今朝は友人から送ってきたプレプレプリントを読んでコメントを返す。
午後は研究室のお茶飲み場を掃除してみる。床に沢山使っていない LAN ケーブルやら電源の延長コードやらがあったので片づけてみたら随分綺麗になった。
* 君の修論発表会に出てみる。勉強になる。
その後は夕陽が沈むのをみたあと、来週の京都でのセミナーの準備をする。数ヶ月前のセミナーのスライドをもとに書き換えたので数時間で出来た。その間の技術的な進展で、当時はわかっていなかった式がすっと書き下せるようになったのは悪い事ではない。
今日ははじめて学内便なるものを使ってみた。
昼はもうひとつ博士論文審査。明快な話で勉強になった。これで出席すべき審査会には全て出たが、二つ主査なので報告書を書かねばならぬ。
その後は半休眠中の共同研究の論文の原稿に大幅に手を入れてみる。
帰りにスーパーに寄っていろいろ買って帰ってくる。引っ越してこれだけ経つと、道の選び方もかなり最適化されてしまった。新たな景色の発見はないかわりに、集中して考え事が出来るのは歩くのの良い点だ。
今日は昼食会のあとは皆で研究室の本棚の整理。
すると「理論物理学の進歩」の1946年第一号が出て来た。そこで、朝永さんの超多時間理論の論文を読む。
リーディング大学院という良くわからない仕組みができて、大学院生でもひとつの研究室のみに所属するのでなくて副指導教員が付くことがあるようになった。それで僕が担当になった @ 君に来てもらって彼の研究についていろいろ教えてもらう。僕が指導するようなことは特にないけれど。
日が暮れるあたりから、週末やってみようと思いついた計算を実行する。しかし甘い期待のようにはいかないようだ。
今日もぐうたら寝る。
朝昼兼用の食事を済ませてパソコンを開くと、木曜から走らせていた計算が終わっていたので、大学に行って計算結果の妥当性をみてみるが、どうも微妙におかしい。コードに間違いがあるか、どうなのか。
兎も角、この方法では時間もかかって埒があかないので、すこし違う方法で予想した式が成り立っているか確認してみるが、こちらはうまくいっているようだ。
その後は家に戻って読書。夜は自炊するかどうするか悩んでいるうちに面倒になって、近くの中華屋に食べに行った。
週末はゆっくり休憩出来て満足だ。
今日は朝起きてパンを食べたらまた就寝、一時過ぎまで寝る。遅い昼を担々麺屋へ行く。
大学にいって散らかっている居室の整理、届いていたが読んでいなかった物理学会誌を読む、土曜も来ている真面目な皆さんの邪魔をして雑談する、など。
夕食を家で食べようと、図書館で本を借りて帰宅。Heather の "The Goths" というゴート族の歴史。読みはじめてみたら、産まれて数日で無くなった息子への献呈の辞があって哀しい。
今日は昼から修論審査会、三キャンパスの弦理論組が合同なものだから四連続。
というわけでいつものように代々木上原から歩く。パン屋のとなりの喫茶店で昼食、なかなか美味しい。
終わるとすっかり夜で、満ちた月が美しい。本郷によって荷物を置いて、返事を書かねばならぬメールに返事を書いてからぼんやりして帰ってくる。今週は忙しかった。
今日は講義の最終回。
午前中の後半はおまけの内容で、趣味に走って四元数と回転の話をした。
午後は試験。問題を簡単にしすぎたようで、皆さん出来ていて点差がつかなさそう。しかし基礎はしっかり分かってもらったということで良いことだ。
監督の傍ら先日からの計算の続き。しかしテストが簡単だから出来て提出して帰ってしまう人がぱらぱらと来て集中できない。面白いことに、退出する人はおよそ教卓の前から奥に延びた半楕円上に徐々に広がっていった。
その後は駒場の弦理論組に寄って印刷した修論を受け取って、いつものパン屋で菓子パンを買って本郷へ戻る。計算が気になって地下鉄車内でもパソコンを開いて Mathematica を叩いてしまった。
大学についてしばらく休憩した後、計算にそもそも精度がどこまであるのかを真剣に考えてみると、どうも今手元にあるデータでなしうる最高次までやっていたようなので、とりあえずお手上げである。というわけで、昨日一昨日の考察をまとめてタイプして共同研究者に送る。
明日はまた駒場にいかねばならぬ。
今朝は起きると寝る前に走らせておいた計算が明らかにナンセンスな結果を出している。バグがあるらしい。
駒場に行って博士論文の審査会がまた一つ。行きの車中はどう計算するかいろいろ考える。
昼食をあちらの皆さんとご一緒したら、聞きたい数学のセミナーがあったので電車ではるばる柏まで。なぜかふと下北沢周りで千代田線に乗る。
移動中は空いているのでほぼずっと昼寝していた。四十より若いだろうと思われる女性が車内で二十歳若返る法という本を読んでいて、半分以下の年齢になろうとはなかなかの心意気だと思った。
セミナー後は * と研究の相談のような雑談のような。@ と = とで鮨屋に行って夕食、僕は海鮮なんでも鍋。
その後は = が数カ月前に説明した話をまた説明してくれというのでもう一度説明。そのとき散々苦労して数学的に定式化してあったから、案外すぐに説明が終わる。
というわけで帰宅。朝に車中で考えたことを反省してみるが、朝思っていたほど上手くはまだ行かないようだ。
とはいえちょっと疲れたのでこれ以上頭が回らない。風呂にして寝よう。
今日は柏に行こうかとも思ったが、昨日の続きで籠って計算したいことがあったので、本郷でパソコンの前にかじりついて計算させていた。共同研究者の昔の論文の計算をさらに高次までしたいだけなのだが、一応夕方までに再現は出来たので、あとは放置しておくだけ。いつまでかかるやら。
作業をしながら夕陽を録画してみた。雲と空とのバランスも良く、きちんととっぷり暮れるまで撮ったので、案外悪くない仕上がりになった。
帰宅前にはピアノを練習に行ってみたら、間があいていてさっぱり指が動かない。家に向かいはじめて、ふと手袋をしていないことに気が付いたので、戻って探す。グランドピアノの蓋を閉じた際に譜面台の脇に置いたままだった。
と書いていると丁度計算が終わったと大学のパソコンから通知があった。寝るはずだったが、さて...
今日も青天。
修論発表の練習会が四人分ある。その他細々としたことで時間を潰す。
夕食はまだ材料が冷蔵庫にあるから家に戻って作った。お腹が一杯になってしばらく寝て起きたところ。
今日も晴れ。昨日はあの後も計算をやっていたが、うまくはいかないものの、うまく行かない理由がひとつ分かった。詳細は共同研究者のほうが良く知っているはずだから質問のメールを書く。遅くに寝る。
というわけで随分久し振りに午後まで寝た。質問への答えをすぐに書くから待て、という内容のメールが届いている。
遅い昼食後、買い物へ。駐輪場の雪が日陰でまだ消えていなかったのが気になったので、家に一度戻ってから簡単に雪かきをする。
紅茶を飲んで一服していると眠くなったので布団を被ってホットカーペットの上で昼寝をする。目が覚めると日が沈んでいる。
その後は読書。意思が弱いこと甚だしいが、こういうぐうたらした一日もあっても良かろう。
今日は洗濯、部屋の片づけ等。
今週は平日は全く自分の研究が出来なかったので、今日は朝から計算をはじめてみるが、急にやってもなかなかうまくいかない。
夕方になって気分転換にとおもってココアを淹れて飲むと、心がふんわりとしてすこし眠ってしまう。
夕食は外に食べに行った。
今日も青天。
昼はひとつ審査会、今回は主査。しかしはじめてなので、基本的に副査の皆さんの指示を仰ぐ。
その後は来週の次の審査会に向けて論文を読む。ようやく一箇所判らなかったところが判って、急に内容の全貌が見えた。
今日は青天。駒場で講義。今週は時間配分はちょうどよかったが、午後のおしまいで一箇所符号があわずに往生する。細部の細部まで詰めずに講義に臨まなかったのが良くなかった。
昼休みは生協でうどんを食べた後書籍部に行くと面白そうな本があったのでつい購入してしまった。
講義後はしばらく駒場の弦理論研究室にお邪魔して世間話。夕焼けが綺麗だったので代々木上原まで歩く、途中の美味しいパン屋さんでパンを買う。
本郷に戻っていろいろ作業。食堂で夕食にして家に帰る。
明日の審査の為に論文の詳細を読む。
今日は空が雪でも降らせそうな雲に覆われていて寒々とする。
博士論文審査会に副査として出席。はじめての経験なので、勉強することが多い。
夜は数人で釜飯に行く。
今日は青空。大学に行く道がシャーベット状になっていて所々危ない。
三四郎池にいってみると、池が凍ってその上にまだ雪が残っている。見ていて飽きない。写真を撮っているひとも、今日はいつもより時間を掛けているようだ。鴨はいつもより狭いところしか泳げないので不満そうに見える。
いろいろと細々とした用事。夕方は修論発表練習会。
今朝は家を出た頃は雨だったが、会場につくころにはみぞれ、そうこうしているうちに雪になる。
ずんずん積もってあたりは真っ白になった。夕暮れまで降り続く。湿った雪だから重く、昼を食べに外を歩いていると、屋根から落ちてきた中くらいの塊が傘にあたって傘の骨が折れてしまった。
自分の話の出来は良くも悪くも無かったか。少なくとも時間はぴったりだった。
研究会のあとは * 先生としばらく議論、駅ビルで夕食をご一緒して帰ってくる。明日家の前で転びたくないから、ちょっとだけ雪かきをする。
研究会二日目。なかなか面白いが、一日に五つも一時間講演があると聞いているだけで大変だ。
昼は近くの蕎麦屋に = を連れていく。= が居るのを店員さんが見て、食後に甘いものはいらないか、というので、蕎麦入り葛餅を頼んだらこれが美味しい。僕は何度もこの蕎麦屋に来ているが、非日本人を連れてくるとこういう良いこともある。もっと前に注文して食べてみるべきだった。
夜はバンケット。
明日は自分が話す番だが、どうもスライドの枚数が多すぎる気がする。最近は一頁あたりの情報量を極力減らすようにしているつもりだから、そんなに内容が多くはないが、さて。
今日から三日は立教大で研究会。
世界各地から知人友人が講演者に呼ばれていて再会の楽しみがある。年始だからか、帰国中の日本人のポスドクの人も沢山いて話をするのもいいものだ。
昼は大学内の食堂に行ってみる。流石になかなか良いところだ。
+ 君に去年 @ 君と * とで書いた論文について鋭い質問がある。論文でつかった言葉遣いが少しばかり正確さを欠いていたか。
夜は沢山で ? 先生いきつけのトンカツ屋へ行く。= を連れていったものだから、久々に = 節を堪能出来た。話をする必要が無くなって聞いているだけで良い。
今日も冬晴れ。葉を落とした銀杏も良いものだ。
午後は会議、その後は研究会のスライドを準備。八割がた出来た、まあ月曜には間にあうだろ。
使っていた手袋がみあたらなくなったので押し入れから別のを探しだす。一体どこに忘れてきたのだろう?
今日は駒場で講義。毎回のことだが、午前中調子よく進んだので、午後の前半のんびり喋ってしまって、後半で慌てることになった。
その後は本郷に戻って、月曜に喋る際の構成を考える。
午前中は外部評価。物理屋でない方が審査員にひとりいらっしゃるはずだったが、今日は午後から参加ということで、普通に物理の内容にまで踏み込んだものになる。
それを終えると午後は柏へ。久し振りに英語を話すのはどうかと思っていたら、それほど問題は無かったようだ。
さて、明日は久し振りに講義、年末につくったノートを眺めて話の流れを思い出しているところ。
今日も晴れ。
昨晩の問題は深夜遅くまで考えて一応解決した、が、それに伴って以前の論文を修正しないと行けなくなったようだ。
さらに D 論の審査会の練習がある。いろいろコメントをする身分になったが、いろいろ言った後ふと自分がやったときのを探しだしてみてみると、よくこれだけ四十分に詰め込んだというひどいものだ。
明日は外部評価なので、それの発表のスライドを調整する。
また、判った事をまとめてアメリカの共同研究者に送ったが、久し振りに英語でメールを書いたらなんだか片言になった。いけない。
今日は修論の提出日でばたばたしている。また、 D 論の発表練習がふたつ。
皆が帰省から帰ってきたので、お茶飲み場にお土産のお菓子がつみあがっている。
昨日うまく行かなかった計算は、式をこう修正すればうまく行く、という方法は判ったが、物理的になぜそうすべきなのか正当化出来ない。物理的にまっとうなことをすると昨日の間違った式に至る気がしてならない。
今日は夕刻より東京へ下る。
金曜に議論した話のつづきを朝から考えはじめて、移動中も計算の方針を考えていた。夕食は新大阪駅で美々卯で鴨なんば。新幹線の座席に着いたら、パソコンを取り出して一番簡単なケースを計算してみたが、名古屋まで来た時点でどうも上手くいかないことになって、ふてくされて東京まで寝た。
家につくと夜も遅くなった。実家よりはすこし暖かい気がする。都心だからであろう。
今日は薄曇り。今日は充分ピアノを弾いた。
その他、のんびりする。徐々に休憩のしすぎのような気がしてきた。
お古のノートパソコンを父に渡したので、使い方の説明をする。
また、自分のパソコンの画面の解像度があがって、日記の小さい写真の画質が見劣りするようになったから調整をした。これでくっきり見えるようになった。
朝は 9 時前に出て阪和線で市大へ。* 君と部屋を借りて議論。
昼は @ さんと + さんに連れられ近くのかごのやに。
戻ってまた議論。やはり直接会って話すのは便利で、随分理解が進んだ気がする。
夕方は御堂筋線で戻る。乗り換えようと思うと人身事故で電車が一時間止まっていて閉口する。電車も随分混んだが、平日の帰宅ラッシュ時の常磐線普通の混雑よりましだった。大阪だからか、仕事始めの日だからか。
今日も晴れ。午後から家が急に静かになった。
大学生のころの本を箱に詰めて実家に沢山おいてあるので、来年のゼミナールで何の輪講をすれば良かろうか考えるのだが、なかなか適切な本は無い。そうしていると高二高三のころに書いた文章が出て来て、読むとあれから精神的には大して変わっていないことが判る。
明日は市大に寄せてもらって * 君と議論の予定なので、これまでわかったところ、わかっていないところ等いろいろと復習する。実家に戻って頭を休めすぎた気がするので、徐々にリハビリをしないといけない。
夕暮れ時は今日も空が美しい。そうやってぼんやりしているのは幸福な時間だ。
正月二日。今日も晴れ。
昼食後は来週の外部評価での発表のスライドを以前のを組み合わせてでっち上げる。まだ雇われて一年にならないのだから、物理学科が評価されるのに付き合わされなくてもよさそうなものだ。
永井荷風の「腕くらべ」を読んだ。居間の本棚から古い文学全集を取り出してあったのだ。やはり舊字體で読むに限る。ああいうのを読むと東京も変わったものだと思う。
姪が遊ぶ為に押し入れから取り出してきた兄と僕の小さなおもちゃの裏をみると、大抵 made in Japan と書いてある、いまなら全部 made in China とあるようなものだ。何事も時代は流れると言うことか。
夕方雲が流れるのをぼんやりとみている。
元旦、午前は雲が多いが、徐々に晴れになる。
皆でお宮さんへ行く。随分ぶりに石段を登ってご神体の丘の上まで行った。
一日ぐうたら。お節を食べる。味は悪くない。
その他、祖母とテレビをみるなど。一日なにも考えなかった。