娘は今朝も玄関を出るときに随分泣いた。しかし幸い保育園につくころにはケロッとしていて、先生方のところに自分から遊びに行ってくれた。
さて、保育園の門を出て、昨日からの考え事の続きをはじめる。折角の晩秋の青天なので、柏の葉の駅から学校までは、いつもあるく道より遠回りをして、柏の葉公園の中を通って行く。もみじは燃えるようである。
昼食は # と + と、滞在中の と、キャンパス端のすし屋に行く。みな日替わり丼を頼む、今日は穴子丼。昼食後も三階のベランダで外を眺めながらずっと座っていた。
今日も娘も息子も十時すこし過ぎには寝てくれてありがたい。が、奥さんまで寝てしまったので、その後も家事をしつつ考え事。先ほどすこし理解が進んだ気がする。日記を書いたら ? くんにメールしてどう思うか聞いてみよう。
電車の中では本も読んでいて、今週は月曜に図書館で借りた秦剛平「乗っ取られた聖書」を読んでいた。扇動的な題に反して、内容はギリシア語訳聖書がどう作られてどう受け取られてきたかという話が素人にもわかりやすく書いてあって、なかなか興味深い。この人の他の本も読んでみようと思う。
そういえば月曜の昼食時は隣の席で歴史学の教員らしき人と出版社の編集者らしき人が歴史談義をしていたのを思い出した。
今朝も泣いている娘を保育園まで連れてゆく。そうして僕は柏へ行く。
最近いろいろ仕事が片づきつつあるので、数ヶ月前に = くんと考えていて難しくて棚上げしてしまっていた問題を再考してみるかという気になって、一日いろいろと考えてみる。
帰りがけに自分の机を見ると髪の毛が沢山ちらかっていて、どうもひっぱって抜いていたらしい。今後気をつけようと思う。
その他、$ ともすこし議論をした。
今日も二人とも十時少しすぎには寝て、めでたい。
今朝も娘に歩いてもらう為に随分泣かせてしまった。しかしそのお蔭か保育園で先生に渡すときはすっと遊びに行ってくれた。
柏では午前中は昨日二つ目のセミナーをしてくれた + が部屋にわざわざ来てくれたので、しばし雑談兼議論。
昼食の後は $ とこれまた雑談兼議論。僕の居室の本棚は二つあって、片方は数学と物理の本で仕事関係であるが、もう片方は私物の人文系の本がおいてある。これに彼が気付いたので、「その "How to Kill a Dragon" という本は何だ」というような話をしていた。$ もそういう系統の本は好きなようである。あとは今一緒に書いている論文やそれに関する話。
お茶の時間のあとは、久々に講義録の編集をする。amsalpha.bst を使っていたのだが、それを弄って、出版年でなくてプレプリントの出た年で並べ替えがなされるようにした。.bst プログラミングをしたのははじめてなので、楽しめた。
娘も息子も十時に寝てくれた。これはすばらしい。
さて、先週末娘とふたりでスーパーにいったときに、ハロウィーンのカボチャの缶に入っているクッキーが安売りの棚に積んであるのを指さして娘が「欲しい!」というので、しぶしぶ買って帰ってきた。これを昨日夜皆が寝静まったあとに開けて食べてみたのである。するとこれがなかなか美味しい。缶のラベルを見てみると、デンマークからの輸入品で、中のクッキー自体はハロウィーンに媚びない円形をしていた。今日娘にも食べさせると、「おいしいね!」と良い反応だった。
今朝も娘を保育園に連れてゆく。家の前で歩いてもらう為に随分泣かせてしまったが、まあ仕方がない。
柏では午前中は年末調整やら、その他の書類やら、いろいろこなす。
また、$ と久々に議論する。僕が大阪に帰った頃から彼はひと月ほど出張中だったので。
今日は二つセミナーがあったので出席。
さて、$ から聞いた話を * にも伝えておこうと思って、帰りの電車で、iPad にキーボードを付けてメールを書いてみた。文章はしばしば iPad で読むが、こうやって長いメールを電車で書くのははじめてだ。
今日は息子の三ヶ月健診だったらしい。その一環としてか何かしらないが、絵本の読み聞かせをしてもらったら、はじめての経験で目を輝かせて喜んでいたらしい。娘も息子も十時半すぎには穏当に寝た。
今朝はもう咳もほとんどしなくなったので娘は保育園につれてゆく。しかし、連休明けで嫌がって泣くので、久し振りに抱っこで連れてゆく。
その後は本郷へ、講義。有限群の表現、巡回群の表現と高速離散フーリエ変換の話、あとは D8 と Q8 の既約表現を具体的にやっていると時間が尽きた。
黄葉が綺麗になってきたので、奥さんが息子を連れてきて、赤門の隣のカフェで昼食、少々散歩する。
奥さんが帰った後は、総合図書館で種々のメールに片端から返事を書く。
また、"The Grammar of Ornament" の原書を保存書庫から取り出してもらう。今回総合図書館は書庫を建て替えてほぼ自動化されたのだが、古い大判のこの本など、まだ手動で取り出すものもあるようだ。美麗な本で、ため息が出る。しかし、なぜ原書のこれが再版でこうなるのか...もとの大きさのまま再版したものもあるようではある。
娘曰く「今日はお昼ご飯のあとすぐ寝てお八つまで寝てたの」ということで、十一時まで起きていたが、大人しくすっと寝てくれたので良しとする。
娘は夜は咳で何度も起きたが、朝になってみると随分改善していて、昨日の朝よりも元気にみえるぐらいだ。
娘は朝は買ってきたシクラメンを植え替える、昼食後はやはり奥さんとスイートポテトをつくる、など。
家の中で一日を過ごすのは到底無理そうだったから、スイートポテトを焼いている間に僕は娘を外にすこし連れ出すことにする。そこでじいじばあばと合流、娘を預けて、僕は明日の講義の準備をしばらくさせてもらう。
娘は夕食まで昼寝を全くせず辿り着いて、よくやったなと思っていると、食べている途中に急にご機嫌が悪くなって寝てしまった。十五分後ぐらいに起きてきて、しばらく癇癪を爆発させるので、何とかあやす。
まあきちんと目が覚めるとけろりとしていて、夕食もきちんと食べ、夜も十時過ぎには穏当に寝た。息子はそれより先に寝た。
昨晩遅くから娘が咳を始めた。
朝はまず娘をつれて二人で少し離れた児童館まで行く。先週行ったときに暖かかったから僕はセーターを忘れてきていたので、それを回収する。先週と同様、食堂で昼食、娘はまた蒸しパンを食べる。
その後は娘を奥さんのご実家に連れていって、午後は相手をお願いする。僕だけ自分の家に戻ると、奥さんが羽根の出てくるようになった羽毛布団を修繕している。修繕が終わった羽毛布団を引っ掛けて、昼寝。
夕方、娘がじいじばあばに連れられて戻ってくるが、短い夕寝から起きた後がひどい機嫌。額に手を当てると熱っぽい、体温計で計ると七度半ぐらいある。夕食後、風邪薬をのませて寝かせる、九時半には寝た。
息子は娘が騒いでいる間ずっと起きていて興奮したのか、今日もなかなか眠らない。いまは奥さんがなんとか寝かせようと抱いて揺らしている横で僕は無責任に日記を書いている。
昨日もまず娘を保育園に連れてゆく。保育園につくまでは順当だったが、先生に渡す際にかなり泣かれた。まあ毎朝起きてから保育園で先生に渡すまでに一度は派手に泣くようである。
柏では、# くんが僕との共著論文についてセミナーに呼んでもらったのが来週に迫ったというので、発表の練習をすることにして、他の学生さんにも数人来て聞いてもらった。一時間のセミナーのはずなのだけれど、質問が噴出して、発表自体の練習というよりは、他の学生さんにじっくり僕らの論文の内容を判ってもらう会になった。一時半からはじめてお茶の休憩を三十分弱はさんで結局五時すこし前までやっていた。
夜は娘も息子も穏当に早めに寝てくれてホッとする。
今日は皆で本郷キャンパスに紅葉をみにいくことにしていたら、朝になって娘のお友達のご家族ともう少し近くに出掛けることになった。というのを娘にいうと、「両方行く!」といって聞かないので、まずは僕が娘だけを連れて本郷キャンパスへ行く。
総合図書館前の広場でシャボン玉をしたり、追いかけっこをしたりする。折角なので娘を抱えて総合図書館に入って、大階段やシャンデリアのある大閲覧室を見せる。お利口にじっと黙っている。外に出てくると、「どうして誰も喋っていないの」と僕に聞く。
その後は奥さん、息子とお友達のご家族と合流する為また移動。その後もひたすら遊ぶ。夕方には娘とお友達は随分眠そうになってきた。「眠いでしょう」と聞くと、うちの子は「眠くない!」と言い張るがあちらの子は「眠い〜」という。性格の違いだろう。
娘は一日中遊んだからか、九時半ごろにすっと寝た。息子が寝るまでにはもう少し掛かって十時過ぎになる。
さて、昨日は "Grammar of Ornament" という本を注文してあったのが届いた。これは、十九世紀半ばにイギリスで出版された、世界各地の文化の模様を集めた本なのだけれども、群論の講義で壁紙の対称性の例として所載の模様を英語版 Wikipedia の記載に従って例として使った。さて、その本が、今世紀になってプ大出版局から再版されていることを知ったので、記念に注文してあったのだ。見ていて非常に綺麗な本で、ほぼ満足出来る。
ほぼ、というのは、十九世紀半ばに出た原書は、とても大判で、当時の本として当然ではあるのだが、色刷りの図版の頁と白黒の文章の頁がわかれている。図版の頁には、各頁とも沢山の模様が並べてあるのだが、全体として素敵になるように凝った配置になっているのである。たとえば、各種の壁の模様をあつめて、大きな装飾のある壁になるように。しかし、この再版のものは、読みやすいように本文と対応する図版が近くに来るように全面的に再組版されており、壁がずたずたになっている。この点ばかりは、悲しい。もとのサイズのままで、純粋に、レプリントを出せなかったものか。
まあ、著作権の切れた本であるから、原書の精細なスキャンがインターネットで手に入るのではあるけれど。原書自体が、総合図書館の書庫にあるらしいから、今度見てみようと思う。
今朝は僕は歌わずとも娘は歩いて保育園まで行ってくれた。しかし保育園に着くとおんぶをせがむので、一度のせたら降りてくれなくて弱った。
まあ何とか先生に渡した後、駅前のお医者さんでインフルエンザの注射をしてもらって、電車で本郷まで行く。
あちらでは瀬左味亭での昼食以外は総合図書館の一階の大机の隅の一席を占拠して、論文の原稿を再読、編集。対角線の反対側の学生さんは僕が来る前から帰る後までずっと法律の勉強をしている。
帰りしに古本屋の軒先で本を見ていると、店主が出て来て「暗くなったでしょう」と電灯をつけてくださる。一冊ぱらぱらと眺めて、買おうかと思ったが、どうも読んだことがある気がしたので、これまで買った本の一覧を調べて、やはり以前買ったことを確認したりしていると、「何かいい本は見つかりましたか」とまた店主が出ていらっしゃる。「そろそろ閉店ですか。閉店時間は?」「五時半なんですけどね。」僕が店に来た時点で既に五時半は過ぎていた。慌てて、その時手に持っていた面白げな本を買って帰る。百円也。
娘は十時半過ぎに寝たが、今日は息子が寝ない。まあ娘の眠れないときと違って機嫌があまり悪くならないので、それは良いのだが...
最近は娘は保育園まで手をつないで歩いて行ってくれるようになった。しかし、抱っこしないのは何故かを数日前一度「最近重くなって抱っこすると腰にくるからよ〜」と歌ってやったら、毎回それを歌わされる羽目になっている。
兎も角、柏に向かう。講義録が一段落したので、共著論文のほうに頭を戻そうとする。とりあえず原稿を読み返しはじめる。
昼食後は $ くんとちょっと議論、その後はお茶の時間をまたいで # くんと * と議論をする。そうすると日が暮れて帰る時間になる。
生協のカウンターでカフェラテを淹れてもらって啜りながら駅まで歩くと、日が沈んで急に冷えて、案外寒かった。ららぽーとでは鯛焼きを買って食べた。
家に戻ってもなんだかお腹が空いて、夕食ももりもり食べた。
息子は今回の予防接種は熱が出なくて済んだかと思っていたら、夕食時にしばらく八度ほどの熱が出たが、数時間でおさまって、ほっとする。
今日もまた僕は先に寝てしまっている間に奥さんが息子と娘を寝かせてくれたようで、僕は十時半すぎに起き出して、洗濯物の片づけや食洗器の片づけなどをする。
今朝は娘をつれて家を出るのがいつもより少し遅くなったから、いらだって、玄関で奥さんと話す娘の腕をひっぱって出たら、大泣きされて、さらに余計に時間がかかった。娘にも申し訳なかった。寛恕の心は重要である。
まあ、既に家の前で泣いたせいか、保育園で先生に渡すときはすっきり楽しそうであったが。いつも娘と遊んでくれているお友達は隣で母親に抱きついて大泣きしている。よくある月曜日の光景。
さて、家に一度戻って、自転車にのって、本郷へ行って、講義。今日は有限群の分類の概要を話す。
大学内の赤門横のカフェで昼食、その後は総合図書館に籠って、メールに返事、等。
そうこうしていると日は暮れて、ドトールでコーヒーを飲んでから、自転車で帰宅。小雨が降り始めたが、大木の下は濡れない程度で、問題はない。
今日は息子は予防接種。夜は娘も息子も十時過ぎに穏当に寝た。
今日は娘は奥さんのご両親が預かってくださった。
というわけで、僕と奥さんは家の片づけ。僕はベランダの花壇のオシロイバナが帰省の間にすっかり枯れてしまったのを抜く。昨日、娘と外を歩いていて「うちのアサガオはどうして枯れちゃったの?」「パパが水をきちんとやらなかったからだよ。」「今度はちゃんとやろうね。」という会話をしたから。ちなみに、娘はあまりオシロイバナとアサガオの区別がついていない。
あとは近くのコインランドリーで靴が洗えるところがあるのを奥さんが発見したので、娘の砂でどろどろの靴を洗う、など。
夕方は娘を奥さんの実家まで受け取りに行く。娘は今日は昼寝をしなかったから、徐々にご機嫌が乱高下するようになり、その後は大変だった。
が、帰省から戻ってきてからは、食卓について残さず食べればその後にお菓子を何でも好きなものを食べて良いことにしてあるため、食事もきちんと摂ってくれたのは良いことだ。こういうところは頑固で意志が強いのも悪い事ではない。まあ、お菓子の為に口に押し込んでいるような所もあるのではあるが...
というわけで娘は九時半には寝たらしい。らしい、というのは、僕は途中で音を上げて九時ごろからうとうとしていたから。奥さん曰く、僕と娘とが同時に眠いと喧嘩をして大声をだして息子が起きるから、僕が先に寝てくれてほっとした。
家事も終えて、お風呂も入り、日記も書いたから、明日の講義で何を話すか、講義ノートの復習をしようと思う。
今日は綺麗な秋晴れ。朝娘にどこに行こうか、動物園や植物園はどうかと聞いてみると、少し遠くの児童館に行きたいという。どうして、と聞くと「蒸しパンが食べたい」らしい。確かにそこは食堂が併設で娘はそこの蒸しパンが大好きだ。
というわけで、のろのろ出掛けて、十一時過ぎに到着し、すこし遊んでから昼食にしようと思ったら、「蒸しパンを食べてからでないと嫌だ」とうるさいので、まだすこし早いが昼食にする。勿論蒸しパンを買ってやる。
その後はしばらく遊んで、三時ごろ帰宅。奥さんと僕とで娘と息子の担当を入れ替えて、今度は奥さんが娘を連れて近くの母娘と公園に遊びにいった。
夕方は奥さんのご両親がいらして、皆で夕食。娘は遊び疲れたのか、十時すこし前には就寝、息子は寝そうでうまく寝ないのを繰り返すが、十一時前には寝たはず。
今朝は娘は歩いて保育園に行ってくれた。携帯を忘れたので一度家に戻ってから、柏に行く。
まずは駅前のららぽーとの本屋で絵本を買う。大阪に帰省していたときに、娘に「からすのパンやさん」を読み聞かせたら随分気に入ったようなので、こちらでも買ってやろうと思ったのだ。最近になって「からすのケーキやさん」という続編も出ていたことがわかったので、それも合わせて二冊買った。ついでにカルディで English breakfast tea も購入。このブレンドは英米では良くあるが日本では手に入れにくい。
学校では、講義録への短いコメントが沢山届いていたので、それを原稿に反映させる。まあ基本的には、この論文も引いてくれ、ということだけれど。
昼は #、* と ! とでキャンパス隣のうどん屋まで行く。体が温まって良い。
午後は少々考え事。お茶の時間は #、$、+ くん、? くんと雑談。
そうこうしていると帰る時間になる。鞄に物を詰めていると、丁度 @ さんがいらして注文してあった iPad をもってきて下さった。
駅まで歩いて、小銭入れ兼パスモ入れを探すが出てこない。仕方なく現金で切符を買って家まで戻る。
娘は十時半頃穏当に寝た。息子は珍しくなかなか寝なかったが十一時頃には寝る。最近は急に娘が癇癪を起こすのが減ってきた気がする。ただし、夜
その後ようやく iPad を開封。これまで使っていたものから内容を移しただけで、まだ殆ど触っていないが、随分速いように感じる。
今朝はまあ予防接種の次の日だからと思って娘を抱えて保育園まで行った。
学校へ行って、講義録の仕上げ。午前中にはほぼ終えたので、いろいろな人にみてもらってコメントを貰おうと思う。
お茶の時間は学生さん方と諸々の雑談。
研究所の図書館でちょっと調べものをしてから帰途に。柏からの帰宅時に西に富士山が黒々と見える季節にいつのまにかなっていた。
その他、今日の電車の行き帰りでは、実家に二冊あったので片方を貰ってきた「北越雪譜」を読んでいた。なかなか興味深し。
奥さんと息子の風邪はようやく治ってきたようだ。
今朝は娘は多少抵抗したが、まあ頑張って歩いて保育園まで行ってもらう。
その後僕は家に戻って自転車に乗って、本郷へ行く。
まずドトールでカフェラテを買って、外の席に座って仕事をしていると、+ くんが通りがかって雑談。「こんな所で仕事をして寒くないの」というが、温かい飲み物を飲みながらとはいうものの、まあ確かに冷えてきた。
というわけで、雑談後は、物理図書に籠って、昼まで講義録の編集。
瀬左味亭で昼食を挟んで、さらに午後は総合図書館で講義録の編集。ノートパソコンの電源が切れる頃には丁度日も暮れて、家に戻る。
今日は娘はインフルエンザの予防注射をしたらしい。夜は十時半過ぎにはまあ穏当に寝た。
今朝は奥さんがうまく娘を説得してくれたので、抱っこでなく手をつないで歩いて保育園まで行けた。これは楽だった。
さて、その後は久々に柏へ行く。午前中には一応編集中の講義録をひととおり読み終えたので、もう一度それをもとに修正点を講義録に反映させてゆく。
全体の三分の一ほど来たところで、帰る時間になる。柏図書に寄って何か借りようと思って、しばらく考える。こないだ読んだ講談社学術文庫の「殉死の構造」が興味深かったので、同じ著者の書いた新書を二冊選んで帰る。
今日は奥さんと息子は病院に行ってきたそうだ。娘は十時半過ぎに穏当に寝た。
今日は久し振りに娘を保育園に連れてゆく。途中にある蜜柑の木の蜜柑が、しばらく見ないうちに随分黄色くなった。
園で先生に渡すと泣くが、まあ、毎週月曜もこれくらいの泣きかただろう。
一度家に戻って、自転車にのって本郷へ。朝は講義。結晶群や壁紙群の話。
何故か講義に % 研の院生の $ くんが来ていて、講義後に議論してくださいというので、赤門側のカフェで昼ごはんを食べながら、およびその後、二時すぎまで議論。
その後は物理図書に籠って、まずはいろいろメールに返事、その後は今朝の講義にしたがって講義ノートを編集。というのは、去年の段階では、壁紙群の実例は # 先生の本から拝借していたものを、今年は Owen Jones の "The Grammar of Ornament" から採る事に替えたから。
これに案外手間取り、今日やろうと思っていた、去年春の集中講義の講義録の読み直しを再開したのは四時前ごろ。
五時半頃、コーヒーを飲んでから家にかえろうと建物をでると、こちらをしげしげと見る人がいる。二十年ぶりぐらいに会ったピアノの会の先輩である。「ヒゲが生えて変わったねぇ」と言われた。小柴ホールでの研究会にきていらしたらしい。「バッハまだ弾いてますか」とおっしゃるので、「最近はあまり暇がないんですよ、聞いてはいますがね」などと話をする。
ドトール前で別れて、僕はコーヒーを飲みながら、もう少しだけ講義録を読み直し、帰宅。
娘は穏当に十時半頃寝た。息子の鼻はまだずるずる言っている。奥さんの喉はがらがら声である。
今日は朝から東京へと下る。新大阪までは両親についてきてもらって、安心だった。
新幹線の中では、来るときと同様、娘は車酔い止めを飲んでしばらくすると眠ってしまった。
無事にこちらに戻る。娘はしばらく遊んでいないおもちゃや読んでいない絵本があって大喜びである、が、あちらの絵本やおもちゃも恋しい模様。
奥さんと息子は風邪が治りかけの所を長旅のものだから、ぶり返して、つらそうである。夕方はこちらの奥さんの両親もいらして、一緒に夕食。
娘は移動疲れだろう、十時すぎにはいつになく自然に寝た。息子は鼻水が辛くて寝てもすぐ起きてしまっていたが、先ほどからは連続して寝ている模様。
僕は夕食後急遽、明日の講義には補助資料が必要だと悟って、しばらくかけて作成する。
今日もまあ特筆すべきことも無い。娘と遊ぶ。息子を僕の祖母があやしてくれるのを眺める。など。
一応講義録は体裁が整ってきた。今朝からは全体を通して読もうと思って始めてみるが、改善すべき点が各頁多いことよ。
今日の娘の夕寝はテレビをみていたら。毎日の夕寝は可愛くはあるのだが、夕食のときに起こした際の寝起きがひどく悪くてこれには困っている。大泣きしてなかなか止まないのである。
今日は随分ひさしぶりに雨が降ったり止んだり。相変わらずのんびり暮らしている。奥さんと息子の風邪は山を越したが、次はうちの母に微妙にうつってきたようだ。
雨の晴れ間には、狭い庭のかえでの木の種を摘んで、空に投げ上げ、くるくる回るのをみて娘と歓声をあげる。
また、近くのスーパーまで娘を買い物に連れ出す。東京にいるときはいつも僕も他の用事があるから、つい娘が抱っこというと抱えて歩いてしまうのだが、今日は暇なので、抱っこと泣いてせがむ娘が諦めるまで待ち、手をつないで歩かせることに成功。
今日の夕方は娘は奥さんの横で夕寝をした。
僕の風邪は徐々に良くなる。しかし昨日あたりから息子に風邪がうつり、今日は奥さんも風邪になってきたと言う。息子は産まれてはじめての風邪で、鼻がズルズルでて気持ちが悪そうである。幸い熱は出ていないようだ。
こちらに帰省したはじめの数日は毎日異なる日々だったが、風邪で熱がでたあたりから、一日と一日の区別がつかなくなって、永遠の輪環の中で暮らしているような気がする。
一昨日から娘は夕ご飯のまえぐらいに一時間夕寝をするようになった。一昨日は、奥さんが近くのスーパーまで散歩に連れ出した所、スーパーを出た所のベンチで寝てしまったので、僕が呼び出されて寝ているのを抱きかかえて帰ってきた。昨日は、父と僕が娘をつれて遠くのショッピングモールまで連れていったところ、車の中で寝てしまったので、起きるまで僕の膝の上に載せたままだった。今日は、家でごろごろしながら娘にテレビを見せていると、うつ伏せになった僕のうえに仰向けに乗って遊びはじめたのだが、会話が止まったなとおもったら、いつのまにか眠っていた。
という具合である。
しかし、今日はまあ、一通推薦状を書いた。
昨日は娘の風邪がうつって僕も熱が出た。昼前に父に車で駅前のお医者さんに連れていってもらう。僕以外は老人か、インフルエンザの予防注射の人かで、僕は待合室に居させてもらえず、奥で隔離された。八度弱まで出る。
今日起きると平熱に戻っている。ただ体はまだだるいので無理しないようにする。
昼にはこの間の台風で倒れた波板を修理に人が来る。大きな音が出る。
夕方には体調も随分ましになって、娘と近くの公園にいってちょっとだけ遊んだりする。まあ、走り回りはしなかったが...
こちらにきても講義録の編集はのんびりつづけている。今日ようやくひと通り全体の修正を終えた。あとは「はじめに」を書いたら、第ゼロ稿にして良かろう。
昨晩は娘は咳で何度も起きてその度に夜泣きをするので参った。朝はすこし熱もある。父に車を出してもらって、休日診療に連れてゆく。
行った先は僕が小さい頃何度も行った病院である。まだ建物も変わっていない、薄紫と濃紫のリノリウムの床もそのままだ。僕が小さい頃お世話になっていた先生の名前は何だったろうか、そういえば竹内先生とおっしゃった気がする。この名前は三十年ぶりぐらいに思い出した気がする。ご存命なら何歳ぐらいだろうか。
僕が小さかった頃は体が弱かったから、一ヶ月のうち十日ぐらいは病院に言っていたと母は言う、まあ関西人のいうことだから多少誇張はされているだろうけれど。それにくらべれば娘の体は強い。
兎も角、薬を貰って、帰宅。幸いひどい風邪ではないようで、夜になるにつれ徐々に快復する。娘は九時過ぎには就寝。
最近娘は三ヶ月の息子の真似をして大いに泣いて困っていたのであるが、今日僕と奥さんがいないときにうちの母が娘と話して聞いた所によると、「ママが赤ちゃんの世話を良くするので、ママは赤ちゃんが好きなのだろうと思って、赤ちゃんの真似をしている」と言ったそうである。無意識的にはそうだろうと思っていたが、何と意識的だったとは。「赤ちゃんの真似をする三歳児はママは嫌いよ」とうちの母が伝えると、心底驚いた顔をしていたそうで、これで今後すこしずつましになればいいのだけれど。
今日ものんびりする。娘は新幹線で風邪をもらったのか、がらがら声になって、咳がでてきた。これは困った。
そうはいうものの、家で大人しくもしてくれないので、奥さんとで外に連れ出して、また別の大通り沿いの百円ショップまでシャボン玉セットでも買いに歩いてゆく。途中でススキをみて喜んだり、遠くのカラスを見てちょうちょ!と言ったり、楽しそうである。東京では建物が多いから、遠くに小さくみえる鳥を気にしたことがなかったのだろう。
息子のほうはというと、こちらに来る前は便秘気味だったので、ウンチ替えの準備をあまり持ってきていなかったのが、大阪について急にお通じが良くなった。お尻拭きを追加で買わないといけない。
また、実家に置いてあった物理と数学の本、段ボール三箱分を、宅急便で職場に送る。これは、大学生大学院生のあいだに買いためた本のうち、アメリカに行く際に、海を渡る本、神田の古書店で売る、実家に送る、とみっつに分類した三つ目で、それから十二年間置きっ放しであったので。
夜は娘は泣き疲れて九時過ぎには寝てしまった。
昨日、今日、と、実家でのんびりする。九十三の祖母が三ヶ月の息子をあやしてくれているのをみるのは嬉しいことだ。
昨日の夕方はすこし離れた大通り沿いの衣類店まで娘と奥さんとで歩いて行く。途中、郊外の畑やら刈入れの終わった田んぼやら、娘は大はしゃぎ。ついたころには娘は寝てしまって、ベビーカーに。戻ってくるころには暗くなる。郊外の大通り沿いは、大きな交差点を越えるのに歩道橋を渡らないといけないのが面倒である。車を使うのが当然、という、街の設計。
今日になって、娘は借りてきた猫がとれてきて全力でわがままをいいはじめた。昨晩は11時に、今日は10時には寝た。