Oct 31 23:43, Tokyo

昨日は秋晴れだったのだけれど、今日はまた曇って青空があまり見えない。

四年生のゼミが二時間半ほど。

その他は講義録を推敲、印刷したものに沢山書き込んだのをパソコン内のファイルに反映させてゆく。何もかも忘れて作業に没入して、気が付いたら数時間たっている、というのは、悪くない感覚だ。

学期中はいろいろ用事もあって、研究に専念できないけれど、これまで学んだことを整理してまとめておくことぐらい出来るだろうと思うのだ。後ろ向きだけれど、何もしないよりはましではあろう。

夕方 $ さんがいらして雑談する。はじめは真面目な物理の話だったが、徐々に脱線して、馬鹿な話になる。粒子加速器技術が失われ、LHC が廃虚になった十数世代先の未来。Higgs 粒子を見つけた実験グループの弟子の弟子の…弟子の弟子が、「あのとき Higgs 粒子は確かに見つかった」と言ったとして、「あのときイエスは確かに甦った」のを見た使徒の弟子の弟子の…弟子の弟子がいるキリスト教の状況とどれだけ違うだろうか、といったような話をすると、「イエスは神の子ではなくて予言者であった」というイスラム教徒がいるように、Higgs に関する情報も定かでは無くなっているだろう、と仰る。


Oct 31 00:10, Tokyo

今日はまずは駒場で用事があるのでそちらまで行く。

代々木上原から歩くと、途中に幼稚園がある。庭に大人数人でないと囲めないぐらい太い幹のポプラの大木があるが、今日は一クラスの園児がみなその枝の下で遊んでいるのが見えた。

これを書いていて思い出すのは、去年の夏に総合図書館前からキャンパス内の別のところへ移植された二本の楠の木である。あまりに大きいため、太い枝を随分ひどく切り込まれてから吊り上げられて動かされていった。幸い新しいところに根付いてなんとかやっているようだ。あの楠の木は、ああして立っていて、五体満足だった昔のことを夢見るのだろうか、と、近くを通る度に思うのだけれど、植物はそんな昔のことを悔いるようには思い出さないのか、もっと未来のことを見つめているのか、それとももっと静かな存在なのだろうか。

用事がようやく終わると本郷に。また講義録を弄るのを再開した。


Oct 29 23:46, Tokyo

庭園に鷺。

秋晴れは長く続かず。朝は曇、用事は午後からだったので、午前は小石川植物園に行って少々散策す。半分ぐらい見たところで小雨が降り出す。

昼は三年のゼミ、その後はメールにいろいろ答えるなど、全般にぼんやりしている。

建物を出ると雨は去ったようだった。空気は日々冷たくなる。


Oct 28 22:56, Tokyo

建物の隙間に飛行船が。

さて、新しい一週間だ。今朝は会議、昼まで拘束される。

昼は $ さんの axion の話を聞いて、あとは % が送ってくれたプレプレプリントを読む。夕方は # 君のセミナー。

家に帰って食事


Oct 27 22:09, Tokyo

起きてみると久々の雲ひとつない青天。

東京駅まで出掛ける。途中、道を歩いていると、すこしはやい七五三なのか、おめかしして着物を来た小さい男の子やら女の子が何人も居た。神社が近いからだろう。

家に戻ってからは日用品やらなにやら買い物にスーパーまで。日が傾いてきたところをのんびり歩くのは悪くない。夕食は家で。

あとはひたすら書類を読む。


Oct 27 00:25, Tokyo

久々の夕焼け。

今日は台風が近づいたということで、昼過ぎまで土砂降りだった。

昼食は家でご飯を炊いて簡単に食べる。そのあと掃除等しているとようやく上がって、西から日が射してきた。

というわけで大学に出掛けて読まねばならぬ書類をひたすら読む。久々に夕焼けを拝めたのは良かった。

夜はイタリアンを食べた。


Oct 25 22:09, Tokyo

朝はいつもより早く起きたが、また寝てしまう。雨模様だ。

昼の会議はいつになく早く終わった。が、会議が終わったらやる気が出ない、という習慣がついているので、折角の時間を有効に使えない。とりあえず事務的なメールをあれやこれやと返信す。

夜は皆さんと食堂に行こうとしていると # 先生がいらして数分話をする。

帰る頃には少々雨足が強くなる。


Oct 24 22:51, Tokyo

今日も一日、小雨が降るような降らないような。

昨日に引き続き研究会。ちゃんと出て聞いていると、終わった頃には案外疲れた。

その他やっていることは毎日変わらず、だ。夕食を生協に行って家に帰る。


Oct 23 21:48, Tokyo

先週の柏の紅葉です

今日明日は本郷で研究会だ。

というわけで、出席していろいろ質問をしてみる。昼は # さんと本郷通りの蕎麦屋に行ってあれやこれやと雑談す。

あとは講義録を印刷したのに更にいろいろと書き込みを加える。こればかりやっているのも何かと思うが、はじめてしまうとやめられないのだ。


Oct 22 23:37, Tokyo

三四郎池の森もほんのり色付いてきたような気がします。

今日も曇り空。

昼は三年生のゼミ。

その後は講義録を印刷したのに修正点を加えてゆく。書き散らかした際は係数等いい加減だったが、これを決定していくのは手間だ。慣習にすぎない係数もあるが、いくつかは重要で、それを考えるのには時間が掛かる。


Oct 22 00:10, Tokyo

今日は秋らしい一日、空の雲がどうだったか覚えていない。

講義録のおしまいの節を書く。五ページほど。ここは夏に講義したときにあまり旨くなかったと思ったので、構成をかなり変更しようと数日考えていた。この節はまだ絵も描いていなかったので、今日はそれに手間をとられる。

夕方は @ 先生のセミナー、久々に部屋が満員になる。終わってもお茶飲み場で興味深い議論が続いて、聞いていると夕食の時間になった。

家にかえると蜜柑。


Oct 20 23:58, Tokyo

昨晩は徐々に雨は強くなって、朝は土砂降りに。

一日ぐうたら、昼は外で食べる。雨が止んできたかと思って買い物に行ったら、スーパーの外に出てくるとまた案外の雨になっている。というわけで帰りはバスにする。

夜は家で軽く食べる。早生の蜜柑が出ていたのでそれも食べた。


Oct 19 22:09, Tokyo

朝から曇。夜には小雨に。

昼から大学に行ってタイプを続ける。あと少しのところまで行った。

インドカレー屋で夕食にして家に戻ってぼんやりする。


Oct 19 00:05, Tokyo

花粉集めを頑張って。

朝は良い天気。

始めてしまうと止められないもので、今日も本郷で机に向かってひたすら講義録をタイプしたくもあったが、何とか自分を説得して柏まで出掛ける。

というような心境であったが、移動を始めると気持ちよい秋の日で、歩いているだけで嬉しくなった。やはり都心より空が広く、緑も多いのがよい。紅葉も案外はじまっていて、木によれば随分散っているものもある。

あちらでは、# 君といろいろ議論をした。お茶の時間は % と * と雑談。その後は図書館でしばらく調べ物。ちょうど欲しかった数学的事実の載った本を探しだしたので、借りてくる。$ さんとも話をする。

夕食後は @ と % とに場の理論から出てくる冪零軌道に関する予想の話をする。

というわけで、随分遅くなってから帰ってきた。月はかろうじて雲の向こうに見えるかというところ。家についてぼんやりしていると日付が替わってしまう。


Oct 17 23:29, Tokyo

急に秋が深まった気がする。

昼は + 君の文献紹介、いろいろ有意義な議論が盛りあがった。二時間半ぐらいして終わったあとも、数人で関係のある話をしていると夕ご飯の時間になる。

その他は講義録の続き。


Oct 17 00:16, Tokyo

台風一過、散らされた緑の葉と銀杏と。

夜半から大雨に。幸い恐れられたほど台風は東京に近づかず、都心は大丈夫だったが、伊豆大島は被害が甚大だったというニュースだ。

午前は休講ということで、大手を振って昼から大学へ。金木犀の花が散らされたのが集まって橙色の絨毯のようになっているところも。大学の銀杏並木は、散った緑の葉とギンナンの色の対照が面白い。

昼は四年生のゼミ、終わった頃には台風一過、青空に鋭い夕陽の光。

しかし日が暮れて外に出るとすっかり秋が深まったようだ。

今日も講義録のタイプを続ける。


Oct 15 22:09, Tokyo

今日は昼前から小雨が降り始めて、徐々に雨足が強くなる。台風が来ている。

そんな中、一日ずっと机に向かって、ひたすらタイプを進める。

途中すこし # 君、+ 君と研究の話をする。

夜は雨が強くなる前に食事に行って帰ろう、と思ったが、いざ建物の外に出てみると既に案外の雨だ。生協食堂でさっと済ませて、家に向かうが、それでも背中はずぶぬれに。鞄を前に抱えていたからか。

家にかえって何をしようかと思うが、タイプの気晴らしのために、と思って、キー入力に応じてピアノの音をならすソフトをでっち上げた。そのためにまた画面に向かっていて、目が疲れたが、まあ出来たからよし。


Oct 14 22:34, Tokyo

銀杏並木。

今日も休日。空気が金木犀の香りを含んでいるのが良い。

昼は焼きそば。大量に作ったが、なんとか食べて、大学へ。

講義録の続きをタイプする、今日も五頁ほど。

夕食は大学に来ていた五人でファイアーハウスで旨いハンバーガーを食べた。僕はアップルバーガー、その他アボガドバーガー、マッシュルームモッツァレラバーガー、テリヤキバーガー、チーズバーガー。

家に戻って買ってあった巨峰の残りを摘む。


Oct 13 23:40, Tokyo

今日は連休の真ん中、ということで、すっかり心を休めることにした。

日差しは相変わらず強かったが、風があって秋だ。学生の頃住んでいたところまで行ってふらふらと散歩をする。辺りもこの十五年で変わったような、変わらないような。

夜は家で。


Oct 12 21:55, Tokyo

満開の金木犀の大木。

昨日今日は都心では真夏日だとか、それでも夕方は涼しくなるから救われる。

ぐうたら寝て、昼食後はちょっと仕事をしに大学へ。査読のレポートを書いたあと、講義録のタイプの続き。今日も五ページ強。

今日も夕焼けが綺麗だったので動画に撮った

スーパーに行って材料を買って帰って、夕食は自炊にする。


Oct 11 22:53, Tokyo

今日は会議及び講義録のタイプの続き。今日は五ページ強書いた。

夕方は11月からスペインへ行く * 君の壮行会がある。多少飲んで酔って家に帰る。


Oct 10 23:36, Tokyo

さて、今週は今日しか柏へ行く機会はなかったのだが、講義録のタイプを進めたい欲望が勝ち、本郷に留まる。

というわけで、パソコンの前に座って、手書きのノートを参照しながら、ひたすらタイプ。今日は10頁ぐらい書いた。

最近は夕焼けが綺麗だ。今日も録画してコマ送りにしてみた。自動で毎日録画するようにやってみたいところだけれど。


Oct 9 22:37, Tokyo

禍々しい夕焼け。

今日も案外暑くなる。もうちょっと昼も秋らしくならないか。

四年のゼミ。講義録のタイプを始める。

夕方の夕焼けは今日は禍々しかった。


Oct 8 23:30, Tokyo

淡く太陽に暈がかかりました。

今日の昼も案外暑くなった。

三年生のゼミ。何時までなのか判らずにやっていたら10分ほど延長してしまって、失敗。

その後は集中できないので、推薦状を書いたり、解説記事の推敲をしたりする。

どうも学期が始まると研究できる気がしないが、まだ先学期やった集中講義をタイプするという仕事が残っている。これなら出来なくはなかろう。

夕食は四人で森川まで。


Oct 8 00:09, Tokyo

雲間の光。

今日は徐々に雲が晴れる。昼は案外暑くなって、長袖を脱いだ。夕方は三日月より細い月が綺麗にみえる。

昼の空き時間に散髪に行った。

$ 君のセミナー、夕食は皆さんで連れ立って本郷通りのカレー屋へ。

それ以外は論文管理ソフトに手を入れる。


Oct 6 23:52, Tokyo

金木犀。

昨日は一日降ったり止んだりだ。

昼から大学へ行って、査読をひとつ頼まれていたのに返事を書く。

夕食は家で。

今朝はぐうたらしている。雨は止んだが、薄く曇っている。

昼は近所の蕎麦屋へ。

スーパーに行って、夕食の材料を買ってきたあとは、また大学へ行って別の論文の査読をはじめる。こちらは読むのが大変そうだ。

歩いていると、このあたりももう金木犀が満開だ。秋もたけなわ、か。

夕食後は読書。


Oct 4 23:40, Tokyo

今日は小雨、午前、午後と会議。

しばらく悩んでいた数学の疑問を昨晩専門家に聞いてみると、すぐに返事が返ってきた。有り難い。該当する文献は古いが、丁度偶然研究室の共有本棚の隅にそれらしきものが会ったのを思い出してみてみると、確かにこれだ。先学期数日かけて共有本棚を分野別に整理したので微かに本の存在を覚えていた。

その他、いろいろメールを書く。


Oct 3 23:49, Tokyo

少し黄葉を始めた木々。

今日は柏へ行く。徐々に黄葉も始まった。

キャンパスまで歩いていると丁度 ? と奥さんに会ったので、雑談しながら途中まで行く。奥さんには何だか若くなりましたねと言われるが、はて。

行ってみると、今日はちょうど # 君が修論へむけてゼミで発表するというのの第一回だったので、部屋の後ろに座って話を聞く。生協での夕食とその後は、途中で問題になった微妙な話をずっと議論する。

都心まで戻ってくるとすこし雨がぱらついていて、家に戻ってしばらくしたらちょっとした雨が通った。濡れなくて幸運だった。


Oct 2 23:33, Tokyo

夕方、大きな虹が見えました。

昨晩から雨、昼になって徐々に止む。

大人しく論文を読んだりして勉強をする。先日数学の質問をした件は、有り難いことに専門家の方が計算をしてくださったので、送ってくださった計算の概要でも理解するために慌てて教科書を取り出して頭を悩ませる。しかし、やはり餅は餅屋だ。

夕方ふと居室で振り向くと、窓の端に虹が見えた。慌てて東の空がよく見えるところまで行くと、なんとも立派な虹が出ている。お茶を飲んで休憩していた学生さん等も連れてきて感嘆して大声を出していると、それを聞きつけた他の人も出て来て案外大騒ぎになる。


Oct 1 22:22, Tokyo

たでの花。

一日ぱらついたり止んだり。秋の空。

昼は三年のゼミの相談、四年のゼミの相談と続けてすると、もう何だか随分仕事をした気になる。

というわけで、残り時間はぼんやり。昨日思い立ったので数学の教科書を眺めてみるが難しい。

また、昨晩からかけて、あまり研究されていない型の Seiberg 双対の文献を渉猟していたら、いろいろと知らないものに巡り合って勉強になった。