Jun 30 23:01, Bunkyo-ku

今日はぐうたらする。部屋になんとか風を通すようにすると心地よいものだ。洗濯物をする。

夕方は夕食の材料を買おうとスーパーまで行く。レジに並んでいると、財布を忘れてきたことに気が付いた。慌てて謝って取り消しにしてもらう。

仕方がないので家に戻って、とりあえず自動炊飯器のスイッチを入れてから、またスーパーへ戻る。何を買うか散々悩んだあとだったから、二度目はすぐに済んだ。

というわけで、沢山つくってお腹が一杯になる。


Jun 30 00:13, Bunkyo-ku

今朝は朝食後また昼頃まで寝る。

買いたい本をネットで調べていると、とある古本屋にあることを以前知った。その近くには、以前行った美味しいギャレット屋もあるので、と出掛けたのであるが、今年はじめて冷房のきつい地下鉄に半袖で乗ったのが悪かったのか、体が冷えて、目的を果たさず家に戻る。

その後夜まで寝たら快復したようだ。単に眠かったのかもしれない。適当に夕食を作って食べる。

情け無いことだ。今後は上に羽織るものを忘れないようにしよう。


Jun 28 22:44, Bunkyo-ku

今日は朝から研究室見学に来た四年生を応対。

昼は会議。

その後は ? 君と今後の研究をどうするか、等、相談。


Jun 27 23:29, Bunkyo-ku

梅雨の晴れ間か、青い空に流れる雲、澄んだ空気。

今日は @ と柏へ行った。何だかんだで忙しく、一か月ぶりだ。しかし、偶然ではあるが郊外へ来るには最高の気候だった。濃くなった緑に囲まれて歩くのは楽しい。何より空が広い。@ に "You like this area better, aren't you?" と言われる。本郷にいるときより余程楽しそうに見えただろうか。

一か月ぶりで、あちらのポスドク連中に @ を紹介してその他雑談ら研究の話をしているとどんどん時間が経つ。今月から研究所に着任した = 君もいて賑やかだ。

午後2時頃からは生協食堂での夕食まで途切れなく話して、図書館で本を借りた後は * 君と話をして、としているとすっかり疲れた。

夜空の下、大通りの並木の下を柏の葉駅まで歩いて戻る。心地よい風に虫の声がする。


Jun 27 00:30, Bunkyo-ku

今日は一日ずっと案外の雨。梅雨はこうでなくては。

昼は四年生の輪講、その後はうちの研究室に興味があるから、という、輪講に出ていたふたりと雑談す。

夕食は家で軽く自炊。

気分転換にと思って、自分の研究室のほうのホームページを調整しはじめるとつい止められなくなる。


Jun 25 23:58, Bunkyo-ku

今日も雨が降ったり止んだり。梅雨だ。

昼は四年生の輪講、その後は @ 君に捕まって、その後夕食から戻ってきた + 君に捕まって、議論をしていると遅くなる。八時すぎにようやく生協食堂に行く。充実していると言うべきか。

あまり蒸さず、涼しい。最近シャワーばかりだったが、今晩はゆっくり湯船につかってみた。


Jun 25 00:09, Bunkyo-ku

朝は涼しかったかが、結局案外蒸した。

今日は週末にやったことをまとめておこうとひたすらタイプする。

午後は * 君が現れたので、議論をはじめると、いつのまにか外が暗くなっていた。一緒に生協食堂に行く。


Jun 24 00:05, Bunkyo-ku

起きると雲はあるものの陽射しがある。洗濯をしたあと、根津のイタリア料理屋に昼食に出掛けて、その後は大学で計算の仕方を考える。

夕方まで掛かって、全体にかかる係数を除いて答えは書き下せた。

とやっているあいだに晴れ間は無くなって、黒雲が南西からやっていて雨を降らせて去ってゆく。

家で夕食にしようと思っていたが安易に流れて本郷通りのインドカレー屋に行く。味に満足して店を出るとまた小雨。傘を持ってきていなかったから、なんとか大学の居室まで戻って雨宿りをしてから家に戻る。

いい加減決心して航空券を買ってしまおうと思っていろいろみているところだが、先に日記を書くことにした。


Jun 22 23:13, Bunkyo-ku

昨晩はあれから考え事をしていると空が白くなってきてしまった。暗算ではどうしようもないところになったので寝る。

正午すこし前に起きると梅雨の晴れ間、雲間に青空が見える。食事に行く。家に戻って、部屋の掃除。汗だくになったのでシャワーを浴びる。

そうこうしているうちに眠くなって、午睡。ぐうたらした。


Jun 22 00:06, Bunkyo-ku

今日は会議があるかと思っていたら無かった。嬉しい。

今日は一か月ほど前に考えようかと思って放置していた問題を思いだしたから、それについていろいろと調べてみた。量子群をこれまで勉強したことがなかったが、使わないといけないようなので、いろいろと教科書をあたろうとするが、欲しい情報にはなかなか行き当たらない。

夕方は学科の談話会、C* 環をつかった厳密な統計力学の話。


Jun 20 22:29, Bunkyo-ku

雨が沢山降って涼しい。

朝は @ と議論。@ 君曰く、日本は雨がしとしととこう降り続くのが変だ。インドでは降るときはいつも土砂降りだ。

昼は ? 君が文献紹介、弦の摂動論の話。勉強になる。

その他は読みたいと思っていたがほうってあった文献をいろいろと眺めてみる。


Jun 19 22:33, Bunkyo-ku

色とりどりの紫陽花。

雨が降るような降らないような天気だ。

昼食のため中央食堂に行って、お盆を持って列に並んでいたら、周りのひとが数人リポビタンDを飲みながら列を待っている。いったい最近は昼食前に栄養ドリンクを飲むのが流行っているのか、と驚いていたが、食後に別の出口から出てみて判った。お試しということで無料でそちらで配布していたのだ。まあ大学生はいい鴨だろう。僕もコーヒー中毒だからあまり人の事は言えないが。

四年生のゼミ、その後は位相的凝縮系について勉強。夕食後は大人しくうちに帰る。

夏の出張の旅程をようやく決定しようとする。


Jun 18 23:00, Bunkyo-ku

昼に家で昨晩残ったカレーを食べ尽くしてから登校。

その後は四年生のゼミで後ろに座っていて、そのあとはいろいろと物理の雑談。? 君に位相的絶縁体について教えてもらうが、さて。

先週は、用事が終わったから早速研究しないと、と思って焦って空回りして何も出来なかったが、今週は、用事が終わったがまあ慌てて研究しなくても良いか、という気分になってのんびり出来ている気がする。


Jun 17 21:43, Bunkyo-ku

夕焼け雲。

今朝は @ と議論、Subway のサンドイッチはベジタリアンに出来ると聞いた。

その後は立教でやったほうの集中講義をタイプをはじめる。夕方は数学の * 大先生のセミナー。紙に書いたのを投影出来る装置、書画カメラとかいうのか、があるのだと思って手書きのノートを持っていらしたが、数学科と違ってそういうのは僕らは持っていないから、慌ててスキャンしてパソコンからプロジェクタに繋いでセミナーをする。

ほとんど動機を言わずに、こういう設定を考えます。こういう結果があります。証明はこうです。という数学方式の発表はある意味すがすがしい。

夕食は家に戻って昨日のカレー。


Jun 17 00:52, Bunkyo-ku

道端の花。

昼ごろまで雨は降り続く、夕方には晴れ間が。

昼食後は大学で、数学科での講義および箱根での講演の内容の残りを講義録に反映させる。大部分は既に書いてあるところから切りだした話だから大した作業ではなかったが、それでも昨日書いたのと合わせて十頁弱増えた。

買い物に行って家に戻って、今日こそはカレーを作る。ルーは出来あいのものだが、新ジャガのお蔭で美味しく出来た。

先日は「長安の春」という平凡社東洋文庫の一巻を図書館の書庫で借りてきたのだったが、大体読んでしまった。長安の生活の話も面白かったが、巻末の著者の経歴を弟子が書いたところが最も興味深かった。平凡社ではないほうの東洋文庫の実質の責任者で、蔵書を知悉していたとか。

ある喫茶店の前に古書を並べて売っている。以前から気になっていてた文庫本があって数ヶ月悩んでいた。昨日もまた前を通りかかったところ、丁度雨が上がって店主らしき人が本を並べ替えている。買おうかなと思っている本がまだあるので手に取ると店主曰く、「それは神保町では800円で売ってましたよ」「絶版だからですかね」「そうかな。こちらはこれまで500円だったが、ちょっと高いかなと思ったので300円にしたんですよ」ということで、これで買わない法は無い。

本は大岡昇平の「ザルツブルグの小枝」という、戦後すぐ米欧に奨学金で留学した際の紀行記で、こういうのを買う記になるのは僕も海外に数年居て戻ってきたから、他の人がどういう経験をしたのかに興味があるからだろう。


Jun 16 00:04, Bunkyo-ku

夕方まで晴れ間、しかしその後降ってきて今は案外の雨だ。

昼はこないだ行った根津のイタリアンに行ってみたら、お店のひとに随分久し振りですね、と言われる。まだ三回目だが、一般にお店の人はどれくらいお客の顔を覚えているものだろうか。

実家の菜園で採れたじゃがいもを送ってもらったので、カレーライスでもするかとその他材料を買ってきたが、昨日書こうとしてうまく行かなかった件を考えはじめると遅くなってカレーをつくる機会を逸する。もっと短時間で出来るものに変更した。

食べ終わってようやく判った気がしたから、講義録の追加をはじめると、いままで掛かった。


Jun 14 21:42, Bunkyo-ku

三四郎池に映る晴れ間。

朝はまだ小雨。総合図書間の書庫に入って本を借りてくる。

昼は会議。

終わって建物を出ると晴れ間が出ている。三四郎池に行ってみると、ここ数日の小雨で水量がすこしは戻ったようだった。しばらくぼんやりする。

研究をする気にならないので、講義録をタイプしようかと思うが、これもやりはじめてみるといろいろ方針を固めないといけなくてなかなか大変で、すぐに放り出す。


Jun 13 22:17, Bunkyo-ku

淡い百合の花。

今日もしとしとと雨。

まあ特筆すべきことはない。次に何の本を読もうかと悩んでいるが定まらない、どうしたものか。


Jun 12 23:54, Bunkyo-ku

八重咲きのクチナシ。

今日も小雨が降る。サクランボを買って食べてみる。

昼食に本郷通りに出ると、一箇所のぼりが林立して大騒ぎしている。進学塾が高齢講師を不当解雇したといって、労働組合とその仲間が集まってシュプレヒコールを挙げているのだった。申立書を相手側担当者に渡すところを写真に撮っている横を通りすぎる。以上その際にもらったビラを読んだのだ。

四年生の理論演習は学生さん達が教科書を読んでいるのであるが、元気にお互い意見を言い合っているから、僕が何か言わないといけない箇所はあまりない。そこで、内職が捗るのであるが、今日はふと研究室の本棚から取り出した神保先生の「ホロノミック量子場」を眺めてみた。

その昔読もうとして全く判らなかった記憶があるが、多少場の量子論をやってから立ち戻るとなるほど良い本で、詳細までは判らないものの何がやりたいかはすっと心に入った気がする。

夜は @ 君と = 君とで食事に行くが、生協に入ろうとして流石に毎日これでは詰まらない、ということになって突如工学部に入っている松本楼に行き、少々良いものを食べた。満足した。


Jun 11 22:14, Bunkyo-ku

昨日午前中に散髪をしたのを書き留めておくのを忘れていた。今日は一日小雨が降り続く。梅雨はこうでなくてはならない。

柏で面白そうなセミナーがあるが用事があって行かれない。

朝は * くんと話をして、昼は四年生の理論演習、夕方は + 君と話をしていると一日経ってしまう。

+ が UTRIP の親睦会があるというので付いて行くと、どうも受け入れ担当はお呼びでなかったようで、いろんな人に博士課程学生に勘違いされる。しかし厚かましく夕食はいただいてくる。

ようやく先月頭に買った「黄金伝説」を読了。つい買ってしまったからほとんど義務のように移動中やら寝る前やらに読んでいた。もっとも気に入った話:

森に隠棲していた聖アントニオスが弟子と遊んでいたところに狩人が通りかかって、「高徳な方なのに遊ぶこともあるのですね」という。「では、その弓を引き絞ってみたまえ。」「はい、このようにですか。」「そうだ、それでずっと引き絞っていなさい。」そこで狩人、「これでは疲れてしまいますし弓も悪くなってしまいます。」そこで聖人曰く、「そうじゃ、それと同様儂等だってずっと真剣に祈ってばかりでは駄目になってしまうのじゃ。」

これは仕事をせずに遊んでいる言い訳にいかようにも応用が聞くと思う。


Jun 10 23:37, Bunkyo-ku

大学の枇杷の木。

月曜日。大学構内に鈴生りの枇杷の木を見つけた。まだ熟れていないように見えるが、熟れたら食べても良いものだろうか。

UTRIP という海外の学部生を受け入れるプログラムで、僕のところにもはるばるインドから + 君が来てくれた。昼は他の参加者と昼食会。さて、彼は菜食主義だそうで、日本ではちょっと大変だ。

その他、心機一転、しばらく中断していた共同研究等についていろいろと考える。


Jun 9 23:31, Bunkyo-ku

昨日は研究室紹介のつづき。朝一番に遠くから来てくれている学生さん達の前で話をした後は、同じ用事で柏から来ていらした * さんと中断中の共同研究の件でいろいろ相談をする。

午後の二時半からは何でも質問の会ということで、いろいろ皆さんと質疑応答。四時に公式にはお開きになったあとも、研究室に戻って、+ さんと僕と学生さん数人とで話を続けた。

途中からは大学院入学案内というよりは普通の雑談だった。研究の上で大きな目標はありますか?と言われて、そんなことは最近考えてもみなかったと思う。僕がいくら頑張ったところで、2100年ごろの研究の進展具合は知りようがないわけで、残念なことばかりだ。僕の研究生活もすくなくとも四分の一は終わってしまった。

食事にいって家に帰る。早めに寝たら日記を書くのを忘れていた。

今日は朝食後洗濯機を回したら寝て、昼前に起きて洗濯物を干して昼食を食べたら昼寝、夕方になってようやく起きて、夕食を作った以外はぐうたらしていた。随分元気になった。


Jun 7 23:13, Bunkyo-ku

今日は研究室を見学に来てくれた人々といろいろ雑談をする。

その他、本棚の整理のつづき。

明日は研究室紹介で二十分話す機会がある。ここしばらく数学者相手にばかり話をしていたから、物理の学生さんに向かってどう話したものかすぐに頭が切り替わらない。

しかし、それを書いていると、自分がこれからどんな研究をしたいか、ぼんやりと考えることになる。


Jun 6 23:18, Bunkyo-ku

今日は外を歩くと風が涼しい。

明日は院の研究室紹介なので、あわててお茶飲み場等を片づける。本棚が散らかっているのも気になって、いろいろ並べ替えてしまった。

+ 君曰く、僕が「本郷に寄って所用」と日記に書いていても、大抵はお茶飲み場に現れて雑談しているだけだ。しかし、研究室に寄って四方山話をするのも所用だと言えなくもないだろう。


Jun 5 20:50, Bunkyo-ku

さくらんぼ。

昨日は自分の発表の二コマ目。ゆっくり説明していたら、予定していたところまで進まなかったが、まあキリの良いところまでは話せたか。その後考えていたら、今のところ予想だとして話したことの一部は、もうちょっと整理すれば論理的に導出可能に思えてきた。

夜は自分の話すのが一段落したから、皆さんに交じってお酒を飲んでいると、日記を書くのを忘れて就寝。

研究会は今日の午前中まで。昼食後帰宅。帰りの登山電車でもいろいろ数学の若い人に質問やら雑談をしてもらって、来た甲斐があった。数学のあまりわからない話を耳にいれているだけでも新鮮な気分がするのは悪くない。

本郷に戻って少々用事をしてから帰宅。


Jun 3 22:08, Hakone

研究会二日目。今日は僕は一時間喋る。

先週の話のつづきのような感じだが、独立して聞いても判るようにしたつもり。

美味しい食事と温泉以外はひたすら数学の話を聞く。


Jun 2 22:16, Hakone

箱根登山鉄道、あの橋から登ってきました。

今日から「代数群と量子群の表現論」という数学の研究会に呼んでいただいて箱根は強羅まで来ている。

箱根登山鉄道は急なところを登ってなかなか面白い列車だった。日曜の午後なのに上に行く人もごった返していて意外だ。周りの山の緑が濃いのが気持ちよい。

今日の話は一応わからないではなかった気がする。


Jun 1 23:30, Bunkyo-ku

今日は曇って涼しい。

昨日と同じところで昼を食べたら、「デザートは変わっていませんが...」と言われた。二日続けてきたのを覚えていたらしい。

大学でちょっと用事をするが、それ以外はぐうたらする。


Jun 1 00:43, Bunkyo-ku

駒場の夕焼け。こちらも駒場の花。駒場の水辺に咲いていましたが、何の花でしょう。

数日前の雨のあとは蒸して暑かったが、今日の晴天はすがすがしい。

昼食は根津駅近くのすこし奥にあるイタリアンに入ってみる。いいお店だった。

講義は一応無事に話したいところまで話せた。終わった後も数人の方と一時間ほど追加で話す。

駒場の生協で夕食にする。食堂の外にはダンスをしていたり縄跳びをしていたりする学生さんが沢山いる。僕がここで学生だった頃はもっと根暗なキャンパスだった気がするが、それは自分だけだったろうか。

一度本郷に戻って、少々用事をしてから、* 君と懸案について議論。うまくいくと良いが。