Jan 31 23:24, Tokyo

今朝は曇、夜は随分久し振りに小雨が降って、雷まで鳴った。柏キャンパスの五六郎池は年末からの晴れ続きで干上がりそうであるが、これだけのお湿りでは焼け石に水だろう。

娘を保育園につれていって、柏へ。昨日ようやく審査やら年度末に伴うもろもろやらが片づいたから、午前中、これからやるべき仕事について考えてみた。若い学生さんやポスドクとの共同研究、それに加えて、再来週の研究会での発表の準備、一月後の研究会での発表の準備、夏学期に担当する講義の準備、六月にコロラドに一週間行って話す講義の準備、と、八月まではかなり忙しそうだということがわかって、昨日の夕方はとても朗らかな気分だった所が、急に気が滅入る。

自分自身の研究を進める時間はなかなかなさそうである。しかし、優先順位を付けて、ひとつずつ片づけてゆくしかない。

というわけで、今日三つあったセミナーのうち、しがらみのため抜けられない一つは参加したものの、残りの二つは内容は面白そうであったが諦めて、部屋に籠って共同研究の為に頭を使ってみる。帰りの電車では別の共同研究の為に頭をつかってみる。

今晩も子供たちは十時前には寝た。息子は最近は夜中の十二時と深夜の四時に二度起きる。今晩はどうだろうか。


Jan 30 23:33, Tokyo

朝でかける準備をしていると、十日ほど前に奥さんに買ってもらった手袋がみあたらないのに気付く。

以前買ってもらった手袋の右手をすぐ無くしてしまい、それをみた奥さんのお母様が買ってくださったものもすぐ左手を無くしてしまったので、左右異なる手袋を長らくつかっていたのだが、それを見かねて新年になって奥さんが買ってくれたのである。それをまた無くしてしまうとは... あまり行かない駒場にこの二週間なんども行ったから、落としてしまったのであろう。情けないことだ。

兎も角、気を取り直して、娘をつれて保育園に行く。そして、柏に行く。あちらでは、ひとつ年次報告を書く、ひとつ論文審査後、事務に提出する書類一式を書く、あとひとつは、一年間部屋の隅に積みあがった書類を要るものと要らないものに分別する。

あとは、学生さんとしばらく雑談するなど。

研究所の広間には各人の不要図書を交換する為の棚があるのだけれども、そこに Coxeter の "Regular Complex Polytopes" という大判の本があったのをみつけたので抱えて持ってかえってきた。綺麗な図が沢山あり、伝統的な組版も素敵だ。僕は同じ著者がそれより前に書いた "Regular Polytopes" のほうは持っていたのだけれど、こちらの本は存在すら知らなかった。序文によれば、「この本と以前の本との関係は、ルイス・キャロルの鏡の国のアリスと不思議の国のアリスの関係のようなものである」とあったり、各章の冒頭にある引用文が章によれば楽譜の一節だったり、なにしろ心を惹く本だ。

夜は子供たちは十時まえに寝た。これは珍しい。これが常態になってくれるとよいけれど。


Jan 29 23:52, Tokyo

最近は娘は夜に「保育園いやだ〜」としばらく泣くが、朝はむしろ楽しく登園するようになった。

さて、そういうわけで、月曜朝は娘を保育園にまずは連れてゆく。駒場での用事が午後からだったので、一度家に戻って、返信を要するメールいくつかに返信。

その後駒場に行く。本を読んでいたら乗り換えの駅を間違って下りたので、代々木上原に行ってそこから歩くことにした。数年前と比べただけでも、駅前の個人経営の本屋さんが店を畳んで不動産屋になっている。途中の落着いた感じの美味しかったパン屋さんも店主が替わって外側にベタベタと宣伝を貼り出しているようになった。

数理図書館ですこし時間をすごしたあと、昼食、午後は % くんの博士論文の審査。それが穏当に終わったあとは、先日審査をした * くんと一時間ほど彼の博士論文の改善点について議論する。

お茶部屋に戻って雑談をしていると、+ さんがいらして、面白い物理の話を教えてもらった。

そうして帰宅、娘と息子が寝たところで、僕も疲れて日記も書かず寝てしまう。

今朝もまた娘を保育園につれていき、その後は柏へ。

普段は電車の中は本を読んでいるか、仕事のメールに返事を書いているか、稀には研究上の考え事をしているのであるが、今日は文庫本を読みはじめたらすぐにぐっすり寝てしまい、危うく柏の葉で降り忘れるところだった。

あちらでは、さらに二人、審査した論文の英文の改善点等についてメールを書いて送る。昼食後はセミナーに出席。

さて、普段はその後のお茶の時間には数十分遅れて行くから、お茶うけは全て食い荒らされていて僕の食べるのは残っていないのだけれど、今日は珍しくはじめから出席。そのお蔭か、何だか珍しく上等のケーキが出ていたのにありつく。僕を含め大部分の人は何故今日はこんな良いものが出たのだろうと首をかしげていたが、% くんは毎週火曜はこのようにケーキが出ていると主張する。まあ、確かに、ケーキは一瞬で姿を消したから、真面目にお茶の時間にはじめから出席しないと目撃出来ないのかもしれないが...

その後は共同研究者にメールの返事を二通。帰宅。

家に戻る。ちょっと疲れた。


Jan 27 23:27, Tokyo

昨晩は息子が産まれてはじめて夜に五時間連続で寝たらしい。奥さんは久し振りに長めの睡眠が取れて嬉しそうである。

今朝はぐうたらする。朝食後、息子を寝かせた奥さんが朝寝したので、僕は娘とテレビを見ていたが、僕までいつのまにか寝てしまっていた。もうテレビも飽きたといって娘が僕を起こすので、しばらく家で遊んで、その後は娘を公園につれてゆく。

家に戻ったら奥さんも起きて昼食を準備してくれていた。その後は娘だけ昼寝をさせる。夕方は奥さんのご両親がいらしたので、僕はすこし外に行って仕事をさせてもらう。


Jan 27 00:04, Tokyo

午前中は娘は気だるそうにしている。奥さんが息子を抱いて買い物にいったあいだ、僕は娘とのんびり遊んでいたら、娘が突然母親がいないことに気が付いて、私も買い物に行くといいはじめた。

スーパーの前まで来ると、そこにはちいさな鉢植えがならべてあって、「このお花可愛いから買う」といって聞かない。まあ花壇の花を増やしても良いか、とそれを持って店に入ると、季節外れだから輸入の葡萄がおいてあって、「久し振りに葡萄を食べたいから買う」と言って聞かない。僕は二つのうちどちらかにしなさいというと、娘は二つとも買うと言い張る。しばらく言い合いをしていると、買い物を終えた奥さんが出て来て、どっちも買いませんよ、ということで、僕らを家に連れて帰った。

昼食後、昼寝。娘とお茶を飲んでいたら娘がお茶をこぼして僕の服に掛かった夢をみていたら、娘が突然起き出して、トイレまで走っていったが、あいにく間にあわずに漏らしてしまった。何らかの予知夢をみたというべきか。

その後は娘は元気を取り戻した。夕方は実家に Skype などして孫の顔を見せる。娘はすっと寝たが息子を寝かせるのには相変わらず苦労した。


Jan 25 22:56, Tokyo

今日は普段通りの時間に娘を保育園につれていって、普段通りの時間に柏についた。

あちらでは午前中は文献渉猟、共同研究者にメールの返信。

昼は数人でのんびりキャンパス脇のうどん屋に行く。からだが暖まる。

午後は +くんと = と議論。

お茶の時間のあとは、もう一通共同研究者に返信をしようとしていると、考えが混乱してきた。結局、帰りの電車のなかでようやく考えをまとめて、返信する。この間 iPad を新調した際にカバー兼用キーボードも買ったのだけれど、これだと電車に座りながらさっと使えて、思ったより随分役に立っている。

娘はどうも昨日あたりから体がだるそうに見える。夜寝てから咳がすこし出てきたようだ。これはあやしい。


Jan 24 23:41, Tokyo

柏キャンパスにて。

今日はいつもより十五分ほど早く娘を保育園に連れていくことが出来た。久し振りに柏にゆくと、学校には三十分ほど早くついた。これはつくばエクスプレスが柏の葉の駅につく時間が十五分おきだからこういうことになるのである。

午前中は修論審査をした際に、誤植の詳細を送って欲しいと頼まれていた学生さん二人に、見つけた誤植の一覧を送る。

また、事務室にお邪魔して、担当の事務の方にお手伝いいただいて年度末のややこしい書類をとうとう仕上げる。こうやって手伝ってくださるのは有りがたい。

午後はセミナーに出て、あとは議論のメールに返信、それに関連して久し振りに少し計算もしてみる。年末に ? くんがメールで書いていた話の意図がようやくわかった。年末の時点では、非常に巧妙だが単なる計算手段だと思っていたが、もっと場の理論的な裏付けのある話だった。非常に感動する。

お茶の時間は # と少々議論。帰り道では今日も富士が綺麗に見えた。

最近は娘はすっと寝る。産まれたすぐは良く寝る子だった息子のほうがかえって夜何度も起きて我々を困らせる。


Jan 23 23:00, Tokyo

淀んだ東京の冬の空。

今日も娘を保育園につれていったら駒場へ。午後から $ 君の博士論文審査があるので。

しかししばらく時間があるので、まずは渋谷駅の銀座線出口の神戸屋でカフェラテを飲みながらメールにいろいろと返事をする。

電車から降りたら、駒下の古本屋に寄ってみる。偶然河出書房の「生活の世界歴史」の第3巻第4巻があったから購入。これは第7巻をはじめに偶然買ったら素敵な本だったので、他の巻も見つけたら買おうと決めていたのだ。

次は、昨日と同様、生協食堂隣の似非イタリアンで昼食。そうして、審査会。二時間ほどで穏当に終わってホッとする。その後はあちらのお茶部屋で、僕と同様審査員だった # さん * さんとしばし雑談。

駒場図書館に寄って、またさらにメールにいろいろと返事をしてから、帰宅。


Jan 23 00:11, Tokyo

駒場の冬枯れの銀杏並木。

今朝は娘を保育園に連れていって、駒場に行く。というのは、午後に、三キャンパス合同で弦理論の修論発表会があったので。

まず、午前中は数学科の図書館で本を借り、また事務と沢山メールのやりとりをして年度末の手続きを行う。

修論は五人分、ひとり一時間で、一時から始まって、おわったら六時。全部聞いたら随分疲れた。大学初年度ぐらいまでは毎日これぐらい授業を聞いていた気がするが、よくそんなことが出来たものだ。

もう一度数学科の図書館で本を借りる。帰りの電車で読んでいると、まさにここ数日知りたかったことが書いてある。これは嬉しい。

家に戻って、夜寝る前、娘に絵本を読んでいる。奥さんが「歯磨きしてあげよう」といっても、「絵本をおしまいまで聞く」といって聞かない。さて、絵本がおしまいまで来た頃には、弟が泣きはじめていたから、奥さんは弟を寝かせる為に抱いていた。そこで、僕が娘に歯磨きをさせようとすると、「ママが良かった」といって号泣する。もうちょっと未来のことを考えて行動してほしいものだ。


Jan 21 23:36, Tokyo

今朝は娘を保育園につれていき、本郷へ。

午前中は講義の最終回。射影表現の話、群の拡大、小学生でならう筆算の繰り上がりとの関係、あとは群のコホモロジーとトポロジカル相との関係をすこしだけ。講義後も数人の学生さんと雑談していると追加で一時間ぐらい経った。昼食もそのうち三人と生協に行ってさらに雑談をしたが、うちの四年生がふたりと、近くの他の大学から聞きに来ていたひとが一人だった。本来はうちの三年生用の講義だったけれど。

その後は素研に顔をだして雑談。その後、総合図書館によってすこし仕事をして、帰宅。

帰り道、坂の下からぬっと顔を出してきた満月が綺麗に見えた。家に戻って、娘に、「綺麗にお月さまが見えるから外にいかないか」と聞いてみると、「また手を洗わないといけないのが面倒だからいい」という返事。外から帰ってくると手を洗うというしつけが出来ているのは良くわかったが、この反応はいかがなものか。


Jan 20 22:58, Tokyo

今日は娘を奥さんのご両親に預かっていただいて、家の片づけなど。

奥さんが夕食の準備をしているあいだ僕は明日の講義の準備の残りをする。

そうこうしていると娘を連れて奥さんのご両親がいらっしゃる。どこかの工作教室に連れていってくださったらしく、娘はコマを作って持って帰ってきて、回して見せてくれる。


Jan 19 22:36, Tokyo

朝に娘を公園につれてゆく。昼食、昼寝後、また娘を公園につれてゆく。

アジア人らしき母子がよくわからない言葉で遊んでいるなあと思ったら、フランス語だったり、小学生ぐらいの姉妹がペットの兎をつれてきて遊んでいたのをうちの娘が羨ましそうにみていたら、一緒にあそばせてくれたりした。

家にかえってきてもしばらく「わたしも兎が飼いたい!」と大騒ぎだったが、まだしばらくそんな余裕は僕たちには無い。


Jan 18 23:34, Tokyo

今日は柏へ行く。

午前中は少々 $ と議論。昼食後は滞在中の * と $ と一時間ほど議論。その後はしばらく @ くんと一時間ほど雑談および議論をする。

お茶の時間のあとは、来週の月曜の講義のためにノートの準備をする。補講の最終回で、去年と同じ話をするのもつまらないから、違うことをやろうと思ったのだ。半分ほど準備した所で時間切れ。

すこしずつ日の沈むのが遅くなってきた。ちょうどまた帰り道に夕焼けを背景にして富士が綺麗に黒々と見えるようになった。


Jan 17 22:12, Tokyo

昨日と同様、午後に補講があるので、本郷へゆく。

昨日と同様、赤門脇のカフェで早めに昼食にしていたら、大学生らしき女性五、六人が注文を済ませたのにレジ前に立っていて座らない。どうしたのかなあ、と思って、食べおわって立ち上がったら、急に僕の座っていた席をとなりの机にくっつけてそこに皆で楽しそうに座った。なるほど、そんなに広くはない店で、早めに来たから空いていたので真ん中にすわってぼんやり食事をしていたのだが、そのせいで彼女たちはまとまって座れなかったのである。悪いことをした。しかし、言ってくれれば、喜んで席を端のほうに替わったのだけれど、おじさんは怖そうに見えて声を掛け辛かったかしら。

で、講義室にすこしまえに入ってノートを読んで復習していると、学生さんが「今日は何の話をするんですか」というので、「うーん、これこれのつもりだけど、どうして?」ときくと、「いや、面白そうかどうかで、出るかどうか決めようと思って。」という。やはり学生さんはこれぐらいの気概がないといけない。

講義では、so(N) のスピノル表現をつくって、so(10) の場合に su(3) x su(2) x u(1) で分解すると標準模型の一世代が出るという話をする。

その後は三年生の講義なのに去年もきいていたはずの四年生二人が何故か来ていたので、彼らと雑談。

また、科研費の来年度への繰越の書類を作成中だったのだけれど、先日提出した書類に大きなミスがあって、このままだと繰越過ぎで年度末に予算が足りなくなる所だった。事務の方に手伝っていただいて、これも修正。

また、図書室にコピーを頼んでいた古い論文であるが、図書室から連絡があって、これも電子ジャーナルで読める由。丁寧に対応していただいて助かった。早速ダウンロードして読む。

農学部交差点の古本屋で一冊本を買って、帰宅。店主のおばあさんに三百円を払っていると、スーツの男性が入ってきて、店主と話をはじめたのだが、本の出版の話。そういえばここは古書店もやっているが学術書の出版社でもあった。


Jan 16 22:52, Tokyo

今日は本郷で講義。幸い昼から。というのは、昨晩寝る前に講義で話す内容を布団の中で反芻していたら、昨年度に講義ノートに書いてあったことの不備に気付いた。微妙な議論が自分では埋まらなかったので、本をみる。図書館のは貸出中だったから、素粒子研の共有本棚で確認。講義ノートも改訂。まあ、実際に講義中で必要な最低限の議論には使わないところだけれど。

というわけで、赤門脇の喫茶店で昼食の後、講義。ルート系の分類、McKay 対応。

その後は ? さんの学生の * くんの修論の審査会に副査として参加。もうひとりの副査は # さん。なかなか興味深い内容。おわった後に ? さんと # さんの雑談をきいていると、同時期に MIT でポスドクをしていたらしい。

その後はしばらく建物の一階のドトールで #さんと物理の雑談。

今日は図書館で珍しく小説なぞ借りて帰った。+ くんがお薦めなので。


Jan 15 22:11, Tokyo

今朝も娘を保育園につれてゆく。そうして柏へ行く。

柏では午前中は $さんと相談、昼はセミナーに出席、その他は年度末に伴う書類の作成など。

少し前また査読を頼まれたのだが、あまり読む気にならない論文だから引き受けるかどうか返事をせずに数日ほうってあったら、エディターが矢継ぎ早に引き受けるのかそうでないのかさっさと返事をしろと連絡をしてくるので、重い腰をあげて引き受けることにした。帰りの電車で読んでいたが、案の定あまり面白くない。しかし間違っているわけではないようだ。

暗くなって、娘を保育園で拾って、のんびりつれてかえる。


Jan 14 23:39, Tokyo

土曜は曇、雪がちらつく。僕は朝また鼻が案外ずるずる出て仕方がなかったので、家でごろごろさせてもらった。娘の相手は奥さんとじぃじに頼んでいた。以前風邪のときに貰った麻黄湯があったので飲んでみたらなんだか良くきいて、夜にはもとに戻った気がする。

日曜は晴。娘を僕が連れて姪に遊んで貰いに行った。姪の所の子犬とは娘ははじめてだったのだけれど、急に跳び付かれたのにびっくりしてはじめは号泣。それでも徐々に慣れて、楽しく遊ぶ。昼食もいただいて、その後もすこし遊んでもらって、娘を家まで連れてかえってきたらすっと昼寝をしてくれた。夕方は娘を連れて駅前まで行く。

月曜も晴。朝は奥さんが息子をベビーカーで寝かせて、娘を公園まで遊ばせに行って、僕はぐうたらしていたが、昼食前に公園まで迎えに行くと奥さんが疲れた顔をしていてびっくりした。年始の風邪がまだ治りきっていなかったようである。昼食後はまた元気になってきたようなので良かった。

家の折り紙がなくなったので、先日に引き続き夕方に娘を連れてまた駅前まで行く。文具屋で折り紙を買ったら、他にこれとこれとあれも欲しいと娘がいうので、断りきれずにじゃあまあこのシールは買ってあげようと言ってレジに並んでいたら、他のも欲しかったといって号泣される。結局家に辿り着くまでぐすぐす泣いていた。こちらは折れて買ってやったのに、泣かれてしまうと、こちらも困ってしまう。


Jan 11 23:33, Tokyo

今朝も娘と楽しく保育園に行く。その後は本郷へ。

昼は街の静かな喫茶店でカレーライスのセットを食べていて考え事をしていたら、突如近くの席の同じぐらいの年の男性が携帯電話で大声で話をはじめてびっくりした。もう少しぼんやりしていたかったが、席を立つ。

今日はいろいろ仕事をこなした。締切が迫っていた評価書も書いた。年末年始に胃腸が悪いながらもすこし考えた話も、何とか思い出してタイプして共同研究者に送った。

古本屋によってから帰宅。


Jan 10 23:49, Tokyo

今朝も保育園に娘を連れてゆく。数ヶ月前と違ってまるで泣かなくなった。成長するものだ。

柏へ。相変わらず寒い。昨日書くのを忘れたが、五六郎池は水面が半分以上凍っている。夜は零下らしい。

今日は物理の議論のメールにいくつか返事が出来て嬉しい。お茶の時間は学生さんと雑談したり、# と $ と雑談したり。

届いたメールの内容について考えながらゆっくり帰途につく。

バスの先頭の席に座ってぼんやりしていると、急坂をのぼっているところで法律に従って車道を行く自転車に追いついた。自転車を漕いでいたおばあさんは坂の途中で疲れたらしく自転車を押している。坂の途中は歩道に柵があってあがれない為、おばあさんは車道を歩くしかない。追い越し車線は混雑しているので、バスは仕方がなくおばあさんの後ろをのろのろついてゆく。

混んだ車道を二人乗り自転車で保育園帰りと思しき親子が行くのもしばしばバスの中から見かけるが、これもぞっとする。


Jan 9 23:28, Tokyo

今日はまず娘を保育園につれていって、そうして柏へ向かう。あちらは都心より二度ほど低いようで、寒い。

途中コンビニで温かい飲み物を買おうとおもったら、ほうじ茶ラテなるものが売っていたので買って飲む。悪くない。数ヶ月前に大阪に帰省していたときにコンビニに並んでいたので何度か飲んだのだが、東京には売っていないと思っていたら、急に今日は二ヶ所で見かけた。

あちらではまず、# と久々に議論。彼からもらっていたメールには四日に返事したつもりだったのだけれど、彼が読んでいないというから、パソコンを確認してみると、下書きは保存したものの送信ボタンをおしていなかったらしい。

午後はいろいろとメールに返事、など。お茶の時間は % さんに会ったら空色の服を来ていらして、寒い柏だけれど、あたりの雰囲気も明るくなった気がした。

帰り道はちょうど $ と一緒になる。駅まで歩いて、筑波エクスプレスも一緒に。ぼんやり雑談をして帰る。彼はいい奴だ。

僕も風邪が数日前から軽くうつっていて、鼻が少し出たり、喉がすこし痛かったり、悪くも良くもならないが日によって箇所が動いているのだけれど、昨晩寝ている間はなぜか口の中が痒くなって、今朝おきたら唇がすこし腫れていて、一日少々痛いような痒いようなだった。家に戻ってワセリンを塗ると多少落着いた。不思議な風邪である。


Jan 9 00:11, Tokyo

今朝は僕は本郷へ行く。

昼まで総合図書館に籠って事務的なメールを沢山処理する。

赤門脇のカフェで昼食後、今度は物理図書に籠って、ようやく研究に関することをする。といっても、仕事納め前に共同研究者と議論していて、別の論文の著者に問い合わせのメールを僕が書くよ、という結論になったが下痢になってしまって放置してあったものをようやく書いたのと、あとは長らく査読中だった論文ふたつの返事を書いただけ。

そうすると夕方になる。図書館を出ると久方ぶりに $ 先生に会って雑談。子育ても大学院生の指導も大変だと愚痴をこぼしたら、自分の子供が大学院生と同じくらいの年になるとどちらも落着いてくる、という、励まされているのかどうなのかわからないご返事をいただく。

ドトールに行って十日ぶりぐらいにこわごわカフェラテを飲んだが、少々胃の調子が不安になった。幸い下らず。

久々に保育園に娘を迎えに行く。部屋に入ったら、まだもう少し遊んでいたいようで、特に急がないのでのんびりしてから連れて帰った。


Jan 8 00:14, Tokyo

冬の青天。

昨晩遅くは保育園に行きたくないといって娘がひたすら泣くので、奥さんのご両親と寝てもらって、風邪の息子と母親とは別の部屋にした。今朝はなんとか保育園にゆく。

僕は本郷で講義。ルート系の性質まで示したが、ルート系の分類までには至らず。

その後はいつもどおり赤門脇のカフェで昼食。油こくないものを頼んだが、生野菜のサラダが出て来た。随分久し振りに食べたが、お腹は大丈夫だったようだ。

その後は素粒子研で新年の雑談、途中から質問をされたので物理の議論を少々。

帰りには大学構内のスタバでチャイラテを買ってみる。まだ、コーヒーを飲んでみる勇気はなかった。その後、古本屋で新書を一冊買う。チャイラテが四百円で、新書が百円だと思うと、馬鹿らしい値段だ。

自宅に戻って、さらに必要なものを取ってから、奥さんのご実家にまた戻る。

夜には七草粥も出していただいた。奥さんのお母さまはそんなに好きではないので毎年ではないらしいが、今年は偶然保育園の帰りに娘と買ってきたらしい。僕は実家では毎年恒例だったので懐かしい味だ。七草なずな、菜っ切り包丁まぁな板、という歌を歌ってみると、これもご存知ないとのこと。


Jan 6 23:36, Tokyo

今日は奥さんのご両親が娘を外に連れ出して一日遊んでくださる。

こちらは数日前から息子の鼻がずるずるしてきたので看病。治るまでこちらに寄せてもらうことにする。

というわけで、僕は奥さんと息子が寝ている間、自宅まで往復して追加で必要なものを持ってきた。背中の鞄にほぼ詰まって手が開いたので、しばらくほったらかしにされていたシクラメンの小鉢をこちらまで持ってくる。


Jan 5 23:49, Tokyo

今日もまた一日が過ぎる。

僕は博士論文やら査読中の論文やらを読む。

また、夕方には街までおつかいに行った。ついでに本屋に寄って、角川ソフィア文庫の枕草子の下巻を買ってくる。数ヶ月前に上巻を買ったので、それから行く本屋ごとに下巻がないかのぞいていたのだが、なかなか見あたらない。今回、奥さんのご実家に居候していると、普段は行かない本屋に行けたので。

久々に娘のことでも書くと、おやつをたべていて、急に途中でスプーンを持って立ち上がって台所に行こうとするので腕を掴んで止めたら大泣きされた。泣きながら説明するのを聞くと、何でも、急に他のスプーンで食べてみたくなったのだそうである。それでも、食事中に立ち上がるのは良く無い。


Jan 4 23:33, Tokyo

三が日は寝正月。

四日は休みにする。しかし、さすがに沢山返事を要するメールが溜まってきたので、急ぐものに関してはいろいろと返信を書く。