Mar 30 19:51, Tokyo

和菓子屋さんの鉢植えです。

日記を書くのに間があいた。長らく自作のプログラムを使って書いているのだけど、稚拙なので自分のノートパソコンでしか動かないため、ノートパソコンを持たずに出勤した日に奥さんの御実家に泊まったりすると、更新しようがないのだ。時間があれば、携帯からも書けるようにしたいのだけれど、今の所そのような時間は無い。

さて、月曜は東京は四分咲きぐらいだったか。学校では、年次報告作成業務の引き継ぎを一時間ほど、その他は、居室の片づけ。本を詰める段ボール箱をどうしようと思うが、結局、クロネコヤマトの営業所に行って強いのを購入することにした。12号の箱に七箱詰めた。

夕方は奥さんの御実家に寄って、赤ちゃんと遊ぶ。本人は微熱があるのだけれど元気なこと。鼻が出るのをティッシュで拭こうとすると嫌がるのだが、鼻がついているのも勿論嫌なので、親のセーターになすりつけようとするのが困ったところ。

次に、火曜は居室の片づけの続き。さらにヤマトの営業所に行って、10号の箱を四つ購入、それに残りの本を詰める。集荷の依頼。宅急便の依頼状はネットで準備して印刷できることが判って良かった。沢山同じのを手書きするのは馬鹿らしいから。

その夕方はまた奥さんの御実家に寄った。途中、赤門前の和菓子屋さんで土産を買ってゆく。徐々に奥さんに赤ちゃんの風邪がうつってきたようで、夜には熱が出た。今さらながら、赤ちゃんのくしゃみを顔面で受けていたことを思い出し、急遽マスクをつけはじめる。はじめからそうすべきだった。

さて、今日には都心の桜は八分咲きに。写真を撮ろうとするが薄く曇った空が案外明るく、なかなか難しい。

集荷にきたヤマトのお兄さんは、段ボール箱を一つずつ傾けてみて、「まあ、ちょっと規定より重いですね。でも、無茶には詰めていませんし、箱の大きさが揃っていて、運びやすいので、大きさで決まる値段でいいです。」とおっしゃる。依頼状も、ほぼ印刷された QR コードをスキャンするだけで、流れるような作業。計11個の段ボール箱を安定に一つの台車に載せるのも見事なもので、感心する。

あとは、居室に掃除機を掛けて、机と棚を濡らした布で拭く。

明日は柏に行く為、家に戻った。適当に焼きそばを作って夕食にする、作り過ぎたが何とか食べた。


Mar 27 23:07, Tokyo

桜の花。

昨日は $ 先生が都心に軽く観光にいらっしゃるということで、奥さんと赤ちゃんを連れて上野まで会いに行く。庭園を歩くと、枝垂れ桜が見事に咲いていた。午前中はまだ肌寒く人があまり居なかったが、昼になるとまあひどい人出だ。

その後はその足で奥さんの御実家に寄る。すると、一昨日あたりから赤ちゃんが鼻をぐすぐすしていたのが急にひどくなって、夜には微熱、明け方にはひどい熱になった。

赤ちゃんにとっては初の熱でびっくりするが、偶然奥さんの御実家に居て安心だった。

今朝は休日診療にお義父さんと奥さんとで連れていってもらった。普通の風邪だという診断だそうで、薬をもらってきた。その間、僕は家に戻って足りない赤ちゃんの服を沢山持って御実家に戻る。本人は食欲もあり、いつものように家の中を這い回っている。

こちらは明日は学校で用事なので、気にはなるものの、夜に家に戻ってきた。


Mar 25 22:20, Tokyo

柏の早春。

連続講義も今日で最終日。綺麗な晴れの日で心も躍る。

今日の話は先月末の出張先の研究会でも30分版を聞いていたのだが、今回は90分じっくり聞けたので、細かいところまで追えて有り難かった。

帰りの電車からみる夕暮れの郊外の景色は良い。いろいろ写真を撮ってみたが、うまくない。川を渡る際に土手が一面の菜の花のところがあって、見事なのだけれど、これもうまく撮れなかった。


Mar 24 23:07, Tokyo

朝は小雨のなか柏へ行く。

午後は $ 先生のセミナー。場の理論のとある良い結果がいろいろな側面から奇妙であるので、それらが奇妙でなく素直に理解出来るような観点を提供する、という話。

その後は # 君、@ 君、* 君と議論のような雑談のような。そのころには雨はあがって、キャンパス駅までは * 君と雑談をしながら歩いた。

家に帰る頃には夕陽が綺麗だった。


Mar 23 21:06, Tokyo

昨晩は布団で考え事のつづき、幸い解決したので寝る。

今朝は早起きして柏に八時半に着く。今日はミニ研究会、一つ目は ? 君が僕らの共同研究について話をする。昨晩のうちに微妙な点に問題が無いことが確認出来たので落着いて話が聞けた。

昼は #、$、+ 三先生とキャンパスの寿司屋に行く。

$ のコロキウムを聞いて、家路へ。* さんと途中まで一緒だったので、いろいろ雑談。


Mar 22 20:23, Tokyo

乙女椿。

今日も柏に。

昨日と違って平日で、さらに別個に Berkeley と合同で若手研究会をやっているので、研究所は人でごったがえしていた。

講義は二日目、秋に似たようなものをしてくれと某大で頼まれているので、話の持っていき方に学ぶ点が沢山ある。

帰り道、? 君とやっている話に関して基本的なことを反省しはじめたら何も判らなくなって、ずっと考え事をしている。徐々に心は整理されてきたが、さて。


Mar 21 22:17, Tokyo

柏の早春。

今日は休日だけれど、柏へ。

というのは、今週は $ 先生がいらしていて、連続講義をやってくださるから。宣伝をあまりしなかった気がするので、教室がどれくらい聴衆で埋まるか心配だったのだけれど、沢山ひとが来てくださってほっとした。

キャンパス駅に降りると、都心との温度差を感じる。こちらはまだ桜は蕾のみだ。駅のららぽーとの喫茶店に久し振りに入ると、ランチセットのパンの質が上がっている。

駅から学校まで、千葉大の農場を抜けると少々近道なのだけれど、今日は入口の門の開き具合がどうも狭いなと思いつつ反対側まで行ったら出口が閉まっており、元に戻る羽目になった。本来休みの日は通り抜けできないはずのもので、入口が開いていたのがおかしかったようだ。まあ、広い空を楽しめたので良しとする。

今日の講義は以前も二回ほどご本人から聞いた話ではあるが、微妙なところを質問出来て、良し。いつでも結合定数を background superfield に持ち上げられるのか、と問うたら、子曰く、数年前なら勿論出来ると答えたところだが、最近は 2 次元の例を鑑みるに危ないかも知れないと思うようになった。しかし 4 次元 N=1 だと大丈夫だと信じる、とのこと。


Mar 20 21:19, Tokyo

日々、ますます、春になる。

昨日の日記には、桜はまだなのによく花見をするものだと書いたが、もう今日は日当りがよいところはちらほらとほころび始めている。

一日、赤ちゃんと遊ぶ。乳母車に載せて外にいくときも、沢山着せずに簡単に出掛けられるようになった。


Mar 19 21:14, Tokyo

のどかな一日。

兄一家のうちに遊びに行く。また赤ちゃんは僕と兄とを眺めてしばし混乱。

姪が赤ちゃんをあやしてくれるのが上手なのに感心する。学ぶことが多い。

帰り際、蕾は膨らんできたけれどまだ咲かない桜の木の下に場所取りをして花見をするらしき大学生の集団をみる。花は盛りにのみ見るものかは、を実践する風流人と呼ぶべきか。


Mar 18 21:53, Tokyo

花大根。

日に日に暖かくなる。暑さ寒さも彼岸まで、だ。徐々に服を薄くする。

昨年、通学路にある古い家を取り壊して立て替えていたのだけれど、庭の桜の大木を枝は無残に切ったけれども残すようにしていたので、どうなるか気になっていた。今日見れば、無事、花を咲かせていたので、ほっとする。

今日は一日用事。一応期日までにほぼ用事を済ませた。

午後は会議。

居室に戻ってくると、天井に自分の影ができていたからびっくりした。外の光が床で反射していたらしい。

帰りはひと月ぶりに古本屋で一冊文庫本を買った。


Mar 17 21:41, Tokyo

満開のハクモクレンの木。

また晴れた。暖かい。

今日は沢山学校で用事をしないといけないから、と思って、朝はバスに乗ったら、お客さんは多いわ、道は混んでいるわで歩くのと同じぐらい時間が掛かった。

昨晩の質問に答えてくれた共同研究者のメールに従って朝はすこしだけ論文の原稿を弄って、その他は夕方まで用事。

帰り道はもうすっかり春の夕暮れだ。葉っぱはまだ出ていないけれど、レンギョウやらアセビやら、いろいろ咲いている。

昨日は神社へ行く際に、小さな教会のとなりを通った。ちょうど早咲きの桜が花を散らせていて、付属の幼稚園で卒園式、中から子供の泣き声が聞こえた。


Mar 16 21:58, Tokyo

根津神社の早咲きの桜。

昨晩はあれから、原稿についてもう少し本質的なことを考えながら寝た。

今朝は起きると薄曇り。

登校時は昨晩のつづきを考えながら、根津神社にお参り。

さて、学校に辿り着くころには考えが整理された気がした。コーヒーを淹れて、さて考えたことに従って原稿に手を入れようとしたが、やっているうちにどんどんと判らなくなる。

昼食後も夕暮れまでやっているが、ますます判らなくなって、共同研究者に質問のメールを書いて帰宅。

というわけで、今日は進捗がマイナスだった。判っていなかったと認識したのはプラスではあろうか。


Mar 15 22:06, Tokyo

今日は雲ひとつ無い晴れ。

登校途中に、眼鏡をかけていないことに気づいた。まあ、徒歩だから問題は無い。

学校では、用事、また、原稿を弄る。ある箇所で、qai, Qai, Φ, さらにそれにチルダや上線がついたものが出て来て、さらにそのもう少し下で、同じ一そろいの文字を区別して使う必要がある。太字にしてみたり、サンセリフにしてみたり、色を変えてみたり、やってみる。非本質的なのはわかっているが、まだ結論は出ず。

綺麗な夕陽、まわりにすこし暈がかかっているようだったが、あまりの明るさに写真には取れず。


Mar 14 21:53, Tokyo

春も近づきます。

今日も十度まで上がらず、随分冷える。案外雨が降った。

学校に行く途中、とある桜の木の枝に隣の補修中の建物のまわりの幕が落ちていてびっくりする。警備員の方に、これ、枝が折れないように取れますかねぇ、雨が降っているのが溜まって、折れなければいいんですが。といって、通り過ぎた。幸い、帰り道にみると、無事枝を痛めることなく幕は回収されたようだ。

学校では、用事、また、原稿をじっくり読む、等。昼は突如 $ さんのセミナーがあったので聞く。


Mar 13 21:13, Tokyo

昨晩は夜中に赤ちゃんが夜泣きというのではないが、起きだして、楽しく遊びはじめてしまったので、寝かせるのが大変だった。

今日も寒い一日、だったと思う。だったと思う、のは、僕は一歩も外に出なかったから。赤ちゃんと遊ぶ一日。というわけで、特に書くことも無い。

すこし日々に余裕が出てきたので、昨日今日とドリップコーヒーを淹れる暇があった。湯気とともに立ち昇る香りは悪くない。


Mar 12 21:00, Tokyo

休日、外は寒い。朝は日があるがまた曇りになる。

赤ちゃんと遊ぶ一日。

夜は久し振りに僕が赤ちゃんをお風呂に入れた。


Mar 11 21:05, Tokyo

午前中はある共同研究に関して多数メールが飛び交っているので、返事をしているとそれで昼食の時間になった。

その後は会議、今日は短かったので良し。

その後は $ 君とすこし議論。出来ると面白くなりそうだが、計算が大変そうなので、はじめるのに覚悟が要る。

うちに帰って赤ちゃんと遊んでいると、赤ちゃんが「へまっしゅ」と言った。三つ異なる音が並ぶのは珍しい。

今日奥さんがお風呂に入っている間は、赤ちゃんが泣くのがすこしでも収まるかと、いつも上に来ている黒いカーディガンを置いていってくれたのだけれど、はじめは効き目がない。しかし、しばらくして、赤ちゃんもこの黒い布が何物か理解したらしく、急に握りしめて笑顔になった。


Mar 10 21:51, Tokyo

今朝は税務署に行った。列が長いかと思ったら、一瞬で終わって、拍子抜けする。

時間がかかるかと思って、午前中を開けてあったため、その時間をつかって引っ越してからしばらく行っていなかった蜂蜜専門店に行った。丸の内蜂蜜というのが売っていたから、どういうことかと聞いてみると、高層ビルの屋上に巣箱を置いて、皇居あたりの蜜を取ってくるらしい。

夕方は ? 先生の最終講義。


Mar 9 21:26, Tokyo

数日随分暖かかったのに、今日は雨になって冬に逆戻りのようだ。

今日は日本帰国中の ? さんが来てくれたので、セミナーを聞く。その前に一緒に昼ご飯を正門前の宮本に行った。

その他、書類をつくるなど。


Mar 8 21:29, Tokyo

白木蓮。

今朝は学校につくと某君から近々出すという論文が送られてきていたので、早速読んで感想を送る。

午後は自分の論文の原稿を弄った。

家に戻るとうちの赤ちゃんはますます自在にあたりを動き回るようになって感心する。夜になって母親が恋しくなると、奥さんがお風呂に入っているときなど僕が抱いても大泣きする。抜け出そうとするのでそうさせてみると、泣きながらハイハイをして風呂場へ向かおうとするのが、いじらしい。


Mar 7 21:49, Tokyo

早咲きの桜。

起きると雨。

登校時、大学病院の白木蓮が満開なのを見る。

今日は一日研究しないが用事をする日、ということにして、用事。

夕ぐれ、雨も止んで、大学構内をいつもと少し違った風に歩いていると、早咲きの桜が一本、雨に濡れたのを見た。ちょうど、曇った空もぼんやりと、しばし、忘我。ああ、あとしばらくすると、これがあたり一面に咲くのだ。


Mar 6 23:00, Tokyo

天気は下り坂。起きた時は太陽が見えるが、徐々に雲が増える。

外を歩くとそこここに、沈丁花の良い香りがする。香りがする度に、どこに咲いているか探すのだが、いろいろな色のがあるものだ。

赤ちゃん用の高椅子が届いたので、組立て。

奥さんの弟さんがいらして、赤ちゃんと二月ぶりに対面。前回とちがって、今回は随分成長したのか、一時間弱ほど随分人見知りをするが、すぐに仲良くなった。

さて、赤ちゃんは今日は夕方の離乳食をたらふく食べたのか、その後の母乳をあまり飲まなかったので、奥さんは胸が張ってしまったらしく、久々にすこし母乳を搾乳機で搾ることにした。すると、それを見ていた赤ちゃんがとても興味を持つので、これは、と、赤ちゃん用コップに母乳を移して与えてみる。ゴクゴク飲んだのでびっくりする。


Mar 5 23:16, Tokyo

徐々に暖かくなる。春だ。

赤ちゃんのハイハイがどんどん速くなるから、それに応対しやすくするために、部屋の模様替えをする。

その他、本を読む、等。12月末に買った分厚い本もなんとか今月中には読み終わりそうになってきた。


Mar 4 22:44, Tokyo

今日は大学に行っていろいろ用事をこなす。

小さなことを沢山やったので、あまり何もやった気がしないが、すぐに時間は経って夕方になった。

用事の一つとして、ヨーロッパの某 X 国の研究費応募の審査依頼が来ていたので、それに返事を書いたのだけれど、こうやって国外に審査を頼んでいること以上に、また、査読を入力するウェブサイトに、わざわざ X 人にむけて、「この審査結果は X 語を解さない人も読むので、X 語は使わず英語で書くこと」と書いてあったことに感心した。国際化とはこういうことだと思った。日本の大学でも「グローバル化」は声高に叫ばれているが、こちらの現状は遥かに遅れている。悲しいかな。

いつの間にか赤ちゃん用に増えていたおもちゃが面白い仕組みをしているので、奥さんにきいたら、テンセグリティといって、バックミンスター=フラーが提唱した際の(正)二十面体の構造そのものを木の棒とゴム紐でつくったものだそうだ。


Mar 3 22:37, Tokyo

一昨日の晩は早く眠くなって早く寝たら、昨日の朝は早く起きた。

珍しくとても早く大学に着いて、原稿の編集をはじめたら、とても捗った。しかし案外疲れた。

今日は娘の初の節句だというので、休暇を取る。

午前中は僕が抱いて三人で散歩に行く、随分重くなった。その後は昼まで寝てしまう。

簡単なお祝いをして、実家とスカイプをする。明日は働こう。


Mar 1 22:20, Tokyo

沈丁花の花。朝焼け。

今日は大人しく大学で用事やら査読やらメールに返事をするやら。

とにかく、沢山沢山メールに返事を出した。

その他、# くん $ くんと雑談のような議論のようなことをするなど。先週の研究会でこんな話やあんな話を聞いたので、それに関してこういうことが出来ないか、等。

また、原稿を印刷して家に持って帰ってきたので、ペンで修正を入れる。