金曜に奥さんの母方のおばあさまが亡くなったので、日曜から仙台までお葬式に行って、戻ってきたところだ。
日曜の朝は大雨。娘をベビーカーにいれて雨よけで覆い、僕らは傘をさしつつずぶ濡れになりながら最寄りの駅まで。東京駅は大混雑。娘にはパンを、自分たちには駅弁を買って新幹線に乗り込む。娘はパンを食べるうちに寝て、僕らは駅弁を開いて昼食。
幸い仙台は小雨。地下鉄で一駅乗って、ホテルまで行く。立命館ののぼりをもった、僕らよりすこし年上の方の大群がいたので何だろうと思っていたら、ちょうど駅伝をやっていたらしい。
ホテルについて、休憩した後は、タクシーにのって、すこし山のほうまで。キリスト教式なので、お別れの会とでもいうのだろうか。せんだっての結婚式でお会いした親戚の皆さんにまたお会いする。
戻ってきて、ホテルのイタリアンで夕食。娘はタリアテッレのミートソースと鯖の塩焼きをおいしく沢山食べた。奥さんは随分久し振りにちゃんとしたレストランに来たといっている。僕は久々にグラスワインを傾けた。
次の月曜日は一日天気雨が降ったり止んだり。
ホテルの朝食のバイキングでは、娘にいろいろ取ってきたのだが、結局ふりかけをかけたご飯ばかり食べていた。
雨が出掛ける頃ざっと降ってさっと上がる。タクシーに乗ると朝の空に虹が出ていた。神様がおばあさまの為に橋をかけてくださったのだろうという。告別式はプロテスタントなので日本語で賛美歌を歌う。
斎場は山の上で、紅葉がはじまっていて、青い空を半分埋める黒い雲が流れていく。
その後はお食事会。亡くなったおばあさんのひ孫は、二歳のうちの娘と、もうひとりのうまれて五ヶ月の子と。うちの子にはお子様ランチを用意してもらったのに、丁度昼寝の時間でずっと寝ていたのだった。
ホテルに戻ると夕方。僕は部屋でぐうたらしている間、奥さんが娘を近くのデパートの本屋に連れていって、NHK の「いないいないいばあ」の本、といってもボタンを押すと歌が流れるものを買ってくる。
こちらのお葬式のあとの食事はそのとき食べるだけでなくて夕食の分も持ちかえらせてくれるというしきたりらしく、夕食はそれをいただく。あとは早めに就寝。
今日はのんびり寝て、ホテルで朝食。娘は昨日のに加えてししゃもを食べた。
その後は「アンパンマンミュージアム」なるものが仙台駅近くにあったので、そこで娘をしばらく遊ばせる。アンパンマンの顔の形をしたあんパンが売っていたので買おうかと聞くと、顔を食べるのは可哀想だから買わないとのこと。
そこのうどん屋でうどんを食べさせてから駅に行く。ちょうど娘は昼寝、僕らは新幹線の中で駅弁、あとは僕らも寝た。
家に戻って、ほっと一息つく。「いないないばあ」の本を持たせておくと喜んでベビーカーにのっていてくれて、今日の移動中に思いがけず役に立った。
片づけも一段落して、僕は日記を先に書いてしまおうというところ。
今日は小雨がふったりやんだり。
午前中は娘を近くの公園に連れてゆく。雨が降りそうだからかいつもと違って他にあまり人がいないのでほぼ独り占め。ブランコのあとはすべり台にいったら、随分気に入ったのか、何度も何度も滑っていた。それで気持ちよく疲れたらしく、家に戻って昼を食べるとすぐ寝てしまった。
奥さんと僕も昼寝、その後ものんびり。図書館に行って絵本やら自分のための本を借りて戻ってくる。
今日は素敵な青い空。娘とは楽しく歩いて、影法師をつくって遊びながら保育園まで行く。いつもの倍ぐらい時間が掛かったが。
柏の葉では気持ちが良いので駅前のタリーズでカフェラテを買って、しばらくその前の大木の広場で本を開いて勉強する。ふと気が付くと隣でお母さんに連れられた小さい女の子が「ぽっぽ!」という。丁度僕の目の前の水場で鳩が水浴びをしていた。
さて、歩いて学校まで。学校では勉強の続き、また、推薦状を一通書くなど。
ちょうどキャンパスの一般公開の日だから沢山人がいる。昼食も生協は混んでいるだろうからと、ランチトラックに並んでキーマカレーを買ったが、これも随分の列だった。
また和菓子を買って帰宅。
今朝は良い天気。
娘が玄関で「きょうはママといく!」と絶叫し、奥さんが「私が連れていっても良いよ」という所を、これは僕の役目だから、といって意固地になって、無理に抱えて保育園まで行った。連れていく道中ずっと絶叫していたので、傍から見ると誘拐しているように見えたのではなかろうか。ちょっと娘に悪い事をした。家にかえって娘に今朝はごめんね、というとあっちを向いたままだったが、しばらくして許してくれたようで普通に遊んでくれた。
柏は素敵な秋の日、のんびり歩くと気持ちが良い。
研究室の数年後輩の弦理論屋の某君が深層学習の本を書いたというので購入。
また、弦理論をやっていた人のその後の進路にどんなものがあったのかと学生さんにしばしば聞かれるので、いろいろ特異なケースを並べたページを作った。
帰宅時の車中は買ったばかりの深層学習の本を読んでいる。気が付いたら家に居た。
今日も小雨。娘をベビーカーにのせて傘をささせて保育園に連れてゆく。
その後は柏へ。講義のために勉強。
午後は久し振りに $ 君と議論。
柏ではもう上がっていたので、傘を学校において帰途につくと、都心ではまだ小雨が降っていて弱った。頭に鞄をのせて帰ると問題ない程度だったけれど。
娘の風邪はそんなに悪くはなっていないようだ、遊ぶ様子はいつも通りの元気さだがあまり食欲が無い。夜は十時に寝た。
僕はといえば、先週土曜に喉がすこし痛く、日曜に鼻が出たが、月曜には治っていたものの、上記の通り娘がその後風邪を引いてそれがまたすこしうつったらしく、また喉がすこし痛い。
今日は晴れ。娘は風邪気味。奥さんと朝から娘を医者に連れていって、僕はその足で柏へ、奥さんはその後娘を保育園まで連れていって仕事へ。
学校では仕事のホームページを細かくいろいろと更新、また、群論の講義の為の準備を再開など。
午後はセミナーに一つ出席、その後は # とすこし議論。
最近は娘は寝る前に布団でその日のことやら昔のことなどをいろいろ話してくれるようになった。相槌をうっているうちに寝てくれるのだが、往々にして三十分ぐらい続く。今日は風邪気味だからか、案外すぐに寝た。
夜のうちに台風は過ぎて、久し振りに青い空が見える。娘とはゆっくり歩いて保育園まで。
一度家に戻って自転車で本郷に行こうとするが、自転車が無い。先週朝の小雨が止んだところに自転車で行って、夕方降られて学校に自転車をおいてきたらしい。
というわけで電車で学校に行く。行ってみると、午前は休講になったと案内が届いていて、講義はしなくてよくなった。構内は銀杏並木の下にまだ青い葉と橙色の実が一面に散っていて壮観である。
予想外に時間が取れたので、パソコンに向かって論文の原稿を弄る。この共同研究は二年ほど断続してやっているのであるが、いい加減ケリをつけないといけない。
図書館で一冊本を借りて、スーパーに寄って買い物をして帰る。
夕暮れ、東京の入り組んだ街の向こうに細い月が見えた。
今日は大雨。朝は娘を図書館まで連れてゆく。そろそろ昼食なので帰ろうとして、雨だからレインコートを着てくれ、というと、「いや。」という。じゃあ帰れないよ、というと、「いや。」という。どちらも嫌では埒があかない。十五分ほどの押し問答ののち、レインコートなしで外にでてみると流石に大雨でこれは駄目だと悟ったらしく、なんとか着せて家に戻る。
昼食、昼寝ののちは雨のなか投票に行く。買い物をして帰宅。
奥さんが夕食の準備中は、娘にテレビをみせる。テレビのアンテナケーブルが届いたのが早速役に立った。
夕食中は娘は遊んでしまって食べてくれず。我々が食べ終わってから、奥さんが食べさせようとするも、あいかわらず遊んでばかりなので、奥さんが痺れを切らして風呂に入ってしまった。そうすると「ままとおふろにはいりたかった」と絶叫。
一緒に風呂に入れればよいのではあるが、娘は足の小指の爪を痛めてから、湯船に入ると痛いと思い込んでおり、お湯に浸かって温もってくれない。最近寒くなってそれでは風呂場で寒いだろうから、奥さんが自分を洗い終わって娘を洗う時まで娘は僕と居間で遊んでいることにしているのである。今日はその間ずっと絶叫して泣いていたということ。
さて、奥さんが呼ぶので抱えて風呂場まで連れてゆこうとすると、途中で食卓を見て「ごはんたべる」と言い、急遽なぜか全部食べて、食後に蜜柑まで要求、そのあとようやく風呂に入ってくれた。
それならなぜはじめから食事をしてくれないか、と思うのであるが。
娘は十時すぎて就寝、その後、テレビのケーブルと一緒に Amazon Fire Stick なるものを買ったので、それで「四畳半神話体系」の第一話を奥さんと見た。
今日も一日小雨。
今朝は娘の左の小指の爪がついに剥がれた。ついに、というのは、手足口病はどうも手足の角質に悪影響を与えるらしく、しばらく爪の成長が止まり、また伸びはじめるため、それが徐々に先端に進んでくるところで、根元側から剥がれそうになっていたのである。爪が動くと痛がるので、いつも包帯で巻いていたのであるが、昨晩寝ている間にそれが取れてしまったせいで、ほとんど剥がれてしまった。あわてて以前も行った皮膚科に朝から奥さんが連れていって、綺麗に切ってもらう。
僕の場合は右手の中指の爪が同様に剥がれそうになっている。先月は両手の平の角質がぼろぼろになっていて、今は足の裏の角質が剥がれるのがようやく収まってきたところだ。
さて、娘と奥さんはその足でご実家に、僕も昼ご飯のあたりから出掛けて合流。午後はのんびりさせてもらって、夕食をいただいて、家に戻ってくる。
昨日は朝は案外の雨。娘を連れていくにも、ベビーカーにのせて雨よけを掛けないとどうしようもなかったのだが、そうしようとすると娘が絶叫して抵抗する。なんとかのせて保育園に押していく間も大泣きされて、悪い事をした。
学校では午前中はまずは健康診断。二年前の健康診断に寒い日に慌てて行って血圧を測ったら大変な値が出たので、今回は三十分前に会場の柏図書館に行って、座って本を読んで心を落ち着けてから行く。問題なかった。採血の担当の人が非常に巧く、雑談をはじめたなと思ったらもう血を抜き終わっていた。丁度隣が所長だったので、いろいろと雑談。
午後は $ のセミナー、その後は * と議論。彼との話はいい加減ケリをつけないといけないが、あまり僕が直接手をだすのは行けないと思って彼に任せている。
和菓子を買って帰宅。娘にただいま、というと、朝のせいか、「いや!」と言ってあっちを向かれてしまった。夜は疲れて日記を書かずに寝てしまう。
今日も小雨。娘はベビーカーにのせて傘を持ってもらうことにしたら、楽しく行ってくれた。
あちらでは午前中は $ と議論。昼食後は、? 君と久し振りに議論、一時間半ばかり。
帰りは雨だからバスに乗ろうかと思うと都合のいい時間のをのりすごしてしまったので、慌てて柏の葉の駅まで歩く。
家に戻るとテレビが届いた。ちょうど奥さんのご両親が娘と遊びに来ていらしたので、お義父さんに手伝っていただいて組み立て。しかしアンテナケーブルが付属していないのでテレビはみられないという残念な結果。
今どきケーブルがない家など想定していないということだろうか。しかし僕は大学に入るため江戸に下ってきてからずっと部屋にテレビは無かったからケーブルなど一本もないのだ。
それでも、家の無線 LAN には繋がって、Youtube は見られるという、不思議な時代だ。
娘は十一時すこし前に就寝。
今朝は久々に晴れ。また娘を抱えて保育園に行く。柏ではまたカフェラテを買ってそれを啜りながら学校まで歩く。
学校では研究会での自分の話が終わったらやろうと思っていた用事をいろいろとこなす。
夕方帰ろうと歩いていると、ちょうど学校に来る # と会ったので、道で数分議論。そうして帰宅。
さて、昨日ひとつ書きわすれていたこと。
風呂を沸かそうと自動湯沸かし器のボタンを押したつもりが、いつまでたっても沸かない。どうもボタンを押し忘れたかな、ともう一度ボタンを押した。しかし、奥さんが風呂に入ろうとすると、なんと栓が入っておらず湯船にお湯がない。どうも二回ともお湯を無駄に栓から流してしまったらしい。奥さんはシャワーだけ浴びて、その後僕のために栓をしてお湯をいれてくれたのだが、水と沸かすエネルギーと随分無駄にしてしまった。
また、今朝は行きしの電車で珍しくぐうすかねてしまった。学校では学生さんの誰だったかに「何だか随分疲れてるんじゃないですか」と言われた。
というわけでどうも疲れているようである。無理はしないようにしよう。
今朝も小雨。娘はベビーカーには乗りたがらず、「ぱぱだっこでいく!」というので、頑張って抱えて娘に傘を差してもらって行った。そうしてみると、肌寒い中、湯たんぽを抱えて歩いているようなもので、なかなか暖かかった。
その後は柏へ。朝は随分久し振りに柏の葉の駅前の珈琲屋でカフェラテを買って飲みながら研究所まで行く。
午後は十周年記念研究会で三十分話す。あいかわらず研究会で話す前は非常に神経質になって脈拍が上がってトイレが近くなる。なんとかならないかといつも思うのであるが何ともならない。まあ何回か笑いをとれたので良しとしようかと思う。
話を終えると家に帰る電車の時間が近くなっていたので慌てて帰途につく。
駅で切符を買っていると、うちと同じくらいの子連れの親御さんが、なんとか娘と家に帰ろうとしているが娘は駅に興味があって動かないようだ。親御さんが「先に帰っちゃうよ」といって帰る素振りをみせると、なんと娘はとてとてと改札まで歩いていってすり抜けて構内に入ってしまった。背が低いので自動改札機も反応すらしない。
そういえば以前バスに乗ったときこういうこともあった。保育園帰りの子供を連れた親御さんが、二人席の通路側ひとつが空いているからそこに座りなさいというと、「ひとが座ってるからやだ」という。座っていた人が「次で降りますから」といって降りて、無事親子は座るのだが、親がどうしてそういう我がままなこというの、と子は「我がままなこというよ!」と楽しそうだった。
どちらもうちの子もやりそうな話だ。今日は娘の様子は至極普通で、安心した。
今日も雨。朝保育園に娘を連れていくと先生方に渡すところで久々に泣かれた。
午前中は本郷で講義。講義では講義ノートに書いていなかった証明の概要を急に説明する気になったらおしまいで詰まった。また、後に学生さんに講義と関係はないが簡単な質問をされて、咄嗟に答えられず、これも良く無い。
第二食堂で昼食後、その上のホールでピアノの練習をすこしする。もう一台のピアノでは Kapustin のコンサート・エチュードを弾いている学生さんがおり、自分の練習はやめて聞きほれていた。
その後は溜まっていたメールにすこしずつ返事、など。
さて、家に戻る。娘はおおむね元気なのだが、どうもすこし調子がおかしい。普段は奥さんがお風呂に入っているあいだは僕と楽しく遊んでくれるところを、大声で泣き叫んだ。また、奥さんが先に寝てしまったらママ抱っこが良かった、とこれまた大声で泣き叫ぶ。まあどちらか片方なら最近も時々あったような気もするが、こうも連発すると、半年前かそれ以上前の母親の後追いがひどかったときのようだ。
今日も雨。朝は娘を久し振りに児童館に連れていく。雨の日曜だからか、これまでみたことのないぐらい親子連れがいて娘も僕も茫然とするが、まあ一応遊ぶ。
併設の普段は閑古鳥の泣いている食堂も、今日は満席で、びっくり。娘は昨日は家で作ったカレーはあまり食べなかったのに、食堂のお子様カレーはたらふく食べた。そうこうしていると、家で用事をしていた奥さんが合流、もういちど児童館で遊んでから家に戻る。
昼寝の後は図書館に連れてゆく。奥さんと娘を児童書のところにおいて、僕はふらふら本をみていると、パパはどこにいったのかと娘が探しに来て、僕が丁度文庫クセジュをみていたところで同様にいろいろとひっぱり出しはじめて、二歳児とテーマとの取り合わせが珍妙でおもしろかった。「唯物論」を借りるといって聞かなかったが、僕は哲学には興味が無いのでそれではなくて「マニ教」を借りてきた。
昼寝が長かったので、夜はなかなか寝てくれず。
今朝は奥さんは娘を連れて街まで七五三の為のかんざしを求めに行く。
僕はその間、食卓の下のカーペットを替える。これまでは僕が日本に戻ってきて柏に住んだときにニトリで買ったカーペットを使っていたのだが、何年も経ったのと、最近は娘がいろいろこぼすのとで、そろそろ替え時だったのだ。奥さんがニトリで全く同じものが売っていることに気が付いたので、それを注文してあった。替えてみると随分毛足も長く、上を歩いた時も随分気持ちが良い。
昼食、昼寝、娘は午後はインフルエンザの予防注射。その後は皆で買い物。
娘は予防注射でだるかったのか、夕食の食があまり進まず。普段より随分長くかかった。
今日は小雨、昨日より十度気温が下がった。薄いコートを羽織ってゆく。
娘を保育園につれていって、僕は柏へ。
昨日の方針にしたがって、以前の講演を手直しして来週の講演のスライドを作る。さらに別のいつだかの講演で使ったはずの絵をいれようと探してみるが、そもそもどの講演だったかが思い出せず、結局描き直した。
また、柏図書館で中公新書の「物語 カタルーニャの歴史」を借りる。後でぱらぱらめくってみると、どうも以前読んだ気もするが、さて。
帰る前に研究所の電子ピアノで少し練習をした。
今日は普通にベビーカーで保育園まで連れていった。朝はパンツだったので保育園でオムツに変えようとするとしばらく抵抗されるが何とかこなす。
さて、柏へ。来週の自分の講演の準備をするが筆が進まず。
昼食後は滞在中の # の興味深いセミナー。
その後も講演の原稿を書きあぐねる。研究所の十周年記念研究会で、聴衆は各分野の研究者であるとは言え、僕と同じ分野を研究しているわけではない人達にむけて話さないといけないから難しいのだ。
どうにもならないので早めに学校を出て、駅まで歩きながら、またわざわざ鈍行にのって、考えを練る。
結局一年半ほど前にやった講演を使い回すのが良いのではないかという結論に達した。あの講演は非常に内密で、聴衆は数人だったはずだから、使い回しても問題はない気がする。
途中和菓子を買って帰宅。
今朝は家を出る時に奥さんに娘をベビーカーに載せてもらった。しかし半分ぐらいまで行った所で「ぱぱだっこ」というので残りは娘をベビーカーから降ろして抱えて連れていった。
その後は柏へ。移動中はパソコンを開いて昨日の計算ノートをタイプする。
あちらではまず推薦状を何通か書く。
昼食後しばらくしてまたすこし時間ができたので、計算ノートをさらにタイプし、ひと通りおわった。
帰り道に図書館に寄って一冊本を借りてくる。羽田「モスクが語るイスラム史」。まだ読みはじめたところだが、面白そうだ。
今日は久し振りに娘を保育園に連れていく。はじめはベビーカーの横をとてとてと歩いてくれたのだが、抱っこ!という。面倒なので、お願いだからベビーカーに乗ってくれと数分説得を試みるものの、大泣きされて、結局抱えて保育園まで行く。
保育園では園長先生にしばらく体調悪かったようですけど大丈夫ですか? と声を掛けられ、保護者の状況まですべて把握していてなんと偉いひとだと思った。娘はこの数週間で随分慣れたらしく、教室に入ると泣かずに普通に遊びはじめた。
さて、柏へ。レンタサイクルを借りる。
あちらでは、締切の近い推薦状を数通書くなどいろいろすべきことはあるものの、すべて放り出して、昨晩の計算の続きをする。一日がんばると、まあほぼ望みの結果が出た気がする。
というわけで家に戻る。娘と遊んでいると娘がげっぷをした。と思ったら、「そしてげっぷがでた!」と楽しそうに言う。最近は「そして」やら「さすが」やら接続詞を使うのが楽しいのかもしれない。
今日も休日。
奥さんのご両親がいらっしゃって、朝は娘を連れ出してくださる。その間、長らく使っておらず、ぬいぐるみ置きと化していたベビーベッドを片づける。部屋が広くなった。
昼は皆でイタリア料理屋に行く。
その後は、僕だけ家に残してくれて皆さん出掛けたので、やりたかった簡単なはずの計算をはじめる。場の理論側はまあよいが、重力側は長らくやっていないので混乱していると、娘と奥さんが帰ってきた。
夕食後も娘は大はしゃぎ、奥さんが苦労して寝かせる。寝静まってから、計算を再開するが、もう頭が働かず。これぐらい、すっと、計算できればよいのだが...
今日は何もない休日。結婚式で頂いてきた花が沢山食卓に飾ってあって綺麗だ。
朝は娘とふたりで植物園に行く。25度を超えたとかで案外暑い。まだミンミンが一匹ツクツクが数匹鳴いていたのも驚いた。
家に戻って、昼食のあとは、皆で昼寝。夕方は皆でスーパーまで買い物。ちょうど売っていたので夕食は秋刀魚の塩焼き。
最近は娘は寝る前は奥さんが座って抱かないと寝ないのだが、今日は僕がやってみようと思って、奥さんと僕とが布団を入れ替えて、「さあ、僕がママだよ、おいで」と言ってみた。すると、娘は「さすがにそれはパパだよ〜」と言う。どこで「さすがに」とかいう言葉を覚えてきたのだろう。
今朝は小雨、東京に出て来ていたうちの母が数時間娘と遊びに来た。
母を送った後の午後は、奥さんの弟さんの結婚式。予定では奥さんだけ先に行き、僕は娘が昼寝から起きた時点で連れていって合流する予定だったのだが、奥さんが出発しようとしたときに娘が目を覚まして、結局皆で一緒に行くことに。
昼寝が短かったためか、あちらではしばらく娘はぐずぐずいっており、式は新婦の入場、新郎新婦の退場以外は退席していたのだけれど、夕方からは目も覚めて、披露宴の間は娘も楽しくすごしていたようだ。娘は周りにあわせて拍手ができるようになった。
娘が遊べる場所を用意していただいていたのもとても助かった。新婦のお兄さんが音楽家で、その友人たちによる演奏もあり、和気靄々として素敵だった。
家に帰っても娘は大興奮、なかなか眠れず、十一時ごろ大泣きしながら就寝。数日前から娘は風邪気味だったのだけれど、なんとか、今日までこなした。
昨日誕生日ということで奥さんのご両親から木で出来たパズルをもらった。これがなかなか難しい。随分時間をつかって出来なかったから、結局プログラムを書いて解いた。
今日はまた本郷へ行く。考え事やら、原稿を弄るやら、事務的なメールのやりとりをするやら、いろいろ並列でやる。
朝は自転車で行ったが夕方から雨、仕方がないので公共交通機関で帰る。
今日ものんびりと柏へ。気持ちがよい気候なので行きは柏の葉の駅から学校まで歩いてみる。
あちらでは考え事、昼は $ さんの文献紹介。
その後もしばらく考え事、お茶の時間は # 君と ? 君とすこしだけ議論をした。面白い方向性かもしれない。
帰りの電車で + と一緒になったので雑談しながら途中まで帰る。
今日はようやく柏まで行ってみた。
あちらではぼんやり本を読んで勉強したり、講義の資料集めに研究所の図書室には無い本が見たかったので柏図書館に二度ほど出向いたり。
キャンパスのあたりは随分木の葉が黄色くなっていて、風も涼しく、草むらでは虫も鳴き、すっかり秋。都心とは大違いだ。都心でも桜の葉は随分黄色くなり散ってきてはいるが。
家に戻ると、娘を保育園から奥さんが連れて帰ってきた後月見団子を一緒につくっていたのが出来上がった所だった。奥さんのご両親もいらしていて、皆で食べる。生憎そのころは曇っていて、そもそも東の空はみえないから、月は見えなかったが、今は雲が晴れて十五夜が綺麗だ。
さて、講義の資料集めの件であるが、ヴォイジャー探査機が Golay 符号を通信に使ったという話の典拠を知りたかったのだ。埒があかないので、Facebook で聞いてみると、数学者の知りあいがすぐに見つけてくれた。
どうやって見つけたのかと聞くと、僕がグーグルで使っていた検索語に site:nasa.gov と追加しただけだとか。site: は僕も良く使う機能だが、NASA 自体のウェブサイトにいくらでも技術資料がおいてあるということに考えが至らなかった。
これもまた、「グーグルの出来ない大学教員」という話だった。人の振りみて我が振り直せ、である。
今日は朝はしばらく家にいて仕事のメールにいくつか返事をする。
その後ゆっくり出発、まだ体調が完全でなく、柏まで行くのは億劫なので本郷に行く。第二食堂で昼食にしてから、素研で長らく借りている机で用事を開始する。
とりあえず推薦状を三通なんとかする。その後は講義ノートの続きを書く。
そうすると夕方になるので、自転車にのって帰宅。途中、家で必要なものを買って帰る。
今日は娘は保育園でゆっくり寝たらしく、十時半になるまで寝ず。
さて、少し前に、某大学の高等教育研究なんとかかんとか、なるところから、封書で長いアンケートが届いた。教員および大学院生の状況についてということで、返信用封筒までついているが、これに手書きで回答したものを手作業で集計するのか、この 2017 年に、と思って茫然とする。
ご意見はこちらの電子メールアドレスへ、とあったので、我慢出来ずに、なぜウェブでアンケートをしなかったのか、と聞いたらば、長いアンケートなので、途中で中断しても再開できるようにしないといけないが、それは難しそうだと思ったから、と返事がある。
そこで、グーグルで「アンケート 中断可能 保存」とすると、沢山そういうサービスを提供している会社がみつかった。すぐにあちらに返信して、教えてみると、随分びっくりしていて、今度はそれを使ってみたい、という。
「グーグル検索を知らない大学教員」という話だった。
今朝は娘は奥さんに保育園に連れていってもらって、僕は二限の講義。
はじめるまでは相変わらず緊張して、体が冷えて薄いセーターを着ていたのだが、話はじめてしばらくすると脳内麻薬がでて元気になってセーターも脱いだ。お陰でその後の一日も機嫌よくすごせた。
第二食堂で遅めの昼食、に行こうとすると丁度今日から産休空けで復帰なさった方とすれ違った。うちと同様、次の四月から公立の保育園にいれるためには、半年前からなんとか仕事に復帰して加点しないといけないということらしい。
その後はその上の階のピアノですこし練習。三味線の練習をしているひとがいた。
あとは真面目に講義ノートのつづきを書く。
図書館に寄って本を返して、適当に一冊借りて、スーパーに寄って頼まれた豚肉、鶏肉、鮭を買って帰る。
土曜は午前中から奥さんと娘はご実家へ、僕は家でうどんを作って食べてから午後三時頃合流。あちらでぐうたらさせてもらい、一泊する。
今日の午前中は奥さんは久し振りに髪を切りにいった。こういう機会でもないと娘と夫の世話で行けないのである。その間、祖父母と僕で娘と遊ぶ。
昼過ぎに三人で家に戻ってくる。僕の体調はまあぼちぼち良くなってきたというところか、しばらくあまり動いていないからご実家から戻ってくるだけで少々疲れたが。日々娘を保育園に連れていって、柏でも駅と大学の片道は歩いているのは最低限の運動にはなっていたようだ。