Feb 16 00:54, Tokyo

冬空の椿。

昨日、今日と研究会に朝から参加する為、娘の保育園の送りも奥さんに頼む。

昨日は自分も一時間話し、四時前に研究会が終わった後も他の参加者といろいろと議論していると六時前になった。

気分転換をしようと、駒場図書館で本を借りると、さらに十分ほど遅くなり、渋谷からの帰りのラッシュに巻き込まれ、閉口する。これを毎日なさっている方は偉い。掛かる時間はいつもの通勤の半分程度だが、何倍も疲れる。

家に戻った後は体が冷えて体調がすぐれず、いつもは僕がやっているぶんの家事も全部奥さんにやってもらい、横になっていた。日記も書かずに寝る。研究会でエネルギーを使い過ぎたのも良くなかったのだろうと思う。

今日は冷える。小雪がちらつく。まずは駒場で博士論文審査の報告のための会議に出席、その後研究会で三コマ目の一時間を話す。これで研究会はおひらき。

昼食は $ さん、#、* くんと雑談、その後は数理科に戻って * くんと、偶然いらした % さんと議論。

その後は博士論文審査の書類を各所に提出、そうして、= さんと少々議論。

昨日ので懲りたので、五時過ぎ駒場を出る。そうすると昨日と同じ経路なのに全部座って帰れた。

夜は九時半頃子供を寝かせていると自分も寝てしまう。十一時頃目が覚めたので、家事の残りをやって、休憩、日記を書いているところ。


Feb 13 23:38, Tokyo

今朝は奥さんに娘を保育園に連れていってもらった。研究会の二日目。

十一時からは僕が話す番、数学科でやる研究会だからと思って数学者むけに準備をしてきたのだが、はじめに挙手を願うと、聴衆の数は物性理論 > 数学 > 素粒子論だったから、ちょっと間違った。

兎も角、一応こなす。三時間はなすうちの一時間。予定の七割ほどしか進まなかったから、残りの進行をどうするか考えないといけない。

その他の講演も勉強になる。隣接分野で何が知られているかを知らなさ過ぎるのを反省するが、こうやって急にいろいろ学べる機会があるのはありがたい。

家に戻ってしばらくすると、どうも体が冷えてきてその後はちょっとへばっていた。丁度今晩は奥さんのご両親が来ていらしたので助かったが、情けないことだ。


Feb 12 22:45, Tokyo

青空と梅の花。

今朝は連休の後なので娘が保育園に行くのを渋った。まあしかしそれほど泣かずに連れていくことが出来た。

その後は駒場へ。トポロジカル物性の数理の研究会が何故か数学科であるのである。実験の方の講演まである。

昼は $ 君と議論をしたりもする。おしまいの % さんの講演も、こういう話が厳密に数学的に証明されているのかと、勉強になった。

最近娘は自分のおもちゃが弟に使われるのが嫌なようで、過敏に反応する。奥さんと息子が入った後に僕が娘と風呂に入ると、おもちゃのカップがあるので、いつものように「これは誰が遊んだの!」というのであるが、「ママだよ」というと、「大人なのにおかしいな〜」と笑顔になった。まだまだ疑うことを知らない。


Feb 11 22:18, Tokyo

今日はまた曇って寒い一日。

午前中は娘は奥さんとクッキー作り。その間僕が息子をあやす。

昼寝の後はぐうたらしている、が、ずっと三歳の娘が家の中に居られるわけもなく、日が暮れるあたりから三輪車で薬局とスーパーに買い物に連れていった。

スーパーでは果物を何か買うといって聞かないので、いろいろ考えて金柑を買った。昨冬はよく買った気がするが、この冬ははじめて。

夜は九時半には子供たちは寝て、ありがたい。


Feb 10 23:30, Tokyo

今日は日が射して五度まであがったらしい。朝は娘は奥さんのご両親に公園でさんざん遊んでもらった。戻ってくると珍しく「ああ疲れた〜」と言う。昼ご飯の途中にうとうとしはじめて寝てしまった。

昼寝のあとは皆で自宅に戻る。

家に戻ってきた娘は、自分の棚の奥からサンリオの入浴剤を発掘した。半年ぐらい前に薬局にいった際に、誕生日が近かったからだと思うが、何か買ってあげようというと、何か分かってもいないのにパッケージが可愛いからだろう、これが欲しいといって聞かなかった。そうして家に買って持って帰ってきてずっと忘れていたのである。

というわけで、夜に娘とお風呂に入ったときに入れてみたが、何とまあ人工的な、きついピンク色のお湯になって、びっくり。入浴剤の中からはマイメロディの小さな人形が出て来て、本人は「またやりたいね」と言っていたが、そうはいかないぞ。


Feb 9 22:30, Tokyo

練馬の夕焼け。

金曜夕方は江口先生のお通夜。しかし研究会の最終日でもある。まずは娘を保育園につれてゆく。

家に一度もどって、慌てて喪服に着替え、柏へ行く。あちらでは、世話人のひとりでもあるので、講演をおしまいの + のまで聞く。最近の # 先生との共著の話を半分くらい、これは研究会でもう一人の共著者の % も話をしてくれたので、どういう予想なのかというのは判った。手を動かして僕も何か確認してみたいと思うが、時間があるだろうか。

さて、慌てて都心まで戻り、練馬の愛染院斎場まで行く。式のすこし前について、お顔を見てゆっくりお別れを言うことが出来た。泣かないつもりだったが僕は涙もろい。

お通夜の後はお食事をいただく。おしまいまで残っていたのは僕らの世代の弟子ばかりだったように思う。名残惜しく斎場を去るが、こういう機会でもあるし、もうすこし話をしよう、ということになって、とりあえず、地下鉄の駅の隣に有ったファミレスに十人で入る。何だか、時計が巻き戻ったような、懐かしい組み合わせだった。僕はアメリカに長期滞在した際に江口先生と同じ宿舎に泊まって朝食を作った自慢などをした。

三時間ほど話をして、家にかえったら、随分遅くなった。奥さんと子供たちは夕方から奥さんのご実家に行ってもらってあった。

土曜は少しだけ雪が降る。気温も二度までしか上がらなかったそうだ。

夕方までは、昼食に出掛けた以外は、自宅で来週の講演の準備、講義のレポートの採点などをして過ごす。

夕方からは奥さんのご実家にお邪魔する。娘の時間を潰す為にすこし離れた図書館まで連れてゆく。娘は、ちらつく雪から目が離せないからか、いつになく大人しく、ゆっくり歩いている。去年の大雪は、覚えているのだろうか。


Feb 7 23:29, Tokyo

今日も娘を保育園につれていって、柏では研究会。

今日は行きしの電車も帰りしの電車もぐうすか寝てしまった。車窓から西の空には細い月が見えた。

午後は今日は講演がなかった。というわけで、来週の別の研究会で僕が話す為の準備をしていた。黒板で話す為の準備はいつもの癖でルーズリーフに万年筆で手書きでやるのだが、書き間違えたときの訂正が面倒だ。以前は単にぐちゃぐちゃと線を書いて書き直していたが、数年経って読み返したときの読みやすさの為に、最近はもうすこし丁寧に書き直したくなってきたのである。

僕が小さい頃、父が机に向かってインク消しを使っていたのを思い出したが、今日はとりあえず研究所にあった修正液をつかってみた。また、大幅に書き間違えた段落は、家に戻ってから、娘の工作セットからハサミとゴム糊を借りて、上から紙を貼って、書き直してみた。

まあ、昨年末に iPad Pro を買ったのだから、それで書けばよいのであるが。論文への書き込みには重宝しているけれど、講義の準備に使う気概がまだ出ないのだった。

夜、息子が突然泣いて起きたときに、寝かせるのに最近効果がある方法がある。奥さんの隣に寝て大声で泣いているのを僕が抱え上げる。そうすると、母親から離されたことに気が付いてますます大声で泣く。これでしばらく待って、奥さんの隣に戻すと、もとの状況はそれほど悪くなかったのだと気付いて、すっと寝るのである。


Feb 7 00:03, Tokyo

雨上がり。

今朝は外がいつになく暗いなと思いつつ娘と家の玄関を出たら、娘は楽しそうに「傘を持っていこう!」という。雨は降っていないと思ったがまあいいか、と思って、娘にだけ傘を持たせて建物の外に出ると、案外降っていることよ。娘のほうが天候を良く把握している。というわけで一度家に戻って娘の靴を長靴に替えて、僕も傘を持って、出直す。

学校では研究会の続き。

昼は生協食堂にいつものように $ を含む数人でゆく。研究会に一人で参加しているらしき人も同じく生協食堂にいたのだが、彼に $ が声を掛けて一緒にここに座って食べようという。$ は優しい奴だ。

今日の講演が終わった夕方には降り続いた雨もあがり、僕の居室からは冬枯れの木々に夕陽にあたって、霧が覆っているのが見える。みるみるうちに霧は晴れてゆく。僕は家にかえる。

電車の中、となりに座った制服姿の高校生が輪っかに嵌まった小さい単語帳で試験勉強をしているらしい。二十年前の僕の頃と変わらないなあと懐かしく思ったら、ふと目に入った単語は英語でなく、スペイン語だった。


Feb 5 22:27, Tokyo

今朝は娘を保育園に連れていって、そうして柏へ行く。推薦状を投函。

ひきつづき研究会。

昨日の昼はキャンパス端のすし屋に四人で行ったのだったが、今日は % くんと ? さんを加えてキャンパスを少し外までいったうどん屋に行った。


Feb 4 23:36, Tokyo

今朝はご実家から直接保育園に連れていってくださった。というわけで僕は柏へゆく。

今週は研究会。+ が大きな研究会で話すのはあまり経験がなかったのか、随分興奮しているので、僕もはじめのころはそうだったかもしれない、などと、懐かしくも思った。

空き時間には * 君に、先週 # と話していて思いついた話を相談してみる。

封書でないといけない推薦状を準備して鞄に入れて、帰宅。昼の間に奥さんと子供たちも戻ってきていて、夕食。十時には子供たちは寝てくれて、有りがたいことだ。


Feb 3 23:34, Tokyo

今日も娘の世話は奥さんのご両親に任せてしまって、僕はのんびり # 君の書いたコードを読んでいた。だいたいは把握していたつもりだが、詳細を読もうと思ったので。

夕食後に僕は自宅に戻ってくる。


Feb 2 22:23, Tokyo

昼まで自宅にいて、午後はやくから奥さんのご実家に行く。娘は奥さんのご両親が遊びに連れ出してくださっていてみあたらない。

今日は僕も一泊させてもらうことにする。


Feb 1 23:58, Tokyo

今日も柏へ。あちらでは日蔭にはさすがに雪がつもっている。

まずは昨日の続きの考え事をする。昼過ぎ、僕の指導教員であった @ 先生が亡くなったと聞く。お通夜は来週だそうである。

お茶の時間からは、$ 君と + と議論。帰り道は途中まで $ 君と一緒だったので、議論の続きが出来た。大学を出る所で、池に鷺がいたのを見る。写真を撮ろうとすると逃げられてしまった。

帰り道、奥さんと子供たちは週末なので奥さんのご実家に一泊することにしたと連絡がある。僕は自宅で物思いにふける。