今日も一日のんびりした。多少同僚と議論するが、お茶の時間のあとは大変な計算をする気にもならないので、以前書き散らかしてほってあったものをまとめておこうと思ってパソコンに向かう。
すると案外時間が経って、家に戻って夕食後もやっているともう日付が変わってしまう。
今日ものんびりする。何か計算が簡単で面白い話はないかと思うが、すぐ思いつくわけにはいかない。面白いはずだが計算が大変なものはあるが、乗り出すまでの精神的な敷居を乗り越えるのが大変だ。
しかし、場の理論の簡単な話でもいろいろとわかっていないことがあることも事実なので、それを解決すべく考えてみるのも悪くないかもしれない。
夕方は毎週恒例のピザセミナー。先週に引き続き # が共変エントロピー限界の話をするが、途中のブラックホールを使った思考実験がどれもかなり無理があるので皆で議論していてあまりの馬鹿馬鹿しさに何度も大笑いになった。きっと量子力学建設中の物理学者も議論中大笑いだったろうと思った。
その後はちょっと $ 君と議論してから帰宅。ピアノの練習。夕暮れに外を歩くと、随分蛍の数が増えたように思われる。
今日もぐうたらして特に何もしなかった気がする。出張中の # 先生に貸してもらった独楽のおもちゃで遊んでいた。
夕方は Whole Foods まで買い物に。Alexander 通りの橋が架け替え中で通れないので Washington 通りまで行って大回りするが、通勤の車で混んでいて案外時間がかかった。
夕食後ピアノの練習をしようと音楽室まで行くものの、バイオリンの練習をしている先客がいて10分ほど外で待ってみるが、終わらないので戻ってきてしまった。外には共有の本棚があるので眺めていると、近くの Marquand 公園の案内図なる冊子がある。公園を街に寄贈した所有者が植物が趣味だったので各国からいろんな木々を集めてあるのだとか。
今日からスウェーデンはウプサラで弦理論の会議ということで、案外のひとが出掛けていて建物に人が少ない気がした。
というわけでのんびり用事をしたり、ノートをまとめたりする。
夜はまたピアノの練習。
今日は案外涼しく、最高気温も27度ぐらいだったそうだ。
昼食後に、そういえばここしばらく週末に昼寝をしていないな、と思い出すと急に眠くなって、四時過ぎまで昼寝を貪る。しかし夢で何故か「平日から家でぐうたらしているのは何事だ」と家の人に叱られる夢をみた。
起きてからまた街まで歩いて、喫茶店でデニッシュとコーヒー。Marquand park の Mercer 通り沿いの入り口を初めて使ってみた。
夜は野菜と卵炒め。その後はピアノの練習に行ったら、先客がいてバイオリンの練習をしているので論文を読んで終わるまで待っていた。Dvořak の「アメリカ」だったと思う。
家に戻ってくると灯に誘われてクワガタムシが一匹とまっていた。
今日は晴れ、雲が流れる。街まで歩くと陽射しは暑いが、風が流れるのが気持ちが良い。すっかり夏だ。あたりもひたすら緑、緑、緑だ。
いつものように喫茶店でサンドイッチ、本を読む。中央アジアの歴史の本をだいたい読了したので、本屋に寄って次に何を読むかすこし考えるが、前から買おうかと思っていた太平洋戦争の歴史の本を買う。日本人の奥様のいるアメリカ人の書いた本だからある程度中立だろう。
レジに並んでいると、地元の商工会が出しているのだと思われる「プリンストン」誌に所長の取材記事があったので、思わず買ってしまった。所長が本館から所長公宅まで芝生を歩いている写真は以前から撮ってみたかった構図だが、やはりプロにかかれば違う。
落ちついた洗練されたイギリス紳士であるが、記事によると彼の家では初めて大学に行ったのだとか。
研究所までもどって少々用事、買ってきた本を読む為いまの本を頑張って読了、洗濯、ピアノの練習、など。
夜は昨日開けたハムを使い切る為つづいてチャーハンにした。簡単で美味しい。
今日は起きると朝のパンが切れていたので、久々に朝から研究所の食堂へ行ってデニッシュを買ってきた。
朝はパソコンの前でぼんやりする。昼食後は # といろいろ議論。お茶の時間になっても続けていたら滝のような大雨になって、到底 Fuld Hall まで歩けない状況になる。止むまでお茶は後回しにしようとしているとなかなか上がらず、結局お茶とクッキーを逃してしまった。
夕方になって大粒の雨のあいだに晴れ間が見えるようになったので、日が射すたびに外に出てみるが、残念ながら虹は見えず。
夜はまたチャーハンにした。夕食後ピアノの練習。
今日は研究所に行くと玄関前の木立が橙色の粉に覆われてひどいことになっているのでなんだと思った。春は真っ白の花が咲くのだが、その実が丁度熟したところで、実のまわりの細かい毛から橙色の粉がまぶしたようになっていたのだが、それが昨日だかの大雨で地面やら下のほうの枝の葉の上にたくさん落ちたのが原因のようだ。しかし五年間もここにいて今回はじめて気付いたというのは不思議だ。
* が遊びにきていて、いろいろと四方山話をした。
昼は少々雑用。その後は @ とここ数日の続きの議論。夕方は原稿の修正。
薄暗くなって家に帰る道の途中では鹿に遭遇した。最近は兎にもよく会う。
火曜は一日 %と Skype で相談しながら原稿の仕上げをした。そのまま Skype を開いたままにしておくと、夕方に偶然いまイギリスにいる $ が声を掛けてきて、近況の交換やら物理の議論やら。
家に戻って夕食を食べたあとで、ひとつ書類の締切が迫っていることを思い出す。電子メールでは駄目で実際の郵便でないといけないという事態に気付いた。というわけで夜遅くまで書類を書いていたら日記を書きそびれた。
今日は雷雨が何度も通る。雨が止んですぐ太陽が射すので、虹が出ていないかとおもって建物の外に出るのだが中々幸運には恵まれない。
あとは @ といろいろ議論をする。
夕方は恒例のピザ付きセミナー。+ が covariant entropy bound の紹介をしたが、前半で「こういう安直なことをするとこのようにうまく行かない」というのを何例も説明しようとしたところ、説明の途中で毎度聴衆が「そんなことをやってもうまく行くはずがない、なぜなら...」と反論をはじめようとするので、+ は「だからうまく行かない例を説明しているんだ」と何度も言い聞かせねばならなかった。
今日は案外涼しい。朝から夕方まで研究所にいらした % 先生と議論、および原稿の編集。まあようやくみられる形になったと思う。
昼食中に、何故最近の弦理論ではいろんな箇所に思いがけず同じ数学の構造が表れるのだろうという話になる。二百年前であれば sin や cos が物理の色々なところに出て来て当時の人は不思議に思ったろうが、結局は調和振動子がどこにでもあるということで今では不思議でないように、これから二百年もすれば Hitchin 系も不思議では無くなって高校で習うようになると持論を展開すると、お前は楽観的だと笑われる。
今二百年前の論文を開いて読めば、現在に繋がるものもあれば何故研究したかったのかさっぱりわからないものも沢山あるから、我々のやっているのもそうなるのが落ちかも知れないというのが % の反論だった。
その他夕方は # 先生と議論。2011年も半ばになるが、'97 ぐらいに片が付いていておかしくない問題がいろいろ残っているようだ。
週末はのんびりする。昨日は30度まで気温があがったようだ、今日は27度。
昨日は街まで汗をかきながら歩いて、喫茶店で昼食にして、その後も居座って本を読んでいた。ふと気が付くと隣の白人二人が福島の原発事故の話をしている。そうすると本に集中出来なくなってしまって、また散歩して研究所まで戻ってきた。森の中を歩くと数日前の雨で道がぬかるんでいて弱った。
今日は丁度お昼時に Wegmans まで買い物に行ったら人の多いこと。研究所まで行って共用のコーヒーメーカーでコーヒーを淹れておやつの時間にした。
夜は二日ともピアノの練習。15年ぐらいずっと同じ楽譜の練習をしているなと思って、進歩の無いことだと思う。
昨日は10時ごろからふと思い立って iPad 用の小さなプログラムをつくりはじめたら時間が経ってしまって、日記を書きそびれた。今日も半分ぐらいはそれに時間を費やしていたが、まあ半日で完成、明日からの平日には支障を残さずに済みそうだ。
今週もいつのまにか金曜夜だ。一週間休憩するつもりだったとは言え、あまりに何もしなかった気もしないでもないが。
昨晩は夜遅くから未明までかなりの雨。起きてみると止んでいるものの、夕方まで雷雲がひとつまたひとつと通り過ぎてゆく。稲光や雷鳴、大粒の雨がすこし降ったりはするものの、結局本格的な雨にはならずだった。
夜はまたチャーハンにしたが作り過ぎてしまった。食べるのが大変だった。
今日も過ごしやすい一日。プレプレプリントを貰ったのでそれを読んで返事をするなど。
夕方はすこし散歩をして、夜はピアノの練習をする。
ヨーロッパ出張の旅費の手続きをしていないことを思い出した。領収書をまとめて封筒に入れて送り返さなければ。
今日も昼は少々パソコンに向かって用事をする。
夕方は恒例のピザ付き文献紹介だが、@ 先生が話をしたのでいつになく盛況だった。
その後は文献紹介に来ていた # 君と + 君と少々議論。
夕食後は読書、食後は研究しなくて構わないぐらいの忙しさが丁度よいと思った。
今日はもくもくとした雲が青空を動いているなと思ったらにわかに掻き曇り、雷雨が通った。
まだこちらでは降っていないのに、突然一瞬ブレーカーが落ちて非常用電源に切り替わる音がしたので、何だ何だと思っていると、遠くから雷鳴が聞こえてくる、ということが数度あった。送電線にでも落ちたのだろうか。
あとはまあ一日のんびり作業をはじめる。
今日は Rutgers から来てくださっていた # と議論していたら @ のセミナーに出る機会を逃す。
その後は数学の勉強をする。
夕方は Wegmans まで買い物へ。夕食後は「巴里より」を読了。いろいろとしないといけない仕事があるような気もするが、先週先々週と忙しかったので今週こそはのんびりしようと思う。
何だかんだで案外疲れが溜まっていたのか、今日は昼寝をしたら夕暮れまで寝ていた。
ようやく「中世ロシアの歴史」を読了。
あとは先週青空文庫の新着をみていたら見つけた与謝野鉄幹/晶子の「巴里より」という紀行を読む。当時のヨーロッパの様子を知るのは興味深い。また、文章に平然と「上流階級」「労働者」という単語が出てくる。今だってそのような違いが全て無くなったわけでは無かろうが、ひとに読ませる文章には出せないだろう。それが日本の女性解放の旗手だった与謝野晶子の口から出てくるのだから時代を感じさせる。
芝生には蛍が飛びはじめたようだ。
会議は今日の午前中まで。司会を頼まれたので朝遅れるわけにはいかないと思うと緊張して中々眠れなかった。
会議後は $ 君の車に乗せてもらってプリンストンまで。一緒にイタリア料理屋で昼食にして、アイスも食べて雑談。その後研究所まで送ってもらう。
あとは軽く買い物にいったり、洗濯をしたり、久し振りにピアノを弾くなど。夜になって小雨が降り出した。
水曜木曜はホテルのインターネットの調子が悪く日記が書けず。二日とも35度を越えて非常に暑かった。
大人しく研究会に参加、休憩時間にいろいろ議論するなど。いろいろ気になっていた話を専門家に直接質問出来るのは有り難い。
木曜の昼は数学の皆さんと昼食に行った。* と喋っていたら、あとでそれを聞いていた学生さんから、 * が物理が話せるとは知らなかった、と言われる。僕が * と話すときは、彼はいつも物理語を喋ってくれるので、それが普通かと思っていたのだが、学生さんは彼が数学語を話していたところしか聞いたことが無かったらしい。
水曜の夜は #, +, = とインドカレーを食べに行く。昨晩は川岸に泊めてある船をレストランにしてあるところでバンケット。食事をしていると雷雨が通って多少涼しくなった。& に、日本人ならコスプレをするのかと聞かれて答えに窮す。
今日は会議が終わると歩いて宿に戻って静かに考え事。夜はまた中華に行った。
昨日からペンシルベニア大で「弦理論と数学」研究会.。参加者はすこし数学者が多いぐらいでは無いかと思うが、発表は弦理論の人のほうがこれまでのところは多い気がする。
昨日の夕食は沢山で街をさ迷ってどこにいくか悩んだ結果、ベジタリアンの人の為に結局一昨日に行った中華屋にまた行くことになった。非常に美味しいからよし。野菜と卵だけというが、油は沢山使っているので健康かというとわからない。
今日は僕の話す番だ。昨晩は発表の細かい調整をしていると興奮してしまってなかなか眠れず困ったが、数学者からいろいろ質問が出たのは良かった。笑いも何度か取れた。
夜は #, $ と % とで # が探したパブに行く。古い建物のようで内装に感じがあって良かった。
今日は朝から洗濯、それをスーツケースに詰めて、昼過ぎに街まで歩き、喫茶店で昼食。
喫茶店でのんびり本を読んだ後は四時頃電車の駅に。何も時刻表を見ずに来たら、いろんなところで乗り継ぎを待つ羽目になってホテルに着いたら七時。
途中のトレントン駅は随分綺麗になっていてびっくりした。五年前に車の免許を取りに来たときは大違いだ。
夜はホテルが一緒だった # とベジタリアン中華を食べに行く。
今日は曇ったり晴れたり。涼しいかと思って昼に街まで徒歩で行ったが、流石に往復すると汗がにじんだ。昼食は喫茶店で大きなサンドイッチを。
あとは研究所で来週の研究会でのトークのスライドをでっち上げる。夕方まで掛かった。
夜はチャーハンを作った。
もう金曜夜だとは信じられない。
今日も涼しくて過ごしやすい。一日 @ と議論をする。
夜ピアノを練習しようと思ったらピアノの部屋に先客が居た。ピアノを弾いているんではなくてバイオリンの練習をしていたが、悲しい美しい曲を通して弾いていて聞きほれてしまった。
今日も暑い。昼と夜と二度ほど雷雨が通った。明日は少々気温がましになる予報。
昼食にアーティチョークが出たので喜んで食べていたら、+ に、何を騒いでいるんだ、初めてなのかと聞かれた。僕にとっては2回目で、前回も研究所の食堂だったはず。中国人の @ も食べ方を知らなかったようで、アメリカ人の ? もひとつ丸ごと食べたのは初めてだという。
一日 $ 君と議論。
昼は * のセミナー、夕方はピザ付きの de Sitter 勉強会だった。