Aug 1 00:16, Tokyo

今日も暑い。娘は保育園には楽しく行った。僕は柏へ。

レンタサイクルで学校まで。あちらでは午前中は @ との論文の原稿の調整の続き。

午後はひとつ評価書を仕上げる。というのは、数ヶ月前に何故かイギリスの研究者による欧州連合の研究費への申請書の評価担当者の一人を頼まれていたのの締切が近づいたからだが、仮にこれが採択されたとして、Brexit 後にどうなるのであろうか。

お茶の時間のあとは @ と二人で直接パソコンの前に座って原稿を弄る。

帰宅すると娘の機嫌が悪く、数ヶ月前のようだ。寝かせるのにも苦労して、十一時すこし前になった。夏バテだろうか。

まあしかし数ヶ月前はそれこそ毎日この調子だったので、ましにはなった。


Jul 30 23:45, Tokyo

真夏の花壇。

今日も暑い。娘は不承不承保育園に行く。しかし到着してお友達に会うと跳ぶようにその輪に入って遊びはじめて僕を顧みすらしない。

その後は柏へ。暑いので駅と学校の往復にバスを使った。朝は用事、* 君が部屋に来たので雑談、一緒に昼ご飯に行く。

昼食後は物性研に滞在中の " さんが議論をしたいというので二時間ほど話をする。確かに面白い問題だが、僕に何か出来るかというのは難しいところだ。また、いろいろ質問されたので「それは % と $ のこの論文に書いてある」「それも % と $ のこの別の論文に書いてある」と答えていて、% の最近の論文一覧を検索したりしたのだが、まあ質の高いことよ。

お茶の時間のあとは @ と執筆中の論文の最終調整。

帰宅時の電車では図書館で借りた「目明かし金十郎の生涯」というのを読みはじめる。

家に戻ると息子は二三歩あるくようになっている。娘のお腹の調子はおちついているようで今日は食欲も出て来た。


Jul 30 00:50, Tokyo

総合図書館のアンモナイト。

ますます暑い。娘は楽しく保育園に向かうのだが、途中の道が暑いのに不満である。明日は何か涼しくするものでも持たせたほうがいいかもしれない。

その後は僕は本郷へ、講義の最終回。反省するに、それほど悪い講義ではなかったと思うが、それほど良い講義でもなかった。

昼食は * 君と雑談をしながら。その後は物理図書に籠って仕事。

ドトールで気分転換をしてから、次は総合図書館に移動して、さらに用事をする。そういえばここは古い建物でふんだんに大理石を使っているから... と思って見回してみると、アンモナイトがいくつもあった。いつからあるのか知らないが、大きなものにはテープで目印が付けてあった。それ以外にもいろいろあるようだ。それこそ数えられないぐらい来ているが、探してみたのは今日がはじめての気がする。

夕方家に戻ると暑さでどっと疲れた。まあお風呂と夕食の後、なんとか回復。娘は昨日のお祝いで沢山たべたのが原因か、おなかが緩く食欲が無い。すぐに治ればいいけれど。

十時ごろ娘を寝かせているときに僕も寝てしまい、十二時過ぎに気がついて、家事の残りをした。


Jul 28 22:50, Tokyo

今日も夏。娘が一歳になったときには写真家さんに記念の写真をとってもらったので、今回も息子が一歳になったので、記念の写真をとってもらう。奥さんのご両親と、たまたま東京に出て来ていたうちの母も呼んで、いろいろと写真を撮ってもらった。

一歳の子に鏡餅のようなものを背負わせるという風習があるらしく、今回はそれをやってみた。息子は立ち上がろうとするが転ぶ。背中の餅の上に乗る形になるので全然危なくない。亀が裏返ったようなものだ。

二時ごろにはほぼ予定していたことを終えて、僕は娘と昼寝。息子はそれより先にすこし昼寝をしただけで起きてしまったので、じぃじとばぁば x2 に連れ出してもらう。

昼寝の短かった息子は夕食前に奥さんが風呂に入れる。夕食では白米のかわりに朝に使ったお餅を焼く。夏のお餅も悪くないものだ。娘はおかずに加えてきなこ餅を沢山食べた。大人は大根おろしに醤油を垂らしてお餅につけて食べる。

夕食後は奥さんが息子を寝かせる間に僕が娘と風呂に入る。その後は昼のケーキの残りを三人でわけて食べた。娘は満足そう。


Jul 27 23:59, Tokyo

研究所の夏。

昨日はとうとう夏。娘は木曜に保育園で今期初のプールに入ったのが嬉しかったらしく、昨日の朝は「またプールに入る!」と楽しく保育園に行く。

奥さんは大丈夫そうなので僕は柏に行くことにするが、上に着るカッターシャツを忘れたことに保育園を出て気付き、いちど家に戻ってから柏へ行く。僕は温度変化に弱いので、長袖無しで真夏に電車に乗ると弱ってしまうので。

柏の葉の駅と学校の間の移動は久々にレンタサイクルを借りる。

あちらでは昼から数学科の # さんと二時間ほど議論。その他の時間は来週月曜の講義の準備に費やした。この講義もようやく次回でおしまいだ。

帰り道、学校から駅の間の木立でヒグラシがカナカナカナと鳴いていたのを聞いて驚いた。

家に戻って息子と遊んでいると、一歩あるいた。ここしばらく伝い歩きの練習に余念がなかったから、そろそろだとは思っていたけれど。

今日は台風が近づいて、青空を背景に白い雲がどんどん動いてゆく。

娘は何を思ったのか五時半に起きた。しばらく僕が相手をしていたが、起きてきた奥さんに替わってもらって僕は七時まで寝た。

十時頃から娘を連れて近くのプールに行く。

昼食のため家に戻るころには娘は遊び疲れて半分寝ている。なんとか昼食をすませて、昼寝。

その後は図書館に連れていって一度家に戻って今度は公園に連れていって遊んだ。

夕方家に戻ると奥さんのお母様がいらっしゃっていて、いろいろと助けていただいた。

昨日今日は娘は穏当に寝た。今日は特にこれだけ遊んだだけあって、十時すぎまで起きてはいたものの、布団に入ると一瞬で寝てくれた。


Jul 26 00:23, Tokyo

今朝は奥さんがめまいがするというので寝ていてもらって、息子に離乳食を、娘に朝食を最低限たべさせる。娘がいまの息子ぐらいのときにも一度めまいがしてそのときは奥さんは数日入院したのであるが、今回はそれよりは幸い症状が軽い。三半規管内の砂がずれて回っている気がするという病気だそうである。

娘は十日ほど前の鼻風邪が治っても寝る前や起きた直後に咳が出るのがとまらないので、今朝は耳鼻科を予約していた。まずはそれに連れていって、保育園に連れてゆく。

奥さんと息子の相手をしないといけないと思って家に戻ったら、奥さんも息子も昼まで熟睡。まあ疲労もあったのであろう。僕は手持ち無沙汰なので査読をひとつ済ませた。また、ここ数日暑くなって元気のなくなっていた朝顔の苗も植え替えた。水を沢山やるとすぐに葉に元気が出てほっとする。

昼食はスーパーに行って買ってくる。奥さんと息子はそのとき起きた後またしばらく熟睡。

夕方は奥さんのお父様に来ていただいていろいろ手伝っていただく。幸い夜には奥さんの症状はほぼ治まった模様。

娘は奥さんが調子が悪いので構ってもらえないのが不満気である。いつになれば親が調子が悪いときには気を遣ってくれるようになるのだろうか。しかし、僕自身も、そうできているわけではないかもしれないが...

僕らが優先的に息子の世話をしていると、娘はわざと赤ちゃん言葉でしゃべって気をひこうとする。これも親には逆効果であるのだが、それもなかなかわからないようである。


Jul 24 23:56, Tokyo

今日は夏だ。青い空にもくもくと積乱雲。娘は奥さんに任せて、柏に行く。

? 君おすすめのオウジェドニーク「エウロペアナ」という本を借りたので、移動の車中で読む。

柏では午前中は中断していた査読の続きをする。

昼は # と食事に行く際にフランスからきたばかりの学生さんをみつけたので二人でキャンパス端の鮨屋に連れて行った。すると席に着いた所でその学生さんはベジタリアンであることが判った。来る前に聞いてみるべきだったと僕が席を立って別の店にいこうとすると、# がそういえばここにはそういうお客さんの為にサラダ巻きセットがあると教えてくれて、事無きを得た。

昼食後居室でパソコンに向かっていると ? 君が来たので、まず生協のカフェに行って僕は飲み物を買ってから、二時間ほど議論。はじめに思っていたより随分深い問題だ。

生協のカフェでは夏季特別メニューが出ていたので注文してみた。抹茶味の氷に牛乳を掛けて小豆餡とバニラアイスが乗っている。

その後はスカイプでちょっと事務的な話をする必要があった。

多少用事をして、さあ帰ろうと建物を出ると、夕陽は照っているのにぱらつきはじめる。あれよというまに大粒の雨。狐の嫁入りだ。ちょうど涼しくなって気持ちがいいと思いながら駅まで歩くと、十分ほどで止んだのだが、千葉大農場のあたりまでくるとそもそも降った形跡がない。本当にごく局所的に降ったらしい。

昨日朝、朝顔を植え替えようとすると土がなかったので、今日は帰りに花屋で培養土を買って帰った。

今日は息子は昼寝が短く娘は昼寝をしなかったらしく、ずいぶん早い時間に寝た。


Jul 23 23:56, Tokyo

今日は曇。

娘は楽しく保育園に連れられてゆく。保育園につくと、すっとお友達のところに言って一緒にお絵描きをはじめる。先生が「すこし前は毎朝泣いていたのに大違いですね、成長しましたね」というので「お陰様で有り難いです」というと「でもお父さん、次は弟さんがありますよ〜」とおっしゃる。

さてまあ柏へ。駅で降りると篠つく雨、折畳みを持ってきておいてよかった。バスに乗ると $ がいて、雑談。そのまま研究所では僕の最近やっていることを昼食頃まで聞いてもらった。

昼食後はセミナーに出る。三時からは % 君と議論。

また、準備中の研究会の参加依頼をいろいろ送る。すると次々に返事が届くのでびっくりした。というのは、これまで僕はなるべく研究会の世話人になるのは逃げて回っていたから、参加依頼のメールを貰う側ばかりだったのだけれど、いつも行こうか行くまいか逡巡して返事が遅かったから。今後は改心してすぐに返事をしようと思った。

今晩娘を寝かせるのは久々に少々てこずった。昔と違ってずっと大人しく横になっていたので文句をいうべきではないが、目を閉じてくれないでぼんやりあたりを見ているのである。途中で僕は音を上げて奥さんに任せてしまった。


Jul 22 23:41, Tokyo

今日も雨が降るような降らないような。朝は娘は家を出るのを渋るが、保育園についてしまえば元気そのもの。

僕は本郷へ行って、講義。学生さんとしばらく雑談したあと、瀬左味亭で昼食。その後はパソコンをひらいてしばらく用事。

四時からは # のセミナーがあるので聞く。そう言われてみればそうかもしれないが、ほんまかいなという話だ。

歩いて帰ると汗だくになる。ちょうど娘を奥さんがお風呂にいれるところだったので、かわって僕が一緒に入ることにして、汗を流した。


Jul 21 22:38, Tokyo

軒先の花。

今日は小雨が降っているような降っていないような状況がずっと続く。

朝は奥さんと娘がプリンを作る。途中で僕は息子をつれて遠めの公園にゆく。脇を支えると前に歩くようになった。

しばらくして奥さんと娘が合流、その後はいれかわって奥さんが息子を連れて帰宅、僕は娘と昼まで遊んでから帰宅。娘は自転車で公園まで往復した。まだペダルはついていないが、地面を蹴って随分はやく動けるようになった。

昼食後は昼寝。起きると僕と娘だけになっていて娘が「ママを探しに行く」といって号泣するので、なんとか連れ出して投票所へ向かう。投票を終えた奥さんと途中で出会ったので、そこで娘を渡して、僕だけ投票して戻ってくる。

その後はプリンを食べて、家で遊んでから娘を図書館に連れてゆく。保育園のお友達ふたりにあった。

夕方、家のオシロイバナがようやく咲いた。朝顔の苗も買ったので植え替えないといけない。

夕食前に、僕が疲れた顔をして頬杖をついていると、娘は「どうしてパパは疲れた顔をしているの〜」と即興の歌を歌ってくれた。それは一日君と遊んでいたからだよ。

息子は今日昼寝が少なかったので夕食時には既にひどいご機嫌、八時過ぎには寝た。娘も遊び疲れて、奥さんと一緒に十時前には就寝。


Jul 20 23:24, Tokyo

カマキリ。

今日も一日くもり。

午前中は娘を近くのお祭りにつれてゆく。出店でかき氷を食べたり、うちわにサインペンで絵を描いたり、ヨーヨー釣りをしたり、飴細工を買ったり、随分楽しんだ。おまけに近くの学校の吹奏楽団の演奏まであった。みんな楽しそうで上手でびっくり。サックスのソロパートは見事だった。拍手喝采。娘も大喜び。

昼食までお祭りで済ませて、帰宅。

昼寝の後は図書館に息子と娘を連れていった。娘は次から次に絵本を持ってくるが、途中たまたま持ってきた本が気に入ったらしく、そこからはそれを繰り返し読んでくれといって軽く五回は読んだ。家に借りて戻ってくるがまた読んでくれというで読む。いい加減僕は飽きたので、「これだけ読んだんだから絵を見ればお話が思い出せるでしょう」と言ったら、自分で頁をめくって見ていた。

夜は穏当に過ぎる。

お祭りではカマキリをみかけた。そういえば昨日は帰りしに歩道をのんびり歩いている蝶だか蛾だかの幼虫を見つけたので、これでは誰かに踏まれるだろうと思って近くの茂みに連れて行ったのだった。


Jul 19 23:38, Tokyo

何かの幼虫。久々の青空。

今朝も保育園まで娘をつれてゆく。今日は多少行くのを渋るが、まあなんとか。

柏に行って、来週の講義の準備に一日費やす。

随分久しぶりに青空をみる。ミンミンゼミとアブラゼミが鳴きはじめた。とうとう梅雨明けだろう。

昼食後はカフェラテ黒糖入りを生協のコーヒー屋さんで飲んだ。これを頼むのはほぼ僕の日課であるが、普段は帰りに買って駅まで歩く際に飲んでいる。ここしばらくは涼しいからホットを飲んでいたが、今日は青空を見て、早めにアイスを飲む気になったのである。

さて、ここ数週間ほど滞在している % は厳格なベジタリアンなので、出汁の鰹節すら駄目である。すると、昼食の際に生協で食べるものがなかなかない。仕方なく、うどんを頼んで、かつ、つゆは魚が入っているから掛けないでくださいと頼むことにしていて、僕のいない日はなんとか片言の日本語でそう伝えるようにしてもらっていたのだけれど、今日になって、同じことを僕がお店のひとに繰り返すと、「でもベジタリアン用のつゆが用意してありますよ」との答えが戻ってきた。何と有り難い!以前からあったのか、最近毎日同じことを頼んでいたから作ってくださったのか。

昼食時は % に「ありがとうございます」と「ありがとうございました」の違いは何だと聞かれた。確かにこれは微妙な違いだ。

家に戻るとおいしいカレーが待っている。これも有り難いことだ。


Jul 18 22:38, Tokyo

野苺の実。

今朝はまずは娘を保育園に連れてゆく。

その後はセミナーに呼んでもらったので駒場へ。

セミナーは午後からで多少時間があったので、駅の裏の古本屋をみる。先月「オデュッセイア」を読んだので「イリアス」を行く古本屋の先々で探しているのだがなかなか無い…と思ったら、ここには上巻だけあった。しかも岩波の青帯だと思っていたら赤帯だった。これまでどの店でも青帯の棚ばかりみていたから、道理で無いわけだ。しかし上巻だけ買うのも気が引けるので、別の本を購入。

駒場ではお昼の時間までしばらく部屋を借りて仕事。食事は皆さんでキャンパス内のレストランへ。

セミナーは一時半から。一時間のところを十分ほど超過したのは良く無かった。しかし沢山質問をいただいたのは有り難かった。お茶部屋に戻っても議論が弾んで、結局六時前まで議論のような雑談のようなものを続けていた。

保育園のお迎えで一つ荷物を忘れてきたというので、家に帰る際にそれを取ってくる。


Jul 17 23:33, Tokyo

本郷キャンパスの木漏れ日。

今日は保育園の月例のお誕生会。娘の番なのでとても楽しみにしていて、「今日は早く行く!」というわけで、いつもと大違いだ。

連れていった後、僕は本郷へ。* 君の博士論文の審査会。穏当に終わって、ほっと一息。終わった後は、赤門横のカフェで、* 君と昼食をとりつつ雑談。

その後は素研に顔を出して、明日のセミナーの準備など。

久々に娘の保育園のお迎えにも行く。帰りにお友達と公園でしばらく遊ぶが、蚊が多くて弱った。奥さんに蚊取り線香を持っていったらよいというのでそうしたのだが、子供二人が蚊取り線香の近くで遊んでくれるかというとそうは行かない、一瞬で煙の届かない所まで走っていってしまう。

今日は息子の一歳の誕生日。一年は長かったような、短かったような。


Jul 16 23:13, Tokyo

今朝は曇。娘は連休明けなので玄関で登園渋りをはじめそうになったが、奥さんが「その鞄には実は笛がついてるよ」と指摘、娘はそれをぴいぴい吹いて急に元気になった。はじめはうまく吹けなかったが、園まで着く頃には上手になって、すれ違うひとが怪訝な顔をする。しかし僕は鞄に笛がついているとは知らなかった。

柏の葉の駅で降りると雨。あちらではまずは最低限事務的なメールを処理。

その後は昨日やった計算をタイプしようとする。まず研究所の図書館で本を借りて、昨日こうだろうと思って使った公式の形を確認しようと思ったら、生憎今回必要な所まで一般化されていない。公式の導出を読んで何とか拡張しようとしつつ、辻褄があうように試行錯誤していたら、一応意味の通る形が出て来た。が、矢張、今の僕には少々難しい数学であって、専門家に確認したい所。

息子がつかまり立ちで歩き回って台所の扉を開けて回るようになったので、赤ちゃん本舗に寄って扉閉じを買って帰る。

帰りの電車のなかでも考え事の続きをしていて、はっと気がつくと、乗換駅で扉が閉まった所。一駅戻る。

息子の夕食中に帰宅。早速扉閉じをつけると、息子が興味深げにじろじろとみている。食後、赤ちゃん用椅子から降ろすと、さっそくその扉に向かっていき、いつものように開けようとするが開かない。「むあー」というのを見て僕と奥さんが満足げにしていたら、可哀想に思ったらしい姉がすっと弟の所に寄って扉閉じの留め金を外した。息子の喜ぶこと。


Jul 15 23:29, Tokyo

今日は曇。朝、奥さんは子供たちをつれてご実家に休憩に行く。僕は駅まで送ってゆく。

家の用事を多少する。本を少々読む。

また、 ? と # の件で考えたことを忘れる前に短いノートに書いて彼らに送る。その後は頑張ってボルディズム群を計算してみる。

大体計算できたあたりで奥さんが息子をつれて帰ってくる。というわけでピアノを弾く時間は無かった。さらに夕食のすこし前になって娘をつれて奥さんのご両親がいらっしゃる。皆で楽しい夕食。

最近は娘は非常にすんなり寝る。すこし前まで大変だったのが嘘のようだ。


Jul 15 00:07, Tokyo

今日は小雨。午前中は遊園地までゆく。といっても娘をメリーゴーランドに乗せただけだけれど。外で昼食。入ったお店に娘の飲むようなジュースがなく、頭を悩ませたが、チャイがあったので頼んだら、ミルクティーは飲み慣れていたのでおいしそうに飲んでくれた。我が家ではミルクティーは何故か「お茶牛乳」というのであるが...

家に戻って、昼寝。

あとは奥さんと娘とで工作をする、娘をつれて図書館に行く、など。図書館では相変わらずランダムに娘は絵本をとってきて「これを読んで!」という。今回は会話文が全部大阪弁で書いてあるものをとってきて、読んでやって面白かった。


Jul 13 22:55, Tokyo

今日も曇り、夕方から雨。

今朝は娘の自転車の練習にすこし離れた公園までゆく。途中から奥さんと息子も合流。そうすると保育園のお友達も来た。奥さんと息子は先に戻ったが、その後も娘はお友達と二人で元気に遊び回っていた。案外蒸し暑いので、冷えた麦茶のペットボトルを買ったら、娘はぐびぐび飲んだ。

昼食前になんとか連れてかえるのが大変だった。遊び疲れてもう自転車には乗れないというので自転車は置いて帰る。

家に帰って娘は奥さんの作ったチャーハンを何度もおかわりして食べた。そうしてしばらくするとお腹が痛いといってトイレに走る。我々はなんとも無かったので、また保育園でなにかもらってきたかと心配したが、夕方になればけろりとしている。いつになく冷たいものを沢山飲んだからお腹がびっくりしたのではなかろうか。そういえば僕は今でもアイスコーヒーを飲んだ後や空調がきついところに居た後に腹痛でトイレにいくとその後は何ともないことがある。

僕は小雨の中娘の自転車を取りにゆく。奥さんは子供ふたりを連れて買い物に行く。娘はいつもの夕飯より随分早い時間に、お腹が減った、でもお腹が悪いから鮭おかゆを作ってくれ、と奥さんにせっつく。奥さんがそれを作ったら娘は案外たべたが、ほどほどにさせておく。

以上のように子供の相手をしつつ、一日 ? と # との話を考えていた。はじめに思っていたほど簡単ではない。ひとつかふたつボルディズム群を知る必要があるが、僕には計算できない。


Jul 12 23:15, Tokyo

今朝は雨。奥さんに止めておいたらといわれるのだが、まあ頑張って娘を保育園につれていってみるものの、やはりママが良かったといって途中泣かれる。雨の日か晴れの日かだけでなぜこう違うのだろう。

その後は本郷へ行く。午前中は図書館に籠ってメールの返事やら何やら。

また、主査をすべき学生さんの提出書類の一部が原本で一部がコピーだったので理学部事務に確認にいった。どうも、学生さんは原本とコピーを全ての書類について提出するのであるが、理学部事務は特定の書類については原本を、特定の書類についてはコピーを主査に渡すことになっていて、以前からそうであるという。理学部事務のすることはカフカの城みたいでよくわからないが、まあ、書類不備でないので安心する。

昼食に第二食堂へ行ったら、書籍部が建替だか耐震補強だかでしばらく閉店だという。というわけだか何だか判らないが、ふと一冊購入。

その後はまた用事。

終わったら六時半頃、雨があがっている。夕食は中央食堂に行ってみる。新装なってから食べるのははじめて。随分洒落ていて見違える。ケバブライスなるものを食べる。

その後は素研にお邪魔して、弟子の $ 君が国際会議で話すのの中継をみてから、家路につく。

途中、おむつを買って帰った。今日は奥さんのご両親がいらっしゃっているので遅く帰っても良かったのだ。


Jul 12 00:14, Tokyo

今朝も娘は家を出るのを多少渋ったが、まあ穏当に保育園に行く。僕は柏へ行く。

ついてみると ! がちょっと議論をしてくれというので一時間ほどつきあう。その後は海外の研究費の審査を頼まれていたのでもやろうかと思って、主にそれを読む。

昼は滞在中の $ その他と。$ と会うのはアメリカで僕がポスドクをしていたとき以来ではなかろうか。

午後三時からは % 君と二時間ほど議論。

帰る頃には小雨が降り出す。帰り道は ? と # との話を考えるが、非常に混乱していた。家に帰り着いて娘と遊んでいる間も、夕食の間も止められずに考え事をしていた。変な顔をしていたらしく、奥さんが料理に何か問題でもあったかと聞くので、ちょっと申し訳ないことをした。

その後は頭を切り替えて娘としっかり遊んだら疲れた。娘はお陰ですっと寝たが、今晩はまた息子が夜泣きをしそうな気配だ。


Jul 10 23:23, Tokyo

昨晩は突然息子の夜泣きがひどく、弱った。そのせいで僕も奥さんも眠く、娘への対応がおざなりだったようで、保育園に行く頃にはどうして遊んでくれないの、と、ご機嫌ななめ。幸い保育園まで歩いている間に回復した。

奥さんに娘はこの年のころはそんなに夜泣きはしなかったよね、というと、息子より頻繁だったが僕が起きなかっただけだとのこと。

さて、今日は家庭の用事のため自宅で仕事。昨日と一昨日は事務用を放擲していたため、書くべきメール、返信すべきメールが溜まっており、それを一つずつこなす。

最近は息子は僕が布団を引きはじめるとハイハイで寄ってきて、掛け布団をかけた所で立ち上がってバフンと倒れ掛かって遊ぶ。姉の真似をしているのだと思われる。

奥さんに娘はこの年のころはこんなことはしなかったよね、というと、こちらには奥さんは同意してくれた。


Jul 10 00:08, Tokyo

今日も娘は楽しく保育園にゆく。僕は柏に。

午前中は * 君の博士論文の受け取り。いろいろ説明してもらって、議論をする。審査会は来週。その後は一緒にキャンパス端のすし屋で昼食。

午後は昨日に引き続き原稿を書く。帰る前には一応第 0 稿が出来たので、= に送る。

帰り道では数日前に ? と # から届いたメールに返事をするため調べもの。彼らは先月アメリカで講義をした際の学生さんで、講義中も休み時間も沢山質問してくれたのであるが、そこから何か研究が一緒に出来そうになったのである。

奥さんと子供たちが寝たあと、台所等の片づけ。その後、彼らに返事を書くとこの時間になった。寝よう。


Jul 9 00:24, Tokyo

花と蜜蜂。

今日は曇。娘は穏当に保育園に行く。途中のツバメの巣が空になっていたが、無事に巣立ったのならよいのだけれど。

僕は本郷へ行って、午前は講義。昼は瀬左味亭。

図書館に一冊本を返して、また一冊本を借りる。中公新書の「巡礼の道」というものだけれど、以前古本屋でみつけて、買おうか悩んだ揚げ句買わなかったら、次に行った時は既に無く、惜しい気がしていたのだ。読んでみると、これもなかなか良い。

午後は図書館に籠って、久々に論文の原稿を書く。一瞬で時間が経つ。

夕方帰ろうと席を立つと、大階段付近に白板があって閲覧・自習席の使用法についてご意見くださいとある。5cm 四方程度の付箋紙が備え付けてあって、書いて勝手に貼ってよいらしい。皆さん熱く議論していて面白い。席が足りないので学生を優先してくれという訴えが多い。僕には耳が痛いが、使用率は二席に一席ぐらいなので、我々年寄を追い出すほどでもないのではないかしら。開架書架を片づけて机を増やしてくれというのまでいくつかあるが、ちょっとそれは図書館の意義からしておかしいのではないか。

家に戻ると、穏やかな夜。娘は随分聞き分けがよくなって、ありがたい。息子は要らないものを顔の前に出すとぶんぶん顔を横に振るようになった。ただし、欲しいもののときもときどきぶんぶん顔を横に振るので、なかなか解釈が難しい。


Jul 7 23:15, Tokyo

今日も涼しい。雨が降ったり止んだり。

昨晩は娘がすこし咳をして鼻水が出たので、今朝は家でおとなしくしていることにする。午前中はスーパーに買い物にゆく程度。

昼食後は僕と娘は昼寝。起きた後は小雨は降っているけれどもすこし出掛けようと、また図書館までゆく。息子が眠そうになったところで奥さんは息子と帰宅。

その後もしばらく僕は娘に絵本やら紙芝居をよんであげたりする。すると、うちの子より一つぐらい上だろうか、別の子も僕の前に来て話を聞きはじめた。その本が終わって、その子の母親が子供に読みきかせをはじめると、うちの娘もそちらに行ってちょこんとすわって聞いたりしている。こういう小さな交流も悪くないものだ。

沢山絵本を借りて家に戻ると、息子と奥さんは夕寝中。起こさないようにと、僕と娘はしばらくテレビをみていた。その後はまあ、穏やかな夜。娘の症状は夜には解消していて、よかった。


Jul 6 23:33, Tokyo

今朝は曇り。

雨は夜からの予報だったから、朝のあいだに奥さんは息子の乳母車を押し、僕は娘の三輪車を見張りながら花屋に行き、笹を買う。帰り道、意外にも小雨が降り始める。止みそうにないので、コンビニで大きめの傘を一本買い、奥さんにはそれをさして娘も入れてもらって、僕は笹を頭にかざして雨をしのぎながら家に帰った。

昼はおそうめん、その後は昼寝。娘と僕が起きると奥さんと息子がいない。図書館に行っていますとのことなので、娘と図書館にいったら、入れ違った。まあ丁度子供の為の読み聞かせの会があって、娘は楽しんだ。

家に戻った後は、娘は笹にこの数日で折り紙を切ってつくった飾りを取り付ける。息子は面白そうに姉のやることをみている。

夜はまあ穏やかに過ぎる。息子を寝かせて娘も寝かせてほっとしたところで、奥さんと僕とが寝室から立ち上がったのがすこし早かったらしく、娘が目をさまして、娘の寝かしつけはやりなおし。まあ、半年前ならこういう状況になると娘は非常に機嫌が悪くなってしまって大変だったが、今日はおとなしかった。


Jul 5 23:32, Tokyo

柏の葉の夕暮れ。

今日はまあ穏当に娘は保育園につれられてゆく。途中最近は小犬を散歩させているおばあさんに良く会う。今日は娘は小犬を撫でさせてもらって幸せそうだった。

こちらは柏に。駅で電車を降りると * さんが「お久しぶりです、研究所まで連れてってください」というので、雑談をしながら楽しく歩く。

到着後、$ に送るべく、計算ノートのまとめを書きはじめる。昼食は # およびその数学者友達とうどん屋に行く。戻って、まとめの続き。

結局書き終わると五時前になった。今日は遅くまで仕事をしていてよい日なので、何をしようかと思うが、月曜の講義では準備した分の講義ノートを使い切ってしまうおそれがあるので、少々書きたそうかと思った。すると、書こうとおもったことについていろいろ理解の足りない点に気付く。というわけで、ぼんやり考える。生協で夕食をとり、帰宅途中も考え事をもやもやと続ける。

柏の葉の駅前では丁度夕暮れ、赤い夕焼けが美しい。そうして、駅前の木立には小鳥が鈴生りになってぴーちくぱーちく言っている。ねぐらにしているのは知っているのだが、なかなか丁度集まる時間に巡り合わないので、今日は心ゆくまでみていることにすると、ららぽーとの中から黄色いベストを来て大きなスピーカーを長い棒の上に付けた数人と、スーツをきた上司らしきおじさんが出てくる。スピーカーからはバチバチ、バチバチ、と嫌な音がする。スーツをきたおじさんは「これは何の音なの」と聞くが、黄色い若者は「鳥が嫌いな音のはずなんですけどね」と答える。しかし、はじめの一回は鳥たちはびっくりして飛び立ったものの、その後は効き目はなさそうだ。

まあ小鳥のねぐらになると下に鳥の糞がたまるから、ららぽーととしては困るのはわかるが、木立をどんどん切ってねぐらを減らしているのは人間が悪いのだから、これに関しては小鳥のほうに理があるだろう。


Jul 4 23:57, Tokyo

今朝は雨。娘を保育園に連れていくのは奥さんに任せる。そのかわりそのあいだ家で息子の面倒を見ている。奥さんが帰ってきてから、柏へゆく。

朝は主に昨日の考え事のつづき。昼食後は ? さんと二時間ほど議論。

その後はいろいろとメールの返事をするなど。帰る頃には雨はあがっていて、長い傘を居室に忘れてきた。

夜は息子が寝たあと、奥さんと娘が買ってきた色鉛筆で二人で並んで絵をかいていた。穏やかな時間。


Jul 3 23:50, Tokyo

路傍の花。

今日は曇りではあるが幾分空が明るい。朝は娘は保育園までは楽しく行くが、何度言ってもそちらでお手ふきタオルやら着替えやらの仕度を全くしてくれない。頭に来てとうとう大声で叱ってしまった。娘は泣いた。

僕は柏へゆく。三時から # 君と議論の予定なのでその話について考える。

昼食は + と彼が呼んだ * さんとでキャンパス端の鮨屋に行ったのであるが、話をしていると、なんと * さんはまさに # 君との研究に関連して読まなければならないなと思っていた数学の論文の著者であることがわかった。というわけで、昼食後にかけて、いろいろ教えてもらう。

三時からは一時間半ほど # 君と議論。その後はメールにいくつか返信、帰宅。

娘は奥さんにつれられてピアノのレッスンの体験に行ってきたらしい。大手の教室なのだが、最近はバイエルとか普通のではなくて独自の教材をつかっているらしく、びっくりしたと奥さんは言っていた。


Jul 3 00:26, Tokyo

今日は一日くもり。今朝は娘は穏当に僕に保育園に連れられていった。

その後は柏へ。一日考え事。徐々に理解がまとまってきた気がする。昼は京都の研究会から帰ってきた * 君としばし雑談。建物の外からウグイスの声が聞こえる。

帰り道も考え事。

夕食後、僕が片づけをしているあいだ、子供二人を奥さんが寝かせようとするのだが、子供たちは布団の上で奥さんの周りで遊び回って寝る気配がなかった。長い時間が経って、奥さんがそろそろ限界だったので、子供たちを引きはがして、しばし奥さんに休憩してもらう。それまで楽しく遊んでいた子供たちは急に母親から離されて号泣するが、皆で布団に戻った後はすぐに寝た。


Jul 1 23:36, Tokyo

路傍の朝顔。

今日は小雨が降り続く。朝は僕が娘を保育園に連れていこうとしたら、家から出てしばらくの所で座り込んで「歩かない!」と言われる。まあ、雨の日は普段おんぶして歩いている短い区間をおんぶできないから、文句を言われるのであるが、今日はひどく泣かれた。仕方なく横で傘をさしかけて立っていると、「ベビーカーで押していって」「ママと離れたくなかった」と徐々に泣く理由が変わっていく。五分ぐらいたったら諦めて歩きはじめてくれた。保育園についてみるとお友達がいてすぐに遊びはじめ、「パパ、じゃあね」と楽しく僕から離れていく。これならはじめから大人しく歩いてくれれば良いのだが。

さて、本郷に行って講義。講義後しばらく * 君とインスタントン談義をする。

久し振りに昼食は瀬左味亭に行ってみたら、ちょうど十八周年記念で担々麺一杯五十円というのをやっていて、むしろ恐縮してしまった。五十円引きでなく、ほんとに五十円で、びっくりした。

大学へ戻る際に古本屋に寄って、一冊購入。あとは総合図書館で考え事のつづき。一進一退。

帰りに自動書庫から本を借りる。自動書庫の取り出し機械はシースルーで外からみえて、なかなか面白い。地下から本を二十冊ぐらい積んだトレイが上がってくるのである。係の人に、地下ではどうやってロボットが指定された本を棚からトレイに積んでいるのか聞いてみたら、なんと、地下には棚などなく、このトレイが無数に並んでいて、単にどの本がどのトレイに前回入れられたかが記録されていてそれが出てくるだけだという。だから、返却された本はたまたま地上にあるトレイにのせるだけでよいらしい。急な停電などで本とトレイの対応のデータベースが破損してしまうと大変なことになりそうだが。

家に戻ったら、奥さん曰く、朝の娘の泣き声は家まで聞こえていたとのこと。いやはや。