Apr 29 23:00, Tokyo

通学途上の軒先にて。

今日も素敵な春の日。

休日ではあるが、昼食後に、学校に行く。ここしばらく、学校の雑用をほうってあったので、どうしようもなくなったのだ。と、言うわけで、三時間ほどパソコンに向かって真剣に用事をする。

行き帰りは徒歩、ぼんやり軒先の花や新緑を楽しみながら、先日から読んでいる論文の内容を考えながら。有限群は難しい。


Apr 28 23:36, Tokyo

蜜蜂くんよ頑張れ。

今朝は講義。まあ順調ではある。

昼食後、すこし散歩。どうも疲れ気味なので、そのまま家に戻る。

家では先日からの論文を睨んで考え事をしていたはずだが、いつのまにか寝ていて、気が付いたら夜。

夕食後は随分久しぶりにアイスクリームを食べた。


Apr 27 23:29, Tokyo

午前からお昼をはさんで午後まで、大人しく明日の準備。講義ノートは明日の分まで出来たが、実際の講義は前回の訂正を含めつつ話さないといけないので、ノート通りに話すというわけには行かない。困ったものだ。

研究室の昼食会では # くんが % さんの論文の紹介。そういえば昨年の弦理論会議でも % さん本人の話を聞いた気がするが、あの時より状況がよくわかった気がする。

その後は $ くん、* くんと碌でもない話をする。

夕方はセミナー。なかなか面白し。

あとは昨日に引き続き、いろいろ論文を読みながら研究に備えて頭のリハビリをする。群論はむずかしい。


Apr 26 23:39, Tokyo

晴れて、風があり、素敵な休日。

朝食後は寝てしまって、いつのまにか昼。

投票に行って、その足で買い物に行って、帰宅。

その他、ピアノの練習、読書、等。

一昨日借りてきた Curtis の "Symmetric Generation of Groups" はとんでもない本だ。散在型有限単純群をずっと研究しているとこういう本が書けるのかと、内容のわからないなりに、感嘆す。


Apr 25 23:37, Tokyo

軒先のバラ?が咲き誇っています。

今日も良い天気。

朝はピアノの練習等、のんびりする。

昼食後は、来週火曜の講義の準備が瀬戸際なので、学校まで散歩、パソコンに向かってノートを書く。

半分ぐらいやったところで、気分転換に別の用事をしようと始めてしまったら、そちらが案外時間を取った。

というわけで切り上げて帰宅。昼から大学に来たので、上着を持ってくるのを忘れていたようだ。夕方の風はまだすこし涼しく感じた。


Apr 24 23:24, Tokyo

構内のハナミズキ。

今日は大人しく一日勉強。

昼は皆さんに連れられて、四川料理屋で担々麺を。店まで往復するのも、新緑や花が綺麗で、気持ちの良い散歩だ。

以前も何度も誘われていたのだが、辛いという噂で敬遠していた。行って実際食べてみると、食べている間はそれほどでもないが、徐々に山椒が口に効いてくる。悪くない。

午後には、読んでいた論文に参照してあった文献を借りるべく、総合図書館にも行く。

夕暮れ、ここ数日でわかったことをまとめて、% にメールをする。そうこうしていると暗くなって、帰宅。


Apr 23 23:37, Tokyo

今日も良い天気。

午前中は書類をひとつやっつける。

午後はまず四年生の人が来ることになっていたので進路相談という名の雑談。その後は $ がわざわざこちらのキャンパスまで来てくれたので、しばらく議論。

$ は柏のポスドクの * がこちらの ? くんと議論だったので一緒に来たそうだ。夕食はどうするの、と聞くと、なんでも、八重洲に * はじめ日本にいるインド人の間で評判のインド料理屋があるのでそこへ行くと言う。

それならば間違いはあるまいと、僕も折角なので店名を聞いておいた、機会があったら行ってみようと思う。ただ、日本に長らくいるポスドクなら兎も角、十日ほどこちらに居てすぐお国に帰る $ が郷土料理を食べたかったかは正直よくわからないが。

彼らが店に向かったあとは、昨日の勉強の続き。家に帰ろうと建物から出ると、ちょうど並木の上に三日月が見えた。


Apr 22 23:50, Tokyo

地面が八重桜の花弁で絨毯に。

今日は柏へ行く。

柏の葉の駅に降り立つと、駅前のケヤキの新緑の美しいこと。キャンパスに向かって歩き出すと、郊外で生まれたからか、何だかほっとする。

あちらでは、滞在中の $ にいろいろと教えてもらう。彼は % の学生だ。% と僕は同時期に北米でポスドクをしていて、関連した研究をして、同時期に国に戻ったので、なんだか親しみがある。という関連で、% は $ に是非僕と話をしてこいと言ったようなのだ。

とは言うものの、僕はその関連の研究は数年していなかったので、行きしの筑波エクスプレス内で慌てて彼らの論文を読んで予習をしたのだった。

夕暮れになって、のんびり帰途につく。久しぶりに、少しだけ残った林の小道を通って駅まで戻ってみる。この数年でも随分開発されて小さくなってしまった林だが、それでもうぐいすが何匹もホーホケキョとやっていて、悪くない。

都心まで戻ってきて地上に出ると、雨。家まで少し歩こうと思っていたが、諦めてまた公共交通機関に載った。

夕食後、ぼんやり考え事をしている。昨日のあたりからまた始めた件は、昨日寝る前に思ったほど簡単ではないようだ。


Apr 21 23:18, Tokyo

三四郎池のシャガの花。

一日うっすら曇り。

朝は早めに行ったら講義まで少し間があったので、第二食堂の上で少しピアノの練習。立ち上がって部屋を出ようとすると、隣でトランペットを吹いていたのが知った人だった。

講義はまあまあ順調か。途中で、いい加減に半古典極限をとったら二倍合わない、という話をすると学生さんが食いついて、終わって昼休みになっても黒板のまわりでしばらく議論。

研究室に戻って、今日の論文の品評会に参加、面白し。

その後、昼食前に居室でちょっと用事をしていると、二倍の原因がわかった、といって三年生のひとが現れた。つい、いま演習の時間じゃないの、と野暮なことをきくと、そんなのはいいんです、というので、なかなか宜しい。

さて、総合図書館に本を返却にいって、本郷通りで少し遅い昼食に。

ついでに古本屋に寄っている、ちょうど「出身大学に徒歩で挨拶にまいりました」と区議会議員候補が拡声器を持ってやってきた。なんだか若いひとだな、と思って、歩き出したところ、後ろの方で「本年34歳」と言っているので、僕と似た様なものだった。

その後は大人しく論文を読んで勉強。買い物に寄って帰宅。


Apr 20 23:24, Tokyo

起きるとどんより曇っていて、午前中にはぱらつきはじめる。

柏に引っ越したときに買った我が家の本棚であるが、それから数年が経って本が溢れてきていたので、並べてある本の上に横に積んであったものやら、奥に並べてあったものやらをスーツケースに詰めて学校に持って行った。

注文してあった Konishi-Paffuti の量子力学の教科書が届いた。なかなか良さそうだ。

午後には雨はざざぶりに。

修士 2 年の三人がひとり 45 分ぐらいずつ発表があるのでそれを聞く。みなさん色々元気に研究して新しいことを調べようとしているのに、僕は明日の講義の準備をやっているだけなので、情けなくなる。

とはいうものの、仕方が無いので、講義ノートを作る。水素原子の O(4) 対称性の話をちゃんと勉強したので、まあよし。

日が暮れて、案外の雨のなか、家に帰る。またずぶ濡れになってもいけない、と、公共交通機関を使おうと思ったが、駅まで歩いているうちに止んできて、降りた頃にはほとんど上がっていた。


Apr 19 23:09, Tokyo

今日は曇り。

午前中は日記に写真を貼る仕組みの修正、一応できたつもり。

その他、ピアノの練習、読書、など、一日ぐうたらする。掃除、衣替えも少し。

夕食はお好み焼き。


Apr 19 00:07, Tokyo

昨晩はようやく "History of Venice" を読了。

今日も、のどかな休日。午前中はあたりを散歩。和菓子屋に寄る。

ピアノは二ヶ月ぐらい同じ曲を練習していたので、そろそろ別の曲をはじめてみる。

昼食後は眠くなって夕方まで昼寝をした。

Mac の写真管理ソフトが iPhoto から Photos に変わった。過去15年ぐらい撮りためて、沢山写真があったので、移行に手間取ったが、なんとかほぼ終了。問題は、この日記に写真を自動で貼りこむ仕組みを改訂しないといけないことだが、もう少しかかりそうだ。


Apr 17 22:44, Tokyo

街のお寺の八重桜。

暖かい朝。薄い雲に覆われてところどころ青い空がみえる。

学校では、来週の分の講義ノートを書き始める、が、それほど進まず。

夕方になって立教まで # 先生に会いに行く。池袋から大学までの通りは帰宅する若い大学生で溢れている、本郷とは随分違う雰囲気だ。キャンパスに入るころには、雲行きが随分怪しくなって、風が強い。理学部の入っている四号館の前の八重桜は花吹雪だ。

あちらでは相談やら、最近の弦理論の動向やら、話をする。その間に、外は強い雨が通った。暗くなって、建物の外に出ると、随分気温が下がって肌寒くなっている。豚カツ屋で夕食をご一緒して、帰宅。


Apr 16 22:59, Tokyo

今日も暖かい。急にツツジが開いてきた。

昨日書き忘れたことを二つ。赤門を入ると、ちょうど白髪の老夫婦がお互いの写真を撮ろうとしているので、声をかけて、お二人一緒の写真を撮った。すると、学生さんですか、と聞かれた。

また、駒場でガイダンスに駆り出されたので、宣伝用の写真を撮ってもらうことになって、一時半に予定が入っていたのだけれど、用事をしていて完全に忘れており、事務から電話が掛かってきた。幸い、三時前にもうひとつ空きがあったようで、無事済ませることが出来た。

さて、今日は朝は家で少々仕事をして、大学へ。午後は会議に缶詰。しかし、案外に面白かった。

終わると夕暮れ、疲労したのでチョコレートを買ってきて紅茶を入れる。

帰りは途中で古本屋で文庫と新書を一冊ずつ購入。


Apr 15 23:32, Tokyo

楠の大木。

今日は久々に晴れ。いつもと違う道を、すこし遠回り、のんびり歩いて登校。風が強い。

やりたくない仕事があったので、他のことが捗った一日。居室の片付けをしたり、学校の自分のパソコンもバックアップをしておくべきだと思いつつやっていなかったので、ハードディスクを買ってきて設定する、など。

夕暮れ時に大きな雲がやってきて、夕焼けが見事だった。日没後、都心の一部には雨を降らせていったようだが、大学のあたりは降らず。

買い物に行って、帰宅。


Apr 14 23:47, Tokyo

赤門と八重桜。

朝は小雨、徒歩で大学へ行く。

講義、予定より遅れ気味だが、まあ順調か。

昼はまた新着論文を互いに説明する会、その後は久々に少々考え事。

夕方は四年生の人が相談に来たので、しばらく雑談。

日が暮れてまた雨が強くなったので、バス停に向かうが、またも目の前で乗り過ごしてしまう。どうも自分の居室から停留所までの所要時間を勘違いしているようだ。今日はそのまま別の公共交通機関を使うことにした。

ここしばらく、写真を撮ったが日記に貼るのを忘れていたので、数日分追加する。


Apr 13 23:33, Tokyo

雨に濡れる花大根。

僕が日本に戻るまでは四月は暖かかったそうだが、帰ってきてからは肌寒かったり雨がふったりだ。

新学期だからか、ここ数日の夢は、なんだか知らない全寮制の高校だか何かに入って、理不尽な校則のようなものを徐々に発見していくというようなものを見ている。

朝は家でノロノロしていると雨が降り出してしまった。傘を差して登校。

昼食を挟んで、明日の講義の準備を自転車操業で行う。

夕方はセミナー、いつもの部屋のプロジェクタがランプが切れていて、お茶のみ場のプロジェクタを使って行う。和気藹々としていてこれも悪くない。

その後、ひとつ用事を済ませてしまおうと思ったら、案外時間がかかった。慌てて帰ろうとすると、雨が強い。時刻表をみると、ちょうどバスがありそうなので、停留所に向かうも、数分の差で乗り過ごす。あまり本数のない路線だから、諦めて歩き始めるが、しばらくして書類を学校に忘れてきたことに気がついた。というわけで、引き返して、書類を取って、今度は別の公共交通機関で家に向かった。

急がば回れ、ということを学んだ夜だった。


Apr 13 00:19, Tokyo

今日も一日ぐうたらする。

イタリアで買ってきたパッパルデッレを使って昼食をつくってもらった。

その後、散歩に行くかどうか悩むが、結局夕方まで二人で昼寝。

起きた後、軽く部屋の掃除。近くのスーパーに買い物に行った以外は外に出ず。


Apr 11 23:06, Tokyo

目黒川の桜。

のどかな土曜日。昼前までぐうたら寝ていた。

用事で五反田まで。東急池上線とやらに乗ったのははじめての気がする。目黒川の八重桜はなかなかの景色だった。

家に戻って、読書。夕食後はまた前後不覚に寝てしまう。


Apr 10 23:18, Tokyo

今朝はまた曇り。

久しぶりに研究室のお茶のみ場のプロジェクタを使って、本日の hep-ph, hep-th の新着論文を皆でざっと見る、というのをやってみた。時々思い出したように再開するのだけれど、なかなか続かない。

午後は教室会議。本年度は年次報告担当。これまでは年次報告は日本語が主、英語は非常に簡略な要約にすぎなかったのだけれど、昨年度から日本語を解さない教員が居るので、年次報告は英語を主、日本語を従にしよう、と提案してみたが、うまくいかず。

夕方には雨、折りたたみ傘を開いて家路に。

今週は年度初めでいろいろあって、ほとんど研究出来なかったので、来週は心がけたい。


Apr 9 23:14, Tokyo

今日は晴れ、風は冷たい。

朝は短い会議が少々。

昼は四年生のための研究室紹介。その後、研究室見学に来た方と話をする。

久々に総合図書館にも行ってみる。天井の検査は終わったようだった。表面のペンキが剥がれるだけのようで、頭上の高いところに薄い仕切りができた。

その後は眠くなってきて、帰宅。夕食後はしばらく寝てしまう。


Apr 8 23:27, Tokyo

梨の大木に花が満開でした。

今日は小雨、冬のように寒い。東京の正午の気温は3度だったとか。柏へ。

ソメイヨシノは都心より数日遅い。駅前の通りの八重桜の並木はちょうど満開になったぐらいか。

図書館で先々週 + さんに教えて貰った量子力学の教科書を見てみる。 Konishi-Paffuti によるもの、数年前に出たもので、確かになかなか良さそう。注文しよう。

? くんと少々雑談。

* と # が滞在中なので、再会を喜ぶ。しばらくトリエステにいた話をすると、# が、僕も昔学生として行ったよ、+ さんが講師で居たっけな、という。そこで、+ さんはチェ・ゲバラの T シャツを着ていたり、イラク戦争反対の T シャツを着ていたりしていなかったか、と聞いてみると、確かにそうだった、という。僕らは同じ年に春の学校に参加していたのだった。

帰り道、ホーホケキョと鳴く声を聞いた。


Apr 8 00:09, Tokyo

路傍の花。

今日は一日小雨が降ったり止んだり。

午前中は量子力学の講義。

午後は今月号の「数理科学」誌が届いていたのを読む。なかなか面白し。

夜はピアノの演奏会に行った。


Apr 6 22:55, Tokyo

東京の春。

暖かい。久々に登校。風も無いのに桜の花びらがはらはらと散っている。

いろいろと用事。夕方は会議。その後はちょっとだけ # くんと議論。

下校中、迷ったらしい外人さんの二人連れをみつけたので、話を聞いてみる。なんでも、わざわざ日本風の宿を取ったのだが、見つからないらしい。確かに、本郷界隈には何軒かまだ残っているけれど、どれも細い道の奥にあってわかりにくい。

というわけで、持っていた地図を見せてもらって、何とか連れていったのだけれど、なんと前を通ってきたという。宿の看板が出て電気がついては居るのだけれど、漢字しか書いていないから、わからなかったようだ。ちょうど、別の外人さん二人連れも到着したところで、人気なんだろうか、と思った。

兎に角、疲れた一日のあとに、ちょっと良い事があって、嬉しかった。


Apr 5 23:36, Tokyo

着陸すこし前。

空港で日記を書いた後、ぼんやりしていると、思いがけず $ 大先生に会った。マルセイユでの研究会にいらしていたらしい。というわけでしばらく雑談。

飛行機に乗り込んで、窓の外をみると、ちょうど満月が見える。隣に座った二人連れは気さくなカップルで、日本の旅行を楽しみにしているようだった。男性のほうが P. G. Wodehouse の Jeeves ものを読んでいて、少しだけその話をする。

さて、離陸前には、「機内での安全のために」というビデオが流れるのだけれど、二週間前のものと違って非常にポップなものになっていてびっくりする。その後は12時間の飛行、9時間ぐらい寝た。起きている間はほとんど揺れず、快適だった。

東京に戻ってみると、小雨で桜は随分散ってしまったようだ。


Apr 4 21:16, Paris

離陸する飛行機からベネチアのラグーンの端を望む。

今朝は曇天。8時半のバスでトリエステ中央駅まで。9時15分の電車に乗る。

しばらくは海岸線とカルスト台地の景色を眺める。10日前に来た時より随分木々が芽吹いてきて、山がほんのり黄緑色になっている気がした。

と思っていると、車掌さんが来て切符の確認。「あれ、トリエステ駅で validate してこなかったな」と言う。こちらの電車は改札はない代わりに、自分でプラットホームの小さな機械に切符を差し込んで使用を申告しないといけないのを忘れていた。「本当は50ユーロ罰金を取ることにするんだけれど、2ユーロにしておきますからね」と言われて、2ユーロ払う。車掌さんはポケットからスマートホンを取り出して、切符の番号を入力、画面に表示した何かを手で切符に書き込んでいた。どうも電車の中からも validate ができるようだ。

そうこうしていると平野に出て、遠くにドロミテの山が見える。メストレ駅に着くと11時すぎ。

メストレはヴェネツィア対岸の街で、旧市街が悪くなさそうだったのと、時間があまりにたくさんあったのと、駅を降りたところに路面電車の駅があったのとで、ふらりと乗ってみることにした。路面電車は今世紀になって復活したそうで、非常に近代的なのが一路線だけあるから、迷いようもない。

鉄道駅は旧市街から離れていて、数駅先にメストレ・チェントラーレという停留所があるので、まずそこまで乗ってみる。そこまで行った段階で、もう古そうなところは通り過ぎてしまったのだけれど、そんなに長くない路線の終点が Monte なんとかだから、丘でもあるのかとそのまま乗っていると、ずんずん住宅地に入って行って、終点も住宅地だった。

というわけで、鉄道駅まで戻ってくると13時前、カフェで昼食。その後、13時半ごろの空港バスで半時間ほどかけて空港に。これでも時間がいくらでもあるので、土産物を何を買おうか頭を悩ませる。飛行機はすこし出発がおくれて16時。

空の旅は今回は雲海を見るのみ。パリの空港につくと18時、そこから国境の検問を抜けて、日本行きの搭乗口までくると18時半。しかるに僕の乗る便は23時半発だから、相変わらず時間があって仕方がない。

その時間を利用して、レビューに友人数人から貰っていたコメントを反映させて、推敲をする。

20時ぐらいになって、お腹が減ったので、レストランを探す。しかし、残念ながらこのターミナルは高級ブランドの店はたくさんあるのだが良いレストランはないようだ。というわけで、割高なだけのものを食べる。

また、ターミナルにアップライトピアノがあった。いろんな人が弾いていたので、僕も弾いてみる。どうぞご自由に弾いてください、という下に、楽譜が一枚置いてあって、なんだろうと思って弾いてみると、パルティータの4番のアリアだった。その他、しばらく練習。

ずっと弾いているのも何なので、今度は日記を書いてみた次第。


Apr 3 22:57, Trieste

ローマ時代の劇場の遺跡。

今日も良い天気。

午前中はまずは大人しく来週の講義のノートを書く。

昼食後はピアノの練習。

その後もしばらく講義の準備。一段落して、四時過ぎからバスで街へ行ってきた。

まず、海に面したウニタ広場、百五十年あるという老舗のカフェでカポ=イン=ビーを一杯。

というのは、トリエステ三回目にして初めて知ったのだけれど、ここは独特のコーヒー文化があって、エスプレッソとは呼ばずネロと呼び、カプチーノとは呼ばずカフェラテと呼び、カプチーノを透明のグラスに入れたカポ=イン=ビーというものがあるのだ。北イタリア人の $ に言わせても、こんな呼び方をするのはトリエステだけだと言う。

ウニタ広場の裏にはローマの劇場の跡がある。街の中に突然あたりまえのように残してあるのが印象的。

しばらく街をあるいたら、またバスで宿舎まで戻る。途中のミラマレ通りからの海の景色があまりにも美しかったから、残り 2km ぐらいのところで降りて、夕日にかがやく街を眺めながらのんびりと歩く。

帰る前日だということで、夜は食堂でなくまた港のレストランに行って豪華な食事をしてきた。文句なく美味しいけれど、普段の食堂の X 日分だと思うとどうかと思わなくもない。


Apr 3 00:03, Trieste

研究所の坂。

今日は行き帰りとも城山を通ってみる。

春の学校も今日で大団円、自分以外の講義は面白かったし、自分のもたくさん質問が出て良かった。

宿舎の窓からは毎日見事な眺めだが、今日の雲の流れは特に見事だった。六時半から $ に連れられて街に食事に行くことになっていたので、携帯を持っていって写真を撮るか、日没を録画しておくか悩んだものの、後者を選んだ。戻ってきて撮ったものをみると素晴らしいこと。

食事はトリエステの街で、おいしい魚料理。その後は有名なアイスクリーム屋に連れて行ってもらった。


Apr 1 22:25, Trieste

日没。トリエステの桜。アドリア海の朝。路傍の花。

今日は快晴。朝は #、%、+ に連れられて、城山を通って研究所まで、気持ちの良い道だ。

* の講義はやはりわかり易い。+ の話も、論文を読んでいるだけだとさっぱりだが、直接聞いてみると何か自分でも出来そうな気がしてくる。? 先生の話は、昨日一コマ飛ばしてしまったものだから、途端に難しくなった。

というわけで、教科書があるような内容を講義でやってどうなるものか、とか、学生さん達はこんなに真面目に講義に参加しなくても良かろうに、と、教壇に立ってしばしば思っていたことを反省する。

自分の講義が終わったので、帰りの飛行機を確認すると、なんと勘違いして一日遅いのを取っていたことが分かった。幸い、ここの宿舎にもう一泊させてもらえることになって、一安心。

お開きになったあとは研究所の図書館に行って、先週 @ に言われた Feynman の論文を眺めてみた。

宿舎に戻って素晴らしい夕陽を眺めた後、夕食。ちょうど居た ! 君と = とずっと議論をしていた。