青空に沢山白い雲が流れる。時折大粒の雨。
午前中は投票をすませて、不動産屋に行ってみる、面白そうな一軒家が売りに出ていたので、到底買えなかろうが見てみようというわけで。崖の上で見晴らしが良い。住んでいた方が最近亡くなって、相続した方が売りに出したとかで、まだ蔵書やアップライトのピアノが残っていて、住んでいた方の人柄が出ていた。きっと素敵なお爺さんだったのだろうと思った。
午後はわらび餅を作る。
その他、娘と遊びつつ、頭の中で H2(BPin±(2),U(1)) を計算しようと思ったが、果たさず。
夏の日。蝉が随分ふえた。今日は一匹つくつく法師も鳴いていたようだ。
朝は奥さんが用事をしている間、娘を連れてすこし出掛ける。
その後コーヒーを淹れた。いつもカップに直接淹れるのだけれど、今日はガラスの容器に受けてみたら、水面にコーヒーの粒が出来るのが綺麗にみえたので、スローモーションで録画してみた。こんなことがすぐに出来るとは、すごい時代になったものだ。
昼食後はしばらく寝てしまった。夕方は奥さんが街までお出かけのあいだ、家で娘と遊ぶ。時々思い出したように玄関まで行って「ママ?」というのであるが、頑張っておもちゃで誤魔化す。なんとか泣かずに済んだ。
その他、ゆっくり論文を読むなど。
風呂あがり、花火の音が遠くに聞こえる。音だけというのも、なかなか良いものだ。
今日も柏へ。青い空に夏らしい雲が動いて、良い。暑いけれど。レンタサイクルで駅と大学の間を移動。
+ とちょっと議論。また、昨日の話について、? さんとさらに議論。
また推薦状を一通書いた。
% 君とやっている話は、彼が研究会に行ってしまったから、しばらく自分だけで考えないといけない。
今日は柏へ。車中で仕事をするためノートパソコンを持って行く。案外はかどる。
というわけで午前中には昨日から書いていた短いまとめはしあがって、% 君に渡す。
昼食は数日滞在中の ? さんを連れて大学の寿司屋へ。
その後の ? さんのセミナーはなかなか面白し。また Deligne の例外群列が出て来てびっくりする。ただし、? さんがその列を発見したほうが十年弱古いようだ。
お茶の時間のあとは % 君が来週の研究会での発表の練習。
今日の午前は奥さんと娘とで大学まで行って、キャンパスで娘を遊ばせる。
午後は修士一年の弦理論の輪講。
$ 君とやっている話を一応短いノートにまとめておこうと思って、書きはじめてみる。
今日は涼しい。
午前中は量子力学の講義の補講、自由参加にしたら二十人くらい来てくれたようだ。お開きのあとも、昼休み中一時間ぐらい色んな人があれやこれや質問してくれて、嬉しかった。
午後は散乱振幅の輪講の第一回。% 君がやろうといって音頭を取ってくれたので。興味深し。
今日は柏へ。
# 君とやっている話、ようやくいろいろ辻褄があってきて、嬉しい。二月の Seiberg-Witten の論文も、詳細がようやく判ってくるようになった。というわけで、今日も議論。
今日も 30度になるかならないかなので、柏の葉の駅と大学の間は両方歩いたのだけれど、帰ってきて風呂に入るとすこし顔が焼けた気がした。
今日はまあまあ暑くなった。といっても30度まであがらなかったらしいが。
朝と夕方と、二度散歩に行く。帰りに図書館に寄る。
一日娘と遊んだら案外疲れた。以前からお宮参りの写真を見るのが好きだったのだが、今日はパパはどれ、ママはどれ、と聞いてみると一応指さしてくれることがわかった。また、これまで積み木は大人が積むのを壊すのが専門だったが、今日は自分で三つほど積んでいるのをみた。徐々に心が成長しているらしい。
相変わらず涼しい。最高気温は25度だったとか。
東京の下町らしく、朝顔市をやっているというので、午前中に出掛けて一鉢もとめてくる。地元のひとがやっているようで、人出も多過ぎず少な過ぎず、のどかで良い。
あとはのんびり過ごす一日。
今日も柏へ。
移動中考え事をしていると、ここ数ヶ月の懸案がほぼ解決した気がした。居室でももう少し考えて、昼食後に $ 君を捕まえて説明して議論をする。
その後は以前からの予定通り # 先生と雑談。
その後のお茶の時間には、数学の % 先生が何故か僕の少し前の論文を解説してくれというので、一時間ほど解説。ちょうど数学者に伝えやすい話で、うまく通じた気がする。
和菓子を買って、帰宅。
今日は雨が降り続いて涼しい。涼しいのは有り難いが、気温が乱高下するのは体には負担だ。
柏へ行く。一日考え事。
すこし早めに切り上げて、ららぽーとで買い物をして帰ろうと思ったら、部屋に傘がない。ずっと小雨が降っていたから、建物のどこかには置いてあるはずだが、と、一日の行動をがんばって振り返りながら探すと、トイレに入るときに入り口に引っかけたはずというのを思い出した。
しかし、探していた時間のため、いつもと同じ時間に建物を出ることになった。
今日は30度までしかあがらず、風があって過ごしやすい。久し振りに徒歩で大学まで行ってみる。
昼はこちらも久し振りに正門前の蕎麦屋に行った。隣の古本屋の軒先をみると、「旅客機運行のメカニズム」なるブルーバックスが100円であったので買う。飛行機内のトイレはボタンを押すとバシュっと吸い込まれて行くが、あれは機内と機外の気圧差を利用しているとあって、びっくり。
午後は修士一年のみなさんの弦理論輪講。すこぶる順調に進んでいる。
今日は晴れて案外暑くなった。
朝は講義の最終回、といっても、都合で二回休講にしたので、来週は自由参加で補講ということにした。
昼は瀬左味亭に行った。
図書館に行って、本を借りる。
その後は用事やら、考えたことをまとめて共同研究者の # 君に送るやら。
帰り際、事務室に学生さんの記入した講義アンケートを渡しに行き、ついでに保育園事情について雑談。
今日は晴れて暑くなった、しかし昼は家の中でエアコンを除湿で回してのんびりしていたので、快適。
夕方は、奥さんが料理をしてくれている間に、娘を抱っこ紐で抱えてスーパーまでお使いに行く。丁度レジで後ろに並んだ人も、男性で赤ちゃんを抱っこ紐で抱えて、買い物かごの中身の脈絡のなさから想像するに僕と同様足らなくなったもののお使いのようだ。赤ちゃん同士は見つめあっていて、面白い。
帰り道、積乱雲の向こうに太陽があって、黒い雲の輪郭だけ橙色に輝いているのをみる。日が沈んだ辺りから、夕立。
その他、考え事のつづき。
今日も一日曇り。
娘は以前は乳母車で外にいくのは大好きだったのだが、こないだの風邪のあたりからどうも嫌がるようになった。今朝の散歩はいつもより遠くまで行けたのだけれど、結局泣きだしてしまって、戻る。乳母車が暑いのだろうか? いろいろ言葉のようなものは出るようになったが、はっきりと意志疎通は出来ないので、難しい。
昼ご飯のときに、蚊が一匹机にとまったのでバンと叩いたら、娘がさっそく机をバンバン叩くようになって、我々の日頃の行いを正しくしなくては何を真似するかわからない、と思った。
いろいろ、やりながら、昨日の続きの話を、考える。
概ね曇、ときどき陽射しがある。湿った涼しい風が流れて、気持ちよい。ときおり蝉も鳴くが、それも心地よく、高原にでも避暑に来た感じだ。
久し振りに午前中は娘と遊んだり抱いて寝かせたりしたので、昼過ぎにはさっそくバテてしまった。というわけで、気を利かせて奥さんが午後は娘を連れて外に数時間行ってくれたのだが、その間僕は考え事をはじめてしまい、二人が帰ってきた後もやめられず、その後一日、上の空だったように思う。申し訳ない。
夜は娘を風呂に入れた。相変わらず風呂場に一緒に入ると泣くが、すぐに泣きやんでくれるようにはようやくなった。
昨日、今日は柏へ。昨日は夕方までは夏らしい一日、暑くなる。夕方に雷雲がやってきて、雨を降らせて行く。夜は案外の雨になった。
そのお蔭か今日は随分涼しい。朝は家を出たときは小雨だったが、キャンパス駅に降り立つと丁度豪雨が通り過ぎようというところ。すこし駅でぼんやりしてから、歩き出す。途中で千葉大の農場内の道が一面の水たまりになっていて、靴と靴下が随分濡れた。
しかし、梅雨になってずっとこういうこともあろうかと鞄に替えの靴下を入れてあった。また、最近日用品を家でネット通販で沢山買ったのが送られてきた際の段ボールに衝撃吸収の為はいっていた藁半紙を何故か沢山大学の居室に貯めてあったのを思い出して、それを濡れた靴に詰めた。というわけで昼にはすっきり元の状態に戻った。
昨日はまずは % 君と議論、数ヶ月前からやってもらっていた話がとうとう巧くいったようで、目出度い。
その後は ? 君とやっている話、というのはあまり正しくなく、最近は ? 君がどんどん理解が進んでいるのを僕が聞いているだけなのだが、それの続きを聞く。幸い、僕が別個に考えるべきことも丁度出来たので、帰りから夜にかけてそれを考える。
今日はその続き、昼食後は ? 君に夜に考えたことを説明して、議論。昨晩思ったほど簡単ではないようだ、が、まあ、悪くない。
というわけで、ららぽーとで和菓子を買って、帰宅、移動しながら、考え事の続き。
今朝は家の前にトラックが止まってエンジンを吹かしていたので早くに目が覚めた。というのは朝食後に二度寝してしまった言い訳だ。
大学へ行く。途中古本屋で一冊本を購入。
大学では修士一年の輪講。いつも使っている小セミナー室が別の用事に使うことになっており、学部の必修講義で使う大講義室が却って空いていたのでそちらでやった。皆さん黒板が広くて使いやすいと、好評。いつも聴衆としてばかり座っていた大教室で前に立って話す、というので、興奮している学生さんも居り、若さとは良いものだと思った。
その後、雑談。
一日曇って小雨がふったりやんだりだった。それほど暑くはないが、湿度が高く、家に戻ると汗だくになった。
今日は30度までしかあがらず、多少はマシである。
午前中は講義、案外疲れた。
午後は $ 君の博士論文発表の練習会。無責任にいろいろと口を出す。
図書館で薄い本を借りて帰る。
娘の心の成長は日々面白い。寝かせようと「ねんね、ねんね」と僕が言うとそれを繰り返す。僕の右手か左手のどちらかに小さいものを隠してどちらにあるかを当てさせるというのも出来るようになった。隠す所も見せているので、わかってもよさそうでも、判らないことも多い。
今日も暑くなった。
柏へ行く。柏の葉の駅と大学の間を歩くのはさすがに少々暑く、かといって往復ともバスに乗るのもどうか、と思ったら、レンタサイクルがあるのを思い出した。これを使うと、なかなか快適だった。
学校では、お茶の時間までは、残り数回の火曜の授業の準備。
お茶の時間からは、$ 君と議論。じりじりと、ではあるが、進んでいなくはない気もする。$ に、八月頭の会議で何の話をするの、と聞くと、実はこの話をしたいんですよ、と言う。しかし、まだ全然終点まで辿り着いていないので、どうするのだろう。まあ、僕も、九月半ばの会議ではこれの話をしたいのだけれど。
昨日はおとなしく柏へ行く。この夏はじめて蝉の鳴くのを聞いた。
昼は久し振りにキャンパス内の寿司屋に行って、ワンコイン丼を食べる。寿司屋の本棚に「海洋学」という綺麗な本があったので、眺めるが、なかなか面白い。買って読もうかしら。
さて、ここ数ヶ月のんびり考えている問題は、ようやく概念的にどう捉えれば良いのかわかってきた気がするので、* 君に報告、しかし、具体的にどう計算してよいのかは、まだ判らない。
加えて、? 君と議論。こちらは、順調だけれど、難しいことをやろうとして詰まっているので、まずは簡単なところをやってしまおうということにする。
気温は30度ほどまでしか上がらなかったが、蒸した。喉が渇いて、朝晩の移動中に計三本もペットボトルを買ってしまった。
今日は小雨、涼しい。朝はぐうたら寝かせてもらった。娘も良く寝る。
昼は兄宅にお邪魔して、木馬を貰ってくる。
重かったらタクシーに乗るかと思っていたが、大きくはあるが充分軽い。というわけで、木馬を抱えて公共交通機関に乗ったのだけれど、なかなか面白い図だ。
今日はまだしばらくあるけれど、もう日記を書いてしまうことにした。
今日は朝から暑くなる。娘の調子は随分よくなったようで、朝は沢山パンを食べた。僕はようやく喉の痛みも取れたが、まだ鼻水と咳が出る。
まあ兎も角のんびり柏まで行く。午前中は滞在中の # が部屋に来てくれて、議論。なんだか顔が疲れているけど、どうしたの、と聞かれた。
昼食までキャンパス内を歩くのの暑いこと。
午後は学生さんにやってみたらと言ったことでもあるし、自分でも numerical bootstrap を気分転換に走らせてみようと思って、オープンソースのコードを動かしてみる。
日が低くなって、風が涼しくなった。夕ご飯も生協で食べる。
夕暮れの柏の葉公園、そして千葉大農場を抜けて、駅までのんびり歩く。なんと綺麗なこと。
移動中は考え事をする。知っていたはずではあったが、判っていなかったことが、心の中で繋がった気がして、嬉しい。
僕は鼻水も咳もようやく収まってきた。が、それでもティッシュは手元から離せない。のどもまだ変だ。
朝は久し振りに電子ピアノを弾いてから学校へ行く。
午後は修士一年のひとの弦理論輪講。はじめたころはまだ空一面曇っていたが、終わる頃にはすっかり晴れて夏の夕陽だった。
帰宅する途中、和菓子屋で鮎を買う。そういえば去年も同じことをした。
娘も元気そうではあるが鼻と咳がまだおさまらないようだ。
昨日一昨日は35度近い暑さだったのに、今日は27度までしかあがらなかったそうで、涼しかった。
僕は鼻と咳はひどいが、まあ頭は回らなくはない状況。というわけで、午前中は推薦状を二通書く。講義はこの咳では無理なので休講にした。
午後は中断していた研究について、考える。といっても、主に、頭のリハビリ。
自己矛盾があるはずの理論の自己矛盾は示せた気がしたが、同じ論法で自己矛盾がないはずの理論を考えるとこれも自己矛盾があるようにみえる。困った。
日記に間が空いた。一日は娘の一歳の誕生日。というわけで休みを取った。
幸い娘はまあまあ元気で、お祝い。娘のためには奥さんが蒸しパンの上にクリームを塗って小さなケーキを作ったが、娘はクリームを舐めたのみ。
自分たち用にはケーキは準備していなかったのだけれど、朝三人で散歩している際に通りかかったケーキ屋さんでふと聞いてみると、ちょうどチーズケーキのホールがあって、簡単な飾り付けならしてくれる、ということで、我々も美味しく食べた。
午後遅くからはどうも娘の咳がまた多くなってきたのだけれど、まあ順当に夜は寝てくれて、日記を書く暇もあったはずだが、そのまま寝る。
さて、日付が変わって二日になったあたりからか、どうもまた娘の調子が悪くなる。誕生日だというので親も含めてはしゃぎ過ぎたのが良く無かったのではないかと思われる。
朝はまた娘は八度を超える熱。というわけで休日診療に行く。その後、昼過ぎまでは僕はすこぶる元気だったのだけれど、休憩していると三時頃急に僕が悪寒がしてきた。どうも変だと思って体温を測ると8度6分ある。娘が風邪を引いたのに今回はきちんとマスクをしていなかったのが駄目だったと思う。
まあ原因をとやかく言っても最早しかたがないので、近くの病院に行って薬を貰って飲む。久々に高熱が出て、冬の格好をしても寒気がしたので弱った。
娘も高熱、夫も高熱ではどうしようもないというわけで、奥さんの実家に助力を仰いでそちらに避難。その晩は娘も数日前と同じくまた九度の熱が出たらしい。
三日には僕は薬で熱はほぼさがったものの、特に何の役にも立たず寝ているだけ。書くほどの記憶も無い。
四日朝には娘は咳と鼻はひどいものの体温は平熱に戻って、元気そうに以前のように遊んで笑うようになって一安心。兎も角、娘をまた病院に連れて行って薬を貰ってくる。娘は診察が終わった時点で連れて戻るものの、奥さんも徐々に体調が悪く、病院で見てもらう。
その後は僕はいろいろ溜まったメールに返事をする一日。
夕方には奥さんも熱があがってしまった。というわけで夜の娘の風呂は僕が入れた。