Nov 1 00:09, Tokyo

今朝は三輪車に乗せて娘を保育園につれていったら、他の子の大多数が先日保育園の活動の一環としてビニール袋でつくったハロウィーンの仮装をしていた。娘は「私も家から持ってきたかった」といって泣く。まあこれは仕方がないと思って、二人で家に戻って、今度は足で走って保育園に行く。

さて僕は柏へ。論文を書くのをほんの少しだけすすめる。昼食会は # の番。

その後は講義。前回テレビ会議システムがうまくつながらなかったので、今日は IT の $ さんにはじめに来てもらったのだが、一瞬で解決してくださった。今回で、夏のコロラドでの講義のため準備した内容を使い果たした。次回から何を話すかを考えないといけない。

終わるとお茶の時間、主に + と雑談。その後は % くんと議論。

帰り道はここ数日の考え事の続きをする。なかなか難しい。


Oct 30 23:00, Tokyo

昨日とうってかわって美しい秋晴れの一日。娘は走って保育園まで行くので追いかけるのが大変。

その後はまた本郷へ行く。総合図書館と理学部図書館で、論文の原稿を書く。

帰り道、夕焼け空に細い新月が見えた。娘を保育園に迎えに行って、ピアノの練習に連れてゆく。

今日は奥さんのご両親が来ていらして、賑やかな夕食。奥さんと子供たちは九時すぎには寝てしまう。

その後は考え事をしばらくして、家事の続きをして、先ほどさてお風呂に入ろうかと思ったら、そう言えば夕食後まだ奥さんのご両親がいらしたときに人手が足りているからお風呂に入らせてもらったのだったと思い出した。


Oct 30 00:00, Tokyo

今日は雨。朝はいらいらしていつもなら許せる娘の我がままを叱り飛ばして、大泣きさせてしまった。そのまま保育園に連れてゆくが、到着するまで号泣。

家に戻ってから本郷へ。あちらでは論文の原稿に手をいれるつもりが、昨日の続きで考え事をしてしまう。

とりあえずまとめのノートを書いてメールで送る。さらに続きを考えていると日が暮れてしまう。小雨の中、傘をさして歩いて家に戻る。途中ですこしだけ理解が進んだ。

息子は朝が早かったので夕食後には既に機嫌がわるい。息子は先にお風呂に奥さんがいれたので、奥さんと娘がお風呂に入っている間に僕が抱いていると寝てしまう。が、寝床に置くのに失敗して、起きてしまい、しかもすこし寝たから元気になってしまった。結局息子が寝たのは十時前。娘は九時半頃には寝た。奥さんも寝た。


Oct 29 00:25, Tokyo

千葉大農場にて。

今朝は奥さんが娘を保育園に連れていってくれる、僕は柏へ。

柏の葉から学校まで歩いているとカマキリが歩道の真ん中でこちらに鎌を振っている。自転車に踏まれると可哀想だと思って持ち上げて茂みに離してやる。

あちらでは一日考え事に使ってみる。考え事は Wess-Zumino-Witten 項とは最近の可逆相の観点からはなんだろうかということだ。

今日も早めに奥さんも子供たちも寝た。その後は考え事をする。


Oct 27 23:32, Tokyo

今日は薄曇り。午前中は家でおとなしく子供と遊ぶ。娘がピアノの練習をするのを横についている。スーパーに皆で買い物に行って、昼食。

ピアノのテキストには付属のスマホアプリがあって、伴奏をしてくれるのだが、これまで家では使っていなかった。これを今回使ってみると随分まじめに練習してくれた。スマホアプリをつかうのが面白いのだろうか。

息子はすぐ昼寝。そこで奥さんと娘は仮装パーティに出掛ける。僕は息子の横で休憩。

娘は帰宅後は疲れたのか少々機嫌が悪い。まあしかし息子も交えていろいろと遊ぶ。大きな段ボール箱があったのでそれに入ったり出たりして大はしゃぎだった。子供たちは九時頃には寝た。


Oct 26 23:27, Tokyo

今日は晴れ、気温があがって、小春日和。

娘の自転車の練習も進んだので、すこし遠いがいつも使っている自転車屋に一緒にいって、ペダルを付けてもらう。その後は奥さんのご実家まで娘を連れていって遊んでもらう。僕は昼食をご馳走になって家に戻ってくる。

家では息子がうまく昼寝をしてくれなかったようで奥さんが困っている。結局夕方に息子の予防注射にいくまで息子は寝ず。医者にいったところでうとうとしていて、注射をされて泣いたがまたすぐ寝た。

家に戻ると奥さんのご両親が娘をつれて戻ってきていらした。夕食は皆で楽しく食べる。

娘は自転車の練習と祖父母と遊んだので疲れたのか、珍しく八時半には寝てしまった。息子は夕方寝たので遅くなるが、それでも九時半頃、奥さんも寝てしまう。

というわけで僕はしばらく仕事をする。


Oct 25 23:49, Tokyo

今日は強い雨。娘はレインコートに傘を持って長靴を履いて楽しそうである。僕は柏へ向かう。

朝は # 君と議論。昼はそこに $ と % を加えて昼食。普段はキャンパスに二つある食堂のうち遠いほうにいくのであるが、ひどい雨なので近いほうへ行く。$ も % も近々次の任地へと去ってしまう。

昼は * のセミナー。Arkani-Hamed と Huang の例の話は講演は何度も聞いたがいつになっても論文が出ないのであるが、* はそれをさらに拡張した論文を既に出していたのだそうで、僕はすっかり見逃していた。面白い話だ。

三時からは @ 君と議論。こちらもいろいろと学べて興味深い。今日は一日強い雨だったが議論中に非常に強い雨になって、窓から外を見ると滝のような雨の粗密が幕をなして動いてゆくのが見える。

幸い家に向かう頃には雨は小降りになった。


Oct 25 00:02, Tokyo

今朝はひさしぶりに娘を三輪車に乗せて保育園まで連れていった。途中で同様に親につれられて登園途中だが枯れ葉で遊んでいるお友達にあう。「僕遊ぶのに時間かかるから先に行って」という彼に「一緒に遊ぶ」と返答する娘。親二人は何とか説得して園につれてゆく。

その後は柏へ。今日はメールは控えて移動中も考え事をしようとする。

昼食会は #。その後は講義。本郷との接続がうまくいかず、はじめの十分ほど無駄にするが、時間までにちょうど予定した内容を話せた。そろそろ夏にコロラド大でやった講義のノートを使いきるので、続きに何の話をするか準備をはじめないといけない。

その後はしばらく # 君と + 君と議論、など。

家に帰る頃にはすっかり暗くなる。気温もようやく秋らしくなった。帰り道の電車では + さんとご一緒したので、しばし雑談。


Oct 23 23:54, Tokyo

今日は息子のベビーシッターの都合がつかなかったので奥さんと僕で半々ずつ担当する。

朝は奥さんが娘を保育園に連れていってそのまま出勤、僕は息子の相手。

息子に昼を食べさせ終わったあたりに奥さんが帰宅、我々も昼食をとって交代、僕は図書館の机で仕事。

基本的に、溜まったメールに片端から返事をしてゆく。また、さらに一通推薦状を仕上げる。

日が暮れて、一度家に戻って、早生の小粒の蜜柑をたべる。これは午前中に息子を乳母車にのせて散歩していたときに、買ってくれと言いたげに店先に並んでいたものだが、おいしい。良い買い物をした。

娘を保育園に迎えに行って、ピアノにつれてゆく。相変わらず家では練習をさせようとしてもダメだが、実際のレッスン中の集中することには感心する。

子供たちの寝かしつけには時間がかかった。十時過ぎになる。奥さんも寝てしまう。僕は家事をすませて、仕事の続き。


Oct 23 00:22, Tokyo

今日は休日。午前中は雨は強かったり弱かったり、家族でスーパーに買い物に行く程度。

昼食後息子が寝たので、奥さんは家に、僕は娘を上野の科学博物館に連れてゆくことにする。科学博物館には小さい子供用のアスレチック兼博物館入門のようなところがあるそうなのである。各時間に入れる人数に定員があって、予約が必要なのだが、昨日のうちに奥さんが買っておいてくれたらしい。着いてみると娘は大喜びで走り回って、すべり台やらつり橋で遊びまわったが、そこに置いてある展示には目もくれない。

満足した娘は帰り道で昼寝。家に着いた後も機嫌が良かった。夜も一瞬で寝た。一方、息子は昼寝を充分したせいか、夜に寝かけたところまた起きてしまい、案外遅くなる。


Oct 22 00:14, Tokyo

日曜はまずは近くの公園で息子と娘を遊ばせる。

昼食のあとは遠めの公園まで娘の自転車の練習を兼ねて家族で出掛ける。息子は乳母車で押していったら着いた頃には寝てしまった。奥さんが僕に息子を連れて帰って一緒に昼寝でもしたらというが、僕が娘を見て奥さんに昼寝をしてもらうことにする。

公園ではモミジバフウの木の赤くなって落ちた葉を集めて花束ならぬ葉束をつくる、学芸会の練習をしているらしき小学生のお姉さん方を眺める、どこだかの中学か高校のジャグリング部の男の子たちの練習風景を眺めて感嘆する、なわとび、シャボン玉、ボール遊び... と済ませたところで砂場に行ったら、保育園のお友達が二人もいてさらに大はしゃぎ。そうこうしているともう一人保育園のお友達があらわれ、そこら中走り回って鬼ごっこ。

遊び疲れた娘を何とか家につれて戻る。

今日はまずは娘を保育園につれてゆく。僕は柏へ。

あちらでは沢山メールに返信を書く。あとは少々 # と議論。

いつもより三十分ほど早い時間に何故か仕事が一段落したから、次の作業にかかる前に帰ることにする。

帰りに郵便受けをみると、畏友の $ 君が彼の近刊「高次元共形場理論への招待」を贈ってくれていた。帰りの電車で読む。彼がそこにいるような書き口で、良い。

夕ご飯の一品に奥さんが鰯の生姜醤油煮をつくってみたら、娘にも息子にも大人気だった。ご飯が進む味で、僕もいつもよりご飯を一杯余計に食べた。


Oct 20 00:16, Tokyo

今朝はゆっくりする。娘の咳は幸い朝には少しはましになっている。

十時ごろ、奥さんは娘をつれて出掛ける。僕は息子を奥さんのご実家まで預けにいって、家に戻る。奥さんは僕に休養をとってくれということだったのだが、結局、溜まったメールにひたすら返事をするのに使ってしまう。

奥さんと娘は結局はご実家に遊びにいったそうだ。夕方には奥さんが子供たちをつれて帰ってくる。駅まで迎えに行ったら、改札からは次々と同年代の家族連れが吐き出されてくる。

ここしばらく娘の咳、鼻水はすっかりとまっていて、夜泣きもお蔭でおさまっていたのだが、今日はすこしは咳があるからか、久しぶりに夜泣きがあった。


Oct 19 00:01, Tokyo

今日も娘は楽しく保育園に行く。僕は柏に。

午前中は滞在中の + と、それぞれ最近どんなことを考えているか、四方山話をする。

お昼ご飯前は定期健康診断に行く。検査は柏図書館の建物で行われたので、ついでに久しぶりに図書館にも寄って新書を一冊借りてきた。

昼食の後は % さんのセミナー、その後はすこし @ さんと議論。その後三時から五時までは = 君と議論。

帰る時間になったので家に向かう。家に戻ると久しぶりに娘が咳をしている。


Oct 18 00:14, Tokyo

木立と青空と。

昨日は息子の熱のため半日休暇を取る。

午前中は仕事、推薦状を二通書く。

午後は娘を保育園から早めにつれて帰ってインフルエンザの予防注射を受けさせ、その後夕方のピアノのレッスンの時間まで遊び、夕方はピアノのレッスンに連れてゆく。なかなか家では練習をしてくれないのであるが、行くのは楽しみにしていて、レッスンの間は非常に集中してやっているから、まあ今の所はそれで良いかと思っている。

幸い息子の熱は一昨日夜にはじめにパッとあがった以後は微熱にとどまっている。

今日は娘を保育園に連れていって僕は柏まで行く。

あちらでは午前中はメールに返信。昼食会は # が先週のセミナーの続きの話をしてくれる。

一時から三時までは講義。今日は理研/本郷/柏の三ヶ所をつないだ。というのは、理研にいる学生さんがこれまでわざわざ本郷に行ってそこでビデオ中継をみていたらしく、折角のテレビ会議システムなのだから理研とも直接つないだのだ。

その後のお茶の時間は % さんと @ さんと雑談をしていると物理の話になって、案外熱中して一時間ほど話す。何かちょっとやってみようということになる。

その後は * 君と = と四方山話。= が電磁双対性を非専門家むけに伝える悪くない図を思いついたといって教えてくれるが、確かに悪くなさそうだ。

帰宅してみると息子はもうほぼ回復したようにみえる。娘はインフルエンザの注射の後だからか、すぐに機嫌が悪くなる。まあしかしすんなり就寝。


Oct 15 23:14, Tokyo

今回は娘は連休明けでも楽しく保育園に行く。こちらは柏へ行く。

移動中も連休中に溜まったメールに iPad で次から次へと返事をする。あちらに到着してからは、返事に考えを要するものにいくつか返事を書く。

昼食で $ 君の隣に座ったら、僕はしょぼくれた恰好をして薄いセーターを着ているのに、彼は筋骨隆々としてランニングを着ている。お互いポスドクのころからも彼のほうが健康そうだったがこんなには違いがなかったと思うが、彼のここ数年でのトレーニングの結果が明らかである。僕もなにか運動を心がけたほうがいいだろうが、さて。

昼食後は # のセミナー。大人気で部屋は満員御礼。以前最後にあったのはお互いがポスドクだった頃からだから随分久しぶりだが、以前は綺麗に髭を剃っていた好青年だったのに、いまやモジャモジャの顎ひげと頬ひげに、伸ばし放題で八の字に突き出している口ひげまであって、腕にタトゥーまで入って、すっかり別人だ。

その後のお茶の時間は、? に先週の昼食会での話でわからなかったことを教えてもらったり、# のセミナーに来ていた @ 君に質問されたが答えられなかったりした。

帰宅途中、息子が熱を出したから小児科にいったと連絡。家に戻ると奥さんのご両親が着てくださっていて手伝ってくださった。息子は医者で熱冷ましを座薬で入れてもらったのが効いて、普段より元気なぐらい、夕ご飯もモリモリ食べた。とはいうものの早めに就寝。奥さんと娘もつづいて就寝。僕はゆっくり後片づけなど。洗濯物の乾燥が終わらないので日記を長々と書いている。


Oct 14 22:19, Tokyo

土曜は台風がやってくる。朝から雨。仕方がないので一家で家の中で過ごす。午前中は「アナと雪の女王」を借りたのを娘と見た。娘は粗筋をわかったのか定かでない。昼食後は息子が寝ていた所に僕も参加して昼寝。娘と奥さんはクッキーをつくる。夕方は大阪の実家に FaceTime をする。夜になると本格的に台風がやってくる。はやめにお風呂に入って皆で寝る。

日曜は台風一過の快晴。僕は前日に胃腸の調子が微妙におかしかったのは治ったのだが、どうも元気が出ず、家で休憩させてもらう。先日のインフルエンザの注射のせいかもしれない。奥さんは子供たちをつれてご実家へ。夕方は奥さんのご両親も一緒にもどっていらして、賑やかな夕食。

月曜はまた小雨。午前中は家族で街へ出掛けて買い物。娘と息子は一つずつ風船をもらってご満悦。うどんを食べて帰宅。途中で息子は寝てしまう。家に戻って皆で昼寝。昼寝の後も雨で外には遊びにいけず。部屋を片づけて、貰ってきた風船を放り投げて子供たちは遊ぶ。昼がうどんだったからか娘のお腹がはやく減って、はやめの夕食。


Oct 11 23:34, Tokyo

赤とんぼ。

今日も娘を保育園に連れていった後に柏へゆく。

今日は主に外国の研究費の審査を一つ頼まれていたので評価書を書く。沢山書かないと行けない欄があるので大変。

三時からは二時間ほど # くんと議論。徐々に大詰めである。

帰り道、スーパーに寄って頼まれた買い物をしようと思ったら、食料品がほぼ売り切れていて驚いた。大きな台風がくるので皆さん準備をしているのだろう。家に戻って奥さんに「済まないが行くのが遅くていろいろ無かったよ」というと「そんなことだろうと思った。まあ最低限は冷蔵庫にあるから大丈夫」とのこと。停電にならないことを祈る。


Oct 11 00:28, Tokyo

今日も娘は楽しく保育園に行く。僕は柏へ。途中で医者に寄ってインフルエンザの注射をする。

あちらではちょっとだけ用事をしたら、昼食会。数学者の $ が、二次元位相的場の理論の僕の全然知らなかった方向への拡張の話をしてくれる。

その後は一時から講義。前半は基本的な話をしたつもりだが、後半はその弦理論での応用としてちょっとオタクな話をし過ぎた。最近涼しいので部屋の空調は入れていなかったのだが、途中暑くなって聴衆にいた ? さんが部屋のドアを開けた。僕は「やっぱり暑いですよね、僕は汗だくなのですが僕だけ興奮しているのかと思ってました」というと ? さんが「そうやって暑いと思っているのは僕ら二人だけで他の人は冷ややかかも知れないよ」とおっしゃる。

その後はお茶の時間から帰る時間まで $ と雑談兼議論。最近こんな話を物性研で文献紹介したと教えてくれるが、それは僕が以前 # 君としばらく考えて頓挫した話に関連している。というわけで、文献紹介のときの資料をもらって # 君にも転送してみた。どうなるやら。

家に帰る。夜から雨になる。


Oct 9 23:48, Tokyo

夕暮れの三四郎池の森。

今日も娘は楽しく保育園に行く。透き通るような青天に心地よい風。僕は本郷に行く。

朝は総合図書館に籠ってメールの返事など。昼は瀬左味亭。その後はあまりに気候が素敵だから、外の椅子に座って ? の論文を読んでいた。以前から時々進捗を聞いていたのだが、とうとう出来上がったといって原稿を送ってくれたので。夕方までにざっと目を通して、返事を書くと暗くなっている。

折角総合図書館に寄ったので、以前借りた本を返却。また、司書さんに書庫から足利惇氏全集を取り出してもらう。この人は日本でのイラン研究の草分けだそうで、うちの研究所でイラン人ポスドクを雇うことになってからシャーナーメを数年掛けてゆっくり読んでいるのに関連して調べものをしていたら名前が出てきたのだ。

さて自動書庫から出て来た全集をめくってみると、何でも足利幕府の鎌倉公方の直系で、子供のころは逆賊足利尊氏の子孫だといっていじめられた回想記なども載っていてびっくりした。戦前の学者は家柄が良いことが多いがこれは段違いだ。


Oct 8 23:21, Tokyo

この雑草は頑張っています。

今日も娘は楽しく保育園に行く。僕は柏へ行く。

あちらではいろいろメールに返事、また、午後はセミナーが二つ。二つ目はこの秋からのポスドクの $ によるもの、一度きちんと勉強したい話。イントロを聴いていて、超対称性とモース理論とか、駒場での一二年生用の数理物理入門として丁度いいのではないか、と思ったりもするが、ちょっと無理か。

帰る時間になったので、帰る。二週間ぐらいまえからようやく駅までの一番の近道を使うのを再開した。春に桜が咲いているころに、自動車教習所が整地されて、敷地の外周の見事な桜並木が切り倒されてしまって、隣を通るのに耐えられなかったからだが、ひと夏を越えて横を通ってみると、雑草が茫々としていて、つわものどもの夢の跡である。今日通ったら、さらにそこで工事がはじまって、雑草も掘り返されて土が見えてきた。人間は何を作るのか。


Oct 7 23:54, Tokyo

今朝は娘は楽しく保育園にゆく。僕は家に戻る。というのは今日は息子のベビーシッターさんの都合がつかなかったので午前中は奥さんが、午後は僕が相手をすることにしたのだ。

午前中は僕はパソコンを開いて仕事。事務的なメールをいくつか、また、推薦状をさらにひとつ書く。また、少し前に # さんから出ると聞いていた数学の論文が出たので眺めてみる。別件で # さんとはメールをしていたので、「難しいですね」と書いたら、「細かい点もありますが、黒板で話したら一発で頓悟するタイプの議論です」と返事がきた。「頓悟」というのはいい単語だ。

昼食は奥さんが作ってくれて一緒に食べた。その後息子を寝かせて奥さんは会社へゆく。僕は息子が昼寝の間は仕事をする。起き出した後は公園に連れて行くなどして遊ぶ。楽しそうにとてとて歩き回っている。休日も僕はいつもほぼ姉の担当なので、弟と遊ぶのは新鮮である。秋風も心地よい。

夕方奥さんが帰ってきて、入れ替わりに僕は娘を保育園に迎えに行く。夜になって雨。


Oct 6 22:10, Tokyo

昨日は晴れ、朝は皆でスーパーに買い物に行って、帰りの公園でシャボン玉やら縄跳びやら。家に戻って昼食のあとは昼寝。

実家に久しぶりに FaceTime をしようと思ったらうまくつながらなかった。

夕方は図書館に娘と息子を連れてゆく。

今朝は曇り。ようやく秋だという気温で涼しい。

娘の自転車の練習を兼ねて、すこし離れた花屋まで植木鉢と培養土を買いに行った。もどってきてしばらくすると土砂降り、降られなくて良かった。息子の離乳食の間、奥さんの指示に従って昼食のチャーハンを作る。

息子が寝たので僕も昼寝。奥さんと娘は寝ずに遊んでいる。僕が起きたあたりで二人は遊びに出掛ける。そのころには雨は止んで日が射す。息子は寝ているので僕は部屋の片づけでもする。それが終わった後は実家の FaceTime がうまくいかなかった原因を考えてみるが、とりあえず iPad を再起動してもらったら治った。相変わらずそんなものである。

ちょうど娘と奥さんも戻ってきたので少々実家と話をする。音で息子も眠そうな顔をして起きてくる。

夕方娘と一緒にシクラメンを買ってきた植木鉢に植え替える。古い鉢のなかで生長し過ぎて根がぎっちり入っており、取り出すのが大変だった。

娘は昼寝をしていないので九時前にすっと寝た。息子は昼寝をたっぷりしたので九時半すぎになる。


Oct 4 23:57, Tokyo

富士へ向け疾走する列車。

朝は雨。娘は喜んで長靴を履いてレインコートを着て保育園へと向かう。歩いていると途中数分だけ大雨になってびっくりした。

風もあり、雲もぐんぐん動き、娘を保育園に置いて柏に向かう頃には青い空に日差しが暑い。

午前中は相変わらず事務的な用事。午後は移動中に考えた話を # との論文の原稿に反映させる。

帰り道のつくばエクスプレスからは進行方向に夕焼けを背にする富士が黒々と見えた。運転手さんも楽しかろう。それとも、運転に集中していてそれどころではないだろうか。

今晩は久しぶりに寝る前に娘の癇癪が爆発、親が息子を寝かせるのにかかりきりなのが気にくわなかったらしい。しかしまあ十時前には寝た。僕も寝てしまって、十一時半ごろ起きた。これから洗濯物と食洗器の片づけをして、寝るつもり。


Oct 3 23:12, Tokyo

今日は娘は楽しく保育園に行く。僕は柏へ行く。

朝は事務的なメールをいくつもやり取りする。十一時半からは昼食会、今日は $ の番。幸い木曜はカレーの出店が出ていることが多いので今日はそれを買って聞きながら食べた。

一時から三時すこし前までは講義。いろいろ良い質問も出てこちらも勉強になる。

その後は三時すぎから五時まで予定通り # 君と議論。駅まで一緒に雑談しながら帰った。

息子はあまりしゃべらないが、こちらの言うことは随分わかっているようで、これをお姉ちゃんのところに持ってって、というと持っていってくれるし、枝豆をゆでたという話をしているとそれをすり潰したものが大好物なので食卓まで寄ってきたりする。表情も豊かになって、見ていて面白い。


Oct 2 22:17, Tokyo

今朝も娘は行き渋るが保育園についたら元気いっぱい。僕は歩いて本郷にゆく。

学生さんの履修届を事務に提出してから、図書館に篭って、仕事。午前中はいろいろとメールに返事。昼は赤門横のカフェ。午後は # との論文を編集。昨日わかったところまでは書いた。

夕方家に戻って、娘を保育園に迎えに行き、ピアノのレッスンに連れていって、帰宅。息子は八時ごろ、娘は九時半ごろには寝た。


Oct 1 22:48, Tokyo

燃えるような夕焼け。

昨日朝は保育園にスッと行ってくれる。僕は柏へゆく。朝は推薦状を一通書く。

ようやく締め切りの近い推薦状を済ませたので、午後は進んでいない $ との論文の編集に戻る。しかし一段落書いたところでまた混乱して詰まる。その後はずっとそればかり考える。

帰り道の夕焼けが綺麗な季節になってきた。学校を出てから駅につくまでに色を次々と変える空が美しい。電車にのって考え事に復帰する。

家でも考え事をしていて、家事やら子供たちが寝た後の奥さんとの会話に身が入っていなかったようで申し訳なかった。寝るときも日記を書く気にならず。

今朝は娘は保育園に微妙に行き渋るが、到着して親友にあうと「パパばいばい!」という感じだった。

僕は柏へ行く。駅から大学に向かう間に歩きながら考えていてようやく糸口がつかめた。午前中はもうすこし考える。わかった気がすると心も落ち着く。

午後はまず # 先生のセミナー、Haagerup subfactor の話。お茶の時間をすこし挟んで、+ のセミナー。彼のここ最近の合計約 200 頁におよぶ三つの論文の内容をかいつまんで説明してくれて、僕にはとてもためになった。

時間が来たので帰宅。駅では架線の向こうに細い細い新月が見えた。