昨晩はやはりなかなか眠れず。今日は昼はセミナー。
アメリカからはるばる来てくださった @ さんと物理やらそれ以外やらの雑談。奥様もいらしていて、柏でお薦めのレストランはないかとか訊ねられたが、家と研究所を往復するだけの生活なので紹介のしようもなく困った。
その後は、昨日勘で見つけた公式をきちんと導出しようとウンウンうなるがうまく行かず。気晴らしにピアノを弾く。
零下にはほど遠いはずだが、風が強いからか、夕食後帰る頃にはキャンパスの池に氷が張りはじめていた。
今日も晴れ。
遅い昼食後ちょっとした計算をはじめたら微妙に上手くいってきたようだった。というわけで、日が暮れそうになったところで喫茶店に行ってコーヒーを飲みチーズケーキをつまみながら読書をする。デカメロンは九日目まで来た。
気分が一新したので、夕食の材料を買って家に戻り、計算を再開すると、いろいろうまく行くことが分かった。半年間悩んでいた話がようやく辻褄があってきた。
しかしそのせいで夕食はとても遅くなる。食べ終わった後、結果をノートにまとめて共同研究者に送るとこんな時間だ。頭を冷やして寝ないといけない。
今日も青天。洗濯、軽く部屋の掃除。
その後はパン屋で菓子パンを買って大学でコーヒーを飲む。いろいろなメールに返事をする。ピアノの練習。
夕食は作るのが面倒になったのでららぽーとで食べた。% 君とすれ違ったので雑談。
あとはひたすらデカメロンを読んでいた。八日目まで読み終わった。
ここ数年来、計量の共変微分等の計算をしていなかったので、久し振りにやる必要がでてやろうと思っても中々出来なくて困っていたので、今日になってお茶の時間に同僚に「やり方を忘れて手が動かないんだよ」と愚痴を散々いっていたら、夕方になってようやく大体方針を思い出した。しかし係数が合わない。
夕食にいったら、ドイツ人、オーストリア人、ドイツ系スイス人の同僚がドイツ語圏の政治談義をしていたので、言語を英語に変えてもらっていろいろと説明してもらう。
今日は面白そうだなと思った題の論文があったので眺めてみたが、あまり面白くなかった。
その後は、先日の草津の冬の学校の講義録等が公開されていたのでざっと眺めてみた。こちらには非常に良い講義ノートがあって読んでいると日が暮れる。
その後は数学の $ 先生につかまって、彼の弦理論に関する疑問に答えようと頑張るがなかなかうまくいかない。
雪は建物の北側の道に残っているのみになった。それでも一軒家の前の場合は大抵雪は片付けられているが、集合住宅の前はほうたらかしである。
今日も青天。東西に走る道の北側はすっかり雪は無くなったが、南側の歩道は建物でお日様があたりにくいからだろう、えてして半分融けたのが凍りついて困ったことになっている。
朝はバスで出掛けて、本を真剣に読んでいたら、降りたときに手袋を忘れたことに気付いた。循環バスなので、一周回ってくるのを待って、運転手さんに聞いてみると案の定どなたかが見つけて運転手さんに渡してくださっていた。
さて、読んでいた本はデカメロン。何か読むものは無いかと思って本棚を眺めていると、数年前に買って半分弱読んだところで放置してあったのを思い出したので、また読みはじめたのだったが、第四日が暗い話ばかりだったから嫌になって投げ出したらしい。そこを通過して第五日になると楽しい話になった。
夜の間に案外雪が降った。朝になると青空に白が映えて美しい。折角なので雪の日用の靴を出して徒歩で大学まで。
昼はセミナー、夕方は大学のカフェテリアを貸し切って研究所の新年会。
酔いが多少醒めるまでと居室でぼんやりしていたら、最終バスを逃してしまい、徒歩で家まで戻ってきた。
さて、雨が殆ど止んでいたので大学まで自転車で行ったのだが、着いてみると雨が降りだして困った。傘を一本置いてあったはずだがそれも見当たらない。
日が暮れると雨も案外強くなったので、傘を借りてバスで帰ってくる。家で夕食。食べ終わった頃に窓の外を見ると雪に変わっていて、ずんずん積もりはじめた。
今日はようやく晴れ間が見えはじめ、夕方には青空も広がってきた。
本屋に行って、喫茶店。中公新書の「科挙」というのを買う。昔のひどい受験地獄の話。
メールをなんどかやりとりして、共同研究者とは意見が一致したつもり。六次元のN=(2,0)理論は未知の部分が多いから、お互い思い込みがあるといろいろと難しい。
今日は一日雨になったりみぞれになったり雪になったり。しかし結局木の上にも積もらず。夜には暖かくなって完全に雨になってしまった。
今週は多少進展があって気分が良いつもりだが、@ さんには不満そうな顔をしているなと言われる。
ロシア人の # が本棚の一区画一杯に日本語と英語の単語をカードの表裏に書き込んだものを詰め込んで勉強しているのを知った。彼は英語側から日本語側への対応を覚えようとしているわけだが、僕が中高の頃につくったものと全く同じだ。というわけで、日本語側から英語側への対応をしばらくやってみたら、あの頃より随分出来が良くなっていることが判った。高校を出てから頭は悪くなるばかりかと思っていたが、記憶の積み重ねはあるようだ。
昨日は結局アメリカにいる共同研究者にメールを書く為に計算をしたりノートをまとめたりしていると一日かかってしまった。夕食は家で。大量に作りすぎてお腹がいっぱいになる。
今日もとりたてて変わりのない一日。最近でていた面白げな論文を興味を持って眺めてみたが、どうも内容にかなり誤りがあるようで、個人的に知らないわけではない著者にいうべきか言わざるべきか悩ましい。
ロシアからようやく戻ってきた @ さんと雑談。雨になる前にと思って戻ってきたが、まだ降り出さないようだ。
平均律をオルガンで演奏したアルバムを買った。
今日もときどき揺れる。小さい地震でも長く揺れるものがあって気になる。
半年ぐらい悩んでいた問題はようやく正しい定式化が分かった気がする。弦理論はどうしてもまだ厳密でないから、これまでの例でうまくいっていたものが新しい系でうまくいかない際にどこを勘違いしているのか特定するのが難しくて敵わない。
さて、結果を共同研究者にメールせねばならぬが、明日にまわそう。
昨日は遅く起きて、喫茶店でコーヒー、その後は研究所にいって、夜は寿司屋に行った。
今日も遅く起きて、喫茶店でコーヒー、その後は研究所にいって。夜は実家から送ってもらった野菜がまだ有るので鍋。
安直なネタで二頁ぐらいの論文が書けるかと思ったら、二年前にまさにその内容で論文が書かれていたことが判った。
今日もいろいろと文献をあたってみる。
お茶の時間のあとは沢山で superconformal index の四方山話をする。なにか面白い方向に進めばいいが...
今日は二度ほど揺れた。
単純リー代数の正則余随伴軌道は完全可積分であることを学んだ。ゲルファント=ツェイトリン系というそうだ。
実家が野菜を送ってきてくれたので、夕食は家に戻って鍋。
今日もなかなか冷える。東海岸にいたころは、昼に9度もあれば随分暖かいと思ったはずだが...
これまで考えていて然るべきだが考えていなかった問題に気付いた。似た問題 は昔 + に教えてもらってどこかにノートを取ったはずだが、出てこない。
家に戻ってピアノの本を読んでいると、平均律の楽譜はどれがいいかという話になって、何種類か編者の名前を出した挙げ句、「信頼出来る原典版をひとつ、さらに解釈版をみっつぐらい持って比較しないと」駄目だと書いて有って、僕のような下手の横好きには高度すぎる話だと思った。
しかし、自分の専門にたとえてみると、まあ場の量子論の教科書も弦理論の教科書も有名どころを何種類か持っているわけで、ブルーバックスを読んでいるところからはすればかなりの蛸壺であるから、似たような話ではあるかもしれない。
新年、冬本番ということで、一番厚いコートを出した。これだと自転車に載っても全く寒くない。まあ東海岸で零下のときに着ていたものだからそれも尤もだ。
秋の間東海岸に居た = が帰ってきたので雑談、さらに * も交えて雑談す。ま、いろいろと面白そうなことはあるが、どう進めるべきか。
注文して有った「平均律の研究 2」が届いた。これは絶版で古本を買った。どうもシリーズ物を一冊買うと揃えずにはいられなくなるので仕方がない。
今日は休日なのに9時に起きた。
昼食後はのんびり大学まで行ってコーヒーを淹れて飲む。いろいろと返事をせねばならぬメールが溜まっていたので処理。また、査読を頼まれていた論文を詳しく読み始める。
これはいい頭のリハビリになるようで、関連してすこし考えてみるが、何事も一筋縄では行かぬ。
ピアノの練習をすこしして家に戻る。途中夕食の材料に何を買おうか考えるが、面倒になってしまって結局外食にしてしまった。
今日は昼食後に眠くなってホットカーペットの上で布団を被って寝てしまったのが運の尽きで、気が付いたら日が暮れていた。
というわけで材料を買ってきて夕食。それ以外は何もせず。こうぐうたらばかりも宜しくなかろう。
今日は朝から昼過ぎまで研究会。おしまいの = 君の話は、別の宇宙で全て陽子が崩壊してしまった頃の状態数が Coleman 式のワームホールの寄与で我々の宇宙の Higgs 結合定数を決めているという、窮めて雄大な話。
@ 先生に駅まで送っていただいて、= 君と何故か昼食に北海道ラーメンを食べる。こだまでノンビリ東京まで。
本屋に寄って「平均律の研究1」を買う。ピアニストと作曲家の対談で、平均律一巻の各曲をどう弾くか語っていて、僕の練習には高尚すぎて参考にならないが、読んでいるのは楽しい。所々で
作曲家: こういう遅い弾きかたはどうでしょう(弾く)等々書いて有るのに苦笑する。これを本に書いてどう理解せよというのか。
演奏家: なかなかいいですね。ではこういうのは(弾く)
喫茶店でケーキとコーヒー、そこから柏まで。家に戻ると夕焼けも去ってすっかり暗くなったころ。すこし休憩したら夕食の準備のため材料を買いにゆく。
研究会は昼からなので、朝はのんびり。バスに乗って大学へ向かうと、青い空に富士が綺麗に見える。キャンパスは小高い丘の上にあって、 先生方の部屋の窓からは駿河湾の水平線に陽の光が煌めいている。
今日は三人で、僕の出番は二人目。ひとり一時間だが、ひとりめの先生がすこし早めに終わったので、その分だけ長く喋らせてもらって、無事話したかったところを全部話した。質問も適宜重要な点を突いてくださって有り難かった。
夜は講演者と世話人の先生方とで駅前の鶏専門のお店で鶏の鍋を食べて、静岡のお酒を飲む。
起きてみると街はうっすらと雪を被っている。
京都に来たときはいつものパン屋さん併設の喫茶店で朝食。携帯電話の待ち受け音が君が代の人が居てびっくりした。国粋主義なのか不敬なのか判らん話だ。
登校途中に雪を被った大文字山をみた。
あとはいろいろと雑談。昼からは今はトリエステにいる = 君が明日のセミナーのため来たので旧交をあたためる。
日が暮れて先生と = 君とで夕食に。外を歩くと寒いので、門を出てすぐの「collection」に入る。大学生の男女が三人ずつぐらいあつまってコーヒー片手に文献を開いて議論しているから何だと思うと、ベルクソンが ... 可能性とは ... と哲学のゼミのようだった。流石京都大学だ。
その後は京都駅までバスで出て、遅い新幹線で静岡まで。明日明後日は研究会。
今朝は京都まで初詣に出掛ける両親と一緒に出町柳まで。そこで別れて僕は基研にやってくる。
+ さんと * さんと四方山話やら物理の話やら。はじめはここ一週間の休憩のしすぎで頭が回っていなかったが、徐々に調子が出てくる。
夕暮れから雪がちらつき始める。夕食に今出川通の中華にいったあと、さらにもうすこし雑談をして、僕はホテルに戻る。
今日は一日なにもせず休憩。姪に遊んでもらう。昼寝をしたら髪を茶色に染める夢を見た。
庭の倉庫に詰めてある、以前買った文庫本にどんなものがあるかみてみたら、荘子の第一巻がある。挟んであったレシートによると、98年1月7日に梅田の旭屋で買ったらしいが、ハテ。そんなことはすっかり忘れて先々週だか同じ本を買ってしまった。但し当時は四巻まで揃えはしなかったようだ。
昨日から兄一家も帰省で、小さいのが二人居て大騒ぎだ。叔父さんの僕にも懐いてくれて悪いものではない。
午後は母の手伝いをして、お節に入れるお煮しめの味付けを例年通りする。ほぼいい味がついたと思っていたら、年が変わって食べてみると小芋だけ中までやわらかく煮えておらず、悔いを残す結果だ。
今日は近くの神社まで初詣。そのほかはぐうたらする。
週の後半の出張の宿をようやく押える。年始に出張するひともあまりいないのか、安めに宿が取れた。