Feb 28 23:51, Tokyo

昨日はずっと小雨が降っていた。ぱらついたりすこし強くなったり。

夜、家路にて、駅のホームがじっとり濡れているのをみる。建物の中にいる間に少々降ったようだ。

今朝も起きた頃はまだぱらついていたが、すぐに上がって、雲が去って青空になるのが見える。昨日とはうってかわって暖かい一日になった。

夜も晴れ、梅の木に街灯があたってぼんやりと花が浮き上がってみえるのは悪くない。


Feb 26 22:40, Tokyo

今日はあたたかい。

いろいろ各地からのメールに返事を書いていると時間が経つ。

パスポートを更新したので受け取りに行って来た。また、古本屋で一冊本を買う。この著者の本は何冊も持っていて、ぺらぺら眺めていて同じような本だが買ったような買っていないような定かでなかった。家に戻って確認すると幸い未読のようだ。


Feb 25 22:34, Tokyo

朝は起きたがまた眠くなって寝た。

昼に大学に行ってみると、入試だと言うことが判った。

幸い職員証を見せると入ることが出来た。休日に大学に来たぞ、と思って、数日前に出て面白そうだと思っていた論文を解読する。

その後お茶部屋に行ってみると学生さんはいつも居るひとは皆いて、休日じゃないの?と聞くとそうでは無いと言う。

論文は大体やっていることは判ったが、それが正しい方向性なのかどうか判らなくなった。

皆さんと本郷通りに出て夕食にしてから帰宅。


Feb 24 22:10, Tokyo

今日はいろいろとメールのやりとりをする。

遠方の研究者仲間からの問い合わせの返答やら、事務的なやりとりやら。

夕方には研究室の様子を知りたいという現在三年生のひとが来て、しばらく雑談。


Feb 23 23:02, Tokyo

今日も青天。朝はお墓参り。道すがら、母が足下にホトケノザの紫の小さな花を咲かせているのを見つける。

昼過ぎまで居て、東京まで戻る。新幹線は案外混んでいる。乗り継ぎが悪くていつもより時間が掛かった。

東京はまだ道端のそこここに雪が残っている。上を排気ガスの汚れが覆っているのは醜い。


Feb 22 23:17, Osaka

夕陽を浴びる椿の花。

今日は青天。研究会は二日目。

朝のひとつめは僕が話す番。はじめに10分ばかり思い出話をさせてもらったが、そのせいで10分ほど時間を越えてしまった。こういう機会だから、許して貰えるだろうか。

昼食は弦理論屋数人で大学の生協で雑談をする。こういう機会だからか、自分たちの昔話をしたような気がする。

どの講演も僕には興味深いものだった。五時前にはお開きになって、僕は大阪の実家に向かう。

「幾何、物理、そして表現論」という題の研究会だった。会場も満員だった。僕にはどういう方々がいらしていたか詳しくは判らないのだけれど、数学の中でもいろんな分野の人が集まっていたようだ。弦理論の人も僕も含め何人も居たぐらいだ。懐かしい人にもいろいろ会った。

しかし、偲ばれている本人はもう居ないのだ。なんて勿体無い話だろう。


Feb 21 23:10, Nagoya

今日は朝から名古屋へ移動。いい天気だが、新幹線はぐっすり眠ってしまって、気が付いたら目的地。

駅の地下で味噌煮込みうどんを食べて、大学へ。昼からは長尾君を偲ぶ研究会。今日の講演者の方々は、きちんと話の流れの中で、彼の論文に関連するので、良いのだけれど、明日の僕の話はどうしたらいいものやら。

夜は長尾君を偲ぶ会。いろいろと、昔のエピソードを聞く。


Feb 20 23:02, Tokyo

今日は曇り気味で居室にも日が入らず、昼から案外冷える。晴れた日は太陽で暖かい部屋なのだけれど。

古本屋さんで店のおばあさんに二百円の本をこれ下さい、と持って行くと、汚れているから百円でいいよ、とおまけをして貰った。

今日こそちょっと計算をしてみるが、あまり上手くない。こちらの問題も間欠的に数年考えているが、なかなか糸口が無い。

夜、喫茶店でついカフェラテを頼むと、ラテアートが施されて出てきた。


Feb 20 00:00, Tokyo

河津桜。

一昨日の夜の話をひとつ書き忘れていた。帰宅の際に、建物から出ると、スカイツリーの左下にほぼ満月が見える。うまく写真が取れる所は無いか、と、また建物に上がってみると、月はスカイツリーの丁度裏まで移動していた。慌てて動画を撮りはじめたら、みるみるうちに動いて、右側にまた現れた。天球の動きを実感した日だった。

昨日今日は適度に雲があって、夕焼けが随分綺麗だ。

昨日朝はパスポートの申請にゆく。なるべく変な行き方をしよう、と思って、バスと都電を乗り継いでみた。地下鉄と違って随分ご老人が多い。歩いているとそこここで雪で折れた木の手入れをしているのをみる。

大学についた昼からは用事がほとんど無かったので、よし、研究でもするか、と思ったのだが、久々にパソコン弄りをしたくなって、気が付いたら二日経っていた。

というのは、数式の入った電子書籍を以前から作ってみたかったのだ。丁度自分の書いた200頁ぐらいの TeX の原稿があるので、それから iPad で綺麗に表示出来るものをつくる。既存のツールを組み合わせれば可能ではあるのだが、いろいろ微妙な齟齬があるので、そこを調整するのに時間を使う。まあ、一応満足する結果は出たので、今回はこれでよしとする。

その他は共同研究者にメールの返事をする、等。


Feb 18 00:10, Tokyo

蜜蜂よ、がんばれ。

今日はまずは用事で駒場へ行く。論文審査の主査の書類一式を提出したあと、数理の図書館に本を返却。

建物の外に出ようとすると、ちょうど本を一冊持った + 先生にすれ違って、挨拶をする。昨年初夏に箱根で研究会に呼んでもらった際の予稿集がようやく出来たもので、丁度僕宛に送ろうとしていたところだった、とその本を手渡される。

のんびり昼食後、井の頭線沿いの梅園を歩く。こちらも雪の重さで折れた枝がそこここにある、さらにその先から小枝をすこし拝借してきた。鼻にかざすと良い香りがする。蜜蜂やら目白やらが梅花に群れている。

さて、今日はもう善いか、と自宅に戻ってぼんやりしていたが、別の用事を思い出して今度は本郷へ行く。

用事はすぐに終わって、その後は土曜の講演の準備をした。一時間にしては量が多すぎるようにも思うので、どう端折るかを考えねばならない。ちょっとだけ僕にとっても新規性のある話だから、準備の際に気付くことも多くて為になる。

夜は昨日買ったロマネスコをつかってパスタを作った。


Feb 16 22:55, Tokyo

楠の大木。

昨日は日記を書いてから出かけた。大木がそこここで雪の重みにやられているのが見られて痛々しい。曇っているが気温があがりがちで、足下は融けかけたシャーベット状、雪が溝も埋めているので水はけが悪く、歩きにくい。

大学まで来て、一昨日夜に通った楠をまた見にくる。いろいろと中ぐらいの枝が折れてひどいことになっているが、一番の大枝が下の植え込みに突っ伏していたのは雪の重さでしなっていただけだったようで、元の状態に戻っていた。

さらにキャンパス内外を散歩をすると、桜の大木の並木になっているところなども被害が大きいが、家が立ち並んでいるようなところの植木、並木等はそれほどやられてもいないようだった。

そうすると、何十年に一度の大雪に枝を折られることのできるほど、そもそもこんな都会でのんびり生長して大木になることが出来ること自体、それら木々にとっては幸いなことなのかも知れないとも思った。勿論、傷つくのは辛かろうが。

河津桜だろうか、すこし咲き始めている桜があって、メジロが二羽。蜜を吸っていたか花を食べていたかだろう。

さて、今日は雲も殆どない青天、暖かい。雪もずんずん融ける。

スーパーに寄るとまたフラクタルブロッコリーが売っていたので、今晩の夕食には使わないもののつい購入。

洗濯物をしたのち、大学へ行って少々用事をする。夕焼けはなかなか綺麗だった。夕食は自炊。


Feb 15 11:37, Tokyo

図書館前。駒場の雪。

金曜は起きたら雪。

まずは駒場に行って一つ会議に出る、あちらの博士論文審査会の報告会。不思議なことに渋谷駅で @ 先生と * 先生に一緒になる。既に井の頭線はダイヤが乱れつつあったが、無事到着。落葉樹に薄く積もった雪はなかなか綺麗だ。

さて、昼からの本郷の会議に出るため、駅に戻ると、ダイヤの乱れは随分ひどくなっており、20分ほど電車が来なかった。幸い地下鉄はそのような問題はなかった。

雪は先週より随分湿っていて、木にへばりつくようだ。特に常緑広葉樹は葉が広いので辛いらしく、徐々にしなっている。それを気にしないことにすると、キャンパス内は見事な眺めだ。温度が高いのか、今回は道路の路面にはなかなか積もらない。

途中雨に変わりそうでもあったが、なんとか雪のまま。日が暮れて、生協で夕食、家に帰ろうとするとまた気温が下がってきていて、地面にも案外積もってきている。

安田講堂前まで来る。そこの楠の老大木は、一本水平に伸びた太い枝があったのだが、今回の雪の重さに耐えられなかったようで折れてしまっている。事前に支えを入れておけば良かったのであろうが、仕方が無い。

家に戻って、ホットカーペットの上で毛布にくるまって本を読んでいるといつのまにか寝てしまった。気が付くと日付が変わっていたので、布団を敷いて、朝まで寝る。


Feb 13 23:44, Tokyo

柏キャンパスの紅梅。

今日は柏へ行った。

あちらは都心より日は良く当たるはずだが、まだまだ雪が沢山残っている。土や草の地面が多いのか、数度低いのか、それともより沢山降ったのか。大学のラグビー場が雪が降ってから使われていないのか、一面真っ白なのは驚いた。

キャンパスの梅の花の開きも遅いようだ。写真の紅梅以外はまだほころび始めたかどうかというところ。

夕食は # 先生とその学生さんの * とで鮨屋に。その後、数学のような物理のような話をしていると遅くなる。


Feb 12 23:27, Tokyo

今日は朝から学校にいって、まず書類を出す。これは締め切りぎりぎりまでやっていなかったから悪い。

その後、第二食堂の上でしばらくピアノの練習。あとはいろいろと用事をこなす。

夕方になって、判断を必要としない用事は終わったので、査読を頼まれていた論文を読むのに移る。

その他、+ 君と研究の相談。


Feb 11 00:05, Tokyo

今日は昼食会で僕が話す番が回ってきたので、年末から年始にかけて考えていた話をしてみた。いろいろ有益な意見を貰えた。

その後は + 君に古い文献を紹介してもらう。聴衆は僕と * 君だけ。さて、これでほぼ準備はできたので、うまく計算ができると良いのだけれど。


Feb 9 23:27, Tokyo

雪の三四郎池。雪の根津神社。

昨日は昼前に目が覚めると雪が降っていて、もうすっかりあたりは雪に覆われている。

昼を食べようと外を歩くと、吹く風に積もった雪が舞うのが見える。東京でこんなに粒の小さい、濡れていない雪が降るのは珍しい。

しばらく大学で用事。その後も降り続く。夜には徐々に雪の粒が大きくなってきたように見えたが、結局寝るときも降っていた。

さて、今日は目が覚めると晴天、陽射しは暖かい。日の当たるところにある雪はずんずん融けて、街路樹の枝に積もっていたものも大抵は下に落ちてしまった。軒先からは水が滴り、昨日とはうってかわって春を感じさせる。

スーパーに行って食料品を買う、投票に行く、など。外を歩くと、雪かきのしてある所としていない所と、道に面した建物に住んでいる人の性格があらわれる。


Feb 7 23:57, Tokyo

太陽に暈が掛かりました。

朝は晴れていた気がするが、徐々に雲が薄く空を覆いはじめる。

午前中は $ 君に古い文献の紹介をしてもらった、聴衆は僕と + 君のみ。

昼食後は博士論文審査会報告会。五分ずつ十二件、ざっと話を聞くと耳学問だけれどいろいろ勉強になる。

その後はいろいろと用事。昨日書ききらなかった推薦状は今日はすっと書けた。

夕食をとって帰宅。


Feb 6 23:04, Tokyo

今日は雲がぼんやりと空を覆っている。太陽はその向こうに見えるか見えないか、だ。

研究所のお茶のみ場の流しがほとんど詰まっていたのを、ようやく業者さんが来て綺麗にしてくれた。目出たい。

その他、居室の片付けをするなど。いらない書類を処分。また推薦状を一通書かないといけなくなったが、それは第一段落を書いたところで棚上げにしてある。


Feb 5 23:17, Tokyo

今日は久々に柏へ行く。千代田線から北千住で乗り換えようと思うと、「この列車は綾瀬行き、常磐線で先まで行かれる方も、綾瀬駅はとても寒くなっておりますので、この北千住で次の各駅停車をお待ちください」という案内が入る。優しい車掌さんだ。

風が冷たいが、太陽を背に歩いていると日の光の暖かさを感じる。日陰の土はまだ雪に覆われているから、昨日はこちらは一面 1cm ぐらいは積もったようだ。

# 君といろいろ議論、あの話はなんとか論文にしてケリを付けてしまわねばならぬ。

日が暮れて、夕食を生協で食べる。久々に来たら、それぞれの食卓の上に造花の鉢がそっと置いてあるので、こちらの人に何時からこんなものを置くようになったのか聞いてみるのだけれど、皆さん気が付かなかったらしい。


Feb 5 00:31, Tokyo

昨晩から急に冷える。起きると雪雲、すぐにぱらつきはじめる。

昼は三年生ゼミの最終回、なかなかキリのいいところで終わった。おやつはいつもは蜜柑等だったが、今日は赤門前で和菓子を買ってみた。

雨脚が強くなったな、と思っていると雪になる。案外の勢いで降ったが、暗くなってしばらくすると止んでしまった。

帰りに建物を出ると夜空はすっきり晴れ、綺麗に冬の一等星が見える。風の通る路上の水たまりには既に氷が張りかかっていた。


Feb 3 22:36, Tokyo

今日は暖かい。街がけぶっているが、何でも pm 2.5 なるもので体に悪いらしい。しかし pm 2.5 が何であるかは知らぬ。

いろいろ一段落したので、量子群の勉強を数ヶ月ぶりに再開する。とりあえずまずは以前にどこまで理解出来ていたかを思い出すところから。また、#君、@ 君とちょっと相談。


Feb 2 22:43, Tokyo

朝は曇、少々雨がぱらつくが、すぐに晴れ間が広がって、綺麗な青空になる。

ぼんやりしたあとは、自転車で少しあたりを走ってみる。随分久しぶりに春日通を行ってみるが、こんなに街路樹に山茶花が植わっているとは知らなかった。

湯島天神へ行く、梅園も案外咲いてきている。甘酒を飲む。

大学でしばらく読書。日が沈んだ後、三日月より細い月が見えた。夕食をどうするかと考えたが、面倒になって赤門前インドカレー屋に行く。


Feb 1 21:09, Tokyo

研究会二日目。昨晩は興奮してしまって少々睡眠が短かった。

というわけで話がきちんと出来るか少し気になったが、始めてみれば脳内麻薬が出るというのか、一瞬で時間が経って、すぐに話し終わった。数学者の方にも、多少は興味を持ってもらったのではないか。

昼は立教大の食堂に行く。古い教会の中のような、天井の高い素敵な建物だ。

他の話もいろいろ面白し。やはり、適度に近いが適度に離れている分野の話を聞くのは勉強になる。