Feb 28 23:05, Tokyo

日本的空間。

今朝も素敵な青天。娘を保育園につれてゆく。

今日したことは二つ。査読の返事の締切がすぎてしまったので、慌てて一通返事を書いたのと、某所の人事に関して意見を求められていたので丁寧に返事を書いたのと。

夕方、小さい子供たちが沢山荷物を持って家に帰ってゆくのを見る。どうも本当に来週から学校はしばらく休みになるらしい。

阪神大震災のあと数ヶ月学校が休みだったのを思い出す。僕は家でごろごろしてばかりで、社会に役に立つことも家族に役に立つことも何もしなかった。学校が再開したのは、ようやく学校の最寄り駅の数駅隣まで電車が開通したころで、そこからてくてくと瓦礫の中を学校まで歩くのである。それまで現実に目をつぶっていた僕には、既に随分片付けられていたであろうその光景も、あまりの衝撃だった、ように思う。

この長い突然の春休みを、この子たちは、どのように覚えるのであろうか。


Feb 28 00:05, Tokyo

冬枯れの梢と夕陽。沈丁花の花。

今日はうってかわって綺麗な青天。娘を保育園につれてゆく。

まずは、昨日投稿した論文に数学者からコメントが届いていたので返事を書く。これは # 君と去年から一年ほど掛かってやった話のなかで小さいが数学的に新しい部分を数学の論文として切り出して書いたもので、僕にとってもはじめての数学の論文だったのだが、コメントによると主定理は別の形で 1979 年の論文で示されていたとのこと。まあ、その古い論文では、実超表現の分類との関連はやっていなかったので、我々の寄与もゼロでは無い。

また、昨日に引き続き、; 君と @ とやりとりをして原稿の仕上げをする。

並行して、年度末に伴ういろいろな事務のメールのやりとり。

相変わらず世の中は騒がしいが、自分にできることをしてゆくしかない。


Feb 26 23:45, Tokyo

今日は一日曇、降り出しそうな降り出さなさそうな状態。

朝は娘を連れて保育園に行く。一度家に戻り、息子を今日みてくださる奥さんのご両親に渡して、僕は出掛ける。@ と書いた原稿を ; 君に送る。その他いろいろと事務的なメールのやりとりをする、など。

昼食時に家に戻って、昼は息子を一歳半検診にお医者さんまで連れてゆく。いつもごった返している人気のお医者さんだが、今日は空いていて、ゆっくりいろいろとお話が出来た。

その後はまた息子を奥さんのご両親に預けて、家の隅でメールのやりとりをする。

送った原稿は我ながら良く書けていると思っていたら、; 君からいろいろと問題点を指摘され、どれも至極もっともだ。

今日は子供たちを寝かせるときに僕も奥さんも寝なかった。雑談をしながら片付けをする。


Feb 25 23:01, Tokyo

今朝は娘は楽しく奥さんと保育園へ行く。息子も一緒に行きたそうなので、乳母車にのせて入り口まで僕が一緒に連れてゆく。奥さんはそのあと直接出勤。僕は家に戻って、ベビーシッターさんに息子を預け、多少家事をやってから、本郷へ。本郷は入試をやっている。

昼食は客が空いた頃に瀬左味亭に行ったが、昨今の状況を鑑みるに、お弁当を買って独りで食べたほうが良いかもしれない。

今日やったのは、? 君との論文について % に先週意見を聞いたのに返事が帰ってきたので、それを反映させること、あとは @ と # との論文の原稿にも手を入れること。

一度家に戻ってから、娘を迎えに行く。娘と息子を寝かせているうちに九時ごろ僕も寝てしまう。十時ごろ起き出して、後片づけ。


Feb 24 22:27, Tokyo

世の中が騒がしいのであまり出掛けたくない。しかし子供たちを家に閉じこめておくのは難しい。というわけで、土曜はそれほど人がいないだろうと思われる植物園に梅を見に行く。風が強く、花びらが舞い、梅吹雪を堪能。香りも素晴らしい。行きしはあまり乗り気でなかった娘も喜んでくれたようだった。

昼食後は奥さんは娘を近くのお友達と公園で遊ばせるために連れてゆく。僕は家の片づけ。

夜皆寝たあとは研究に時間を使ってみる。夜遅くなったので日記を書かずに寝る。

日曜午前中はのんびり過ごす。近くの公園に行くなどする。昼食後、奥さんが息子を寝かせていると、娘も珍しく寝てしまった。僕は起きてぼんやりしている。

さて、昼寝から起きた娘が寒いといってさらに毛布をかぶる。いつも暑がりの娘にしては何かおかしいと思ったら、急に高い熱がある。しばらく対応に追われる。夕食前に解熱剤を飲ませ、多少食べさせ、そのまま寝かせた。娘だけ寝室に寝かせて、他は食堂兼居間でなんとか寝ることにする。以前ならみんなと一緒に寝ると泣き叫んだであろう娘だが、今回は大人しく従ってくれて、成長を感じる。

月曜朝には娘は平熱にもどっている。鼻も咳も特にいつもの埃アレルギーに加えて症状はないようだ。一日大人しく過ごさせる。夜の九時前には奥さんと子供たちは寝てしまった。

二週間ほど前には息子が同様に一日だけ熱が出て次の日には下がってその他に症状はなかった。同じ風邪だろうか。


Feb 22 00:18, Tokyo

柏キャンパスの枝垂れ梅。

今朝は奥さんが娘を保育園につれていって出社、こちらはベビーシッターさんを待って息子を預けてから柏へ。

午前中は昨日に引き続きメールをいくつか。あとは多少考え事。午後は # 君と議論。

ららぽーとの赤ちゃん本舗で買い物をして、娘を保育園に迎えに行って、帰宅。

奥さんが最近私と子供たちが寝たあと熱心に研究をしているようだけど調子はどう、というので、研究じゃなくて新型ウイルスの状況を調べていた、というと、そんなに調べても私たちには基本的なことを気をつける以上のことはないんだから、折角だから研究したらという。まあそれはそうかもしれない。

まあしかし、決まった時間に子供たちがすっと眠ってくれるようになったのは有り難いことだ。


Feb 20 23:47, Tokyo

今朝も娘を保育園につれてゆく。午前中は来月の研究会の対応に追われる。

午後は都合により息子の相手をする。

来月の研究会というのは、昨年亡くなった恩師の追悼国際研究会を行う予定だったのだけれど、この一週間ほどの日本での新型コロナウイルス症例の増加ぐあいをみて、開催を取りやめることにしたのである。数日前から真剣に話をはじめ、昨日決定、今日関係各所に連絡をした。まあこの小規模の会合の事務的な話だけでこれだけ作業が必要なのだから、実際に新型コロナウイルス禍に対応するための手続きを回している官僚の事務量は相当なものだろうと思った。勿論現場の医師の皆さん、そして患者の方々が一番大変なのはいうまでもない。

これから重要なのは、如何に感染の拡大を遅くし、重症患者数が病院側の対応可能数を超えないようにするかという点だと思われる。そのためには、医療関係者でない僕には、自分がまずかからないよう気をつける、ひとにうつさないように気をつける、そうして、会合の主催者としては、会合を行わない、というぐらいしか無いようだ。


Feb 19 23:35, Tokyo

大学構内の花。

今朝は奥さんが早い時間に娘を連れて保育園に行ってそのまま出社。僕は今日息子をみてくれる奥さんのご両親がいらっしゃるまで家にいて、そのあと学校へ。

今日は主に来月の研究会の対応に追われる。しかし、並行して、一応いろいろな研究の共同研究者にメールの返事も書く。一番長いメールは ? 宛。

今日は娘のピアノ教室の日だが、奥さんによると、いつもそれから帰った後、僕の機嫌が悪く娘と喧嘩をしてばかりらしい。僕自身はあまり認識していなかったのだけれど。というわけで今日はじぃじに連れていってもらった。確かに今日の僕は夜も平穏だった気がする。


Feb 19 00:06, Tokyo

今朝も娘を保育園につれていって、その後本郷へゆく。

今日は ; と % 君との話に関して、方針を相談。近々けりを付けることに合意する。また、= との話に関して、長い返事を書く。また、@ との研究に関しても考えるが、基本的なことがわからなくなったので質問のメールを書く。

また、並行して、来月の研究会に関して、% 君と相談。

娘を保育園に迎えに行って、帰宅。


Feb 18 00:01, Tokyo

雨上がりの三四郎池にて。

今朝は娘のほこりアレルギーが強く出たらしく、ひどい咳がでる。流石に医者にみせようか、と奥さんと相談していると、毎朝のむアレルギーの薬が効いたらしく、すっと止まった。

娘を保育園に届けた後は本郷へ行く。理学部図書に籠って * 君との短い論文の残りを書いた。途中古本屋で一冊本を買う。

夕方娘を拾って家に戻る。うちの子はなかなか言うことを聞かないからなかなか保育園を出てくれない。その間に同じクラスの子のご家族がすっと入ってきてすっと連れて帰ったりする。

金星が西の夕空に美しい。南にはオリオン座も見える。娘に指さして教えてみる。


Feb 17 00:21, Tokyo

今日は小雨、うすぐもり。午前中は家でのんびりする。子供たちがお腹が減ったというので早めに昼食。

昼食後は奥さんが子供たちを連れて近場で買い物。僕は家の掃除をルンバにさせる、など。しばらくして、乳母車で寝た息子だけ受け取って、僕は一緒に昼寝。奥さんと娘はまた近くに出掛けてもうしばらくして帰ってくる。

その後は家で子供たちと遊ぶ。狭い家の中で体を動かしたがるから大変だった。


Feb 15 23:53, Tokyo

世の中が騒がしい。

今朝は娘は折り紙に熱中していて外にでない。昨日保育園でお友達に教えてもらったらしい。ハートの四つ葉のクローバーといって、案外手数が掛かる。

昼食後は近くののお友達と公園で娘を遊ばせる。その間奥さんと息子は昼寝。いちど戻ってきて、おやつ。その後は奥さんが子供たちをまた同じお友達と遊ばせにゆき、僕が昼寝。

子供たちは九時ごろに寝る。


Feb 15 00:06, Tokyo

今朝は普通に娘を保育園に連れていって普通に柏へ行く。

あちらでは @ さんから送られてきた原稿を弄る。また、* 君との論文の原稿にも更に手を入れる。

# 君との研究、 ! 君との研究もそれぞれ状況を確認。

お茶の時間は先週 ? 君とした話について + さんも加えてすこし議論。先週思ったほど簡単ではなく、深い問題のようだ。

さて、家に帰ろうとバス停まで来たら、お茶をいれた水筒を部屋に忘れてきたことに気付き、取りに戻る。


Feb 14 00:05, Tokyo

今朝は娘を歯医者に連れてゆく。これでようやく年末からの治療が終わった。保育園に送り届けてから、本郷へゆく。

あちらでは、* くんとの論文を書こうとするが、筆が進まない。純粋数学の結果としても簡単ではあるが意味はあると思うので、とても短い数学の論文として書こうとしているのだけれど、そうするとこれまでの理解にいろいろと埋まっていない論理の跳びがあるのが次々見つかるのである。弦理論をずっとやっているため僕の頭の中の厳密性の基準が非常に緩くなっているのが問題だ。

まあなんとか主定理の証明の第一稿を書いて、帰宅。

奥さんのご両親がいらしていて、賑やかな食卓。息子は四月から無事娘と同じ保育園に行けることが決まった。そのころまでに日本での新型肺炎の動向がどうなっているか、全くわからないけれど。


Feb 12 23:37, Tokyo

昨日は祝日。朝は家族で公園に行ってのんびりあそぶ。途中で奥さんと息子は買い物、僕は娘と戯れる。

いつもとても薄着の娘がいつになく自分から長袖を着るとかいうので気にしていたら、昼食後に息子が急に熱を出した。びっくりして娘にはテレビを見ていてもらって対応に追われる。しばらくして熱は下がったが、その頃には娘の不機嫌は頂点に達している。まあこれまでならこういうことになると親に絡みついて何かしてくれと行ってきたのだが、今回は独りで周りに当たり散らしているだけなので、随分の進歩ではあるのだが...

夜になって夕食後、また息子の熱はあがる。幸い朝には微熱になっている。奥さんのお母様も助けにきてくださって、大丈夫そうなので僕は娘を保育園につれていったあと柏へ行くことにする。

午前中は査読の返事をひとつ書き、海外の研究費申請の審査を頼まれていたのもひとつ返事を書く。

昼食後は ? 君と議論、お茶の時間になって休憩後は * と議論。* との話は一ヶ所詰まってどうにも進まなくなってから二週間ぐらい僕は棚上げにして任せていたら、いつのまにか = の助けによって解決していたらしい。これはめでたい。

家に戻ると息子は元気そうで、昨日熱がでたのは忘れている笑顔だ。保育園から帰っていた娘と話をすると、昨日家でほうっておかれたより今日保育園で皆と遊んだほうが楽しかったらしい。まあそれはそうだろう。


Feb 10 23:58, Tokyo

今日はベビーシッターさんの都合がつかなかったので、一日息子の相手をする。娘の保育園の送り迎えは奥さんが会社の行き帰りにやってくれた。

昼ごはんを食べさせた後、息子は自分から寝室の布団まで行く。僕が隣に横になってトントンとしてやろうとすると、僕のほうをみて「ばいばい。」というのは、父親の助けなく眠れるということだろう。しかし、結局眠れなかったらしく、すっくと立ち上がって玄関のほうまで行き外を指さす。乳母車に載せて押して寝かせてくれということだろうと思って、そうしてやる。すっと寝た。

家につれて帰って、玄関に乳母車をおいてそのまま寝かせる。その間こちらは最低限の仕事のメールに返事を書く。

三時ごろ息子を起こすと、僕の顔を見てまた「ばいばい。」というので、父親に構ってもらわなくてもよいということだろうか。しかしそのまま寝かせているわけにもいかないので、おやつで釣って乳母車から取り出す。

夕方になって、そろそろ奥さんがかえってくる頃になると、玄関にひとり座っておとなしく扉のほうをみている。いろいろとおもちゃや絵本でつって遊ぶのであるが、すぐに戻ってゆく。

等々、息子はおとなしいので特に問題はなかった。


Feb 10 00:11, Tokyo

土曜は冬曇り、朝から奥さんが子供たちをつれてご実家へ出掛けてゆく。僕は頼まれたものを買出しにゆく、多少片づけをする、昼寝、など。

夕方に皆戻ってくる。息子を僕が、娘を奥さんがお風呂に入れた。夕食にすこし梅酒を久々に飲んだら眠くなって、子供たちを寝かせるときに僕も寝てしまった。十一時ごろ起き出して、食後の片づけなど。

今日は雲ひとつ無い晴れ。朝は子供二人をつれて公園へ遊びに行く。そのあいだ奥さんは家の掃除。昼食後は珍しく娘が自分から昼寝をするという。息子と並んで昼寝をしたので、奥さんと僕も少々用事をしたあとに昼寝に参加する。

夕方に起き出して、久し振りに実家にテレビ電話、など。今日はお酒も飲まなかったが矢張り子供たちを寝かせた際に僕も寝てしまう。十時半ごろに起き出して片づけ。奥さんは僕のズボンの膝が破れた所を繕ってくれた。


Feb 8 00:06, Tokyo

今日はまず娘を歯医者に連れてゆく。今日は痛くもなかったようで穏当に終わる。問題は、病院を出ようとすると僕の手袋の片手がみあたらなかったことで、娘に申し訳ないながら病院内を探して歩く。結局おしまいに受付に寄って聞いてみたら届けられていて、はじめからそうすればよかった。

娘を保育園まで送り届けて、僕は柏へ。ららぽーとで昼食、学校まで歩く。あちらでは娘の治療を待っていた間にクラスタに投入した計算を確認するが、うまくない結果が出ている。

そうこうしていると + 君と話をすることになっていた時間になったので、今後どういう研究をはじめたいか、議論。

お茶の時間は ? 君に質問をされる。考えながら答えているとなかなか面白い話だ。大昔に誰かが論文にしていていい話だが、読んだ事は無い。

その他、いろいろ事務的なメールに返信、事務室に相談しにゆく、など。

帰宅途中はお茶の時間の続きの考え事をする。家に戻ると奥さんに「朝に頼んだ生姜焼きの追加の豚肉は?」と聞かれて、すっかり忘れていたことを思い出す。奥さんはまあ仕方がない、といって、お味噌汁に家にあった鶏肉を追加して料理を調えてくれた。家庭を顧みず自分の考え事ばかりしていてよろしくない。


Feb 6 23:32, Tokyo

今日は娘は昨晩届いた宅急便の段ボール箱を工作につかうといって持ってゆく。僕は柏へ向かう。本を読んでいると柏の葉の駅を乗り過ごしてしまい、あわてて次の駅で降りて引き返す。

お昼の会は * のセミナー。非常に勉強になった。昼食後はお茶の時間まで ! 君を交えて * と議論。お茶の時間は = と # に久し振りに数学の話を聞く。

その後は部屋に戻って朝から走らせていた計算の確認をしていると % さんが来て雑談のような議論のような。

ららぽーとでちょっとだけ買い物をして帰る。

家に戻ると娘が段ボール箱をかわいらしく飾り付けて持って帰ってあった。


Feb 5 23:59, Tokyo

今日も娘は楽しく保育園に行く。僕は本郷へ行く。

本郷では昨日に引き続き論文の引用文献を追加する。また、いろいろと研究上のメールに返事をする。いくつかは急がないからと思って後回しにしていたら一か月ぐらい経っていて申し訳ない。

また、それをやりつつクラスタで計算をすすめる。こちらは一回走らせると数時間待たないといけないので並行してやるのに丁度よい。

夕方まず家に戻って、娘を迎えにいき、ピアノ教室に連れていって、家に戻る。奥さんのご両親がいらしていて、賑やかな食卓。

息子はすぐ寝た。娘はまだ眠くないというので今日は絵を描いていてもらう。僕と奥さんは横で片づけをしたり仕事をしたりしている。随分眠そうになったところで布団に連れて行くと今日もすぐに寝た。


Feb 4 23:45, Tokyo

湯島天神の梅。

今朝は東京に来ている母と会うため午前は半休にする。イタリア料理屋で昼食。

その後僕は本郷へ行く。途中、湯島天神に軽くお礼参りをする。梅が随分咲いている。琳琅閣をのぞいて一冊古本を買う。

本郷ではパソコンを開いて考え事。@ 君との論文を書き上げねばならぬと思って、まずは参考文献一覧を準備しはじめる。

夜ははじめて子供二人を僕が風呂に入れた。息子も楽しんでくれたようでなによりだった。

娘は夜どうもうまく眠れないといって泣きそうになって寝室から出てくる。ひらがなの練習帳を渡したら僕が後片づけをしているあいだずっとやっていた。その後寝室に連れて行くと一瞬で寝た。


Feb 4 00:03, Tokyo

今朝も娘は楽しく保育園に行く。節分の催し物があるらしい。

溜まっている有給休暇をとるようにというおふれであるので、僕は家に居て最低限の仕事をメールでこなし、あとはクラスタでいろいろ計算をさせつつ、間の時間はぼんやりしていた。

昼のお弁当をスーパーに買いに行ったら普通のものがなく恵方巻きばかりで閉口する。一応恵方巻きの発祥の地近くの出身だから、何を巻くかには一家言があるのだが、売っているものはどれも邪道に見える。選択肢のすくない普通の弁当を買って帰る。

夕方娘を保育園に迎えに行くと、扉に鰯の頭とヒイラギが結わえてある。「これ、鬼を追い払うんだって!おうちでもやってよ」という娘。

九時ごろに子供たちを寝かせた所で僕もしばらく寝てしまう。十一時ごろ起き出して、後片づけ。


Feb 3 00:02, Tokyo

午前中は良い天気なので家族で公園に散歩に行く。途中やめておけというのに娘が歩道でハイハイをする、とおもったら指になにやら小さな刺がささった。これで「どうしよう」と娘が大騒ぎする。抜こうとしても嫌がって抜かせてくれない。

昼食後は奥さんと息子が昼寝。娘を公園に連れ出す。刺のことはすっかりわすれて公園で楽しく遊んでいたが、突然「刺が奥に入っちゃった」といって大騒ぎする。ちょうど良いので家につれて帰る。奥さんが起きた所だったので、抜いてもらう。この際も怖い怖いといって大変だった。歯医者より全然大した事がないと思うが...

夕方は息子をつれてスーパーにお使いに行く。

娘は八時半には寝てしまった。息子はもうすこしかかる。最近は乳離れさせようとしている。今晩は息子は寝る前頑張って「ぱいぱい、ばいばい」といって飲まずに寝たらしい。

さて、後片づけをしつつ、さらにクラスタにさせていた計算結果をみる。どう理解したものか悩ましい結果だ。とりあえず共同研究に短いメールを書いておく。


Feb 2 00:07, Tokyo

今日は娘の友達の家族と遊ぶ。しばらく公園で一緒に遊んだ後、うちに寄ってもらって昼食、節分が近いので娘とお友達とで海苔巻をつくったのを大人も食べる。

その後は息子が寝たので僕はその番をする。娘とお友達は母親ふたりに連れられてまた出かけてゆく。

僕は昨晩寝る前にざっとみた計算結果を詳細にみてみる。さらに状況を良く見るためにクラスタにまた計算をさせておく。その後は僕も昼寝。

夕方に娘と奥さんが帰ってきた。三時間も昼寝をした息子も起きてくる。僕はその息子を外に連れ出すなどする。

娘は大いに遊んだのですぐに寝たが、息子は当然ではあるがなかなか寝ない。十時ごろやっと就寝。

みな寝たので僕はまた計算結果を確認する。あとは後片づけ、日記を書く。またクラスタに計算を投入したら寝る予定。


Feb 1 00:36, Tokyo

月と夕焼けと。

今朝は娘を歯医者に連れてゆく。治療が終わって出て来てしばらくして痛くなったらしく、しばらく泣く。保育園まで連れて戻る。途中、ベビーシッターさんにつれられた息子に会う。泣いている姉をみて心配そうな顔をする弟。

僕は柏へ。ららぽーとで早めの昼食。柏の葉のららぽーとには大きな本屋があったのだが、売り場が六分の一ぐらいに縮小していることに気付いた。以前は専門書もいろいろおいてあったのだが、見る影もない。悲しいことだ。アレクサンドロス大王伝説ののイスラム圏での受容に関する本だとか、甲骨文と金文の拓本集とか、買ったのであるが...

さて、居室について、家からでもクラスタに入れるように鍵を設定。さて、計算結果を確認しようとすると、+ 君が来て議論、その後は = 君が来て話を聞く、ようやくお茶の時間ぐらいになって今度こそ計算結果を図示しはじめると、@ 先生がいらして十年ほど前の僕の論文について質問があるという。

C2/Zp 上でインスタントンの数え上げをすると coset W 代数がでるという予想をした論文であるが、いかにも根拠が薄弱だろうとおっしゃる。そこに書いた証拠は当時の観点ではかなり非自明だったという釈明をする。

と、いうわけで、ようやく計算結果をじっくりみるが、調べる箇所がずれていたようだ。見る場所を四半世紀前の信頼出来なさそうな数値計算にもとづいて決めたのが良く無かった。幸い見るべき箇所はほぼわかった気がするので、クラスタにそこを調べさせ、帰る準備をする。

家族が寝静まった後、計算結果を確認。まだ全然途中だったが、良く考えると更に十倍速くできることがわかった。それをやってから、後片づけ、風呂。あがってくると結果がでている。日記を書いたので、寝る。