困ったが頑張ってがたがた揺らしているとなんとか開いて一安心。

夜は豪雨。


Jun 2 23:43, Princeton

今日も気持ちのよい天気だ。

昨日 @ と議論していて、なんども読み込んだはずの論文を相変わらず理解していないことに気づいたが、今日偶然著者のひとりの # 先生が研究所にいらしたので @ と一緒に直接質問できたのは幸いだった。彼の考察は深い。


Jun 1 23:58, Princeton

今日もいい天気だ。

昼は数値相対論のセミナー。ブラックホールの衝突合体のシミュレーションのビデオは素晴らしい。

あとは一日黒板やらメールやらで議論。

研究所の建物前にはイネ科の植物の植え込みがあるのだが、この一週間で急に穂が伸びてきた。写真を撮っておけば良かった。


Jun 1 00:23, Princeton

また霧が出ました。

日付が変わって6月になってしまった。時間が経つのは速い。

Wegmans で買い物を済ませて戻ってくると雨の降りそうな雲、しかし1時間ほどで過ぎ去ってまた快晴になった。

自転車で街まで旅費の小切手を ATM に入れに行く、適度な気温なのは良いが花粉が多くて困った。本屋でしばらく立ち読みでもと思うが集中出来ないのでそのまま戻ってくる。大学の成立という面白そうな本があったので今読んでいる Abelard の伝記が終わったら買おうと決める。

夜は日本製の出来合いのルーをつかってシチューにしてみる。