Dec 31 21:43, Osaka

今日は例年通り、おせちのお煮染の味付けの手伝い。

お煮染に使うはずの日本酒の何故かかなりの割合が僕の喉にするすると入って、ひと通り終える頃には少々酔った。おまけに年越し蕎麦にビールを飲んで、久々に案外酔う。


Dec 30 21:44, Osaka

例年通り餅つき。

娘の片言は早速関西弁になってきた気がする。夕食時、この調子ではすぐに「なんでやねん」と言うようになるのではと言うと、早速真似をして「なんでやねん」というので一家で大笑いをする。と、喜んで「なんでやねん」を連発するので、皆で大爆笑。

さて、話題も流れて、しばらくして。娘がどうも真剣に考えているような顔をして、「いないいないばあ?」というので、皆でキョトンとする。さっき言ったら皆が大笑いしたのは何だったか、思い出そうとして思い出せなかったのではなかろうか。


Dec 29 21:18, Osaka

昨日は朝から帰省。関東は快晴、雪をかぶった富士が美しく見え、珍しく車掌さんが「左手に綺麗な富士が見えます」と放送を流すほど。

家ではぐうたら。

今日も家でぐうたら。多少メールには返事をするのみ。


Dec 27 23:13, Tokyo

今日は本郷へ行く。丁度土砂降りのときに何故か出勤、靴がずぶ濡れになった。頑張って学校で乾かす。

前回本郷に行ったときに買わなかった古本をやはり買うことにした。無くなっては惜しい。

昨日やってみようと思った計算をパソコンにやらせてみたが、昨日の甘い期待通りにはなっていなかった。

また、centered one-instanton moduli space の構造を S3 × R の観点から見ようと思って考えるが、混乱して何も判らなくなった。もう十何年やっている話なのに、情けない。

夜、家に戻ったら、娘が遊ぼうよ!と飛びついてきたのは嬉しいが、少々疲れていたので横になっていると、顔をたたいて「おきろ」と言う。「せめて起きてと言ってよ」といったらまた顔をたたいて「おきて」と言った。

「おきろ」などという命令形は使っていないつもりだったが、僕が言っているのだろうか。気をつけよう。


Dec 26 21:29, Tokyo

今日は柏へ。

年始に研究会に呼ばれていて、それのスライドを作らねばならぬが、それは棚に上げて、先週からの考え事のつづき。午前中は調べもの、お茶の時間は * と議論。

また、しばらくインドに帰っていた ? と中断中の共同研究についてすこし話をする。

さて、家に戻って夕食後、何故か急に鼻水が止まらなくなって弱った。しばらくして、くしゃみも何発かしたが、それで急におさまって、風邪の残りの鼻詰まりがあったそれまでの状況より良くなった。何だかよくわからないが何かのアレルギーだったのだろう。奥さんと娘には何も症状はなかった。


Dec 25 23:30, Tokyo

昨日は午前中はまず部屋の大掃除。といってもそれほど頑張らなかったから、中掃除というべきか。

すこし遅めの昼食の後、奥さんのご実家に行く。一昨日奥さんが焼いたチーズケーキを持っていって、皆で味わう。

僕はそのあたりで昼食時に久し振りに飲んだワインが利いて、夕方まで昼寝。

今朝は印刷した年賀状に一言を書く。

昼下がり、娘の乳母車を押して奥さんと公園を通りかかる。都心だからもうビルの陰が延びているのだけれど、子供たちふたりが楽しそうにバドミントンをやっていて、その羽根が上に舞うときだけ、そこに光があたってきらきら輝いていたのをみる。あとで日記に書こうと、心の中で反芻していると、丁度五七五七七にまとまった: 空に舞うバドミントンの羽根だけに光の当たる冬の公園。

その他、帰省の準備、など。僕の風邪はほぼ治って、鼻がずるずるするだけ。娘の風邪は悪くはなっていないがあまり良くもなっていない気がする。


Dec 23 22:48, Tokyo

今日もどうも暖かい一日。

昨晩は寝ている間に喉が痛くなって夜中に目が覚めたが、起きて毎食きちんと風邪薬を飲んでいると悪化は防げているようだ。娘の風邪も快方に向かっている、軽くて良かった。

昼食後は一家で二時間ほど昼寝。その他、基本的に休憩。


Dec 22 23:07, Tokyo

今日は生暖かく湿った不思議な一日。

ここ数日考えている話は今年のはじめ頃にも人に聞かれて少しだけ考えたのだけれど、自分の以前の仕事を組み合わせたら簡単に出来るはずの話だから面白くないと思ってやっていなかった。しかし、同じ話を別の人にまた聞かれたので腰を据えて考えてみようかと思ったのだ。昨日の方針はうまくいかないので、今日は別の方針をやろうと思って、学校までの移動中にやってみるが、うまくない。意外に微妙な話だ。

学校では * 君と議論。

夕方から小雨、なんとか本降りになる前に帰宅。どうも喉が痛い、風邪で咳をしている娘のとなりで寝ているからうつるのは仕方がないか。きちんとマスクをして寝ているべきだった。

お風呂でも考え事の続きをする、何か思いついた気がする。


Dec 21 22:39, Tokyo

三四郎池には、まだ、赤い紅葉があります。師走も下旬ですが。

今日は本郷へ。

午前中に推薦状を一つ書いた以外は、時間があった。かなり前からやっていて仕上げに近い共同研究に関して、論文に手を入れると約束していたけれど、それは放り出して、一昨日からの考え事に時間を使った。久々に数時間じっと座ってずっと考えていたら、非常に疲れた。長い間、有能な共同研究者に任せきりで、まともに自分で研究をしていなかったことを痛感した。

とはいうものの、昼食後は本郷通りの古書店を覗いて面白げな本もあったのだけれども、買ったが読んでいない本があり、また、修論博論審査の為に沢山読むものはあることを思い出し、買わず。

冬至なので柚子を買って帰る。娘に見せると、「みかん!」というので、「ゆず!」といいかえすと、また「みかん!」というので、また「ゆず!」と言って、という調子で随分繰り返したのだが、ゆず、とは、言ってくれず。強情な子だ。風邪は順調に進行中、鼻がずるずる出て咳が辛そうである。


Dec 20 21:59, Tokyo

今日も柏へ。

昼は一時間ほど会議。あとは + と昨日の続きの議論。とても混乱してきた。

娘は一昨晩は鼻がすこし、昨晩は咳が少しで心配していたが、まだ本格的な風邪には至らず。


Dec 19 22:28, Tokyo

まずは昨日の話。一昨晩つい夜更かしをして勉強の続きをしていたため、朝は眠く、奥さんと娘が出掛けるのを見送って家で休憩することに。

午後は奥さんが寝ている間に僕が外で娘と遊ぶ。ボールを転がして遊べるようになった。

夜は娘が早めに寝てくれたので多少時間があった。

今日はいつもどおり柏へ。帰国中の * 君が来てくれたので議論のような雑談のような。そこに長期海外出張から帰ってきた = 君も現れ、研究の四方山話。

その後は ? と * 君とで懸案の話。いろいろと、よく、わからないことがある。

ここで家にかえる時間になったので、帰宅。今日はバスの遅れもなく、普通に戻れた。

先月のアメリカ出張で買った、中世ヨーロッパで如何にそれまで世俗のものだった結婚式をキリスト教会が自分のものにしたかという本をゆっくり読んでいる。洋書の人文系の本でときどきあるのだけれど、はじめのうちは互いにあまり関係のないように思える話がいくつか並んでいるのだけれども、本の後半になって急にそれらのつながりが現れて著者の主張が明確になるという、これもそういう本。

僕らは英語の論文ではまず最初に結論を書いてあとで個別に議論せよと叩き込まれるのだけれども、分野によるらしい。この、急に見通しが開けてくる感覚は素敵なものだ。


Dec 17 22:12, Tokyo

今朝は僕が寝ている間に奥さんが、昼下がりは奥さんが寝ている間に僕が娘を外に遊びに連れていった。

おやつは奥さんがアップルパイを作ってくれた、以前ドイツ人の同僚に教えてもらったらしい。

夜は僕が娘を風呂に入れたら、次に奥さんが風呂に入っている間ずっと泣かれてしまった。ひたすら「ままー」「あっちー」「○ちゃんも」をいろいろな順で組み合わせて叫ぶのだが、まあ、根気のあることだ。


Dec 16 22:08, Tokyo

青い空。

昨晩は、帰宅時に Hopf 代数の教科書を読んでいて、奥さんと娘が就寝してしばらく考えてもどうにも判らなかった点を、 MathOverflow という数学者に質問ができるインターネット掲示板で質問してから寝る。

さて、朝、奥さんに起こされて、昨晩困っていた点は非常に馬鹿な勘違いだったと気付く。MathOverflow を通勤途中に確認すると、案の定同様に勘違いが指摘されている。

というわけで、夕方になって疲れているところで無理に考え事をしてもよくない、その状態でネット掲示板で質問するのは恥ずかしいことになりがちだと学んだ。

今日は勉強の続き、また、昼は長い会議。昼食が遅くなった。

帰りはいつもと同じ時間に出発したのに、渋滞のせいで三十分余計に掛かった。ずっと教科書の続きを読んでいたから、腹立たしく感じなくてもよいはずだが、しかし、多少腹が立った。人間が出来ていないことだ。


Dec 15 23:10, Tokyo

居室の窓からの眺め。

今日は良い天気、朝は冷える。

学校では引き続き大人しく勉強、およびポスドク応募書類を読む。

ほぼ夕食を終えたところで、娘がまだ何か食べたそうに、いろいろ食べ物の名前を言う。結局「なっと」と言って急に冷蔵庫の下まで走って、片手をぐるぐる回して混ぜている振りをしたので、奥さんと大笑いする。

なぜ納豆がそんなに食べたいのかはわからないが、娘に食べさせた。


Dec 14 22:19, Tokyo

沈む夕日。

今朝は小雨。本郷へ行く。

あちらでは大人しく昨日の勉強の続き。ひとつ良い文献がみつかると、芋づる式に関連文献が出て来て有り難い。

昼はまた瀬左味亭に行った。

一日真面目に勉強していると案外疲れた。夕方には晴れ、日がとっぷり暮れてから、のんびり歩いて家まで戻る。

娘は蜜柑が大好きなのだが、「かき、かき」と言う。秋は柿ばかり食べさせていたからだろうか。「みかんだよ」と教えると、「みかん、みかん」というが、しばらくすると「みかんまん」と言う。アンパンマンの影響だろうか。


Dec 13 22:11, Tokyo

今朝は電車に乗ったら $ くんに会ったので、雑談しながら柏まで。流行りのスマートウォッチを見せてもらった。

大学では文献散策の続き。

その他、引き続き @ と少々議論。

帰り道、雨の降りそうな雲のもと、大学から駅まで歩くと、落ち葉を焼く臭いがする。大気の温度分布で煙が逃げていかないのか、それとも雨の前だから皆さん慌てて焼いているのか。兎も角、郊外産まれの僕としては、郷愁を誘う懐かしい臭いではある。

帰りの電車で文献を読んでいると、急に、いろいろとパズルのピースがはまってきたように感じた。僕がやろうとしていたことは、恐らく全て知られていたのであろうということ。また、作用素環の # 先生が最近トポロジカル相を急に始めたように見えたのはそうではなく実は自然なことだったのだということだ。


Dec 12 23:08, Tokyo

今日は冷える。

ようやく用事が去ったので、今日は一日自分の研究につかってみた。といっても、主に文献の渉猟。いい加減、手を動かしてみないといけない。また、すこし @ と議論をする。

帰りはバスが渋滞で随分遅れて来たのでいつもの電車を大幅に逃した。まあ仕方がないと、ららぽーとの鯛焼き屋に行くとこちらも少し列があって、次のも逃しかける。危ない危ない。


Dec 11 22:07, Tokyo

天気の良い週末。

昨日は朝は植物園に。風が強い。もみじ以外はほぼ色付いた葉は落ちてしまっていた。土に積もった落葉の上を歩くのは気持ちが良い。

夕方はスーパーで買い物。娘の気分は随分良かった。

娘は急に単語をいろいろと覚えはじめた。最近はどのような魚も「たら」というようになった。数カ月前、魚といえばたらばかりあげていた気はするが、はて。

また、名詞をひとつ口に出すだけでなく、助詞がつくようになってきた。自分も欲しいとき、「○○ちゃんも」という。「も」は「ぼ」と「も」の間のような発音だ。また、「○○ちゃんち」とも良く言うが、これはどういう意味かわからぬ。

今日は朝は区のやっている遊び場に連れて行く。そこに娘の昼食用に持っていったベビーフードが、以前は好きだったのにそうでもなくなったのか、あまり食べてくれず、その後のご機嫌が随分悪くて弱った。

また、手を下から添えて引き出すようになっている台所の食器棚は、これまで娘は開けられなかったのでそのままだったのだけれど、とうとう今日開けられるようになった。そこで、急遽買い物に行き荒い金網を買ってくる。それを瞬く間に奥さんが台所と食卓の間の柵に作り上げてしまった。僕は夢の中で暮らしているのでこういうことは全く出来ないので、感心して見ていた。

で、娘は機嫌が悪いので僕と遊ぶのも嫌で、柵にとりついて母親に向かってだっこしてくれと大泣きしている。そういえば夏はこういうことはよくあったが、最近は随分穏当になってきていたのだとふと思い出した。

夜は僕がお風呂にいれる。


Dec 9 23:09, Tokyo

三四郎池の晩秋。

今日も晴れ。本郷へ向かう。

昨日借りた本の背景を理解する為に、別の本を総合図書館で借りる。

昼食は久し振りに瀬左味亭に行った。戻る際に弓道場脇から三四郎池に下りようとしたら、まあなんとも綺麗なこと。しばし茫然としてたたずむ。ちょうどそこを若い大学生だろうか、男の子と女の子が歩いていて、二人で写真をとっているのも微笑ましい。

夕方からは学科でコロキウムを頼まれていたので、話す。始まる前に緊張するのはいい加減やめればよいと思うが、そうもいかず。聴衆には何度か笑っていただけたので、まあ、良かったか、と思う。

和菓子を買って、帰宅。


Dec 8 22:09, Tokyo

帯状の雲。

今日はまあまあ暖かくなった。朝の筑波エクスプレスでも当然ではあるが富士が見えることがわかった。雪を被った青い山が見えた。

朝は送られてきたノートを読んで考え事。明日の話の微調整

昼食に行く際に、図書館によって本を書庫から取り出す。館内の OPAC で検索すると、「出庫する」を選択出来て、それを押すと自動で係の人のところに出てくる。先進的な仕組みだ。本郷の総合図書館の書庫は古く、狭い所にぎっしり本が並んでいて、入るとそれはそれで風情があるのだが、これも面白い。

午後は昨日の続きでひたすら書類を読む。途中、扉を叩く音がするから誰だと思うと、滞在中の @ が話をしに来てくれたのだった。これ幸いと彼の最近考えていることを教えてもらう。


Dec 7 22:23, Tokyo

今日は薄曇り、冷える。10度までしか上がらなかったらしい。

本郷に行って、大人しく用事。メールにいくつか返事をしたあとは、金曜の話を微修正。

その後はポスドク応募の書類をひたすら読んでいた。目が疲れて、帰宅。


Dec 6 22:11, Tokyo

木の葉も散りました。

今日も柏。風が強い。

一日中、大人しく金曜の話の準備。心の余裕が無く、昼のセミナーは欠席。人に話をする為に人の話を聞かないのでは本末転倒である気がするので、今後は気をつけたい。

雲ひとつないためか、夕方から急に気温が下がる。

帰りの筑波エクスプレスの中、ぼんやり座っていると、夕焼けを背景に黒々と富士が見えることに気付いた。

昨日の帰宅時は偶然最後尾で立って矢張ぼんやり外をみていた。明滅するランプの下、ほの暗い曲がったトンネルを高速で走って行く光景が近未来的で妙に印象に残った。


Dec 5 21:32, Tokyo

今日は娘は体調は戻ってきたものの、朝も寝る前もとても機嫌が悪かった。

こちらは大人しく柏にいって、パソコンの前に座って、金曜の話の準備。とりあえず一応書いたが、一時間の話にしては内容が少ない気もしないでもない。ずっと根を詰めてそれをやっていたので疲れた。

帰りはららぽーとまで歩くと近くの高校の学生さんの下校時間である。男子は長ズボンで暖かそうなのに、女子はスカートで足の肌が出ていて寒そうだ。首の辺りこそ暖かそうにしているが。いま奥さんに聞いたら当時の辛かった話を教えてくれた。

このように、歴史的経緯で決まっているだけの理不尽なことは沢山あるので、「伝統だから」「前例だから」というだけの理由の場合は反対すべきことには反対していきたい。


Dec 4 19:57, Tokyo

今日は案外暖かくなった。

娘の風邪は幸い軽いものだったようで、今朝からは随分元気になった。まだいつもほどの食欲は見せないが。奥さんも大事には至らず。


Dec 3 18:07, Tokyo

柏の銀杏も見頃です。

毎日良い天気。

昨日は朝 # と % 君とやっている話を考えていると面白くなってしまって、来週金曜の話の準備をほうりだしてそちらばかり考えた。

週末なのでららぽーとで和菓子を買って帰宅、とそこまではよかったが、家に向かっている途中で、娘が吐いたので病院に行ったと連絡がある。

幸い吐いたのはそのときだけで、その後は熱も出るものの、今の所それほどひどくないようだ。

というわけで今日は大人しく暮らす。奥さんもすこし調子が悪くなってきたようだ。というわけで、夕食のキャベツと鮭の鍋の料理は途中から僕が引き継いだ。


Dec 1 22:57, Tokyo

富士。

夜に雨が降ったらしい、木に残っていた枯葉が随分落ちた。朝は小雨の名残。今日は柏へ。

あちらでは # とすこし議論。その他の時間は大人しく来週の金曜の準備をするのに費やす。

夕方のバスの時間がどうもしっくり来ないので、最近は柏の葉の駅とキャンパスの間を往復とも歩いている。これまでは、朝は徒歩、帰りはバスだったのだが。まあ、他に運動をしていないから、それくらいしたほうが良いかも知れない。