Aug 31 23:44, Princeton

今日も暑くなる。ハリケーンが北上中らしい。

同じ三人でこんどこそ最終調整をする。といっても今日は純粋に英語の話だから僕は居ても居ないようなものだ。調整中の雑談で教えてもらった話だが、アメリカでは場所によってソフトドリンク全般を指す単語が異なるらしい。北東部南西部では soda, 北西部では pop, 南部では coke というらしい。南部では orange coke というと普通にオレンジソーダが出てくるのだとか。

今日出ていた論文のひとつは図が136個あるとか、常軌を逸していたが、面白い論文だった。


Aug 31 00:16, Princeton

今日から食堂が本格的に再開して有り難い。昼はステーキが出た。お茶の時間もクッキーが出るようになった。

@ と & と三人で額を突き合わせて論文の最終調整をする。物理の話と英語の話が半々ぐらいか。 @ も & も英語が母語だから、僕は後者には役に立たない。Calculus には19世紀は the を付けたが20世紀半ばになって the を付けなくなったという話を教えてもらった。概念が浸透すると、the をつけて特定するまでも無いようになってくるのだとか、難しい話だ。

夜はカレーを作る。ピアノも練習する。


Aug 30 01:14, Princeton

メールを書いて用事をしていたらこんな時間になってしまった。

今日は34度まで上がって暑かった。夜は涼しくなる。暑さは次の週末まで続くらしいから困った。

サンタバーバラで買った「ハプスブルグ家」という本を読み終わった。通史かと思って買ったが、ハプスブルグ家が教会やら絵やら出版物を通して如何に神話を築いていったかという側面に特化した話だった。

森に散歩に行くと梟が二羽あちらとこちらで鳴いているのが聞こえた。森を抜けた向こう側のトウモロコシ畑もすっかり実が実っている... 収穫に来ているのか疑問だ。

夜はまたしばらくピアノを弾く。


Aug 29 00:15, Princeton

ここだけ見ると中世という感じですが...

今日は土曜日。研究所に行っても誰もいないな、と思っていたら、夕方になって # と % が現れた。

その後また街まで歩いてコーヒー屋に行く。今日は28度まで上がったらしく少々汗を書くが、店に入れば熱いコーヒーを飲む気になれる。来週はまた33度まで上がるというが、困った。

夕方はすこしピアノを弾く。


Aug 28 00:07, Princeton

鹿。

昨日は朝から(といっても10時だが)同僚と議論だったので少し早起きをしたら、夕食後すぐ眠くなって朝まで寝てしまった。

今日はあまり何もしない。レフェリーを二つ頼まれたのが片方は断って片方は引き受けることにした。

8月のあいだは研究所の食堂が半分閉まっていて、お茶の時間が無くどうも不満なので、夕方は街まで歩いていつものコーヒー屋さんに行ってきた。戻ったあとは洗濯物をしてしまう。

洗濯物が洗い上がるのを待つ間はピアノを弾いていた。先々々週に # 先生宅で $ とピアノの話になったときに、平均律をどれぐらい弾いたかと聞かれて半分ぐらいは弾いたと見栄を張ったのが気になっていて、このままでは閻魔様の前に出たときに舌を抜かれると思って片端から弾いてやろうと思ったが、なかなか大変だ。


Aug 26 00:03, Princeton

今日も曇って気温が上がらない。

何故か # に五年前の論文を説明することになる。あれから五年経ったというのは信じがたい。

先週と先々週でセミナーをしたのの録画があちらの研究所で公開されていたので居室でぼけっと眺めていたら、部屋の前を通った $ に自分の録画をみて何をしているんだとからかわれる。自分の英語の反省をしているんだと言い訳したが、確かに narcissistic だった。

どうも日曜いろいろ買い忘れていたので、夕方に車でまた買い物に行ったのだが、Quakers Road から mall へ曲がる所で黄色信号できちんと止まり損ねて、(通行に迷惑をかけるほどではないが)停止線から案外出てしまって弱った。僕が法定速度で遅いのでしばらく後ろの車がぴったり着いてきていて焦っていたのだと思うが、そういうときでも気にせず安全運転できる度量が必要だった。

というわけで今日は二つ反省することがあった。

日曜日にこちらに戻ってすぐ撮った子鹿のビデオを置いておく


Aug 24 22:39, Princeton

今日は最高気温が20度だった。虫も鳴いて秋のようだ。物悲しい。明日は26度に戻る由。

原稿を散々いじって共同研究者に戻す。


Aug 24 00:03, Princeton

今日は一日しとしとと雨が降った。研究所で雑談やら議論やら。

夜はこれまで共同研究者に任せきりだった原稿が回ってきたので手を入れる。


Aug 22 23:30, Princeton

夕暮れ時に雨雲がやってきました

さて、出発の遅れた飛行機はサンフランシスコでの搭乗時間の15分前頃に到着する。搭乗口がすぐ側だったので全く問題なかった。丁度食事屋が並んでいる所の前で、夜の11時だから皆さん店仕舞をしている。二週間前使った日本料理屋ではその日の分の寿司を値下げして売っていたので、二週間前に食べたのと同じカリフォルニア寿司を買った。

乗り込んだ頃にはお腹もまた膨れてうとうとしていたら、飛行機の扉がうまく閉まった表示が出ないとのことで整備員が乗り込んできて機長も出て来て機体後方で何かを調べているのか相談しているのかしている。少々気味が悪かったが、皆さん明るい雰囲気で解決したようなので良かった。

シカゴに5時半着、オートミールを食べてカフェラテを飲んで軽く朝食、さらに乗り換えてニューアークまで飛ぶ。

機内ではまたぐっすり寝ていたが、ちょうど東海岸は天気が不安定だったので、近づくにつれて揺れがすこしあるようになる。着陸30分ほど前になると、機長から放送があって、これから雲を何層も抜けていって揺れますのできちんと座っていてください、客室乗務員も安全のため座っていますのでご自分で背もたれの角度を元に戻して... 等案内があった。機長が言った通り、雲がもくもくとしているところに飛行機が出たり入ったりを繰り返すのでひどく揺れて怖かった。無事着陸すると拍手をしているひとも案外居たようだった。

あとは電車でプリンストンまで戻ってくる。昼食をすませて昼寝を少々したあとは、研究所にいって用事、スーパーに買い物など。


Aug 21 18:11, Santa Barbara

海鳥が水平線を見つめています

東海岸へ帰るのは夜に飛んで機中泊ということにしたので、土曜が一日ゆっくり使える。ホテルをチェックアウトしてまだ霧がある中バスで大学まで来る。

バスは一回 1 ドル 75 セント。こちらで二週間現金生活をして小銭が溜まったので、昨晩のバスでは 1 ドル札に加えて 10 セント硬貨と 5 セント硬貨を五枚ずつ、今朝は 1 ドル札 + 25 セント二枚 + 10 セント一枚 + 1 セント十五枚という馬鹿な払い方をしてみた。お蔭で財布がすっかり軽くなった。今朝のバスの運転手さんには「よくそんなにあったねぇ」と感心したような呆れたようなことを言われた。

その後はしばらく仕事をして、すこしあたりを散歩して回ったりなどもする。

夕方になって早めに Isla Vista に夕食に行った。相変わらず懲りずにビビンバを食べた。

あと30分ほどすれば大学を出て、夕暮れにサンフランシスコまで、乗り換えてニューアークへと向かう。

と書いたところでサンタバーバラ発の飛行機が1時間遅れるという連絡が来た。サンフランシスコでの乗り換えが微妙になった。


Aug 20 22:56, Santa Barbara

夕暮れのルート101。

今朝はまだ霧があった。山をみると透き通った青空が広がっているのに海をみると灰色に霧に覆われている。

午前中はまた一時間ばかり話をする。まあ楽しんでもらえたのではないかと思いたい。

昼は借りていた自転車を返しに行って、戻ってきてから # とながながと議論をする。

夜は @ と Isla Vista のメキシカンに行った。暗くなり始めた頃にバスで帰ってくる。


Aug 20 00:09, Santa Barbara

今日の午前は自分の話す番。今回はきちんと1時間でキリの良いところまで行った。予想通り丁度手元のノートで4頁分だった。

午後は ? が ABJM の分配関数を強結合で計算する話。先々週の Stony Brook で $ 先生が似たような話をして、今日の * の話も軽く紹介していたので、今日は更に勉強になった。

月曜だったか、+ 先生とお茶の時間に ? の居るところで話していて、先生が Stony Brook ではどんな面白い話があったかと聞くので、$ 先生がこういう話をしてお仕舞いに Mariño の論文の紹介をした... と答えたのだが、目の前にいる ? が実はその論文の共著者であることを判っていなかったので、非常にばつの悪い思いをしたのだった。

夕方は * さんにまた面白い話を教えてもらった。

夕食は今日は ? と @ とで Korean-Mexican に行く。のんびり喋っていると日が暮れてしまったので、しかたなくバスで帰ってくる。

宿では明日の話の準備をする。どうも疲れた。今日はぐっすり寝て明日に備えよう。


Aug 18 22:23, Santa Barbara

ここ数日は昼になる前から霧が海に行ってしまうようだ。今日は24度まで上がったので、もうすこし涼しくてもいいのだが、と贅沢になってしまう。

夜はまた懲りずにビビンバを食べに行った。

明日話をする準備をする。取りあえずノートに6頁書いた。先週は大体30分2頁という進み具合だったから、まあ明日の一時間はしのげるだろうが... 明後日の話をどうするかは明日終わってから考えようと思う。


Aug 17 23:34, Santa Barbara

今日も特筆すべきことは無い。あえて言えば朝講義に遅れたぐらいか?研究所には着いていたのだが、普段朝の講義は11時からはじまるので、部屋でそれまで用事をしてから講義室に行ったら、今日は10時半開始だったようで黒板数枚分内容を聞きそびれてしまった。

午後は説明がほとんどなく読めない状態だったがきちんと計算はしてくれた Mathematica ファイルを読みやすく清書しようとしたらきちんと計算をしてくれなくなって困った。清書中に虫が紛れ込ませてしまっていたのを突き止めるまで二時間ほどかかった。


Aug 16 22:10, Santa Barbara

今日は朝起きるとホテルのあたりは晴天だったが、大学まで自転車で行くとまだキャンパスは霧に包まれていた。

今日は Witten 先生が「量子力学の経路積分を再考する」というお題で話をなさったので、部屋が満員になった。どんなトンデモを話すのかと思うと、相空間 M を経路積分で量子化する際に、経路の空間で解析接続して積分路を変形すると、自然に T*M が対象の A-model になるという話で、数年前の Gukov-Witten の議論の流れを逆にした至極まっとうな話だった。

夕方は @ さんと Isla Vista のインド料理へ行く。

昨日書き忘れていたが、UCSB のキャンパス内のラグーンへ行くと、所々に案内板が立ってベンチも出来て随分変わっている。案内板によれば、外来種に占拠されていた植生を取り除いて本来の植物種を復元したらしい。2005年から砂の上の外来種の上に黒いビニールシートを張って枯らすことからはじめたというから、僕は作業をはじめたころに見ていたはずだが、全く記憶にない。


Aug 15 21:34, Santa Barbara

のんびり大学に来たところ、丁度霧が海に抜けてゆきます

今日は自転車で大学まで行って、久々に新しいことを考えてみることにした。気候が良いのがやる気に利いているのだと思う。電子ピアノが置いてある部屋が幸い空いていたのですこし練習もする。

先週は朝のバスのなかでガソリンスタンドのコンビニで買ったコーヒーとパンを食べていたのだが、自転車を使うことにしたので今日は帰りにスーパーに寄って朝食を買ってきた。

さて、またあたらしい週だ。木金とまた話をさせてもらえるのは良いが、話す内容を聴衆に合わせて準備しないといけない。


Aug 14 22:23, Santa Barbara

大学東門から Goleta beach を望む。

昨日は折角自転車を借りたのに帰るのが遅くなってしまったからバスになってしまった。今日は研究所に行って、同室の数学者の & さんと少々議論、その後はあたりを軽くサイクリングに行く。

以前良く行った本屋に行ってコーヒーを飲んで休憩する。入っているコーヒー屋が変わってしまったようで、甘いものの質が落ちてしまったのは残念。以前はチーズケーキが選べたのだけれど。

本を一冊買ったら、レジの人に地元の学校に本を寄付するキャンペーンをやっていますがどうですか、と聞かれる。UCSB から滞在費をもらっていることであるし、と思って一冊寄付することにした。学校も本が増えるし、本屋も本が売れるし、僕も多少いい気分になるので、三方一両得だ。

懲りずに夕食はまたビビンバを食べて、自転車専用道を通ってホテルまで戻ってくる。夕焼けの山並みが美しい。

自転車道と書いて思い出したが、大学構内では自転車道だけでなくてスケートボード専用道まで出来ていた。大学当局もスケートボードを移動手段として認めたということだろう。さすがカリフォルニアだ。


Aug 14 00:03, Santa Barbara

さて、今日も一日のんびり講義に出たり考え事をしたりする。昼は Isla Vista の自転車屋に後半一週間のため自転車を借りに行った。一週間で $40 也。

その足で UCen の Jamba Juice に寄る。なにもかも懐かしい。

夕方は今回の研究会の主催者のひとり Edward Frenkel 先生が別件で作った "Rites of Love and Math" という短編映画の上映会があった。三島由紀夫の短編映画「憂国」というののオマージュだそうで、UCSB の三島の専門家の先生も交えて二本連続で上映だったが、そもそも元のものがあまりに国粋主義的なので嫌悪感がでていけなかった。新作の「数学と愛の儀式」のほうも僕にはさっぱりだ。パソコンオタクでいて僕は満足だと思った。

その後はこちらの物性の * さんに面白い話を教えてもらう。

夜は #, $, @, % とで韓国メキシコ料理に行く。なんでも最近西海岸では流行っているそうで、僕も少し前に新聞で読んだ。なかなか美味しい。兎に角 Isla Vista も変わらない店もあれば変わった店もあって、五年という時間は長い。


Aug 13 08:22, Santa Barbara

夕焼けに遠く島を望む。

昨日は宿に戻るとすぐに寝てしまったようだ。

昨日は朝起きるともう霧が晴れ掛かっていて、11時ごろには青空が広がっていた。僕の話は一時間では終わらず、結局夕方にさらに40分話をさせてもらった。時間を超過するのは良くないが、まあ聴衆が聞いてくださるのならいいんではないだろうか。自分の仕事の話をしているのではなくてレビューをしているのだし、あれ以上切り詰めるのは無理だ。と言い訳をする。

夕食は @ さんと Isla Vista のベトナム料理でフォーを食べた。大人しい味で嬉しい。


Aug 11 23:28, Santa Barbara

今日も研究所で講義を聞いたり、議論をしたり。涼しくて過ごしやすいので研究をする気になってきた。

昼は以前ここにいたときに良く食べていた大学内のメキシコ屋台で soft tacos を頼んだ。買って研究所まで戻ってくると、他の店で昼食を買った数人と会ったので浜辺まで降りて太平洋を見ながら昼食にする。ちょうど霧が海へ去っていくところで徐々に青空が増えていくのが良い。

夜はまた韓国料理屋でビビンバを食べた。

明日は僕が話す番だから、宿に戻って話すことを書き下してみたが、どうも一時間には多すぎるようだ。困った。まあなるようになるだろう。


Aug 10 23:36, Santa Barbara

朝は霧が出ているが、昼過ぎになると霧は海のほうへ去っていって青空があらわれる。研究所のすぐ側に食堂が出来ていて、昼食を取るのに便利なのは良いが、UCen まで歩く必要がないというのはなんだか物足りなくもある。

今日はさっそくいろいろ皆さんと議論が出来て良かった。まだ数学の方とは殆ど話をしていないが。昨日明らかになった問題は解決はしないものの多少問題点が洗われてきたようだ。

夕方は $ と @ とで Isla Vista の Little Asia に行ってビビンバを食べる。


Aug 9 22:55, Santa Barbara

今日は朝からホテルで高いパンケーキを食べて、まずはサンフランシスコへ。デンバーで一泊してサンフランシスコから働くのであろうパイロットの方が数人客席に載っていた。何故か一人のお客さんがやっぱり空港で買い物するわ、と乗り込んだあとで降りてしまったので乗務員の方が困っている。客が戻ってこないのは構わないらしいのだが、危険な手荷物を置いて逃げたのかもしれないからそういう際はその人の荷物を全て降ろさないと出発出来ないのだとか。というわけでその人の近隣の席の人で頭上の棚の確認をして、ひとつ荷物を放り出してから出発になった。

サンフランシスコ空港では日本食を売っているところがあったので海老の天ぷらと鰻入りのカリフォルニア寿司を食べる。

サンタバーバラ行きは15分遅れたが無事出発、空港には4時着。大学までバスで行くと、以前に比べて研究所前に停留所が増えているのに気付かず、通り過ぎかけたところで慌てていると載っていらしたおばあさんが運転手に声を掛けてバスを止めてくださった。研究所ではちょうど担当の秘書さんが帰ったところで自分の部屋には入れないが、同僚には会っていろいろ話をする。

$ によると僕と % のこないだの論文には(数理物理的には問題はないが、弦理論的に)すこし間違いがあるらしい。困った。

夕暮れになって、$ が近くの宿に泊まっているので一緒に宿へゆく。5年前にはじめてここに来たときと同じホテルだ。夜は軽く宿の前の In-n-out Burgerで済ませる。チェーン店では一番うまいというが納得できる。


Aug 8 20:35, Denver

Denver に雨雲がやってきました。

夜は何故か部屋に沢山蚊がおり、心が痛むがやっつけるのに手間取った。それでも何箇所も噛まれてしまったようだ。

今日は早朝から乗り合いバスで空港まで。乗り合いバスのはずだが日曜早朝で僕しか客がおらず、なんと1時間かからずに Newark まで付く。空港はそれでもごったがえしている。

とりあえずデンバーまでの飛行機はひたすら睡眠。昼食を取って次のサンタバーバラ行きの飛行機を待っていると、飛行機自体は到着しているのだが乗務員が到着しないという良く判らない理由で出発が15分また15分と伸びる。結局2時間遅れたところでその便はキャンセル、皆でお客様窓口に殺到して予約変更をする。

ロサンゼルスから車を借りればすぐにでも行けたのだが、高速を運転したくないので、明日の別のサンタバーバラまでの便とデンバーでの一泊を予約してもらう。空港のあたりは原野でホテルが無いので、案外離れているところだが、残念ながら市街からは離れていて観光はできない。

ホテルに着くと、丁度 Rocky Mountain Fur Convention といって、動物の着ぐるみの同好者の集いをやっていてロビーを着ぐるみが跋扈していて謎だった。


Aug 7 23:40, Princeton

今日も30度まで上がらず涼しい一日だった。のんびりする。洗濯と買い物をして明日からの出張に備える。

夕方は研究所のコーヒーメーカーを使いにいったら、丁度 $ が居たのでしばらく雑談をする。

さて、明日はまた早朝出発だ。


Aug 6 23:01, Princeton

今日は午前の講義に出た後、家路につく。% が Brooklyn まで車で戻るというので、空港まで行く + 先生と一緒に乗せてもらって高速を走る。Brooklyn の Atlantic から地下鉄で Penn Station まで出て、丁度来た急行でプリンストンまで戻ってきた。

30度まで上がらなかったようで夜は随分涼しい。


Aug 5 23:59, Stony Brook

今日は随分回復した。普通に朝は講義に出、昼食後は議論セッションの前半はサボって昼寝をして、後半には参加していろいろと雑談する。$ に最近やっている面白い話を聞かせてもらう等。

夜は & 先生のお宅でパーティ、道の行き止まりの海の見えるところに大邸宅があっていい眺めだ。ピアノがあって、いろんな人が弾いていたので僕もすこし弾いたりしたが、なによりも % , @ のピアノ二人と * のギターによる Jazz の即興が良かった。その場で三人すぐに打ち解けてそうできるというのは羨ましい。楽譜を読んで頑張って覚えたのだけかろうじて弾けるというのとは大違いだ。


Aug 4 21:39, Stony Brook

さて、火曜は朝6時半の電車で、4時間かけて Stony Brook まで来て朝の Kapustin 先生の講義を聞く。分かり易くてよい。

その後みなさんと昼食に行って、いろいろ久し振りに会った同僚と議論をして、というところまではよかったのだが、どうもまだ体調は回復していなかったらしく急に疲れが出た。午後の議論のセッションのところで疲れた顔をして座っていると、 # 先生が、そういうときはさっさと宿に戻って沢山水を飲んで寝なさいとおっしゃるので、確かにそのとおりと部屋に戻って朝まで寝た。夜は同室の % に買ってきてもらったものを食べた。

今日の予定は Long Island のビーチに行ってそこで講義のあと議論、というものだが、この状況で行くと悪化するだろうと、食事に行く以外は宿でじっとしている。全く何をしにきたのか判らない。

病み上がりだからこちらの研究会はすっぱりキャンセルして、来週からの別の研究会に備えるべきだったかと思うが後悔先に立たず、まあこちらで無理しないようにしよう。自分の未熟なのが情けなくなる。


Aug 2 22:04, Princeton

電車から望む NYC.

夏風邪を引いてしばらく寝込んでいた。金曜は朝起きると喉がすこし変で、何故だか鼻がでてくしゃみが出るなあと思っていたのだが、土曜朝になると喉が急に痛くなっており、これはまずいと昼までに溜まっていた洗濯物をして着替えを確保する。

土曜午後には微熱が出てきたので寝ることに。夕食時には8度弱になっていたが、幸い食欲はあったので適当に作って食べて薬を飲んで寝た。

日曜には随分良くなったが、もともと日曜夜から出かける予定で冷蔵庫の中身を減らしていたのが裏目に出てこれまた困る。仕方なく朝の熱が下がっているうちに車で買い物に行って昼食用にカリフォルニア寿司と夕食の準備を買ってくる。昼食後はまた微熱が出たので薬を飲んで寝た。夕方は研究所をこの夏で去る同僚がバーベキューをやっていたので、料理をするのが面倒だったからポークチョップを持っていって焼いて食べてすぐ戻ってきた。

月曜には喉がガラガラ声なのを除けばほぼ回復した。研究所で昼食をとって、午後は街へ銀行に用事に行く。これは数週間前に銀行のほうからデビットカードを送ってきて、「以前のデビットカードの情報が漏れた可能性がありますので、新しいカードを送ります。古いカードは数日で使えなくなるので、ATM まで行って新しいカードを有効化してください」とあったからだ。はじめはカードを突然送ってきたこと自身詐欺だと思ってほうたらかしていたら、本当に数日で古いデビットカードが使えなくなったので困っていたのだ。本屋に寄って前から買おうと思っていた本を一冊買ってくる。

というわけで日曜夜から出張のはずだったが、明日朝から研究会に出張することに変更した。日曜のうちに連絡しておいたが、僕が喋るわけでもなんでもないからあちらには迷惑は掛けていないはずだ。

とまあこの程度で出張を一日サボれるのだから有り難い職業である。