May 31 23:54, Tokyo

路傍のねじばな。何の花でしょう。

今日は一日薄曇り、ときどきぱらつく。

朝はハンドブレンダーで野菜果物ジュースを作っていると、娘が相手をしてくれと大声で言う。仕方なく娘の所に向かおうとした拍子に容器をひっくり返してしまい、半分以上床にこぼしてしまった。勿体ない。

娘を抱えて保育園まで行く。途中、あざみが植え込みに勝手に生えてそろそろ紫の綺麗な花を咲かせそうだったのだが、誰かが抜いてしまって隣で干からびているのに気付いた。雑草だからといって抜くことも無いと思うのだけれど、自分で植えたのでなければ許せない人もいるのだろう。

普段は保育園でタオルやら着替えやらを所定の場所に入れる際は娘は僕にしがみついているのだが、今日はちょっと疲れていたので振りほどいたら、ひどく泣かれた。しかしまあさっさと用事はすませて、先生に渡して、柏へ行く。

つくばエクスプレスに乗り換える前に熟睡してしまって乗換駅を乗り過ごす。保育園で娘を泣かせて時間を稼いであったので、それでもいつも通りの電車で柏に着いた。あちらでは涼しいので熱いカフェラテを買って学校まで歩く。

あちらでは、メールの返事、勉強。昼は昼食会でこないだの # 君との論文について話をする。

帰り道は今日は駅まで歩いた。娘はすこぶる上機嫌だったが、寝る寸前はうまく眠れなかったようで、十分ほど号泣してから泣き疲れて寝た。


May 31 00:22, Tokyo

今朝はまあ順当に娘を保育園に送り届ける。そうして柏へ行く。

電車の中で熟睡してしまって、起きた時に一瞬学校に向かっているのか家に帰っているのか判らなかった。

まあしかし間違えずに学校に行く。あちらでは引き続きメールに返事。

昼から雨。勉強会に出ようと思ったらキャンセルになった。というわけでゆっくり明日の僕自身の話の準備をした。

夕方、帰ろうと、学生部屋の前を通ったら、一瞬学生さん三人組と目があった。すこし通り過ぎると後ろから彼らが出て来たので、しばらく雑談する。

案外の雨だったので、また帰りはバスに乗る。ららぽーとのアカチャンホンポで買い物をして帰宅。

家に戻ると何故か娘がお義母さんと白玉団子を作っていた。雨で砂場で遊べなかったかららしい。案外ちゃんとしたものができた。夕食には娘はご飯のかわりに白玉団子を食べた。


May 30 00:29, Tokyo

何の花でしょう。

昨日は娘を保育園に連れて行ってから柏へ。娘はそれほど問題なく先生に渡すことが出来た。

柏では、いろいろと研究上のメールに返信を書く。また、研究の途上で Bredon 同変コホモロジーなるものを使わないといけなさそうなので、慌てて勉強をはじめる。

また、? と Skype でちょっと議論をする。

学生さん数人と研究上のようなそうでもないような雑談をしばらくしてから家路に。

ここまではよかったのだが、柏の葉の駅まで歩いている途中で調子が悪くなって、長袖を着てもつくばエクスプレスの冷房が強いのに留めを刺されて、家についたら倒れて寝ていた。夕食はなんとか食べたが、いつもは分担しているはずの家事もあまりこなせず。情けないことだ。徐々に快復したが、風呂上がりは日記も書かないことにしてすぐに寝た。

今朝にはまあ元に戻っていたので、また娘を保育園に連れて行って、柏へ。

今日は昨日の Bredon 同変コホモロジーの勉強の続き。

午後は # 君と二時間半ぐらい理論物性の話をしていた。

帰り道は昨日の二の舞いになるのが怖かったので、珍しく柏の葉の駅までバスに乗った。相変わらず長袖をきてもつくばエクスプレスは寒い。明日からはもうちょっと厚い服を持って行こうと思う。まあしかし、体調は崩さず家に戻った。きちんと家事も分担出来た。


May 27 23:33, Tokyo

今日は奥さんのご両親に夕方まで娘を預けて、奥さんと僕はぐうたらしていた。

昼は買い物に街へ行く。梅雨が近いので防水の靴を買った。いま履いている靴はすこしの雨でも水を積極的に吸ってずぶ濡れになるのである。

四時ごろに娘はベビーカーで昼寝をしながら帰宅。


May 26 23:40, Tokyo

今朝は部屋の模様替えを少しする。

その間、奥さんは娘を近所の同い年の子ふたりとその母親ふたりと遊ばせに行く。昼はその集団に僕も厚かましく顔を出して一緒にサンドイッチを食べた。

その後は昼寝、夕方は三人でスーパーに買い物に。風が涼しく過ごしやすい一日だった。


May 26 00:04, Tokyo

梅雨も近づきます。和光の青空。

昨日は朝食後はまず娘を保育園に連れてゆく。

その後は喫茶店で追加でコーヒーとクロワッサン。

昼からは理研に行ってきた。僕と $ さんと物理屋二人で数学者に SPT 相の分類とは何かを教えるという会があったので。二時間ほど喋った。いろいろ質問が出て対話的に進められたのではないかと思う。$ さんの話の内容がまだ消化できていないので、考えたい。

家に戻って、夕食。お風呂に入るまでは良かったのだけれど、そのあたりで急に眠くなり、娘より先に寝てしまった。

今日も朝はまず娘を保育園に連れてゆく。今朝はなかなか僕から離れてくれずに困った。特定の先生が好きなので、その先生がいらっしゃれば、まあ、渡せば何とかなるのであるが、そうでなければ少し泣かずには離れないのである。

その後は本郷まで歩く。今日は一日学部生向けの大学院紹介の日で、その中で午後四時からうちの研究所のするよう仰せつかっていたから。

というわけで、それ以外の時間は、事務的なメールのやりとりをしたり、すこしだけ % 君と議論をしたり、* 君と雑談をしたり、また、その他、うちの研究所に興味のある学部生の人といろいろ話をしたりしていた。

花を求めて家に帰る。何の花か知らずに買って帰ったら、芍薬だそうだ。


May 23 23:49, Tokyo

ランタナの花。

朝から雲行きが怪しい。娘を保育園につれていって、今日はきちんと柏に行く。

涼しいので、駅前で暖かいカフェラテを買って啜りながら学校まで歩く。

あちらでの大半は金曜の研究所紹介の準備に使う。自分の研究の話だけをするのでなくて、研究所全体の紹介をしないといけないから、ややこしい。

昼は # と @ とすこし議論をする。五年ぐらい前は覚えていた筈のことがすっかり忘れていて答えられない。思い出さねばならない。

その他、* 君と雑談する。等。

帰り際、柏ではまだ雨は殆ど降っていなかったのだけれど、念のため居室においてある傘を持って帰る。都心についてみると案外ざざ降りだったので、役に立った。


May 22 22:38, Tokyo

朝食後はまず娘を保育園につれてゆく。娘はぬいぐるみの赤ん坊を抱っこ紐で抱いていったら、保育園の入り口で一緒になった男の子たちが「赤ん坊を抱いてる!」と大喜び。「どうして?」と僕に聞くから、「こうやって抱いて頭をなでるのが好きなんだよ」といったら、一年上の男の子が娘の頭を撫でてくれた。優しい子だ。

さて、どうも体調が万全でないが、木金と休めない用事があるので、大事をとって柏には行かないことにする。とはいえ家に居るのも何なので、朝は喫茶店に入ってもう一度モーニングセットを頼んで、原稿の編集。

昼はまた別の店でカレーを食べる。あとは家に戻って論文を読んでいた。

夕方は奥さんのご両親がいらして、娘と遊んでくださる。夕食もご一緒する。


May 21 22:53, Tokyo

今朝も娘を保育園に連れてゆく。週のはじめだが、まあまあ穏当に保育園に置いてゆく。

その後は柏へ。車中では、ほぼ書き上げたつもりだが共同研究者が納得しないので数ヶ月棚上げしてあった原稿に久し振りに目を通す。細かい誤植が見つかること見つかること。書いて数日の間は、原稿を読み返しても、書いたつもりの文章を読んでしまって、実際に書いてある単語を読まないことが多いから、誤植を読み飛ばしがちである。しばらく原稿を放置しておくのにも、良いこともある。

昼食は $, #, @ と。# と @ が三社祭に行ったがあれは何だというので、日本の神道と仏教の関係やらお祭りの説明やらをする。彼らは信じてはいないとはいえ、一神教の文化で育ったので、いろいろと腑に落ちない点があるようだ。諏訪の御柱祭や岸和田のだんじりではしばしば死者が出るが祭の一環として受け入れられていると言ったら、何て野蛮な未開の文化だ、といいたそうな顔をした。

その他、友人がそろそろプレプリントに出すからと送ってくれたプレプレプリントを一日かかってざっと読み、返事を書く。

家に帰るとくしゃみが出て鼻がすこし出た。風邪をひいている暇はないのだけれど。一応今はおさまっている。


May 20 22:56, Tokyo

今日は奥さんのご両親に夕方まで娘を預かって貰ったので、僕と奥さんは家で休憩。昼食は外に食べに行く。

夕方は娘が「買い物に行く!」というので、僕が付いて近くのスーパーまでのんびり歩いてゆくと、「おしっこ出そう」というものだから、抱っこで抱えて慌てて家まで帰った。無事間にあった。

その後、気を取り直してもう一度スーパーまで行って、干しナツメヤシを買って店を出ると、「抱っこ」という。来る時に歩いて帰るって約束したでしょ、と返事をすると、しばらく考えて、「おしっこ出そう!」と楽しそうに言って、悪戯な笑みを浮かべた。いつのまにそんな智恵がついたのやら。僕は負けて、また抱いて家につれて帰った。


May 19 23:13, Tokyo

今朝はまた娘と奥さんと後楽園に行った。娘がメリーゴーランドに乗りたいというので、乗ってみたら、回り出すまえに怖くなって泣き出してしまい、降りることになる。それまで元気で走り回っていたのに、それで心が不安になったのか、あとは僕にずっと抱っこといって離れなかった。

家に戻って、昼食、昼寝。僕はなかなか起きられず、夕方まで寝ている。

その後は絵本を借りに娘と図書館に行った。帰りに大人用の新着図書が並んでいるのを眺めていると、娘が突然「この本を借りる」と一冊の文庫本の背表紙を指さす。他の文庫本と何が違うのかしばらく分からなかったが、どうも著者名の上に桜の花の絵が描いてあったのが気に入ったらしい。「パパは小説は読まないから借りないよ」といっても聞き入れないので、仕方がなくそれも借りて帰った。


May 18 23:11, Tokyo

路傍の花。

今日も案外暑い。娘は今朝は保育園に連れて行くと自分から先生のところに駆け寄って遊びはじめてくれた。

柏へ行く。今日は一昨日と同じ共同研究について考えることにする。

その他、? 君の学振の応募書類をみる、等。

徐々に雲が増えて涼しくなるが、それでも娘を拾って帰ってきた頃には汗でじっとりしている。娘と一緒にシャワーを浴びる。


May 18 00:10, Tokyo

初夏の柏キャンパス。

今日は娘を保育園に連れて行って、保育園の庭で先生に渡そうとすると、先生が子供たちに囲まれている。どうしたのかと思ったら、ちょうど先生がアゲハチョウを網で捕って虫かごに入れたところだった。

僕は柏へ行く。昼は @ の話を聞く。

その他の時間は今日は + 君との話について考えることに使うことにした。

日ごとに異なる共同研究について考えているのは馬鹿げている気もする。自分自身にとってはそれぞれ楽しんでやっている内容であるつもりだ。

文学部から取り寄せた本が届いたと連絡があったので、図書館で借りて帰ってくる。

随分汗ばんだので、帰宅後すぐシャワーを浴びた。


May 16 23:43, Tokyo

今日もいつものように娘を保育園に連れて行ってから僕も柏へ。

あちらでは午前中は推薦状を追加で一通半書く。

午後はようやく昨日もともと考えるつもりだったことを考える。帰る前に考えたことをまとめて共同研究者に送る。

ついロストロポーヴィチの "The Russian Years" という CD 集の中の一枚を買ってしまった。シャポリンの「五つの小品」というこれまで聞いたことのない曲が入っていた。なかなか素敵な曲だ。

夜、娘が十時すぎに寝静まって、ぼんやりしていると、街の騒音の向こうからバイオリンの音色がかすかに聞こえてくる。こんな時間に外で弾くのは一般論としてはちょっといただけないが、随分巧い人のようで、聞きほれてしまった。これまた僕の知らない曲。


May 15 23:11, Tokyo

軒先の花。

今日も日ざしが強い。娘を保育園につれていって、その後は柏へ。

あちらでは三年やっても仕上がらない論文について考えるつもりだったが、別の研究に関してメールが届いていて、それについて考える。

また、推薦状を一通半書く。そのあたりで時間切れ、家に戻る。

娘は昨日今日はどうもうまく寝つけず。ほとんど眠りそうになるのだが、何か小さなことに気付いてがばっと起きて、その後うまく眠れなくなって、大泣きして、ようやく寝た。以前はしばしばあったから、まあ、これぐらいの頻度なら、いいのだけれど。昨年の曽祖母のお葬式のときを思い出して、「どうしてもう寝たあと起きなかったの」というので、寝るのが怖いのかも知れない。

さて、ここ数日は通勤の車中では家の本棚でふと見つけた堀越「ブルゴーニュ家」を読んでいた。この本は以前買った記憶も読んだはずであるという記憶もあったのだけれど、どういう構成の本だったかは全く記憶になかったので我ながら驚いた。新しく買った本を読むほど楽しめた。

しかしまあ、あの時期のヨーロッパ史を読みはじめたのは高校の時に「中世の秋」を読んだのがはじめだから、もう随分になるものだ。


May 14 23:00, Tokyo

ハナミズキと夕陽。

今日は晴れ、二十七度まで上がった。まだ濡れた地面を渡る風は涼しく、心地よい。

娘を保育園に連れて行って、自分は柏へ。

あちらでは朝は事務的な用事をする。午後は ? と久し振りに議論。

娘のお迎えは奥さんに頼んだ。丁度僕が家に帰るころ、あちらも家に帰ってきた。

昨日は娘に「もう随分喋れるようになったんだから、何か僕がしようとして嫌なことがあっても、まず泣くのでなくて、説明してくれないか」と頼んでみたのだが、「でも泣くのは子供の仕事だよ!」とすかさず返された。いったい何処でそんな都合の良い言説を吹き込まれてきたのやら。


May 13 23:03, Tokyo

昨日は晴れ。午前中は奥さんが娘を連れてすこし離れた児童館へ行ってくれた。昼食後には二人は戻ってきて、昼寝。午後は僕が娘と遊ぶ、シャボン玉をしたり、図書館まで絵本を借りにいったり。

夜は日記を書かずに寝てしまった。

今日は曇、徐々に雨。午前中は僕が娘を公園まで連れてゆく。砂場に着くと、同様に父親連れの子供が他に三組いて、父親は皆大きな山を作っている。僕も作りはじめたが、まあ他の人もやっているからいいやと思って、娘の好きなようにさせてぼおっとしている。

行きは三輪車に乗ってくれたから良いが、帰りは抱っこしろというので、娘を抱えて三輪車を押して帰ってくる羽目になる。

家に戻って昼食、昼寝のあとは雨。風船を二つ膨らませて、家の中でポンポンと投げて遊ぶ。

週末二日とも娘と遊ぶと疲れた。月曜が待ち遠しい。


May 12 00:37, Tokyo

蜜蜂と五月の花。

娘は日曜の昼以来うんちが出ていなかった。昨日一昨日は便通が良くなると言うものを食べさせてみたのだがそれも効き目がない。昨晩「パンツだからってうんちを我慢しなかった?」と聞いてみると、はにかんだような笑みを浮かべて誤魔化すので、そうだったのであろう。

今朝は仕方がなく僕は近くの小児科に浣腸してもらうため予約を取りにいった。

さて、家に戻るとちょうどうんちが出たと言う。なんでも、「パパはどこに行ったの?」と聞くので奥さんが説明すると、「病院にいくなら頑張る」といって頑張ったらしい。

というわけで予約はすぐキャンセルした。兎も角、保育園に連れてゆく。

その後は本郷へ。午前中は一時間ほど文学部三号館の図書館で本を見る。年に数回しか入らないから本の配置が良く判らない。借りようかと思っていた本はやはり専門的すぎて僕には判らなそうだから借りなかった。三四郎池を眺める絶好の位置に閲覧用の机が並んでいることを初めて知った。

昼からは @ 君と = 君と議論。

花を買って、娘を保育園に拾いにいって、帰宅。今日一日はパンツは止めておむつに戻したら、沢山うんちが出たらしい。


May 10 23:52, Tokyo

今朝は曇。娘はまあ特に事もなく保育園に連れて行けた。

柏の葉で下車してみると驚いたことに案外強い雨が降っている。天気予報ではそのまま徐々に晴れるということだったから傘を持ってきておらず、弱った。仕方がなくバスに乗って、大学前のバス停からは鞄を頭の上に乗せて走った。

午前中はすこぶる降ったが、昼からは晴れて、気持ちの良い青空に。

午後は昨日に引き続き ? と # と議論。

久々に和菓子を買って、帰宅。


May 10 00:16, Tokyo

今朝は小雨、気温は十五度を越えない。娘は抱っこじゃないと保育園まで行かないというので、いつものように、僕の傘をささせて、その娘を抱えて、二人でひとつの傘に入って連れてゆく。

その後は柏へ。調整池の近くを通ると、ちょうど昨晩の雨で冠水していた側道から水が引くところで、側道の上で大きな魚が一匹取り残されてバタバタしている。こりゃあ可哀想だと思い、側道まで降りようと思って目を離した瞬間、とうとう巧く体を捻って水の中に帰って行ったようだ。

午前中は事務的な用事をいろいろする。昼食後は ? と # に超対称局所化の細かい話を聞かれてしばらく議論していたが答えられず弱った。その後しばらく論文を読んで考えてから返答する。

夕方になってそろそろ帰ろうかと思っていると今度は @ さんが来たのでこちらもしばらく議論。

帰り道はまた ? 先生と一緒になったので、雑談しながら歩いて駅まで向かう。


May 8 22:58, Tokyo

路傍の花。

今朝は曇。昨日の雨から気温が下がって、今日の最高気温は16度、また薄いセーターを出した。先週より十度寒い。

しかしまあ、娘は普通に楽しく保育園に行った。僕は柏へ行く。涼しいので、駅前のコーヒー屋で熱いカフェラテを買って学校まで歩く。

あちらでは昨日に引き続き考え事、など。なんだか早めの時間にキリの良いところまで来たので、奥さんに連絡して、娘のお迎えを替わって僕が行くことにした。

保育園に着く頃にはまた雨。娘はまたレインコート、長靴に傘を差して楽しく歩いて家まで戻ってくる。


May 8 00:18, Tokyo

キャンパスの草むらはお花畑です。

朝はくもり。娘をなんとか保育園につれてゆく。ゴールデンウィーク明けだからなかなか僕から離れてくれなかった。

ともかく、大学へ。= 君との議論のメールが面白くなってきたので、それについていろいろ考え事をする。ノートを書いて送る。

午後には雨が降り出す。お茶の時間は $ とすこし議論。

帰り際には雨が随分強くなる。居室に置いてあった長い淡緑の傘を差してかえるが、それでもずぶ濡れになった。

家に戻ると奥さんとお義父さんに連れられて娘も戻ってくる。大雨のなか、レインコートを来て、長靴を履いて、大人からみれば小さくとも子供からは大きな傘を差して、楽しく歩いて帰ってきたらしい。完全装備だっただけあって、娘が一番濡れていなかった。

アメリカにいて冬が昼でも零下になって寒かったとき、カナダのケベックの北のほう出身の同僚に言われた彼の地のことわざを思い出した。曰く、「外が寒いなんてことはない。服をきちんと着ていないだけだ。」

娘が保育園の先生に説明したところによると、「おとなの日をつくるには十時間ぐらいかかる」らしい。


May 7 00:41, Tokyo

石垣の花。

今朝は旧岩崎邸庭園に行く。

大きな窓を初夏の風が通って、素敵なところだ。小岩井農場の出店が出ているのでアイスクリームを食べる。小岩井というのは地名かと思っていたら創業者三人の名字の一文字目を並べたものなのだそうで、二文字目は岩崎なのだとか、そういう関係で東京都に管理が移管した後も出店が出ているのであろう。

昼食時には家に戻って、あとはのんびりする。


May 5 23:26, Tokyo

今朝は十時ごろ娘を奥さんのご両親に預けて遊びに行ってもらった。

どうも眠いので、すこし二度寝してから用事をしようと、布団に戻ると、気が付いたら一時半。昼食は外に食べに行く。

その後は、去年夏に花を枯らしてからほうたらかしにしてあったベランダの花壇を整えて、大阪で買ってきたオシロイバナの種を植えた。

また、背の低い本棚を三つ買ったうち一つ作りそびれていたのを組み立てる。

夕方には奥さんのご両親が娘をつれて戻っていらしたので、一緒に柏餅を食べる。

和菓子が好物の娘は、何故今日和菓子が出たのか気になるようだ。「こどもの日だからだよ」というと「おとなの日はないの?」という至極もっともな質問をする。「そういうのは無いんだよ」というと「つくってあげるよ!」と言っていた。


May 4 23:54, Tokyo

黄色いあやめ。

昨日は朝まで雨。午前中は娘と奥さんとで後楽園まで出掛ける。娘はウォータースライダーが水しぶきをあげるのを見ていて歓声をあげている。

家に戻って昼寝、その後はベランダで娘とシャボン玉をする。風が強く、シャボン玉は瞬く間に遠くへ流されてゆく。

その後ものんびり過ごす。夜は日記を書かずに寝てしまったらしい。

今日は晴れ。青空に白い雲が流れるのが綺麗だ。普段よりも青色が透明な気がした。連休中で工場が止まっていたり、都内の車の排気ガスが少ないのだろうか、偶然だろうか。

午前中は少し離れた木陰の多い公園でのんびりする。外で昼食にしたあと帰宅。昼食後は奥さんのご両親に来ていただいて、娘と遊んでもらう。

僕の実家から、借りている菜園で作っていて取れたばかりのえんどう豆と空豆を送ってもらったので、早速豆ご飯にして食べた。

娘は先月頭にオムツからパンツに替えはじめたのだけれど、ほぼ、もう、大丈夫なようだ。しばらくは、うんちはトイレでしづらかったらしく、寝る前におむつに替えたときにおむつにしていたのだけれど、最近はうんちもトイレで出来るようになった。まだ夜寝る時はおむつにしているが、後はこれを今後いつパンツに替えるかである。

図書館の新着図書をぱらぱらみていると、現代に伝わる隠れキリシタンの賛美歌の旋律と歌詞を、ヨーロッパの古文書館まで行って特定したという話が書いてあった。ある集落の旋律は、ヴァチカンの古文書館ではみあたらず、マドリッドの古文書館でようやく当時のスペインの聖歌集のなかに見出したとか。


May 2 23:01, Tokyo

柏の葉駅前にて。

今日も娘を保育園に連れて行ってから学校へ。

学校では一日おとなしく原稿を弄っていた。徐々に雲行きが怪しくなる。

? くんが来たので雑談をする。

キャンパスの林にはアカシアの大木が集まっているところがある。僕の居室からは真っ白に咲き誇っているのがここ数日見えている。今日帰ろうと思うと、曇天のもと、風に吹かれて舞う花びらが雪のようだった。しばし、立ち止まって、茫然とする。

そうすると * 先生が通りかかったので、一緒に雑談をしながら駅まで歩く。

今日はお迎えは奥さんに頼んだので遅めに家に着く。その頃には雨がぱらつきはじめた。

昨日とは違って娘は僕には貼り付かない、以前のとおりに戻ったらしい。


May 1 23:28, Tokyo

路傍の花。

今朝は奥さんの御実家から直接娘を保育園に連れてゆく。ちょっと時間がかかる。園では娘はひたすら僕にくっついてなかなか離れようとしないが、しばらくして泣かずに先生と遊びはじめてくれたからホッとする。

僕はその足で柏へ。いろいろ細々としたメールを書く。

午後は旧友 * のセミナー。こんな基本的に思える問題が最近まで解かれていなかったというのは不思議だ。面白し。

その後は相変わらず論文の原稿を弄る。

保育園で娘を拾って家に戻るが、すると娘がひたすら僕にくっついて離れようとしない。今日まではこんなことは無かったので当惑する。抱っこをしろといって夕食から寝るまで離れないので、寝た時には腰が痛くなった。