今朝は曇、昼から晴れて、十五度まであがる。青天に桜が映える。
今日も娘を連れて桜を見に行く。うちの母とも合流、所用で大阪から出て来ていたので。娘は大喜び。
息子の鼻はぐすぐすいっているが、ひどくはならない、病院には行かなくても済みそう。しかし娘の鼻もずるずるいいはじめた。さてどうなるか。
今日も結局十一度までしかあがらなかったらしい。一日花曇り。
午前中は娘をつれて満開の桜を見に行く。途中で奥さんのご両親と合流。
昼食を家でご一緒したあと、二時ごろ僕は眠くなって昼寝、娘もすこしあとで参加したらしく、二人で五時ごろまで寝ていた。起きると奥さんのご両親は既にお帰りで奥さんは夕食の準備をしてくれている。
その後は夕寝をする息子の側に僕は控えていて、奥さんと娘はそとに買い物に。
まあ、全般に穏やかな一日。夜遅く雨になる。
今日は薄く曇って、花冷え。十度を越えなかったらしい。娘はひさしぶりに穏当に保育園にいってくれた。
柏へ行って、共同研究のためのノートにいろいろ書き加える。帰りがけに @ さんにちょっと質問されて議論した以外は自分の部屋で作業をしていただけなので、穏やかだった。最近は入れ替わり立ち替わり議論をしていることが多く、慌ただしかったから...
物性研の図書館に寄って、ひとつ気になった本を眺めてから帰る。柏の葉高校脇の桜並木もほぼ満開だ。
家に戻ってみると、息子はすこし鼻風邪らしい。奥さんのご両親がいらしていて、楽しい夕食。
最近は「世界を読み解く一冊の本」シリーズの「西遊記」というのを図書館で借りて読んだ。子供向けに改作されたものと原作は大いに違うらしい。
ここしばらく娘が保育園に行きたくないと泣くので、今日は休ませて奥さんが相手をすることになった。
というわけで僕は直接柏へゆく。あちらではまず昼食会での発表の準備。
その後は昼食会で最近 $ とやっている話をする、聴衆にも面白がってもらえた気がする。
その後は皆で食堂にいって昼食。昼食会という名ではあるが実際にそこで昼食をとる人は徐々に減っていて、いつもその後にのんびり食堂にゆくのが習慣になってきたのである。非昼食会に名前を変えたほうが良いのではないかという話になる。
その後はお茶の時間まで * と議論。その後は種々のメールに返事。
すると帰る時間になる。柏の桜も見事になってきた。
家に戻ると、平日に家に居ても母親に家事や弟の世話やらであまり遊んでもらえず不満足そうな娘が待っていた。保育園で先生方に遊んでもらえることにも良い点もあるということもわかってもらえたかしら。
今朝はちょっと泣いたが、まあほぼ穏当に娘は保育園に連れられていった。
いつもの時間に柏について、午前中は $ とちょっと議論。昼食後は # 君と議論。
それを終えると、旧友の % 君から今日出した * 君との論文で公開したコードを早速使ってみたが、うまく動かないと連絡が届いていた。まずはとりあえずお茶の時間なのでお菓子をほおばり、手元で確認してみると、確かに問題がある。
まあ軽微な誤植であったのだが、実例として載せたコードが動かないのはよくない。即日 % 君が試してくれたので発覚して、ほんとうに良かった。* 君と慌ただしく対応する。
まあ一段落して、いつもの時間に帰宅。都心はもう満開、柏の桜も五分咲きから六分咲きといったところか。
今日はまあ穏当に娘を保育園につれていった、と思ったら、先生に渡して別れる所で号泣された。
しかし僕は柏にゆく。あちらでは細々と用事をした気がする。$ ともちょっと議論。
昼は @ さんのセミナー、一般化 Kähler 多様体の話だが、そもそも Kähler 多様体の Kähler ポテンシャルに関しても今世紀になって Donaldson により大局的な見方が導入されているという話の時点で初耳で、非常に勉強になった。
その後は前所長と雑談、など。
+ 君との研究について、考え事をしながら帰宅すると、牛乳を買って帰ってきてくれと頼まれていたのをすっかり忘れてしまった。仕事ばかりして家庭を顧みない典型例だ。
都心はもう五分咲きである。娘は月曜なので保育園に行くのを渋る。なんとか家から連れ出して、保育園までの道を遠回りして桜並木を見せるとすこし機嫌が回復する。しかし保育園で先生に渡すと号泣。それをおいて僕は柏へ向かう。
遠回りしたのでいつもより十五分ぐらい遅い。家から柏までは、乗り換えが少ないが時間が余計にかかり、かつ時間が一定しない方法と、多少速く時間もほぼ一定しているが乗り換えが面倒な方法とふたつがある。まあ既に十五分遅いから、毒喰らわば皿まで、と思って、まずコンビニでその場で淹れるコーヒーを買ったら、前に仕事場に持っていくのか五つぐらい買ってのんびり淹れている人がおり、そこで既に時間を浪費する。
等々やっていると、いつもより三十分おそく柏の葉の駅についた。まあしかし、道中は @ 君との共同研究について、昨晩の続きを考えていたので、別段構わないのであるが。
柏の葉の駅では海外から帰ってきたばかりと思しきスーツケースを抱えた + 君に会ったので、ちょっと雑談。その後は僕は大学まで考え事の続きをしながら歩く。
途中、歩道はないけれど滅多に車も通らない近道があるので、いつものようにそこを通る。途中、自動車教習所があって、そこに桜並木があるのであるが、まだ枝の先にちらほらと花があるかないかというところ。
この自動車教習所は先月店仕舞をしたのか、ここしばらくは重機が入って建物を解体したりしている。外周には白い幕が回してあって、工事の案内板が貼ってある。作業内容には、恐れていた通り、建物の解体および外周の樹木の伐採とある。この桜並木も今年で見納めであろうか。書いてある電話番号に連絡をして聞いてみるべきであろうか。
などと考えながら、白い幕の角を曲がったら、向こうから珍しく車が来た。十五秒ほど遅れて曲がっていたら鉢合わせして轢かれていたと思うとぞっとする。これまでは単に桜並木だから向こう側が見えていて、気をつけて曲がる習慣がついていなかったのである。
まあ四月から多少面倒な用事があるので、死んだら楽だったかもしれないが、積極的に死にたいほどではない。大体僕が死んだら家族が困るだろう。など、馬鹿なことを考えながら学校につく。心が乱れているので研究にはならないか、と思いきや、すぐに $ が部屋に顔をだしてくれたので、彼と議論。言葉が英語に変わったからか、心が切り替わった。
昼食を挟んで、もうすこし議論、その後は # 君とお茶の時間まで議論。その後は = と議論。そうすると、家に帰る時間になった。
帰りの電車では、乗り換える所で偶然 : 君と一緒になったので、少々雑談をする。
今日は息子がなかなか寝なかった。その間、娘と一緒に乾いた洗濯物を洗濯乾燥機から取り出してたたむなどする。一年ぐらい前は、僕が畳もうとしていると横から全部つまんでほうりなげて邪魔をしてばかりだったから、随分成長したものである。それも、案外きちんと畳むのだ。
今朝は息子は奥さん、僕は娘と遊ぶことにして、十時前に出掛ける。少し離れた児童館に行き、遊び、昼食後は公園に、などして三時すぎに帰宅。
その後はしばらく娘と僕とは昼寝。
昼寝の寝起きは機嫌が悪いことがおおい娘なのだけれど、今日はいつもよりはるかに穏当に目が覚めた。しかしその後もすっきりとせず、寝るまで低空飛行が続く。
昨日は気温が二十度を越えたのに、今日の最高気温は十度。寒い。朝ご飯をすませて、遊びにいかずにはいられない娘を外に連れていき三輪車にのせたら、みぞれまでちらついて、娘の黒髪に白い雪がほんのすこし積もった。
その後しばらくして、奥さんのご両親がいらして娘を一日遊びに連れていってくださる。僕は家で休憩。
夕方には奥さんのご両親も娘を連れて戻っていらして、大勢で楽しい夕食。子供たちは十時までには穏当に寝た。
さて、昨日の日記に書いた * 君との論文であるが、専門家の意見を聞く為に昨晩寝る前に原稿を地球の裏に送ってあった。すると、なんと朝には既に随分丁寧な指摘を返信してくれている。昼には * 君に対応を相談する短いメールを書いた。子供たちが寝てメールをみると、* 君から返事が届いている。それに返事を書き、また、地球の裏側にも返事を書いていると、こんな時間になった。
今朝もまた随分娘は保育園に行くのを嫌がって泣いた。
しかし、僕は娘を保育園に預けて、本郷へ行く。午前中は来週の昼食会で話す準備をする。
午後は * 君と合流、論文の仕上げをする。
そうすると夕方になる。現れた = くんと少々雑談。古本を買って帰宅。
帰って娘に聞いてみると、保育園では劇があって楽しかったらしい。歯医者さんが出て来てなんとかで面白かったらしいが、まだ粗筋を親に説明出来るほどの言語能力はないらしい。
水曜までは桜はまだまだかなと思っていたら、木曜の休みの日に急に暖かくなって日当りのよい木などは咲いてしまって、今日本郷まで歩いて往復するとそこここで咲いている。春だ。
昨日の朝は娘が保育園に行きたくないと随分抵抗した。結局おんぶして連れていったが、保育園で先生に渡しても泣きやまず、泣いているのを置いて保育園を出てきた。こんなことはもう半年以上なかったのではないか。
柏に行く。朝は一昨日夜の続きの調べもの、昼食を挟んで * と議論、~ 君とすこしだけ議論、など。
お茶の時間のあとは @ 君のセミナー、興味深い。
家に戻ったら何故か非常に疲れが出た。風呂の後はいつもやっている家事もやらず、朝まで睡眠。娘はあのあとは気分を切り替えて元気に保育園で過ごしたらしい。
今朝は奥さんが娘と息子を連れて外でご近所のご家族と遊びにいってくれる、僕は家で休憩。
二時半ごろ、奥さんと入れ替わって、あとは僕が娘と遊ぶ。家には結局四時半ごろに帰宅。その後娘は昼寝。
夕方に昼寝から目覚めたあとの娘はすこぶる寝起きが悪かったが、まあ、きちんと目が覚めればけろりとしている。久し振りに娘を風呂に入れた。
昨晩は息子は穏当に寝てくれたようで、僕の寝不足は解消された。今朝も娘を保育園につれていって、柏へ向かう。
あちらでは午前中は用事でいろいろとメールをする。
昼食後は滞在中の @ のセミナー。
セミナーを挟んで、+ と議論。
お茶の時間は、まず = 君と雑談。
その後は ? に佐々木多様体について質問される。佐々木多様体は院生の頃手を出していて、その後も時々戻ってくる話題だから、興味をもって聞く。
ぼんやり帰宅。子供たちは今日は穏当に寝てくれた。そうすると寝る前にこうやって一時間強、考え事に使える時間が取れる。有り難いことだ。
昨日、日曜は、午前中は娘と息子を奥さんと奥さんのご両親が遊びに連れていってくれる。その間僕は休憩。おもちゃ美術館というところに行ったそうだ。年齢別に部屋がわかれているそうで、途中、娘と奥さん、息子と奥さんのご両親の二手に分かれたら、普段はとても祖父母に慣れている息子が大泣きをしたらしい。娘は大いに楽しんだらしい。
夕方は僕が娘を公園まで遊びに連れてゆく。
で、寝るまでは穏当に進んだ。昨日は僕も早めに寝ようと思って、十時半には布団に入った。しかし、最近は夜中にそれほど大きな声で泣かなくなっていた息子が、午前中にあったことを夢で思い出すのか、まあ頻繁に大声で泣く。というわけで、寝不足になる。
しかしまあ朝になると娘を連れて保育園に行く。その後は僕は柏へ行く。
いろいろとメールを書く。昼食後はいろいろとノートをタイプする。二時ごろから * としばらく議論。
お茶の時間の途中からは @ と滞在中の = と議論をする。
そうして家に帰る。僕も寝不足、奥さんも普段より寝不足なので、子供たちを寝かせるのがうまくいかず、皆が寝たのは十時半ぐらい。僕が残りの家事をすませると十一時。
あとはさらにメールにいろいろ返事をしたりしていると日付が変わりそうになる。そろそろ寝よう。
昨晩は息子がよく起きたので、朝は眠かった。
今朝は四人で少し遠くの児童館まで出掛ける。昼食すこしあとまでそこに居て、奥さんと息子は帰宅、僕と娘は帰る途中の公園に寄る。
三時過ぎに家に戻って、皆で昼寝、僕と娘は五時すぎまで寝る。その後はまた娘と外に遊びに行って、七時すこし前に帰宅。
今日は久しぶりに僕が娘を風呂にいれようとしたら、はじめ「ママがよかった」と泣くが、体を洗って浴槽に入れてしまえば楽しく遊びはじめた。いつもよりすこし遅いけれど、十時過ぎには就寝。
休日一日娘と遊ぶと自分も三歳ぐらいになった気がする。
今朝も玄関で娘が行きたくないと泣き始めたが、無理に外まで連れていって、背中におんぶをしてやると、すっかり機嫌を良くして、楽しく保育園に行ってくれた。
その後は柏へ。まずは昨日書いていた % とのノートに幾つか考えながら書き加える。
次は @ 君との論文に手を加える。
三時からは = 君と議論。どうも一ヶ所うまくいかないと思ったら、僕が大昔から理解していたつもりのことを実はきちんと分かっていなかったのが原因だった。
まあしかし、以前理解していたと思ったことが誤解であったと気付くことも進捗ではある。
帰りの電車で、図書館で借りていた坂出「初学者のための中国古典文献入門」を読了。
皆が寝たあとはまた % と考えていることについて考える。似たことを十年ぐらい前にも考えたはずだと思って、当時のメールを掘り返してみると、確かにいろいろ関連した議論が出てくる。当時は結局良く判らなかったが、五年ほど前からこのような問題に対する言葉が整備されてきているので、今回はおしまいまでいきつけると良いけれど。
今朝は振るとガァガァ鳴くアヒルさんのついたシャボン玉棒を持たせることによって泣かせずに娘を保育園に連れてゆく。
柏に行って、朝は一昨日の % との話について昨日考えたことをタイプする。
昼は + が昼食会でレビュー。しかし最近は誰も昼食会で昼食を食べないので、その後皆で食堂へ行く。
その後は % と三時まで議論。その後はしばらく # と議論。
そうすると家に帰る時間になる。皆が寝て、家事を終えると十時半、その後、朝タイプしていた続きをする。いまようやく終えたので、% にこれから送って、寝る。
今朝は随分久しぶりに娘が保育園に行きたくないと渋った。
まあしかし何とか連れていき、僕は柏へ。午前中は新学期の講義をどうしようか悩む。
昼食は @ と ? と。
その後は二時間半ほど # 君と議論。そうして一時間ほど @ と議論。
そうすると家に帰る時間になった。午後をずっと真面目に議論していて疲れたので、つい学校から駅までバスに乗ってしまった。
今日も子供たちと奥さんは十時前に寝た。その後は # 君との議論の内容などをタイプして、いまもう一人の共同研究者の = 君にメールを送ったところ。
朝起きると僕の元気も回復していた。娘は楽しく保育園に行った。僕も柏へ行く。今日もあたたかい。
まずは柏図書館で本を返す。本郷や駒場で借りた本も返却出来ることを最近知った。
居室に着くと、種々の面倒な用事は忘れて一日研究することにした。先日 # に指摘されたことについて考える。
昼には : さんのセミナーがある。お茶の時間のあとは * 君とすこしだけ議論をする。
今日は子供たちも奥さんも十時には寝た。その後は家事の残りをしつつ、考え事のつづき。
今日は暖かい。朝は娘を保育園に連れてゆく。その後は家に戻って休憩、どうも疲れているので一日有給休暇にする。
夕方までぐうたらして元気になって、四時過ぎに娘を保育園に迎えにいった。帰りになかなかない機会だからと思って二時間ほど娘と外で遊んだら、生気を吸われてまた疲れた。
途中、公園で太陽をみるとその周りに同心円上に綺麗に虹色が見えた。通常の暈でないからなんだろうと思って調べたら、花粉光環といって大量の花粉で太陽光が回折されて見える現象らしい。
今日は娘は息子を抱えた奥さんに連れられて苺狩りと動物園に行った。というのは、地域でそういうのを企画してくださる奇特なご家族がいらして、一緒に参加したのである。
僕は午前中は保育園の父母会に出席。
昼食後は、僕は家でごろごろする。
夕方は戻ってきた三人を駅まで迎えに行く。娘が「苺たくさんたべたの」というので「いくつ」と聞くと「数えてなかった」という。夜寝る前には「今日は楽しかったね」と自分から言っていて、余程嬉しかったようだ。
夕ご飯のときに自分の茶碗をみて「ご飯がすこし残っているからきれいにたべちゃおうか」とも言っていて、いつもの手に負えない娘とは別人に思えた。
さて、先日図書館の新着図書棚をみると、堀越孝一先生訳の「パリの住人の日記」の第三巻がある。ぱらぱらと頁をめくってみると、なんと昨年九月に亡くなったそうではないか。「パリの住人の日記」も全訳に至らなかったそうである。僕は高校生のときの寒い日、同級生の親御さんのお葬式に行った帰りに書店に寄って、堀越先生訳の「中世の秋」を偶然手に取った。いま本棚からその時買いもとめ、いまやすっかり手垢で汚れた文庫本を取り出して冒頭を引用すると:
「世界がまだ若く、五世紀ほどもまえのころには、人生の出来事は、いまよりももっとくっきりとしたかたちをみせていた。悲しみと喜びのあいだの、幸と不幸のあいだのへだたりは、私たちの場合よりも大きかったようだ。すべて、ひとの体験には、喜び悲しむ子供の心にいまなおうかがえる、あの直接性、絶対性が、まだ失われてはいなかった...」
以来、それが愛読書になり、その他堀越先生の著書はいろいろと読んだのであったが...勿論僕は堀越先生には会ったことも無いのだけれども、私淑していた、というのが適切な表現だろうか。別の人生ならばああいう研究をするのも楽しかろうと思う。
今朝は娘は奥さんと一緒にホットケーキをつくってご満悦、のはずが、おしまいに奥さんが冷蔵庫から以前クッキーを作ったときに飾りに使ったチョコペンを取り出してホットケーキに顔をかいた所、「そのチョコペンは次にクッキーをつくるときに使いたかった!」と娘が癇癪をおこして号泣し、悲しい結果に至る。良かれと思ってやったことが必ず裏目に出る。三歳児は手に負えない。
しかし娘は泣きやむとけろりとしている。奥さんのご両親が預かってくださることになっていたので、娘をつれてゆく。昼前から昼過ぎは、奥さんの古い友人が赤ちゃんをつれて遊びにくることになっていたが、僕は人付き合いが苦手なので、その間は外でパソコンを開いて用事をさせてもらう。
二時ごろ帰宅、息子と奥さんと昼寝。
夕方は奥さんのご両親が娘をつれていらっしゃって、みなで夕食。
その後の風呂で僕はまた娘を号泣させた。というのは、数日前だかに膝をすこしだけすりむいて、とっくに治っているのに絆創膏を貼っていたところ、湯船につけようとすると「しみるから嫌だ」というのを無理に入れたからである。大泣きしたあと「痛くない。」と納得していたようではあった。「そういえばしばらくココアつくってないね。つくって。」というので風呂上がりに作って一緒に飲む。
今朝は久し振りの青空、娘は奥さんに保育園に連れていってもらった。というわけでいつもよりすこし早めに柏につく。
あちらではまず予定通り十一時より $ と議論、昼食を挟んで二時ごろまで。
次は予定通り二時すこし過ぎから + と一時間弱議論。
次も予定通り三時から = 君と一時間弱議論。
次は四時から予定外の用事に対応。
次は四時半ごろから、日付だけ決めて時刻は決めていなかった @ 君とちょっとだけ議論。
すると帰宅すべき時間になる。帰りの電車では疲れて茫然としていた。
今朝の話。娘を保育園に連れていこうと玄関まで来た所で、さあ履いてねと靴下を渡した所、履かないよ〜と放り投げることを二三度繰り返す。頭に来て怒鳴った。そうするとまあ随分泣かれてしまった。三歳児は手に負えない。
まあしかし小雨の中、保育園へは大人しく歩いて行ってくれた。そうして僕は本郷へ行く。
まずは昔一通共著論文を書いたがその後機械学習に転向した $ 君がセミナーをやるというので、聞きに行ってみる。
昼食後はしばらくいろいろとメールに返事。その後は二時すぎから * 君とおちあって、論文の完成へ向けて夕方まで議論する。
朝の天気予報では昼には止むということだったが、議論を終えて帰ろうと建物の外に出るとまだまだ降っていた。キャンパス内を歩くと早咲きの桜がもう見頃だった。薄暗かったので写真は撮れず。
研究会の二日目。朝はいつもより十五分ほど早く娘を保育園に連れていくことに成功、一コマ目に間にあった。
昼は世話人の皆さん、講演者の皆さん +α で構内の松本楼に行く。大学内で一番高い建物の最上階にあり、眺めがとても良い。
自分の話は一番おしまい。話す前はいつものように緊張して心拍数があがり、体が冷える。普段は話をはじめると数分すれば調子が出てくるのであるが、今日は体が温まってくるまで十五分ほどかかった。他の人の話を沢山面白く聞いた後だったから、ちょっと疲れていたのだろう。
いろいろ質問もしていただいて有り難かった。
さて、家に戻って、云々、子供たちが寝る時間になる。最近は奥さんは息子を先にしっかり寝かせてしまってから、娘を寝かせるので、その間僕は娘の相手をしているのだけれど、母親がとなりの部屋に行ってしまうのがどうも不安なようである。今晩は「ずっと前はママが用事で居ないときはどうしてたの?」と聞くので、「ママのセーターとかにしがみついてたよ」と教えると、「じゃあそうする」と言う。そこで、セーターを渡すと、「これ、着てみる」といって、大人の服に小さい体を入れて、その後は随分楽しそうだった。
今日は晴れ、暖かくなった。
娘を保育園に連れていったあとは、学習院へゆく。統計物理懇談会という研究会に呼んで頂いたので。といっても今日は午後からなので、途中の駅で喫茶店に入って、パソコンを開いて、事務処理にいそしむ。
折角時間があるので、学習院には都電で行ってみる。のどかな沿線である。キャンパスは緑が多い。
昼食は学習院の生協食堂で食べて、その後は研究会。物理学科の同期で今は DNA で遊んでいる $ 君の話も、弦理論から機械学習に鞍替えした * 君の話もあった。その他の二つの話もすこぶる面白い。自分の専門でない話を聞くのは気楽で良いというのもあるだろう。
終わって帰り道、奥さんに準備してもらった確定申告を投函。
今日も雨。久しぶりにしっかり降った気がする。朝は娘を保育園につれていって、柏へ向かう。
雨は強くないが風が強く、すこしでも濡れるとすぐ色の変わるコートだったので、大学につくころにはずぶ濡れになったように見える。干上がりかけていた五六郎池にじゃばじゃばとキャンパスに降り注いだ雨水が流れ込んでいる。
さて、居室につくと + が顔を出した。しばらく韓国に出張だったらしい。というわけでいろいろと議論。
そうすると昼ご飯にいこうと ? が迎えに来た。今日は冷えるのでうどん屋に行くことにした。
午後はしばらく用事、いくつかメールに返事をする、ひとつ査読に返事を書く、など。
もういちど + としばらく議論をしてから、帰宅。娘は咳と鼻が出始めた。
今日はまた小雨が降り続き、寒い。昨晩は息子が頻繁に起きたそうで、奥さんが眠そうである。
朝は僕が娘を奥さんのご両親のおうちに連れていって、夕方まで預かって貰う。僕は家に戻って、奥さんと一緒に家の用事、など。
また今日も息子が昼に寝た隙に僕もしばらく寝かせてもらう。夕方は雛祭りなので奥さんが子供用ちらし寿司を作るのをすこしばかり手伝う。
途中で娘も奥さんのご両親に連れられて戻ってきて、ちらし寿司の飾り付けなども奥さんと楽しく一緒にやっていた。それを横で見ているのは微笑ましい。大勢で楽しい夕食。
しかし大興奮のため、子供たちが寝るのは普段より遅くなった。
久々に気持ちの良い青天。
家の周りで遊んだ後、昼食は外に食べに行こうということになって、息子を乳母車に乗せていると、娘が「自分もベビーカーで行く」と泣き出した。ベビーカー二つは持っていけないよ、と説得するが、「それなら行かない」と埒があかず、諦めて奥さんが息子を連れて昼食をパン屋で買ってくることに。家で娘と遊んでいると「ママを追いかける」というので追いかけると、丁度パン屋から出てきたところで遭遇、家に戻ってさて食べようとすると「外で食べるのが良かった」と本格的な癇癪がはじまる。これを宥めるのに一番手間がかかった。何とか楽しく食べ出した所で、急に途中で眠くなって娘は寝てしまう。
昼食後、息子が寝たので我々も昼寝をしようと思ったら、娘が起きた。奥さんが相手をしてくれるということで、僕は息子と昼寝をさせてもらう。
起きた後は実家に Skype で(ひ)孫の顔を見せる。その後は僕が日没まで娘を外に連れてゆく。なかなか家に帰ろうといってもうんと言わない。結局昨日全部食べてしまったから蜜柑を買って帰ろうというとうんと言ってくれた。はっさくを買って帰る。
その後はまあ穏当に時間が過ぎる。夜も二人ともすっと寝た。
今朝はまだぱら、ぱら、と小雨が残っているが、傘をさすまでもない。まずは保育園に娘をつれてゆく。
その後は歩いて本郷まで。まずは総合図書館に座って、来週の話の推敲。
赤門横のカフェで昼食、それから三時半ぐらいまで @ 君と議論。
その後は物理事務に書類を提出、そうして本郷素研に少々顔を出す。
帰る前にドトールに寄ろうかと思ったが、朝も街のカフェでカフェラテを買って飲んで歩いたことを思い出し、やめておく。ここしばらくはすぐ胃腸を悪くするので、コーヒーを一日一杯に抑えている。
歩いて帰宅。寝る前の娘にいつものように絵本を読んでやろうとしたら、突然「自分で読む」といって何冊も声に出して読みはじめた。僕は絵本の文章に気に入らない所があると多少変えて読むのであるが、そういう箇所はいつも僕の読むとおりに娘も声に出している。あまりに何度も読み聞かせているから覚えてしまっているらしい。