Mar 31 00:04, Tokyo

柏の葉高校脇の桜並木です。川の堤が菜の花で満開です

朝はいつものように娘を保育園につれてゆく。保育園も今日で一年目がおしまい、先生方にはお世話になった。同級生とその親御さんとも徐々に親しくなった。今朝は途中の道で自然に三組集まって、子供達は追いかけっこをしながら園まで行った。

さて、柏ではいろいろと用事をする。昼ご飯は六人で馬鹿話をした昨日とは打って変わって僕と # だけ、そのかわり食事中も弦理論の話をする。

午後は新学期からの新院生のための教員の自己紹介を一時間ほど。

夕方は電車のなかで文献を調べて考え事をしながら帰宅。保育園では置いてある荷物を今の教室から隣の教室に移す。娘を拾ってのんびり家に戻る。


Mar 29 23:09, Tokyo

山梨も咲きました。柏の葉公園の桜並木。

昨晩は寝る前にコーヒー味のアイスクリームを食べたら、案外きちんとカフェインが入っていたらしく、二時まで眠れず。朝は眠かった。

それは兎も角、娘を保育園につれていって、自分も学校へ。

学校では、昨日に引き続き原稿を書く。まだ既存の結果のレビューを書いているだけだが、きちんと理解していなかった小さな箇所に幾つも行き当たって、なかなか勉強になる。

昼食は皆で久し振りにキャンパスの反対側の隅にある寿司屋に行った。春の風に吹かれて、萌えはじめた木々を眺めながらの食事は悪くない。

すこしはやめに学校を出て、柏の葉公園をぼんやり歩きながら駅まで戻る。桜が満開だ。

娘を拾って、帰宅。


Mar 28 23:27, Tokyo

駅前広場の桜。

今日も今日とて娘を保育園に、そうして学校へ。

学校では一日パソコンに向かって、論文の原稿を書き始めた。娘のお迎えは奥さんのご両親に頼んだので、すこし遅くまで頑張ってみる。

娘は今日は遠足だったようで、心地よい疲労のせいか、九時半には寝てしまった。

さて、原稿に集中していて、今日の新着論文を arXiv で確認するのを忘れていたので、いま確認した。友人三人から半年ぐらい前から存在を聞いていた論文がとうとう出ていた。これは書きはじめた原稿とも関連するので、しっかり読みたい。


Mar 27 22:22, Tokyo

山梨のつぼみも咲かんばかりです。馬酔木の花。

今朝は娘は何だか母親から離れたがらなかったが、何とか保育園まで連れてゆく。都心の桜は、ちらほらと散りはじめた。昨日かきわすれたが、柏の桜は週末の間に急に開いたようで、昨日六分咲き、今日は八分咲きといったところか。

学校では、いろいろとメールを書く。また、考え事。原稿をすこしだけ書く。など。

そうこうしていると、部屋に * 君が来て、少々議論。

帰り道も柏の桜を嘆賞しながら歩く。ららぽーとの本屋で一冊本を購入して、電車ではそれを読む。

娘を拾って帰宅。

さて、保育園では子供たちのアルバムをつくっていて、先週そのなかから選んで注文出来た。今日、刷り上がったのを貰って帰ってきたのだけれど、奥さんに見せると、何と、自分の娘でない写真が一枚混じっているという。上着がそっくりだったので間違えたようだが、今後は保育園に迎えに行く際に、他の子を連れて帰らないように気をつけないといけない。


Mar 26 23:34, Tokyo

美しいのは桜だけではありません。大学近くの桜の大木。

今日は娘を保育園に連れて行き、柏へ。

柏では引き続き勉強に時間を費やす。あとは # 君とすこしだけ議論、など。

娘を拾って帰宅。


Mar 25 23:46, Tokyo

植物園の桜。光と影。

今朝は娘と奥さんのご両親とで植物園に花見に行った。

現地で集合にしようと思うと、「じいじばあばを迎えに行く!」と言って聞かないのでまず合流してから行ったり、そもそも合流してから植物園に向かう途上でも「じいじばあばの家に行く!」と言って聞かないのをなだめるのが大変だったりしたが、植物園についてみれば案外楽しそうにしていた。それでも、九分咲きの桜並木にはあまり興味を示さず、足下の小さい草花をみて喜んでいた。桜には、大木の枝が垂れて花に自分の指で触れるようになっているときのみ興味を示す。

自分の手に届かぬものに無理に思いを致さず、自分の手に届くものに心を動かすべき、ということかも知れない。

軽く昼食を摂って植物園を出ると、「じいじばあばの家に行く!」がまた始まったので、連れて行ってもらって、僕は自分の家に戻った。

娘が帰ってくるまで、静かな時間が流れる。久し振りにピアノをすこし弾いてみた。


Mar 24 22:32, Tokyo

今朝は六時半に起きて早速大騒ぎの娘を奥さんが面倒を見ている間、僕は九時頃までぐうたら寝る。

さっと朝食後、今度は僕が娘を連れてすこし離れた児童館まで連れてゆく。途中にところどころある桜の花の綺麗なこと。あちらに着くと十時頃。

しばらく娘と遊ぶ、僕も面白くなって砂場で大きな山を作ってしまった。

あちらで昼食後、ぐっすり寝てしまった娘をなんとかベビーカーに乗せて、帰途に。しかし寝やすいようにと思って背もたれの傾きを緩くしたのが悪くて目がぱっちり覚めてしまった。あとは家まで追いかけっこして帰る。

家では奥さんと三人でまた昼寝。

娘は遊び疲れたのか、夜は九時過ぎにすっと眠ってしまった。


Mar 24 00:11, Tokyo

萌え出づる木々の葉。駅前の植え込みにて。

今日は娘を保育園に連れて行って、柏へ行く。

柏の葉の駅から大学まで歩く。青空に雲が流れる。草むらはオオイヌノフグリの青い可愛らしい花が咲き乱れて絨毯のよう。桜はまだ枝に一輪二輪咲くか咲かないかというところで、もう八分咲きの都心とは随分違いがある。

学校では勉強をする、原稿を少々弄る、* 君とすこし議論する、など。

帰り道、春風に吹かれながら大学近くののバス停でバスを待っていると、北欧から大学の見学に来たらしき高校生か大学生ぐらいの集団と、引率の先生らしき人が居る。五分ほど遅れてやってきたバスは生憎かなり混雑していた。東京の通勤ラッシュの間隔からすると、彼ら彼女らも乗れなくはないぐらいではあったが、引率の先生は「こりゃあかなり混んでいる、無理に乗っても迷惑だろうし、気候もいいから、歩いて行こう」と言って、皆を引き連れて乗らずに歩いて行った。気持ちの良い態度の人達だった。

娘を保育園で拾って帰宅。


Mar 22 23:01, Tokyo

今朝は娘もほぼ快復していたので、保育園に連れて行く準備は全部したのであるが、どうもいつものようにとび跳ねておらず、寝転がってだるそうなので、もう一日休ませることにする。

僕は午前中は休むことにして、奥さんは仕事に行く。三十分ぐらい娘は寂しがって泣くが、その後は元気に遊ぶ。

昨日の夕食の残りを温めて娘に昼を食べさせたあたりで、奥さんのご両親がいらした。娘を渡して、僕は本郷まで自転車で行く。

学校についてみると、卒業式をやっているらしく、みな正装して来ている。僕が学生の頃はこんなガウンは着ていなかったので、ここ十五年ほどの伝統であろう。

すこし前に借りたマルク・ブロックの「王の奇跡」を読んだので、総合図書館に返却、何を次は借りようか悩むが、同じ著者の「封建社会」を借りてきた。こんな専門書なのに、岩波版とみすず書房版と別個の訳が出ている。みすず版のほうは書庫にしか無いので、岩波版を借りてくる。

あとはしばらくパソコンに向かって、ひと月ほど前だったかに数日移動中に考えたが何処にも書いていなかったことをタイプしておく。案外忘れていて弱った。

夕方に家に戻ったら、娘は十五分しか昼寝をしなかったらしく、ひどい機嫌。外に散歩に連れ出して、仕事帰りの奥さんを駅まで迎えにいったら機嫌が良くなった。

夜は奥さんのご両親と一緒に夕食、娘は興奮したのか眠くなったのにうまく眠れずちょっと困った、数ヶ月前に戻ったような感じだ。それでも十時まえには就寝。


Mar 22 00:03, Tokyo

今日は雨が降り続く、寒い。昼間は三度まで気温がさがったらしい。

昨晩娘が何度か起きたので、僕は朝はなかなか起きられず、奥さんに娘の世話をしばらく任せてしまった。幸い娘の風邪はそんなにひどくないらしく、僕が起きるとクッキーをつくって型を抜いているところ。クッキーが焼き上がって、ひとつずつ皆でかじったところで、僕は娘を一時間ほど図書館に連れていって絵本を見せた。

その間奥さんはお昼のうどんの準備、戻ってきて食事、その後は数時間三人で昼寝。

夕方からは奥さんのご両親に来ていただいて、娘と遊んでもらう。どうも僕らが寝ている間しばらく雨が雪に変わったらしい。

娘はその後も普段より元気は無いが、風邪は良くなっては来ているようだ。午後は鼻を噛まなくてよかった。十時すぎ就寝。


Mar 20 23:59, Tokyo

今日は小雨、十度まで上がらず、冬が戻ってきたようだ。それでも都心の桜は少しずつ咲く。

娘はちょっと鼻と咳が出るが、平熱であるし、休ませるほどでもないと思って、保育園に連れてゆく。

あとは昨日に引き続き考え事。符号の問題もあるけれども、もっと概念的な問題である気がしてきた。

あとは昨日に引き続き # と ! と議論。

その後は @ 君とすこし議論。

娘を迎えに行って、帰宅。鼻と咳はひどくなる。夕食後はすこし微熱もあるようだ。眠いのか九時頃寝てしまった。


Mar 20 00:10, Tokyo

今日は月曜日。朝、「桜が咲いてきたね」と奥さんが娘にいうと、「桜が咲き過ぎで保育園にいけないね〜」と返す娘。しかし玄関を出ると走って楽しく娘は保育園まで行った。

僕は柏まで行く。十日ぐらい前から考えている件は、あとは符号を決定するだけになったので、今日はそれを何とか間接的に決められないかと一日真剣に考えてみるが、駄目だ。しかし直接真面目に計算するのは面倒だ。

あとは # と ! と議論。

駒場の数学科から取り寄せた本も届いたので受け取る。

娘のお迎えは義両親が行ってくださったので、僕は大学に少々遅くまで居た。夕暮れを駅まで歩く、流石に柏はまだ桜は咲いていない、が、つぼみは膨らんで今にも開きそうだ。駅についたら歩いて暑かったので、コンビニでアイスコーヒーを買ってみたら、さすがにこれは季節がまだ早かったようで、ちょっと冷たかった。

家に戻って、夕食後、借りた数学の本を開いて序文を読みはじめる。第一版が出たのが 1989 で、丁度今年の二月に第二版が出たらしい。序文の二頁目に赤ん坊の顔の可愛い写真が載っている、どうも著者のお孫さんらしい。この本はこの子に献呈すると書いてある。


Mar 18 23:19, Tokyo

今年はもう桜がほころび始めた。

朝に奥さんのご両親がいらして、娘を連れ出してくださる。僕と奥さんはすこし家の片づけなど、しかし概ねのんびりする。昼は外に食べに行く。

四時頃両親に連れられて娘が戻ってくる。楽しくてはしゃいだらしく、昼寝は三十分しかしていないとか。家でしばらく遊んでいてもご機嫌が乱高下してこちらも弱ったので、夕暮れの街をベビーカーに乗せて散歩に出掛けた。薄暮の中、早春の風を受けて、娘も気分がよくなったようだ。

昼寝が短かったため、娘は九時には寝て、のどかな時間がやってきた。


Mar 17 23:57, Tokyo

昨日は小雨。朝はぱらつきはじめたところで、娘にだけ傘を持たせていったら、すこしく降り始めて弱った。保育園には毎朝小さいゴミ袋をもっていくから、それを自分の頭の上に載せてゆく。娘を保育園に置いて、一度家に戻って自分の傘を取ってから柏へ向かう。

柏では昼は = 君のセミナーに出る、その他は先週からの件について文献を引き続き調べる、等。一番必要そうな文献は生憎駒場の数学科図書館にしかないので、取り寄せることにした。

娘を迎えに行って、帰宅。またぱらつく程度だったから、娘にだけ傘を差させようとすると、僕の大きい青い傘を差すという。まあいいか、と、歩いていると、すこしく降り始めたので、僕は娘のピンクの傘を差した。

夜は一週間の疲れがたまっていたのか、日記を書くのを忘れて早めに寝た。

今日は晴れ。朝は娘とあたりの公園に遊びに行く。昼食後は昼寝。

夕方は三人で近くに遊びにゆく、と、思いがけず保育園での娘の同級生とそのご家族に会った。公立の保育園で、皆そんなに遠くでなく住んでいるはずだけれど、こうやって休日に顔を合わせるのは滅多に無い。

十時半ころ娘が寝た。丸一日相手をしていると案外大変だ。気分転換に論文を読もうとする。


Mar 16 00:16, Tokyo

今日もあたたかい。木々の芽も急に膨らんできた。

いつも通り娘を保育園につれていって、僕は学校へ行く。今日は学校では大人しく昨日の計算を原稿にタイプしていた。詳細を確認しながらのんびりやっていると予想外に時間が掛かって、一日使ってしまった。

最近うちの研究所の所属になったポスドクの $ はイラン人なので、昼食時やお茶の時間などに、いろいろとお国の話を聞く。あちらで現今通常に使われている暦は紀元一年こそムハンマドの聖遷にあわせてあるがイスラム暦とは異なり太陽暦で、各月の名前はゾロアスター教以来のものなのだとか。イスラム革命以前のパフラヴィー時代には、基本的に同じ暦だが、紀元一年はアケメネス朝ペルシャの元年にずらしてあったそうで、まあ日本の戦前の皇紀みたいなものだ。イスラム革命の際には紀元一年こそ元に戻したものの、ゾロアスター教以来の月の名前は変えなかったらしい。ミスラとかウォフ・マナフとか、平然と神々の名前が月の名前に残っているのは、アヤトラの皆さんには大丈夫なのか、と $ に聞いてみると、まあ主神のアフラ・マツダは名前に残ってないからいいんじゃないの、と言っていたが、さて。

今晩は久々に娘が良く泣いて弱った。いつも通り10時過ぎには寝たが、少々疲れた。


Mar 14 23:28, Tokyo

雪柳です。

今日は二十度を超えて暖かい。

娘を保育園に連れて行く。今日は荷物一式を自分で持つと言って聞かない。かさばるが、重いものではないので、まあ持たせてのんびり行くと、あちらに着くまでに同じクラスの二家族に抜かれた。

途中、雪柳の花が白く咲きはじめたのをみて、娘が「これはだっこじゃなくてもさわれるね、○○ちゃんのために咲いているのかな」と言う。無茶苦茶ではあるが、自分の娘が言っているのを聞くには可愛い理屈だ。

さて、柏では地球の裏側から戻ってきた原稿を眺めていると、一ヶ所、論文の本題には関係ないが、数学的に計算しきっていなかった点が解決出来ることに気付いて、一日をそれに使った。

その他、? 君とちょっと議論をする、# 君に上記計算の概要を説明する、等。

花屋に寄って帰宅。陽気な白髪の老夫婦がやってらっしゃる所だ。おばあさんがおじいさんを指さしながら「あれ、ホワイトデーですか。そこの人は何もまだお返しをくれないんですよ」と言う。「お花屋さんをなさっていると花束を渡すわけにはいかないですね」「お菓子でいいんだけどねぇ」

その会話の前に、僕はおじいさんに「そこのピンクのを三つください」と言ったら「あれ、子供みたいなことを言うねぇ。こういうのは一本、二本、三本、って数えるんだよ、知ってた?」と言われたのだった。確かに娘と話してばかりで言葉も幼くなっているかも知れない。


Mar 13 23:08, Tokyo

春です。

今日も娘を保育園に連れていって、柏へ向かう。ここ数日少々風邪気味だったがほぼ治った。今回は家族で僕だけかかっていたから、情けないことだ。

柏では少しずつ原稿を弄る、など。

金曜に日記に書かなかったが、その日の昼食はいつも陽気な * がおらず、人数も少なく、僕と @ と # と、弦理論の中でも超対称局所化の専門家三人しかいなかったものだから、議論が弾んだ。そこで僕の以前からの疑問を話して見ると、@ と # が乗り気になってくれたようである。というわけで、今日も少々議論をする。

また、= 君とも議論をすこし。

行き帰りに歩くのが気持ちの良い季節になった。今日は奥さんに娘を迎えに行ってもらった。家のすぐ近くで会う。


Mar 12 22:24, Tokyo

花大根の群落。

今日はどうも喉の調子が悪い。朝は娘を保育園につれていって、本郷に行く。

本郷では * 先生に来ていただいていろいろ教えていただいた。

夕方は = 君に、大昔僕が管理していた本郷の素研のセミナー管理ウェブページの構造を説明する。あれは僕の担当になった時点で、二十年まえから幾人もの手が加わって出来ているスパゲッティコードになっていて、どうしようもないのである。しかし、その分、過去二十年間のセミナーが少なくとも講演者と題目は全て保存されているのは、他の研究室には無いところだと思う。

古本屋でまたつい一冊本を買って、娘を保育園に迎えに行って、帰宅。


Mar 11 22:39, Tokyo

今朝は奥さんと娘が歯科検診に行った。娘は自分の口を触られた時は特に泣かなかったらしいが、自分のが終わって奥さんの口を先生が触っているのをみて泣いてしまったらしく、僕が迎えに行って抱えて連れ出す。

歯科医の外で娘をあやしていると、通りがかった老婦人が暇らしく僕に話をしてくれる。なんでも、お孫さんが就職が決まってこの四月から社会人らしいが、とすると、この老婦人はお幾つなのだろうか、そんなお年には見えなかったけれど。

昼食後は三人で昼寝。夕方は奥さんのご両親もいらして、賑やかな夕食。

最近は娘は野菜もすこしずつ食べるようになって、夜寝る時間もほぼ一定して、二ヶ月前とは大違いである。


Mar 10 23:51, Tokyo

今日は娘は一日奥さんのご両親に預かってもらって、部屋の改造。というのは、窓からの冷気がこの冬酷かったので、二重窓にしたのである。

勿論僕自身にはそんな現実的なことは計画できないが、奥さんは可能で、プラスチックのサッシやらポリカーボネートの中空ボードやらが事前に注文して家に届いてあって、僕は言われた通りに切ったり取り付けたりするだけ。

完成像は奥さんの心のなかにしかなかったので、途中僕は一体どこがどうなるのか判っていなかったのだが、組み立ててみて、なるほどこういうものを作る予定だったのか、と、納得した。

もともとは、もっと早くするつもりだったが、いろいろな都合で遅れて、もうほぼ春になってからになった。まあ、次の冬には役立つだろう。


Mar 9 23:38, Tokyo

今朝は起きると大雨があがったところ、出掛ける頃にはあがって、娘はまたベビーカーに乗るというので載せて保育園に行く。

のったバスは何故かひどく混んでいて、あれよあれよという間に立錐の余地もなくなり、次のバスが追いついて後ろに控える始末。朝こういうことになったのははじめてだ。

柏の葉の遊水池はまた側道が溢れた水に浸かっている。

学校では、昨日思いだした十年来の懸案に関連して文献を調べるなどする。また、? 君に相談もしてみる。詳細は詰めないといけないが、おそらく出来ていると思われる。

あとは # と少しだけ議論。

娘を迎えて帰宅。保育園には門限ぎりぎりに行ったら、沢山他の親御さんも迎えに来ていてごった返していた。普段は十五分ほど早く行くが、そのときはこれほど混まない。

娘をベビーカーにのせようとすると、ベルトのロックを自分でするというので、やらせているとなかなか出来ない。僕が助けを出そうとすると手を払いのけて拒否する。結局五分ぐらい掛かった。本人にとっては面白いパズルといったところだろう。


Mar 8 23:04, Tokyo

雨に濡れる枝垂れ梅。

今日は霧のような小雨が降り続く、気温も六度までしか上がらず。傘を差した娘を抱えて保育園まで連れてゆく。

ららぽーとの喫茶店のポイントカードが溜まったのを思い出したので、朝はそこで黒糖ミルク珈琲をのんびり飲みながら論文を読んでから学校まで歩いた。

学校では文献管理ソフトをもうすこし弄る。とりあえず .bib の中の未出版論文が出版されたかどうかを確認してデータを更新出来るようになった。

あとは論文の原稿を弄る、* 君と少しだけ議論、? 君とも少しだけ議論。

保育園に迎えに行くと、楽しく遊んでいて、まだ帰りたくないという。四月のずっと泣いていたのからは随分成長した。急がないので、ぼんやりしばらく待っていたのだが、一向に来る気配がない。娘に「替わりに他の子を連れて帰っちゃうよ」と言うと、慌てて僕の所に来た。

研究上では、昔からの疑問がようやく解決しそうな気がしてきた。日記を辿ると10年前の1月4日に % 先生に質問してみたという記述がある。それより少なくとも数年前から時折考えていたはずだが、さて。


Mar 7 23:19, Tokyo

今朝は珍しくベビーカーで保育園に行きたいというので載せて行った。

そうして柏へ。あちらでは久々に自作の論文管理ソフトをすこし弄る。

午後は # と議論。その後は、突如生じた非学問上の事態に対処すべく所長と話をするなどする。

というわけでいつもより一時間ほど遅く帰宅。


Mar 6 23:33, Tokyo

今日も娘を保育園に連れて行って、本郷まで歩く。

あちらでは昨日にひきつづき * の講義に出席、丁寧な進め方で、お陰で内容の概要がわかった気がする。

* のいる南アフリカでは、科学の中でも電波天文学に重点を置くことに政府が決めたらしく、良いポスドクを招く為にその分野だけ給与を倍にして、さらに税法の特例をつくってポスドクは倍にする前の給与の税率が適用されるようになった為、手取りが常勤の教員より良くなったと言っていた。

また * から聞いた話によると、@ 先生はある日お孫さんをあやしていて、以前 = のセミナーで出て来たメロン型のファインマン図と、SYK 模型の解で出てくるメロン型のファインマン図が同じであることに思い至り、* にこういう関係があるが不思議だ、= の論文を読もう、とメールを出したそうである。すると、次の日には = の論文は読みにくい、ノートを書いたからこれを読んでくれ、とメールが来て、数日してそれが論文 として出たそうな。

その後は % 君と議論の続き、その後はパソコンに向かって論文の原稿を書く。

ちょっと家に戻るのが遅くなったと思ったが、丁度家の前で保育園から戻る奥さんと娘と巡り合った。


Mar 5 21:54, Tokyo

今朝は娘を保育園に連れて行って、本郷へ。

というのは、今日明日と * が SYK 模型について講義をしてくれるから。今日は三時間。興味深く聞く。

その他は % 君と議論、途中から = が来てくれて、三人で夕方まで議論する。

夕方は風雨が強い。 = は本郷に来たのははじめてだったので、彼を上野まで送って、僕は家に戻る。

娘は雨の強くなる前に奥さんが連れて帰ってくれた。そうして娘は先ほど寝たところ。


Mar 4 23:05, Tokyo

今日は娘は僕の両親に久し振りに会えるということで朝の早くから大はしゃぎだった。奥さんのご両親とも合流、お寺参りの後、街で皆で昼食。

その後は三人でうちに戻って、昼寝をする。夕方目が覚めると、娘は急に人が少なくなって寂しくなったのか、しばらく泣くが、三人でスーパーまで買い物に行って戻ってくると気が紛れたのか、気を取り直して元気になった。


Mar 3 22:57, Tokyo

今朝は僕は法事へ行く。

午後は奥さんのご両親がいらして雛祭り。娘に着物を着せて愛でる。そのあと奥さんの弟さんもいらして、随分楽しく娘と遊んでくださったので、僕は寝室で昼寝をしていた。

娘は大はしゃぎで疲れたようで、九時半には寝た。


Mar 2 23:55, Tokyo

早咲きの桜。

今日は本郷の構内の理髪店に散髪に行くことにする。というわけで、娘を保育園に送った後、のんびり歩く。

あちらでは査読にひとつ返事を書く、図書館で一冊本を借りる、散髪に行く、など。

= 君に質問をされたので、一緒にしばらく考えていると、どうも火曜に聞いた $ の話と非常に関係がある。また、柏の数学のポスドクの @ の専門とも関係が深いようだ。大体筋書きは出来た気がするが、さて、実現するのにどれくらい時間と労力が必要だろうか。

気候が良いので、夕方はまた歩いて保育園まで行って、娘を連れて戻る。

さて、家で休憩のため借りてきた本を読もうと思ったら、学校の机の上に忘れてきたらしきことに気が付いた。


Mar 1 23:56, Tokyo

遊水池が溢れています。

起きた頃は雨がようやく上がったところだったが、あれよあれよと雲も薄くなり、出掛ける頃には青空に。

今日も娘を保育園につれていく。途中にある建物の大理石にアンモナイトが埋まっていることに気が付いた。娘にアンモナイトだよと指さしてみると、ふーん、という反応。

夜は案外大雨だったようで、柏の葉の調整池の水かさの多いこと。

学校では午前中は考え事、昼は * によるランチトーク、素敵な結果だ。所長の以前の論文と関連のある話なので、彼も珍しく参加していたのだが、* の話が予定時間をすこし超えると、秘書さんが現れて所長をさらって行った。所長は分刻みの予定に従って動いているようだ。

その後は数人で遅めの昼食、その後は # と議論。

そうして娘を拾って帰宅。