Feb 28 23:10, Tokyo

今日も暖かい。

朝食後にのんびり散歩を兼ねて買い物へ。

昼食後は眠くなって夕方まで寝てしまう。五時まで寝ても、外は随分明るい。もうほとんど春だ。

その他、読書。ピアノの練習、等。


Feb 27 22:57, Tokyo

夜の河津桜。

晴れ、暖かい。

昼は四年生のゼミ。

また、昨日一昨日考えたことをタイプする。あと少し書けば、一通り書いたことになるが、今回は何時になく雑な書き方なので、第0稿というよりは第マイナス1稿というべきものになりそうだ。しかし、まずはそこまで行かねばならぬ。

日が暮れて、家路につくと、風が強い。途中の河津桜はもう満開だ。


Feb 27 00:32, Tokyo

今日は雨。

ぼんやりと大学へ行く。入試をやっているから、門に人が立っていて、職員証/学生証を見せないと通れないのだけど、ちょうど僕が入ろうとするときに自転車にのったおじいさんが係の人と話をしている。何でも、病院まで行きたいのだが、今日は駄目なのか、と聞いているらしい。

すると、思いがけず、いや、大丈夫ですよ、という返事。なんと人情の分かる係の人だろう。それと同時に、もし僕が同様の立場だったら、直ぐに通してあげることができたか、いや、一応決まりですから、と言って、遠回りをさせたのではないか、と、思うのだ。僕は、その返事が、「思いがけ」なかったのだから。

今日も十分に時間があったから、いろいろ考え事をするが、意識が散漫で、何もまとまらない。

夕方帰ろうと思って建物を出たら、雨が強くなっている。丁度試験が終わったのか、傘をさした学生さんで構内は一杯だ。僕が彼らの立場だった時から、僕は二倍の年齢になって、日本の大学教育というよくわからない仕組みを perpetuate する側になっていた。

表通りはごった返して通れたものではない。すぐに曲がって、入り組んだ小道に避難する。


Feb 25 23:28, Tokyo

今日は早起きをする。

時間が沢山あったので、レビューの続きに書くべき項目とその構成を、一通り考え直してみた。過去5年くらいかけて徐々にわかってきた話だから、いろいろ回り道が歴史的にはあって、論理の無駄を省けるところが沢山ある。というわけで、結果に最短で辿り着くにはどうすればよいか、何も見ないで、いろいろ考えてみる。

本棚から宮崎市定「科挙」を取り出してペラペラと眺めてみる。曰く、試験は二泊三日に渡って、受験生は敷地内に閉じ込められる。布団と食料を持って入り、平屋建てで並ぶ一人用の扉のない小部屋にこもらねばならぬ。筆跡によって受験生が特定できることによる不正を避けるため、すべての答案は一旦写字生によって複写されてから採点される。採点官も採点が完了するまでは敷地内に監禁されるのだそうだ。

これに比べれば、日本の受験は大したことはない。


Feb 24 22:31, Tokyo

今日は特に用事がなかったので、一日レビューを集中して書く。

こないだの講義で準備したノートをタイプすればよいところはほぼ終わってしまったので、また方針を考えないといけない。


Feb 23 23:34, Tokyo

今日はふと思い立って長らく使っておらず止まっていた腕時計の電池を入れ替えた。これは中学に上がるときに祖母に買ってもらったものだった気がするが、さすがにそれだと古すぎるから、大学に上がるときだったろうか。

昼は四年生のゼミ。順調に進んでいる。

その後は $ 君と議論のような今後の方針の相談のようなこと、また # 君が質問に来たので答えたりしていると、夜になってしまった。

暖かい一日だったが、夕方から雨だった。幸い帰るときは小雨になる。途中で買い物に寄る。

二次元の超共形場理論の復習をするが、基礎的なことでも身についていないことが沢山あって、ちょっと困った。


Feb 22 23:42, Tokyo

夜の間に雨が通ったが、昼の間はおおよそ曇。

あたりを散歩して、買い物へ。

あとはぼんやりする。少々ピアノの練習、また、論文をあれやこれやと眺める、等。


Feb 21 23:54, Tokyo

河津桜が五分咲きに。

今日も暖かい。面白い研究会が近くでやっているのだが、朝に早起きが出来ず断念。

朝はピアノの練習、昼前にのんびり奥さんと散歩に行って、以前登校中にみつけた早咲きの桜を見てくる。

午後は奥さんのご両親がいらっしゃる。楽しく和菓子にお茶。

掃除の後はごろんとしていると寝てしまう。夕食後もぐうたらする。


Feb 21 00:03, Tokyo

今朝は会議で辛い事実を知り疲弊する。

というわけで、昼食後には家に帰ろうかと思ったが、居室で続きを書くことにする。そちらに集中していると気分も晴れる。書いていて、一つ、何故これまでやっていなかったか判らない小さな確認ができることに気付く。お茶部屋に # 君が居たので聞いてもらって、居室に戻ってもう少しやると綺麗に出来た。

家に戻る前に、昨日久々に $ から届いたメールに返事をしておこうと読む。こういうアイデアはどうだろうか、とあるが、これは驚くべき方向性だ。

と、今日の午後は珍しく居室のドアを閉めて閉じこもっていたのだが、帰り道で、そういえば今日の午後は研究室見学に来る人がいたはずだが無視してしまったのではなかったか、と心配になった。家に戻ってカレンダーを確認すると、人が来るのは幸い来週だったようだ。


Feb 20 00:16, Tokyo

湯島の梅。

今日は綺麗な晴れ、日差しがあると急に暖かい。

ふと思い立って、湯島天神にお参りしてから大学へ行く。

昼は四年生のゼミ。

レビューの執筆は、昨日の小難点は回避法を考えたが、どうも筆が進まない。つい、この数年の発展にしたがって、「おおよそこうである。しかし、次のような微妙な点があって、こう考えるべきだ。しかし、さらに微妙な点があって、こうしないといけない。」と書きがちなのを、なんとか、すっきりと、書けないものか。

また、記法の問題がある。「ある数の平方と別の数の平方の和がまた別の数の平方になる」という文章を「a2+b2=c2」と式で書くのはわかってしまえば当たり前だが、はじめは大きな進歩だったろう。場の理論の双対性を述べるには未だ通常文章で書かれるが、式で書けばレビューがすっきりわかり易くなるのではと思う。

しかし、うまい記法はそう思いつくものではない。式だからと言って、左から右へ文字が並ぶだけである必要はない。実際、分数記号とか、積分記号とか、いろいろあるのだから、何か、良い記法がありそうなものだが。

研究室に届いた数学セミナー三月号を読む。小平先生の業績の回顧やら昔のエッセイ、対談やら。面白い。

家に戻って、夕食のあと、眠くなって寝てしまう。なんとか起きて風呂に入った。


Feb 19 00:10, Tokyo

咲き始めた河津桜。

今日も小雨が降り続く。

昼は久々に四年生のゼミ。授業期間はもう終わりなのだけれど、折角良いところまで来たので、もう少しだけやってしまおうと。

頼まれているレビューを本格的に書き始める。先週の講義の際にほぼ詳細は詰めたと思ったが、一箇所困難に行き当たって、中断。

昨日に引き続き、$ くんと # くんと雑談のような議論のような。

雑談をしていて、Kapustin さんの「量子力学をさらに基礎的な公理系から導く」という論文の存在を知っているものの読んでいなかったのを思い出した。思い立ってざっと眺めてみるが、論文の題から想像するほどトンデモない論文では無かった。


Feb 17 23:37, Tokyo

今朝は雪、すぐに小雨になる。一時から健康診断なので朝食昼食は抜き。

朝はさらに居室の片付け。健康診断自体は今年から予約制になったので長蛇の列ではなくなったが、それでも同じ一時間に予約した人の列が無くはない。建物の階段に並ばされると朝食昼食抜きでは寒い。

というわけで、血を抜かれたあとは担々麺屋で栄養補給をする。

その後はぼんやり論文を読んだり、$ くんと + くんと昨日の議論の続きをしたり。

あまり調子がでないから早めに帰ろうと思って、家に着くと鍵が無い。どうもそもそも朝から持って出なかったようだ。というわけで、喫茶店で奥さんが仕事から帰ってくるまで待つ。


Feb 16 23:47, Tokyo

移植なった枝垂れ桜。

今日はまず居室の片付け。多少積み上がった書類の、要らないものを捨てる。

昼食後は、論文二本の査読に返事が来ていたので、それぞれ修正。

片方はまあ順当だったのだけれど、片方は、時間がかかっている。はじめ出した雑誌で随分見当外れな査読の返事が戻ってきたので、取り下げて別の雑誌に出した。すると今度は内容はキチンと読んではくれているものの、論文の計算でないところに厳しい批判を受けて、そこで一度修正したのにも関わらず、さらに論文に使っている言葉遣いに大幅な改訂を求められた、という状態。しかし、二回の査読の返事を読み比べると、こちらの言いたい事は徐々に伝わっているようではある。慣れない分野で論文を書いたので、仕方が無い。勉強になったと思うことにする。少なくとも、この査読者には、丁寧に読んでもらった。

夕方は $ くんと議論のような雑談のような。


Feb 15 23:38, Tokyo

雲ひとつない青天、風が強い。

一日ぼんやりする。ピアノの練習をしたり、昼寝をしたり。

夜になって、明日の昼が締め切りの評価書がもう一つあったことに気付き、慌てて書く。

夕食後、食卓を拭いていると、土産に買ってきた金平糖の箱を落としてしまい、半分ぐらいを床に散らしてしまった。

あまりに無念そうな顔をしていたら、奥さんが気を利かせてくれて、落ちた分の金平糖は洗って、フライパンで、薩摩芋に絡められて美味しい大学芋になった。


Feb 14 22:58, Tokyo

新幹線の車窓から。

昨日の京都はひどく寒い。空に雪雲があって、ときどき青空も一部みえるのだけれど、それでも風で流れてきた雪が常時ちらちらと舞っている。時には雲が厚くなって、案外の吹雪になったこともあった。

というのを教室のブラインドの外に見ながら、さらに四時間半の講義。徐々に進度が遅れて、準備したものを全部は話せなかったけれど、ちょうどキリの良いところで終わりにできた。

夕食は $ さんとあちらの学生の皆さんと合計 7 人で御蔭通のお店に。折角なので皆で白ワインのボトルを頼んで軽く飲む。

電車で宿まで戻る。途中で鯛焼きを買って頬張る。日付が変わるころまでは起きていたはずだが、寝る前に日記を書くのを忘れていた。

今日は綺麗に晴れた。朝食後、ホテルでのんびりしてから帰途に。

まず三条大橋のたもとの豆菓子屋で東京への土産を買う。一昨年の秋にもこのあたりに泊まった時に、ここの豆板を買って、気に入ったので、それを。小豆を砂糖で固めただけのものだが、素朴な味が良い。

この豆板は、長い時間付き合ってくださる聴衆の皆さんの栄養補給に、と、集中講義の二日目にも、買って持って行ったのだ。沢山買いすぎて、三日目になるまで全部なくならなかったけれど。

橋の上からは北の山の雪化粧が見えたので、写真を撮るのにいい場所はないか、と歩き回るが、なかなか満足する場所はみつからなかった。

その後はバスで京都駅まで、ひどい人出でびっくりする。昼食後、新幹線に乗ってみると、こちらは案外空いている。

米原のあたりはまだ雪が降っていて、徐行。名古屋まで来ると晴れ、その後は眠くなって、富士山のあたりまで睡眠。起きたところにちょうどワゴン販売が回ってきたので、コーヒーを買う。

それのおかげで家に戻るまでは目が覚めていたが、戻って少々ピアノの練習をしたら、また眠くなって、夕ご飯まで寝る。


Feb 12 22:08, Kyoto

今日は三コマ合計四時間半の講義。くたびれた。小学校の先生は毎日これ以上やっているわけで、偉い。

はじめの二コマは予定どおり進んだが、三コマ目は別段難しさは変わらないものの書かねばならぬ式が煩雑で、思ったより進まず。しかし、予定では中途半端なところで今日の分が終わるはずだったのが、怪我の功名でちょうど良いところで終わった。

しかし明日どう進めるかを少々考え直さねばならぬ。

終わって、いろいろ質問に答えて、あとは # さんと $ さんと雑談をしばらく。その後は手っ取り早く明日のための栄養をとるため、今出川通りの学生さん用の中華料理屋で定食を食べてから宿に戻る。


Feb 11 21:20, Kyoto

北野の天神さん。

今日は休日。

昼前までゆっくりして、北野の天神さんへお参りに。バス停まで行くと、15分ばかり来ないということだから、バスに追いつかれるまで歩くことにした。

まず列に並んでお参りを済ませる。以前は神社に来るといつもおみくじを引いていたが、今年の初詣から引かないことにしてみている。

梅園が開いていたから入ってみた。まだ一分咲きといったところか。所々綺麗に咲いている株もある。御土居まで歩いて回る人は僕以外は居らず、静かな景色を独り占め。

紙屋川を渡る橋は、金網を隔てて神社内と普通の歩道と分けられているが、あちらを通る初老の紳士が、先週はそこの扉が開いていてそっちに歩けたんやけど、今日はしまってるみたいですなあ、と聞く。前の週末から梅園が開いたそうだから、ちょうど戸締りを確認したようだ。

百万遍までバス、今出川通の進々堂で昼食。これまで入った時はいつも開いていてのんびりできたが、今日はお客さんがたくさん。それでも、昔から変わらぬ木の大机と木の横椅子は良い。

大学に借りている居室で、ひとつ書類を書く。某国の、日本でいう科研費に相当するものの申請書の審査を頼まれたので。日本の科研費の申請書は日本語だから、こうやって国外に審査を依頼してはいないだろう。

古書店に寄りながら、出町柳まで散歩、電車で宿まで戻る。結局宿の近くのジュンク堂で本を買う。夕食は近くの大戸屋で。

宿で iPhone の万歩計を確認すると、いつになく歩いて 19000 歩だとか、ほんまかいな。


Feb 11 00:18, Kyoto

京の夕暮れ。

今朝はのんびりホテルで朝食後、大学まで。あまり何も考えず 3 番のバスに乗ったら、百万遍で不思議に曲がって、さらに次の交差点で曲がって御蔭通に入った。

ちょっと手続きをして、部屋をいただいて、少々用事。皆さんと生協で昼食。改装なって綺麗になったけれど、他の大学の生協と味が同じになってしまったようだ。

午後から二コマ講義。今日は阪大でやったものとほぼ同じ、おしまいはすこし変えて三、四、六、十次元の単純超対称ゲージ理論の解説をしてみた。

反応は悪くなかったと思う。$ 先生に、講義の黒板の使い方のさらなる改善点を指摘してもらった。後で何度も使う大きな表を消さざるを得なくなったので、もうすこし小さく書いて残しておければ良かったろうと。おっしゃる通りだ。

その後は皆さんで夕食、少しく飲む。# さんに94年当時の「革命」さなかの、% さんに AdS/CFT が出てすぐの日本の話を聞いた。続々と出てくる論文を毎週文献紹介を通して理解していくだけで満足している状況だったとか。

帰りは電車を使った。宿に戻って、ぼんやりする。


Feb 9 21:20, Kyoto

富士。

午前中は白く曇って、すこぶる冷える。

スーツケースを持って大学へ。

研究室の昼食会で話をする番が回ってきたので、明日からの講義の準備中に気がついた、小さな話を紹介。

居室に戻って、すこしだけパソコンに向かってメールの返事を書いていると、急に背中が温かくなった。南向きの窓を背にしていて、ようやく雲間から日が出たのだ。

その後はのんびり京都まで移動。徐々に晴れつつあったので、東京駅で、わざわざ山側の窓際の席を頼むと、45分先まで無かったが、そう無い機会だから、と、パン屋でデニッシュをかじりながらコーヒーを飲んで待つ。

出発後しばらくして、山の向こうに、雪を戴いた富士の山頂が一瞬見えたときは随分心が動かされた。

浜松の海、関ヶ原の雪、京都につく寸前の暮れ残った空の雲、と、数時間のうちにまるで異なる景色を楽しむ。

といいつつ、車中で先週頼まれた評価書を一通書く。

ホテルは着いてみると随分良いところだった。夕食はイタリア料理屋に行って、ピザを一枚とワインを一杯。


Feb 8 23:57, Tokyo

今日はまた雨が通る。

昼にうちに母が遊びに来た。

その他、のんびり。ピアノの練習を時間をかけて。しばらくやっていなかったから指が回らない。インベンションを通して、シンフォニアを 2/3 ぐらいやった。


Feb 7 23:26, Tokyo

今日は一日ぼんやりする。ピアノを長めに練習してみる、等。

秋に Witten 先生が京都にいらした際のインタビューの記事が既に IPMU News に出ていたのを知ったので読む。

Schwarz 先生の勘への全幅の信頼、他人の論文の特定の点が腑に落ちないのを frustrating と形容していること、幾何学的 Langlands の論文を書いた時の感慨等、とても興味深い。

それにしても、94年から97年の発展は目覚しかったのだ。僕がこの分野に入ったのは少々遅かった。同じような爆発的な進展はまたあるだろうか。

夜に雨が通る。


Feb 7 00:01, Tokyo

今日は晴れ。

海の向こうの友達から研究上のメールが届く。早速考えて返事を書く時間と心の余裕があったのは嬉しい。

午後はまずは博士論文審査報告会、教員のあいだでお互いにどのような論文だったか紹介する。ひとりあたり2、3分のはずが、皆さん案外熱が入って、6分ずつぐらい。勉強になる。

その後は消耗な会議。終わると夕暮れ。

気分転換をするために、本郷通りの古本屋まで往復。前回寄って気になったが買わなかった本だけ買って戻る。

帰り道、安田講堂の改修工事がようやく終わって囲いが取り払われたところを通ると、講堂入口脇の枝垂桜のあったところがすっかり石畳になってしまったことに気づく。先月囲いを徐々に取っている際に、ある日桜がなくなったから、一時的に動かしているのかと思っていたら、まさか切ってしまったのか、と愕然とする。

一度居室に戻って、海の向こうへの返事を書き切ってから家に向かうが、煩悶して落ち着いてはいられなかった。

しかし、家に戻って twitter で聞いてみると、幸い既に工学部前の広場に移植されていたということで、一応安心する。植え替える際に随分枝を切られたようだけれど、この春は無理せずに、のんびりしてほしい。

とにかく、今日の分の精神を使い果たして、その後は呆然としていた。


Feb 6 00:17, Tokyo

今日は大雪の予報だった。時折雨が雪に変わってちらついたものの、結局積もらず。しかし公共交通機関で往復する。

海外から評価書を書くよう二件頼まれたので、書類を読む。

また、ひと月ほど休眠中だった # と % さんとの仕事について、久しぶりにちょっと考えて見る。

夕方は $ のセミナー。基礎的なところから語ってくれて、ありがたい。明快な話で、論文が出るのが楽しみだった。その後は四方山話。


Feb 4 23:18, Tokyo

建物を出ると、ちょうど満月が。

今日も晴れ、しかし薄い雲が増えてきた。

少々時間があるので、いろいろ細かい用事をする。自分のホームページに去年の講演のファイルを追加する等。

午後は $ 君と数時間議論。あとはもう一押し、というあたりだが、完成するのは数ヶ月後か。

日が暮れて家路につく。建物を出ると、ちょうど第二食堂の上に満月があがってきたところだった。

帰宅して、先日借りてきた本を読みすすむ。双六および相模の「ご」は古い中国語の「双」および「相」の語尾の ng 音の反映である、と書いてあって、感心する。


Feb 3 23:30, Tokyo

夕日。

今日はのんびり。昼は担々麺屋に。

推薦状をまた一通書く。

来週の講義を詰める。大昔から知られて良さそうな小さなことで、時々使われているが、導出が文献を探しても出ていないものを自分で考える、など。

3時から5時は原子核理論のセミナーに出てみる。% さんの博士論文審査に出て complex Langevin 法に興味を持ったのだが、それの世界の第一人者が話をするというので。

終わってもまだ日が沈んだばかり。随分日が長くなった。通学途中の河津桜はほころび始めた。


Feb 2 23:49, Tokyo

梨の木。

今日は柏へ、# 先生の話を聞きに行く。物理屋の言っている未定義のものを数学的に定義するという話で、僕は楽しんだが、純粋数学者の中には動機がわからないといって困惑していた人もいた模様。

お茶の時間には % 君と久々に少々議論。

また、旧友の $ と会って四方山話。うちは分野ごとの教員の定数は伝統的に決まっていてなかなか変えられないのだけれど、$ のところ は随分柔軟に運用しているようで、同じ東アジアでも違うものだ。

また、今年僕の書いた推薦状を何通も読んだそうで、「お前のは他人との比較がなく中立的に書いてあるから区別の役に立たん」という。人と人とを比較するのは僕は嫌だから、それぞれの人の良いところを書いているつもりだ、と言い返すが、さて。


Feb 1 23:56, Tokyo

冬枯れのケヤキと青空。

今日は快晴。

朝はのんびり、昼は掃除。少々散歩に行って、買い物をして帰る。

その他、ぼちぼち集中講義の準備。一応一通りノートを作ったが、書き散らかしただけなので、残り一週間かけて細かいところを調整しようと思う。まあ、実際に喋ってみないと伝わり方のわからないこともしばしばあるけれど。

集中講義はほぼ同じ内容を何回も話すことによって伝わり易さに徐々に磨きをかける、という方法もあると思うが、今のところは毎回話す内容自体をかなり変えてみている。講義として話すとなると、詳細まで反省しないといけないので、自分にとって非常に勉強になるから。