Apr 29 23:03, Tokyo

不思議な花。

雲が空を覆ってあまり青空は見えないが、それでも過ごしやすい一日。

今日は娘の相手は僕がやる番。午前中は公園に行ってシャボン玉、自転車の練習など。家に戻って昼ご飯にうどんを食べる。

午後は娘をはじめての観覧車に連れてゆく。絵本で出て来て以来ときどき乗ってみたいというので。三十分の列も問題なく並んで、乗っている間は大興奮。僕としても目前をジェットコースターが通っていったのは大迫力だった。

降りると「もう一回乗りたい」というが、ほっとしたのか、抱きついてきたので抱えているとすぐに寝てしまった。何とか家につれて帰るが、家の鍵を開けた音で目が覚めて「まだ帰りたくない、もっと遊びたかった」と泣くので、また公園に連れていって、自転車の練習。

家に戻って、お風呂、夕食。夕食の配膳が終わったので、無心にやっていた工作を止めさせて食べさせようとすると、後少しで出来るんだから最後までやりたかった、と、号泣されて、泣きやませるのが大変だった。明らかに工作をおしまいまでやらせたほうが時間も掛からなかったし穏当だった。食後に続きをやらせたら可愛いヒヨコが出来て、やりのこしていたのは小さい足をつけるだけ。

親であるのは難しいことだ。


Apr 28 23:05, Tokyo

咲く薔薇と散る薔薇と。

今日は晴れ、朝は肌寒いが、昼になると何とも気持ちの良い一日。

今朝は、奥さんが子供達を連れて、娘の友達のご家族二組とお出かけ、僕は家で休憩させてもらった。娘はおおはしゃぎだったようだ。

僕は家で随分久し振りにピアノの練習。加えて、これまた久し振りにパソコン弄りをして遊んだ。

午後三時頃交代して、六時ごろまで娘をあたりで遊ばせる。百均に別の用事で寄ったら娘が竹とんぼをみつけてこれを買うというので、やらせてみる。産まれてはじめてなので最初は全然だが、すぐにうまくなる。しかし流石に百円だと一瞬で壊れてしまった。

息子は今日は夕方寝がなかったので、いつもよりはやく七時間半には寝てしまった。娘は今日は昼寝がなかったので、こちらもいつもより随分はやく八時半には寝てしまった。娘の寝る前の眠くて機嫌の悪いのには少々弱ったが、半年前にはいつだってこんな機嫌だったようにも思う。

パソコン弄りをしたのは、弦理論会議の過去の講演スライドを読む為の iPad 用自作ソフトで、いまさらながら講演者と題目名を検索できるようにしたのだ。過去の Witten 先生の講演などざっとみてみたりするが、まあ、どれも、勉強になることだ。


Apr 27 23:58, Tokyo

今日も一日小雨の降るような降らないような。朝は一家ですこしはなれた児童館まで行く。昼までは息子はベビーカーで寝ていたので、娘と遊ぶ。

昼食後しばらくして娘がお腹が調子が悪くなった。変なものを食べさせたつもりはないが、保育園で胃腸炎でも貰ってきただろうか。

その後は息子も起きる。ハイハイは徐々にうまくなってきたが、まだ前には進めない。むしろ、いつも後ろに下がってゆくようになった。

家に戻って、奥さん以外の三人で昼寝、奥さんは夕ご飯の準備をしてくれる。目が覚めた後は皆でまた散歩に出掛けた。ようやく青空が見えて、夕陽があたりの建物を橙色にする。

奥さんが夕食前に子供たちをお風呂に入れている間に、さつまいものポタージュをすり潰しておいてくれといわれたのでハンドミキサーで混ぜた。お椀によそってみたら、いつも奥さんが作るものより随分荒いものが出来ていた。これは娘の大好物だから、これを食べてどういう反応になるか気になったのだけれど、今回は何も気付かなかったようだ。

「今日のはパパが作ったんだけど何かいつもと違った?」と聞いてみると、しばらく娘は考えたあと、「何でそんなこと聞くの?」と言った。いつのまにか娘も随分むずかしいことが考えられるようになっていた。


Apr 26 23:29, Tokyo

雨に濡れる白い花。

今日は朝から小雨。娘は家を出てすこし歩いた所までは良かったが、そこで問題が生じた。

というのは、最近は保育園までの道程のまずはじめの四分の一を僕がおぶって歩き、次の二分の一を娘に歩いてもらい、残りの四分の一をまた僕がおぶっていたのである。が、雨で傘をさしていてはそうはいかない。しかし娘は肯んじない。十分ほど押し問答になる。

結局、娘のレインコートを取りにかえろうと家まで戻ったところで、見かねた奥さんから、今日は私が連れていくから、僕は仕事に行けとのお達し。夜は奥さんのお母様がいらして食事にするから、遅くまで仕事をしてきても大丈夫だという。

今日はこちらは本郷へ。午後は会議。夕食は担々麺屋に行く。その後は総合図書館でしばらく講義の準備をして、帰宅。帰り際に適当に二冊本を借りた。

今日は結婚記念日なので、花束を買って帰った

夜家に戻ってみると、娘は朝のことは何もなかったように機嫌が良い。頭に巻く飾りを家族にひとつずつ作ってくれてあったので、僕も早速巻き付けた。


Apr 26 00:19, Tokyo

今朝は娘は楽しく保育園に行った。

都心は晴れつつあったので、柏も似たようなものだろうと思って傘を持たずに行ったら、駅から大学まで歩いている途中に小雨が降ってきた。今日は暖かいし、幸い僕の歩く大通りの並木は大木なので葉っぱに捉えられてその下までは雨粒は来ない。というわけで何とか服がすこし湿っただけで学校につく。

大学での講義の準備をする気にあまりならなかったので、六月頭の夏の学校での講義の準備をしようと思って、もやもやと考え事をする。そう言えば書くのを忘れていたが、先日その出張の為の航空券を子供たちが寝てからのこの時間に眠い頭で買ったのだけれど、後日確認すると何と一か月間違えて七月のを買っていた。格安航空券なので変更手数料をとられて三万円也。馬鹿なことをした。

昼は % の話。* さんが沢山質問していた。

その後は + 君と議論。はじめの目的は達したが、分かってみるとそれほど大したことではなかったので、論文にするには早いかということになる。

もう少し夏の学校での講義の準備をして、帰途につく。キャンパスを出て、柏の葉公園の入り口のあたりで、茂みに大きなタケノコを折ったものがドスンと置いてあることに気がついた。

車中、+ 君との話をもうすこし広げる方法がないか、頭を捻る。ひとつ見つけた気がするが、さて。

考え事をしながら、窓の外をみていると、江戸川を渡るあたりで下流遠くに夕陽を浴びた高層ビル群がみえた。そこ以外は雲に覆われて薄暗く、映画の一シーンのよう。

家に帰ると、娘が保育園で作ったミニ鯉のぼりふたつに三つめを追加していて、あっというまに完成させていた。

夜はまたうまく寝られなさそうにして、目を見開いて天井をみているので、つい「目を閉じたら?」というと、「目は閉じません!」という。僕が構うのが良く無いのだろうと思って、ほうっておいたら、いつのまにか寝たようだ。


Apr 25 00:07, Tokyo

つつじに降り積む八重桜の花。

今朝はどんよりした雲。まあ穏当に娘は保育園に行く。その後は柏へ。柏では思いがけずぱらついていて、歩く気にもなれず、バスに乗る。

講義の準備をするつもりが、朝は居室に * が来たので昼まで議論。

昼食後は二時間ほど講義の準備、その後は ? 君と議論および雑談。

帰り際にちょっとだけ + 君と話をした。

今晩は久し振りに娘がすっと寝るのに失敗、一度目が閉じて手の動きも止まってさあ寝るかな、という瞬間に、体をばたばたさせて起きてしまった。十一時まで掛かった。


Apr 24 00:01, Tokyo

夕焼けの八重桜。たんぽぽの綿毛。

月曜朝は娘は保育園に行く際に随分ぐずったが、まあ何とか連れてゆく。その後僕は本郷まで歩く。

まず図書館に寄って一冊本を返し本を借りる。

その後は講義。今回は柏への接続はすんなり行った。

昼食のあとは気分転換に第二食堂上で三十分弱ピアノの練習をしてみる。

その後は事務的な用事のメールをいろいろと書くと、夕方になって帰る時間になった。

風邪はごく緩いが、講義で一時間半喋るとがらがら声になった。というわけで、夜は子供たちと奥さんが寝たのに合わせて僕も寝た。

今朝は娘は嫌がるそぶりをすこし見せただけで、楽しく保育園に行き、あちらでも教室ですぐに先生の所に走っていってさっそく紙をつなげてネックレスの工作をはじめた。

僕は柏へ行く。あちらでは、主に昨日の用事のつづき。昼食は久し振りにキャンパス端のすし屋に。

加えて、* が小さいが面白気なことに気付いたというのですこし教えてもらう。

また、届いていた議論のメールにいくつか返事。そうこうしていると帰る時間になる。

頼まれた買い物をすこしスーパーでして、帰宅。帰ったら娘が保育園で教わった方法で早速僕にネックレスをつくってくれた。

息子は夜寝るときにはじめてハイハイをした。手と足とがちぐはぐだから、進んだり戻ったりであるし、顔をあげずにやるから、額がつっかかるのであるが...

今晩は昨晩より調子がよいので、皆が寝静まった後にすこし仕事をした。


Apr 21 23:27, Tokyo

昨日僕は軽い風邪をもらってきたらしい。喉が痛む。

午前中は僕は保育園の保護者会の会合に出かける。その間、奥さんは子供たちをつれて、奥さんの弟さん夫婦の赤ん坊に会いに行く。

僕の用事は昼前には終わって、外で昼ご飯を食べて、家に戻ってぐうたらする、昼寝も数時間。奥さんと子供たちはその後ご実家に寄っていたらしい。夕方に戻るから夕食の下ごしらえのこれとこれをやっておいてほしいというので、四時ごろから動き出す。予定通り奥さんと子供は夕方に戻ってきた。


Apr 20 23:41, Tokyo

今朝はまず娘を自転車の練習につれてゆく、といってもペダルは取ってあって、またがって進む練習である。その間に奥さんに準備をしてもらって、その後は一家で根津神社に。娘はその場で蒸かしたおまんじゅうを食べて満足げ。

すでに正午近くだったので、家に帰ろうか、というも、娘は「児童館へいく!」といって聞かない。お腹も減ってご機嫌斜めであるが、まあなんとか移動、目的地の近くのパン屋兼喫茶店で昼食。ここにくることは予定していなかったので、奥さんは近くの薬局で息子のための離乳食を買ってパン屋で与えるという離れ業。

そちらでは四時前までのんびり二人を遊ばせて、帰宅。途中で二人とも就寝。寝た娘を抱えてすこし歩いたわけだが、この三年で随分重いものを持てるようになったと思う。

あとはまあいつも通りの夜。昨晩は最近暖かくなって冬の布団では寝苦しかったのか、息子が何度も起きて、めずらしく娘まで起こされて、僕も奥さんも眠くて参った。そこで今日は下の布団のカバーを薄くしてみた。昨日は、僕以外が寝てから僕が寝るまでの間で何度も既に息子が泣いて起きていたが、今日は皆すやすや眠っているようだ。効果があって嬉しい。


Apr 19 23:54, Tokyo

今朝もまあ穏当に娘は保育園に連れられてゆく。そうして僕は柏に向かう。

あちらでは主に来週月曜の講義のノートをタイプする。途中、昼食は * 君と雑談。

無事五時ごろには一通り書き終えた。今晩は奥さんのお母様が来てくださるからいつもより二時間ぐらい遅くても構わないとのことなので、それから一時間強 + と議論。

その後、食堂で夕食をとって帰ろうとすると、学生さんがいたので、雑談に参加させてもらって、帰宅。

家に戻って、奥さんのお母様と交代。娘も問題なく寝て、よかった。


Apr 19 00:03, Tokyo

根津神社にて。

今朝は娘は穏当に保育園に行ってくれた。最近の日課は途中の家の前でひなたぼっこしている猫を撫でること。たまたま家の人に会ったこともあって、なんでも十三歳らしい。娘より随分年上だ。

その後は講義の準備の為、本郷へ歩いて向かう。構成を考えながら、遠回りして根津神社のつつじを一瞬みてゆく、もう随分咲いていた。

図書館の席について、さて考えた通り講義ノートを書こうかと思うが、やる気がでず、つい研究をしてしまう。昼食に行って、別の図書館に席をかえて、といつも通り。しかし帰るまでずっと研究に時間を使って、講義ノートは書かず。

夕暮れ時に歩いて帰宅。今晩は娘はすんなり寝てくれてほっとする。


Apr 17 23:32, Tokyo

今日は朝に家を出る時点で「保育園いきたくない、ママと離れたくない」が出る。まあしかし、何とか連れてゆく。

今日は研究に使うことにする。# 君と + 君との話はほぼ仕上がっているので、それの原稿を書いてしまうことにした。柏の葉の駅と大学の間の往復は普段は歩くのだが、バスを使うことにして時間を追加で捻出し、昼食以外はずっとパソコンに向かう。帰る頃には第0稿が出来る。まあ、それまで書きためたノートの内容を取捨選択して並び替えただけだけれど、何だか進捗があった気になる。

その他、* 君と議論兼雑談、@ 君とも議論兼雑談。

夜は息子も無事に寝て娘もさあ絵本を読み聞かせたら寝てくれるかな、今日は穏当に終わりそうだ、と思いきや、娘が絵本を足でめくろうとする。何度か軽く注意しても聞かないので、三度目にきつく叱ったら大声で泣かれてしまい、寝ていた息子も起きてしまい、失敗だった。


Apr 16 23:12, Tokyo

今朝は娘を保育園に連れていったら「いかないで」としばらく泣かれた。しかし振り切って本郷まで歩く。

あちらでは + 君と少々議論。あとは種々の用事をこなす。

夕暮れの中、あるいて帰宅。子供たちと奥さんが順調に寝たあと、六月頭の出張の宿、航空券などを処理した。


Apr 15 23:20, Tokyo

つつじの花。

今日は穏当に娘は保育園に行く。僕は徒歩で本郷まで。

朝の講義は柏への中継の接続がうまくいかず五分ほどムダをした。結局、プロジェクタへの接続の分配器がコンセントから抜けていたという、馬鹿な原因だった。自分の講義の直前まで他の講義をやっているから、ほとんど接続の準備の暇が無いのも困った所である。講義自体もおしまいで非常に馬鹿な書き間違いをして学生さんに指摘された。良く無い。

昼食後はまず散髪に行く。息子が産まれてすぐに切ってから以来なので、随分長くなっていた。

その後は総合図書館で考え事、しばし研究に時間をつかう。

家に戻ると、娘は「パパの髪が変」といって笑うが、息子は長髪の僕しか知らないからだろう、しばらく目を合わせてくれなかった。


Apr 14 23:54, Tokyo

今朝は奥さんと娘はクッキーを作る。その後、僕は娘を奥さんのご両親のところに半日預けに連れてゆく。家に戻ると奥さんは疲れて朝寝中。

三時ごろには奥さんのご両親は娘を連れて戻っていらして、僕と娘は五時まで昼寝。その後は皆で夕食。

今日も娘は穏当に寝て、ありがたい。が、ちょっとまた体調が悪そうにみえる。夜寝てからときどき咳が出るようだ。


Apr 13 23:24, Tokyo

今日はまず一家ですこし離れた児童館まで行って子供たちを遊ばせる。

また、近くの方に子供用自転車を譲っていただけることになったので受け取ってきた。娘は大喜びであるが、きちんと安全に運転できるように教えなければ。僕は昔は本郷の往復は自転車だったのだけれど、最近はどうしても考え事をしてしまうので危なく、ほとんど使わないようにしている。

三時ごろ家に戻ってくる。娘と僕は五時ごろまで昼寝をさせてもらう。奥さんが夕食の準備のあいだ、僕はまた娘を遊ばせに一時間ほどそとに出る。

夕食は奥さんのつくってくれたハンバーグ、いつもは白米ばかり食べておかずが進まない娘も今日ばかりはぺろりと食べた。夜も今日は穏当に十時には寝てくれて一安心。

夜は最近日課になっているので娘とテレビで「おさるのジョージ」を見ていたのだけれど、今日は娘が見ながら手でもてあそんでいたオモチャを急に口に入れたのでびっくり、慌てて口から出させた。話に見入って意識せずやったようだが、喉をつまらせなくてよかった。秋ぐらいに僕の iPhone のイヤホンを食べているのをみつけたことも思い出した。もう大丈夫かと思っていたが、三歳児も気をつけないといけない。

「おさるのジョージ」は「ひとまねこざる」として僕も小さい頃は絵本を良く読んだが、大人になってみると、アニメ版は時代に合わせて適切に替えているのが良い。もとの絵本は古いから、ジョージの触れ合う人はみな白人なのであるが、アニメ版では黒人になっていたり、ヒスパニックになっていたり。博物館の館長のワイズマン博士が初老の白人だったのが、若い黒人女性にかえてあったのには感心する。さらに、これは白人のままの黄色い帽子のおじさんと良い仲のように描かれている。

日本のうちの業界も、女性研究者が増えてくれればよいのであるが、道のりは遠い。


Apr 12 23:44, Tokyo

八重桜。

今朝はまあ穏当に娘は保育園に連れられてゆく。僕は徒歩で本郷にむかう。

あちらでは講義ノートの準備のつづき。まず総合図書館で。赤門横のカフェで昼食、つぎは理学部図書館に移動。お茶の時間にはドトールでコーヒー、また総合図書館に戻ってなんとか仕上げる。

帰る時間になったので二冊ほど本を借りて帰宅。

途中、今日の新着論文をみると、% が tmf の論文の第二段を出している。ああ、彼の常に独創的なことよ。比較すると情けなくなるが、まあ、僕は僕だから仕方がない。図書館で専門分野と異なる本ばかり借りて読んでいる暇があれば研究をすればよいのかもしれないが、それをしていないのは僕自身である。

そういうこともあって、急に前の上司の上田さんが「『考える力』の鍛え方」という本を出していたのを思い出したので、読んでみる。途中為になることもいろいろ書いてある、が、むしろ大学教員として学生さんへの向き合い方がいろいろと書いてあって、それを出来ていない自分が情けなくなる。

兎も角、家に帰る。娘が寝るのは今日は久々に時間がかかった。眠りに落ちる寸前に些細なことをみつけて起きてしまうのである。今日は、まだ鼻が完全に治りきっていないから微妙に残っているのが気になるのか、目が閉じて寝る寸前に鼻を啜って自分を起こしてしまうのを繰り返して弱った。結局、背中を案外強くさすってやって、そちらに気を取らせているうちに、無事就寝。しかし十一時になった。家事の残りをやると十一時半。


Apr 11 23:35, Tokyo

今日はまた暖かくなった。娘を問題なく保育園につれていって、僕は柏へ向かう。

移動中の電車の中で返事をいそぐメールには返信してしまって、学校についたら講義の準備をする。

昼は数学の $ さんのセミナーに出てみる。

その後も準備のつづき。そろそろ帰る時間が近づいたところで、# が来たので、しばらく議論をして、帰宅。


Apr 10 23:20, Tokyo

今日は雨、寒い。都心では朝が七度、それからじりじりと気温がさがって夜には五度だとか。保育園につれられてゆく娘は「傘を持つのが寒いから持ちたくない」と不平をいっていた。

今日も柏へ、途中バスのなかでコンビニで淹れたコーヒーを啜っていると、隣に座ってきた老婦人が話しかけてきた。しばらく雑談をしていると、「それにしても、普通は日本の人はバスでコーヒー飲まないでしょ。私ドイツに住んでて毎年ひと月帰ってきてるところなんだけど、ドイツを思い出すわ。」とおっしゃる。さらに話を聞いていると、旦那さんは物理の実験屋さんらしく、僕も物理やってるんです、理論家ですけどと伝えたら、「やっぱりそんな感じだと思った。奥さんとお知り合いになりたいわ、ほんと物理をやっている人っていろいろ抜けてるんだからね、話が会うと思うわ」とのこと。ひょんなめぐり逢いもあるものだ。

柏では、今日も講義の準備は無視して、研究に邁進する。主に # 君と議論。すこし理解が進んだ。

さて、家にかえると娘は部屋の中で大はしゃぎしている。雨で一日外で遊べなかったのもあるだろう。

とみていると、娘が弟から玩具を取りあげたら、弟が怒ってフギャーと声をあげた。息子の怒ったのを見たのははじめてなので、0歳児でもこんな顔をするのかと、びっくりした。

ともかく、寒いところから帰ったら、暖かい家庭があるというのは、ありがたいことだ。


Apr 10 00:04, Tokyo

夕焼けに燃える八重桜。朝の桜並木。

夜は皆が寝静まった後僕はパソコンで仕事をしていたのか遊んでいたのか、ともかく、寝ようとおもって寝室に入ると、息子が布団から頭だけ落ちて床ですやすや寝ているのをみつけた。そのまま寝かせておくか、それとも頭に血が上りそうだから拾って布団に戻すか、しかしそれで起こしてしまったら、と逡巡したあげく、つい拾って布団に戻したら、案の定派手に泣かれてしまい、寝ていた奥さんも起こしてしまった。いやはや。

さて、今朝の娘はご機嫌。しかし玄関まで来た所で、奥さんが家の掃除の為に娘が小さい頃から使ってぼろぼろになったタオルを雑巾に使っているのに気付いて、「あれはお気に入りだったのに」と号泣、しかしそれでもなんとか連れてゆく。

僕は柏へ。来週の講義は気になるが、今日は一日研究に使ってみることにする。とりあえず主に % 君と #君との話に費やす。また、* とも少々議論をする。

帰り道、沈む夕陽が新緑の木立に長い影を落とすのをみるのは素敵だ。家に戻ると娘の機嫌がもどっていて一安心。


Apr 8 23:57, Tokyo

路傍の花。

今日は小雨が降り続く。桜の花を散らせてゆく。肌寒く物悲しいそんな風景も、長靴をはいてお気に入りの傘をさした娘には楽しい朝。元気に保育園まで歩いてゆく。

その後は僕は本郷まで言って講義の一回目。あとでいろいろ質問がでたので答えているとさらに一時間ぐらいかかる。その後生協第二食堂で昼食

三十分ほど気分転換に第二食堂上のピアノで練習をしてみる。その後は溜まっていたメールに返事を書く。

三時半からは専攻会議にる。会議後は素研によって、$ 君と議論のような雑談のような。

夕方になったので帰宅。家では風邪もほぼ治ったらしく娘はご機嫌だった。


Apr 7 23:26, Tokyo

今日も暖かい。奥さんのご両親からアンパンマンミュージカルなるものの券をいただいたので、娘と僕とで出かけてくる。娘は楽しんだようだ。

帰り道、いくつか公園に寄って、帰ってくる。途中、弦楽器屋があるのを発見、最近娘がテレビに影響されて「バイオリンをやりたい」といっていたので、丁度いいかとおもって、並んでいる弦楽器を見せてもらった。お店の人もお暇だったのか、娘を構ってくれて有り難かった。

三時ごろ家に戻って、三時半頃から六時まで娘とぐうすか昼寝。起きると息子を奥さんが風呂にいれているところで、入れ替わって娘を僕が風呂にいれる。

あとはまあいつもどおり。

金曜に、あと半時間ほどで講義の準備がおわる、というところで、どうも疲れたから週末に空き時間にでもやるか、と思ったが、そんな時間はあるまいと踏ん張って、半時間がんばっておいてよかった。案の定そんな時間は無かった。勿論三十分捻り出せなくはないのではあろうが、娘と遊ぶのに専念出来たとおもう。


Apr 6 23:40, Tokyo

光と蔭。見て、空がハートのかたち!

今朝は九時半頃から娘を外に連れ出す。三輪車で楽しくでかけるが、いつもなら僕が押し棒を持って押すと「自分で漕ぐ!」と怒るのに、今日はむしろ「パパ押して」というのは、風邪が治りきっていないのだろう。

まあしかし外を歩いていると桜が綺麗なこと。毎日夜が冷え込んだせいか、こんなに長く桜が楽しめた。先週末も今週末もほぼ満開である。こんなことは珍しい。

途中娘が「あ、ハートの形」というので何だろうと思ったら、木々に挟まれて青空がハートの形をしていた。写真に収める。

いろんなところに寄って、十二時半ごろ帰宅。皆で奥さんのつくってくれてあった麻婆豆腐を食べる。昼食後は昼寝。

夕方は奥さんのご両親に子供たちを任せて、買い物にゆく、など。途中、桜の木の下で、小学生らしき四姉妹の写真をとっている親御さんの隣を通った。微笑ましい光景。


Apr 6 00:23, Tokyo

今朝は穏当に娘は保育園につれられていった。

その後は所用で区役所に。折角だからと最上階まで行って外をみると、いろいろなところの桜がぼんやりとみえてなかなか気持ちが良い。

その後は本郷に行って、月曜の講義のノートを書く。なんとか夕暮れまでにはほぼ書いて、帰宅。

昼食はひさしぶりに瀬左味亭に。となりの古本屋でついまた古本を買った。後書きをみると、「これは東京教育大が筑波に移転する際にひどく紛争が続いたときに書いた。紛争を無視して学問をさせてくれた同僚に感謝する」とあって、切実なものを感じる。

奥さんと子供二人が寝たら十時半すぎになった。その後、ノートの微調整、そうして、お風呂、としていると、こんな時間になった。

息子は姉とちがって運動は苦手なのか、まだハイハイが出来ない。しかし今日になって、寝返りを一方向に繰り返して行うことで横に移動することを覚えた。まだ慣れないからか、頭がバンバン床にあたるので、気がついたときは手を添えるのであるが...


Apr 5 00:05, Tokyo

昨晩は娘が咳で何度も起き、その度に息子も目が覚めそうになるので、なかなか大変だった。朝になって娘の体温を測ると、熱は無い。が、咳がひどいので、保育園はやすませることにする。

午前中は僕は家の近くで机をみつけてそこで仕事、昼にうどんの材料を買って帰宅。奥さんに作ってもらって、三人で食べる。僕は本郷に出勤、奥さんと子供二人はぐっすり昼寝をしたそうだ。

あちらではまず $ 先生と話をする。

その後は、講義を柏へ中継するために接続の練習をする。

その後は素研に顔を出し、雑談やら、# 君に面白い話を教えてもらう、など。

日が暮れて、帰宅。今晩は歩いても肌寒くない。家に戻ってみると娘の咳は多少はましになったようで、安心する。


Apr 3 23:18, Tokyo

夕陽と桜並木

今朝も咳は出るもののまあ穏当に娘は保育園に連れられてゆく。

僕は柏へ行く。朝は講義の準備。講義でやろうと思った計算の詳細は自分が学生のころにやったはずだが、と、二十年弱前の古いノートをひっくり返すが、微妙に異なる場合しかやっていないようだった。もう一度やり直そう。当時のノートは随分久し振りに見たが、小さい字で丁寧に書いてあるのでびっくりした。

昼食後は = さんと一時間半ほど議論。一昨年の * 君との論文に興味を持っていただいたようで、ありがたい。

お茶の時間からは # 君と議論。

家に帰ってみると、娘の咳がひどくなっていた。


Apr 2 23:48, Tokyo

満開の菜の花。

今日も娘は元気に保育園に行ってくれた。お腹はさらに悪くはなっていない模様。

こちらは柏へゆく。最近は学校までの近道を避けている、自動車教習所の周りの桜並木が切り倒されているのではないかと思うと、そこまで行きたくないのだ。今日はつい近道へゆく曲がり角で向こうのほうをのぞきみてしまった。桜並木のあるべきあたりに、ショベルカーが数台動いているのが見える。僕はおそろしくなってそのまままっすぐ進む。

あちらでは講義の構想を練る。

午後はふたつセミナーがある。ひとつは + の。もう一つは @ さん、超対称局所化の話。

そうすると帰る時間になる。アカチャンホンポでおしりふきを買って、電車にのる。

家に戻ると娘はけほけほ咳をしている。こう毎日寒暖差が激しいと風邪もひいてしまうだろう。


Apr 1 23:34, Tokyo

桜並木。山梨の花。

今朝は青天、暖かくなった。新学期、娘は進級しておおはしゃぎ、朝の準備も全部自分で出来るよと言わんばかりで、非常にお利口だった。一クラスあたりの担任の先生の数が半減したのであるが、娘が一番懐いていた二人が偶然残ってくださったので、とても有り難い。

こちらは柏へゆく。青空に花があまりに綺麗なので、すこし遠回りして、のんびりと歩いてゆく。どうせ今日は来週からの講義の構想を練るのに使う予定なので、机の前に座っていなくてもよいのである。

昼食は滞在中の旧友の % と。彼は以前うちの研究所でポスドクだったのだ。

また、今日は、うちの研究所の新院生の皆さんの前で教員がそれぞれ研究の概要を話す会があったので、僕も一時間ばかり話をする。

夕方、帰宅の時間になったので建物の外に出ると、急にまた風が冷たい。遠くには黒い雲が雨を降らせているのがみえる。都心でも夜中に雨が降った。

家に戻って娘に会うと相変わらず上機嫌である。が、夕食後お腹が痛いと言って、二度ほどトイレに行った。娘のトイレは家では主に僕がつれていっていて、週末から多少普段よりうんちが緩かったのは知っていたのだが、僕のはいつも非常に緩く、それよりはまだ硬いので、まあこんなもんだよと思って誰にも告げずにいたら、今晩こうなったのである。という話を奥さんにすると、僕の普段の固さと比べても仕方がなく、娘の普段の固さと比べるべきだと言われた。それは確かにもっともだ。