Oct 30 23:34, Osaka

火曜。まず池袋に行き、その後学校へ。途中、本郷三丁目で昼食、また、赤門前古本屋で一冊本を買う。

しばらく用事をしていると、急にネットに繋がらなくなる。と、廊下が騒がしくなった。学生さんが皆出てきて、困った困ったと言っているのだが、小さな地震が起きた時より皆廊下に出てくるのだ。

さて、新宿に寄って帰宅。大学から新宿に行くのが何が良いか相変わらずわからない。

月曜夜からどうも喉が変だったが、家に戻ってみると確実に風邪だとわかる。

水曜は朝は良かったが、昼から熱が上がった、一日寝ていた。窓から青空と、建物に当たる陽の光の色の変わるのをみているのは悪くないが。

水曜夜も熱が上がったが、木曜昼前にはなんとか平熱になる。

というわけで、夕暮れから大阪までよく分からない理由で出張。


Oct 27 22:59, Tokyo

今日は案外暖かくなったが、夜から風が強くなる。

まずはお金持ちに研究費を無心する書類を書く手伝いをする。その後は二通推薦状を書く。

昼は $ さんのランチトーク、夕方は # 君のセミナー。両者とも面白し。

綺麗な夕焼けはセミナー中だったので、録画しておいた

夕食は # 君とこちらのひと沢山とでインドカレー屋へ。


Oct 26 22:36, Tokyo

昨日は快晴。起きて掃除を手伝って、せっかくの青空だから散歩でも行こうか、と言っていた。

# くんと $ くんから最終版の原稿がまわってきたので、投稿。

と、ここまでは元気だったが、昼食後は急激に眠くなって、寝てしまって、散歩には行けず、申し訳ない。なんとか起きて夕食にするが、また寝てしまう、気が付いたら日曜朝。

今日は晴れ、薄曇り。ぼちぼち暮らす。街まで買い物、帰ってからしばらくピアノ。

その他、買ってしまった本を頑張って読む。


Oct 25 00:23, Tokyo

沈みゆく夕日。

今日は晴れて暖かい。どうも出張疲れが出たので、昼前までぐうたら寝ていた。

担々麺屋に昼食に入ってから大学へ。

さらに原稿に少々手を入れる。また、# 君の計算の相談に数ヶ月前からときどきのっていたのだけれど、ようやく今日上手くいったようで、めでたい。

綺麗な夕焼けをみたのち、帰宅。


Oct 24 00:01, Tokyo

肌寒い一日、朝はまだ小雨。20度を越えなかったとか。

三日間ほうたらかしていたことをやる、というわけで、一日かかって原稿全体を推敲。居室に顔を見せてくれた # 君と % 君とちょっと議論のような雑談のようなことをした以外は、ずっとやっていた。

家に帰ってくると随分疲れている。集中講義で興奮していたのがようやく取れてきたのもあろう。

夕ごはんに茶碗蒸しを作ってもらった、熱いのを口に入れて、ほっとする。


Oct 22 23:50, Tokyo

今日は少々肌寒い。空は雲に覆われているが、雨はときどきぱらつく程度。

昨日と同様、喫茶店で朝食を済ませ、モノレールで大学まで。朝は2時間半、午後も結局2時間半話したように思う、ずいぶん時間を超過した。が、質問は絶えなかったから、良かったことにする。

内容は二次元 N=(2,2) でminimal model 及び quintic の楕円種数の話、加えて N=(0,2) の triality の話。おしまいはそれに関して現在進行中のきちんと理解できていない話をした。? さんは、学生さんにとって研究の先端の混乱した状況がわかって悪くないと言ってくださった。が、長時間の集中講義の結論にはやはりはっきりカタルシスを伴う何かがあったほうが良かった。反省する。

しばらく雑談ののち、新大阪まで。そこですこし先の新幹線の席を取って、のんびり夕食にすることにした。

行ったのはいつもの通り美々卯。鴨南蛮と押し鮨のセットを頼んだらお腹がいっぱいになった。

東京に戻ると案外しとしと降っている。家の近くで電車から降りると、思いがけず旧友と再会。


Oct 21 23:56, Osaka

朝はまだ薄く雲が掛かっている。朝食ののち、大学へ。

午前中は pure super Yang-Mills、午後は Seiberg duality と S3 index の話。

途中徐々に外が晴れて、窓からは綺麗な山並みが見えたが、終わった頃には暗くなっている。いろいろ鋭い質問もしてもらって、満足したが、疲れた。

夕食は千里中央の居酒屋へ。


Oct 20 23:38, Osaka

今日は小雨。千里中央からモノレールで阪大まで。こちらのキャンパスも紅葉黄葉がはじまっている。

午後から集中講義。案外順調に進んだ。今日はいろんな次元の超対称代数と超共形代数の紹介、および10次元の場の理論の最近の進展の話。

夜は皆さんが生協に行くのにお邪魔した。こちらの生協では天津飯とその類が名物だそうで、専用のコーナーまである。天津麻婆丼なるものを食べる、悪くない。

その後ホテルに向かう。モノレール駅につくとちょうど一本逃したところ。乗降客の寄付で成り立っている昔からの本棚があることに気づいたので、面白そうなものはあるかと眺めてみたが、借りないことにしてホームへ向かって自分で持ってきた文庫本を読んでいた。

さて、10分後に電車が来たので乗り込もうとすると、折りたたみ傘がないことに気づく。本棚のところに置いてきたのを思い出したので、電車をやり過ごして取りに戻る。これはお告げであろう、と、本も一冊借りてみた。


Oct 19 21:56, Osaka

実家のヒメリンゴ。

今日は一日のんびりする。秋祭りの音が遠くから聞こえてくる。青空に徐々に雲が増える。

家のヒメリンゴは今年は見事に実った。片方は僕が大昔敬老の日に贈ったもので、もう片方は自家受粉しないからともう一株実家で買い求めたもののはず。

昼は少々ピアノ、おやつに草餅をもらったあとは夕食まで論文の原稿を弄った。

昨晩は風呂上がりはすぐ布団に潜り込みたくなったが、今晩は随分暖かく感じる。


Oct 18 21:59, Osaka

昨日は午前中はいろいろ考え事、しかしどうも眠く身が入らず。

午後は会議、日本語を解さない同僚が増えたので、英語の会議になったはずだったが、途中から英訳の単語の定まっていない日本的な微妙な話になり、日本語に切り替わって、途端に終わるのが遅くなった。

居室に戻ってみると、なぜかお茶飲み場の大掃除が始まっていた。# 君が来てくれたからで、僕も来た当初はいろいろ片付けたく思ったが、余計なものがあるのにすぐに慣れてしまった。今回は抜本的に綺麗になるか。

というわけで、しばらく手伝っていたが、四時前に出発。

まずは書籍部で新幹線で読む本を買う。「易経(上)」を買ったらちょうど777円だった。

バスで御茶ノ水まで、中央線に乗っているとビルの隙間から綺麗な夕焼け雲が見える。新幹線に乗り込んで、駅を出たあたりは車窓を楽しんでいたはずが、いつのまにか眠っていて、気が付いたら真っ暗。

新神戸まで来て、三宮まで地下鉄。そちらで一泊。

今朝は珍しく朝七時に起きる、出身高校の土曜講座で話すため。快晴で空が青い。電車からみる六甲山の緑も懐かしい。駅を降りて川を渡る。記憶には水はほとんどないか大雨後の濁流だったかしか無いけれど、今日は透き通った水がざあざあ流れている。上流を向いた眺めは変わらないけれど、国道ぞいに高いマンションがいくつもできている。

高校は建て替わって見違えたようだ。担任の + 先生や、後輩で今は教員をやっている % 君に再開。僕が学生だったころは + 先生は今の僕の年ぐらいだったのではなかろうか。十数年ぶりにお会いして、涙腺が緩む。

選択制なので、僕のを聞いてくれた人は20人弱。大体わかってくれた人もいたようで、よかった。

終わってから、校舎を散歩する。あの時の面影があるような、ないような。写真を撮ろうかとも思ったけれども、やめておく。以前の思い出を思い出のまま留めておきたかったから。

さて、実家に一泊するためまた駅に戻ると、偶然 ? 先生とご一緒して、車中しばし雑談。

実家へのバスに乗ると、傾き始めた日が木々の葉を照らすのが見える。今年は随分秋になるのが早いようだ。銀杏もすこし黄色くなった。そういえば、高校の中庭の木々も上のほうの葉が赤くなっていた。僕らのころはそんな木は無かったけれど。


Oct 16 22:26, Tokyo

今日はかなりの時間を読書に費やしてしまった。「チベット旅行記」はそのお陰でなんとか読了。

昼は $ くんの文献紹介を聞く。その後は % さんと @ くんと楽しげに議論していたようで、早速面白げな話がわかったようである。

その間こちらはいろいろ作業、結局また論文の原稿は弄らず仕舞い。申し訳ない。

大学で夕食にして、家に戻る。


Oct 15 23:59, Tokyo

今日は一日小雨が降ったり止んだり。朝は止んでいるあいだに自転車を使えたものの、帰りは走っている途中で降り始め、そこからは傘をさして押して帰ってきた。

ここひと月ぐらい断続に考えていた話と、先々週に突如考えていた話を、ようやくタイプしてノートにまとめる。前者はまあすんなり済んだが、後者は微妙なところの議論を思い出せずに呻吟したので、夜まで掛かった。専門家に送って意見を聞く。

そちらにかまけていた為、本来慌ててやるべき原稿は何もせず、共同研究者に少々申し訳ない。

その他、四年生のゼミ、順調に進んでいて楽しい。


Oct 15 00:10, Tokyo

秋の夕暮れ。

朝起きると台風一過の青空。陽射しも心なしか強い気がする。

学校ではいろいろ事務的なメール、その後は昨日多少被った内容の論文が出たので共著者と慌てて原稿を書き始める。

昼は四年生のゼミ。

その後はまたしばらく原稿を触る。夕暮れは綺麗だったから、録画しようと思ったのだけれど、なぜか最初の30分しか撮れておらず、無念。


Oct 13 23:00, Tokyo

台風が近づく。朝はすでに小雨がぱらついたり止んだり。

昼食後しばらくして横になっていると寝てしまって、気がつくと夕方だった。

その他、借りてきた本をひたすら読むなど。ちょっと連休だというので休憩を取りすぎた気がするが、明日からは気合を入れよう。


Oct 12 23:23, Tokyo

今日も穏やかな休日。

きちんと勉強したことがなかった内容を再来週の講義で話すことにしてしまったので、付け焼き刃でいろいろと勉強する。大発展があったのは 25 年ぐらい前の話だけれど、その後の地道な進展も含めて、比較的最近わかりやすく説明した論説もぽつぽつ見つかって、悪くない。前から持っている分厚い教科書の表紙の絵の意味が長らくわからなかったのが、多少なりとも、わかったらいい、と思うのだけれど。

夕食、かぼちゃをたらふく食べて、しばらく起き上がれず。


Oct 11 23:33, Tokyo

呑気な休日。

昼下がりは神楽坂まで自転車で行ってみた。面白いところだが、自転車で通るにも狭いようなところが多い。ブルターニュ風ギャレットとシードルの店があったが、飲むと帰れなくなるので、断念。

このあいだ買った「食卓の賢人達」をなんとか読了。これで次の本が買える。

その他、すこしだけピアノの練習、講義ノートの気づいた点の修正、等。


Oct 11 00:09, Tokyo

今日は会議のない金曜日。

自転車で登校中、黒い羽に大きな青い模様のある蝶を見かけて、写真を撮ろうとするが間に合わず。あとで記憶をもとに調べると、アオスジアゲハではないかと思う。

久々に学校の自分の郵便受けを確認するといろいろ入っていて整理に時間がかかる。

昼は準備の続き。

夕方は $ 君が来ていたので、二時間ばかり議論。

その後も準備の続きをやって、一応、区切りがついたのでほっとする。


Oct 9 23:43, Tokyo

今日は一日曇り気味。

昼から集中講義の準備を再開、いろいろ細かいところで詰まって、思っていたより大幅に時間がかかった。しかし勉強にはなる。自分の論文の誤植のせいでかなり混乱したのは愚かだった。

夜は奥さんと合流して食事をして帰宅。


Oct 8 23:40, Tokyo

影より出づる月。

今朝も頭を捻ってもう一通推薦状をしたためる。

午後は昨日に引き続き四年生の輪講。出版されてすぐの教科書を使っているので、すこしずつ誤植がみつかるが、致命的なものではない。

その後は、集中講義の後半で何を話すか、構成を練る。

そうこうしていると、いつのまにか空は暗くなり、学生さんが建物の端に集まって歓声を上げ始めた。今日は皆既月食、幸い雲も無く、欠け始めたのが綺麗に見える。

自転車で家に戻る。帰宅途中の人や、辺りに住んでいる皆さんが、そこここの街角で高層建築の隙間に月を眺めてしばし佇んでいる横を通る。いつになく、大都市の人と人の心の間につながりを感じる夜。

家に戻って、全て欠けたのを見届けてから、夕食。ふと気がつくと、雲が随分出てきて、月はその後ろに行ってしまった。ちょうどまた光りはじめたところを、雲の隙間から見る。


Oct 8 00:15, Tokyo

今日は晴れ。秋だ。

登校後、午前中は、推薦状をまず一通書く。

午後はー時から四時まで四年生のゼミ。今回は使う場の量子論の教科書を変えてみたので、後ろに座っている僕も随分面白く聴ける。

それからはさらに推薦状を二通。そのうち一通は二年前のを半分書き換えただけなので、それほど大変ではなかった。

寝かせて、少し推敲したら、送ろう。

夜は奥さんとスーパーで合流して、買い物をして帰宅。


Oct 6 22:18, Tokyo

台風一過。

月曜は有休を取って、日曜から一泊で奥さんと箱根に行った。あいにく台風が近づく。

徐々に雨脚が強くなるなか、あちらに到着。ラリック美術館なるものが宿の近くにあったので行ってみる。Art Nouveau から Art Deco の時代のデザイナーの作品ばかり並べた美術館で、徹底的であるのに感心する。解説の文章に一箇所、美術館のオーナーが「私」として平然と出てくるので唖然としたが、あとで調べると都内のお大尽の趣味らしいが、道楽もここまでくれば素晴らしい、と思った。

宿の部屋に置いてあった CD を掛けると、 "Money changes everything" という歌が掛かってこれまたびっくりした。

夜から早朝にかけて台風が通過する。幸い山の反対側なもので風はそれほど吹かなかった。朝食時は滝のように雨が降っていたが。食卓から見える宿の池が溢れそうになっている、とみていると、急に水面が下がり始める。水が多すぎるので抜いていたようだが、あまり慌てて水を減らしすぎて、鯉の背びれが見えて少々かわいそうだった。

そうこうすると台風一過、気持ちの良い青空になる。宿が小田原までバスを出してくれて助かる。正午過ぎに駅につくが、東海道新幹線も小田急も運休がようやく動き出したところ。駅のパン屋でのんびり昼食の後、小田急の鈍行で東京まで戻った。埃が大雨で落ちたのだろう、澄んだ空気に緑の山が美しかった。


Oct 5 10:20, Tokyo

昨日土曜日はのんびり過ごす。家の外に出たのはお使いにいっただけ。

その後は昔の論文で存在は知っていたが読んでいなかったものが、ここ数日考えていたことと関連が深そうなので、頑張って目を通してみることにする。が、長大でまとまりがなく閉口する。

夕食のあとはどうにも眠くなって、寝てしまう。時々起き出したり、日付が変わる頃に布団を敷いたりはしたものの、結局朝まで寝た。12時間ぐらいは寝たのではないか。

布団を敷く前に見ていた夢は、日記を書けども書けども、ネットに正しく表示されないというもの、これも、実際には書いていないのだから表示されないのも当然だ。

朝になると随分の雨。


Oct 3 23:40, Tokyo

今日は暑い、夏が戻ってきたようだ。一日半袖で過ごす。

朝は家でぐうたらして、昼のすこし前に登校、みなさんと生協で昼食。修学旅行らしき高校生がたくさん居る。

それからは準備の続き。

久々にみなさんと生協に夕食にも行く。その後も九時頃までやって、一段落してから帰宅。

注文してあった場の量子論の教科書が届いた。いろいろ教科書を買うのは趣味のようなものだ。書名に「才能のある愛好家のための」とあって、如何なものだが、中身は簡明で内容も豊富、悪くなさそう。


Oct 2 22:54, Tokyo

昨日、準備中にふと思った点について、夕食後考えていたら、どうも去年の夏ぐらいに既に考えておらねばならない興味深い問題であるという気がしてきた。

そこで、関連文献を読んでいろいろ考えていると、電気を消してもなかなか眠れない。

起きる少し前の夢では、もうすこしするとこの世界は消えてしまって、また別の僕になるんだ、と思って、悲しい気持ちだった。起きてみると、夢から目覚めるのだからそれはその通りだった。

朝はずっと昨晩の問題の続きをぼんやり考えていて、疲れたからピアノの練習をすこししてから昼から登校する。

学校では話を $ 君と % 君に聞いてもらい、さらに文献を読む。

帰宅後も夕食後までぼんやり考えている。うまく言い換えれば、結局2000年の # 先生の論文に書いてあることと等価なようだ。言い換えの部分がまだすっきりと心に入ってこないが、まあこれで良いと思われる。

兎も角、いろいろ勉強になった。偶然か、その過程で最近の共同研究にも関係する数学的事実をいくつか学んだ。

これで明日は準備に戻ることが出来る。


Oct 1 23:09, Tokyo

大学にあった山ごぼう。

今日は小雨。家ですこしピアノの練習をしてから大学に行く。

大学へ着くと # 君が棚の片付けをはじめていたので、僕も倣って居室の片付けをしてみた。随分きれいになった。

その後は準備のつづき。以前の集中講義のうち、内容が重なるので使えそうなところをいろいろと切り出してくる。そうして、詳細を確認するが、案外符号等いろいろわからなくなっていて、混乱する。

昨日ひょんなことでピアノ版の「イギリス組曲」をはじめて聞いて感動したので、帰宅後、アルバムを買った。

家の Mac も OS を最新版にした。何時間かかるか分からなかったから、日記を書けるか心配だったけれど、なんとか寝る前に間に合ったようだ。


Oct 1 00:19, Tokyo

なんだか最近また随分暑い。夜になっても二十度を切らないようだ。

大学ではまずはようやく集中講義の準備を本格化させて、1.5コマ分ぐらいノートに書いた。

その他、夕方は新二年生ための学科ガイダンス、僕も講義を担当するので自己紹介をする。

夕暮れをまた動画にとってみる。